名投手ボブ・ギブソンさん死去 大リーグ通算251勝、84歳

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、カージナルス一筋で251勝を挙げた元名投手のボブ・ギブソンさんが2日、膵臓がんとの闘病の末に死去したと同日の地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチ(電子版)が報じた。84歳だった。

1967年、レッドソックスとのワールドシリーズ第7戦に登板したカージナルスのボブ・ギブソン=ボストン(AP=共同)
1967年、レッドソックスとのワールドシリーズ第7戦に登板したカージナルスのボブ・ギブソン=ボストン(AP=共同)
カージナルスが出場した2013年のワールドシリーズ第4戦で始球式を務めるボブ・ギブソン氏=セントルイス(AP=共同)
カージナルスが出場した2013年のワールドシリーズ第4戦で始球式を務めるボブ・ギブソン氏=セントルイス(AP=共同)
1967年、レッドソックスとのワールドシリーズ第7戦に登板したカージナルスのボブ・ギブソン=ボストン(AP=共同)
カージナルスが出場した2013年のワールドシリーズ第4戦で始球式を務めるボブ・ギブソン氏=セントルイス(AP=共同)

 1959年にデビューし、豪快な投球フォームで61年から14年連続で2桁勝利をマーク。68年には22勝9敗、防御率1・12で最優秀選手(MVP)とサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞。翌年から打者に有利になるよう、マウンドの高さが低く変更される契機になったとされる。サイ・ヤング賞には70年にも輝いた。81年に米国野球殿堂入りを果たした。

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