清水エスパルスの記事一覧
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⚽清水エスパルス 山原「チーム勝たせるプレーをする」 攻撃で躍動
J2清水のDF山原怜音(24)が攻撃面で躍動している。開幕戦で反撃ののろしを上げる同点弾に続き、前節大分戦でも貴重な追加点をたたき込んだ。得点がほしい、ここぞの場面で仕事をやってのける左サイドバックは「アシストでも失点を防ぐでもいいのでチームを勝たせるプレーをする。それがゴールならなおうれしい」とチームへの貢献を強く意識する。 攻守がかみ合い、完勝した大分戦。前半のMF宮本航汰(27)の得点で1-0でリードしながら、なかなか追加点を奪えていなかった後半28分、山原は自陣からドリブルを始めた。相手選手を1人かわすと勢いよく持ち上がり、味方へのパスの選択肢が複数ある中で右足を振り抜いてゴール右
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⚽清水エスパルス完勝 「本来の力」発揮 ホームで大分に2-0 J2第4節
J2リーグは16日、各地で第4節が行われ、清水はホームで大分に2-0で勝利した。 ①アイスタ▽観衆13609人 清水 3勝1敗(9) 2(1―0 1―0)0 大分 1勝2分け1敗(5) ▽得点者【清】宮本(1)山原(2) 【評】清水が安定した試合運びで大分に完勝した。 清水は前半からボールを保持する時間が長く、前線からの守備もはまった。26分にMFルーカスブラガがペナルティーエリア内で粘り、こぼれ球をMF宮本が押し込んで先制した。 相手GKの好セーブが続き、追加点をなかなか奪えなかったが、後半28分にDF山原がドリブルで持ち込んでロングシュートを決めた。相手に決定機はほとんど与え
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⚽清水エスパルス 連敗回避へ堅守崩せるか 16日、ホームで大分戦【J2見どころ】
J2清水は16日、ホームに大分を迎える。前節は4失点を喫し、今季初黒星となった。隙を見せずに我慢強く戦い、なんとしても連敗は避けたい。 4失点のうち、2失点がディフェンスの裏に放り込まれたボールの処理にもたついて奪われた。前半の5分間で連続失点したのも痛恨で、秋葉監督は「1人に責任を負わせず、全員でカバーする。ボールの出どころにも行き、二つ、三つとリスク管理しないといけない」と修正点を語る。 大分とは昨季1勝1分け。今季ここまで1失点の堅い守備を崩せるか。昨季アウェー戦で2得点のMF乾は「前からプレッシングに来るので、裏を取れる可能性が出てくる。早い段階で2点取れれば」と策を練る。
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⚽清水エスパルス 前節大敗「取り返す」 攻撃の核 乾、チーム鼓舞
J2清水のMF乾貴士(35)が今季も攻撃陣をけん引している。ここまでトップ下で3試合連続先発出場し、卓越した技術を生かした突破や正確なパスで相手の脅威に。前節の長崎戦で今季初ゴールを決めたがチームは4失点で大敗し、「ホームでしっかり取り返す」と16日の大分戦に向けて気持ちを切り替える。 日の丸を背負い、世界でも活躍したドリブラーは今季も健在だ。試合を通じてさまざまなポジションに顔を出してボールを受け、攻撃にスイッチを入れる。巧みなボールタッチは色あせず、数人に囲まれてもボールを失わないキープ力は敵味方関係なく観客をうならせる。 長崎戦の1発はチームを奮い立たせる得点だった。2点リードを許
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⚽清水エスパルス 大型FWタンキが入団会見「得点決めJ1へ」
J2清水に完全移籍で加入したブラジル人FWドウグラスタンキ(30)が13日、全体練習後に入団会見を行い、「たくさんゴールを決め、J1復帰に向けて全力でチームに貢献する」と意気込んだ。16日のホーム大分戦から出場可能になる見込み。 身長188センチの左利きストライカー。「攻撃だけでなく、前線からの守備を献身的にやる」と自身のプレースタイルを語った。 2015年にJ2群馬、17年にJ1新潟に所属。再び日本でプレーしたい気持ちが強く、清水からオファーを受けて「迷わずオッケーを出した」という。 ポルトガルリーグなどで活躍した際に付けた背番号99を選んだ。「家族のように一緒に過ごす時間が長いクラ
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⚽清水エスパルス大敗 長崎に1-4 開幕3連勝ならず J2第3節
明治安田J2リーグは10日、各地で第3節の残り6試合が行われ、清水は長崎に1-4で敗れ、開幕3連勝はならなかった。 ①トラスタ▽観衆6924人 長崎 1勝1分け1敗(4) 4(2―0 2―1)1 清水 2勝1敗(6) ▽得点者【長】増山(1)エジガルジュニオ2(3)マルコスギリェルメ(1)【清】乾(1) ①トラスタ▽観衆6924人 長崎 1勝1分け1敗(4) 4(2―0 2―1)1 清水 2勝1敗(6) ▽得点者【長】増山(1)エジガルジュニオ2(3)マルコスギリェルメ(1)【清】乾(1) 【評】清水は大量4失点で完敗した。 清水は前半、パスの意図が合わず、攻撃が停滞する場面
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⚽清水エスパルス 個の勝負強さで3連勝狙う 10日、敵地長崎戦【J2見どころ】
J2清水は10日に敵地で長崎と対戦する。前線の外国人選手には警戒が必要。1対1の局面で勝負強さを発揮し、2006年以来18年ぶりの開幕3連勝を目指す。 昨季のアウェー戦は終了間際の得点で辛くも引き分けに持ち込んだ。長崎はここまで、リーグ戦1分け1敗と波に乗れていないが、昨季リーグ得点王のFWフアンマら攻撃陣は強力。DF蓮川は「まずは個で負けない。粘り強く最後まで無失点でいく」と強調する。 開幕連勝で決定力などの課題に対して前向きに改善に取り組む。敵陣でのプレー精度を上げ、今節も複数得点を狙う。MF宮本は「必ず3人以上入るようにする」と決定機で相手ゴール前に厚みをもたせられるかをポイントに
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⚽17歳新星・西原 清水エスパルスの宝に リーグ戦クラブ最年少出場
期待の新星だ。J2清水のユース所属で2種登録されたMF西原源樹(17)が開幕から2戦連続で途中出場している。スピードに乗ったドリブルから得点に直結するプレーが魅力の高校2年生。2日の愛媛戦で本拠地・アイスタ日本平でのトップチームデビューを果たし、「こんな大舞台は初めてで緊張したが、楽しめた。もっと仕掛けたい」と向上心を見せた。 前橋市出身。兄の影響で小学1年からサッカーを始め、中学から清水のジュニアユースに入った。世代別日本代表にも名を連ねる。 今季開幕前の練習試合で計4得点の結果を残し開幕戦メンバーに抜てき。チームが勝ち点3という結果を求めて臨んだ敵地・熊本戦では、同点の場面で投入され
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Jリーグ・ルヴァン杯、6日開幕 全60クラブ参加に拡大
大会方式が刷新されたJリーグのYBCルヴァン・カップが6日に開幕する。J1に加え、今季からJ2、J3の全クラブに門戸が開かれ、60クラブによるトーナメント方式に。1試合の登録選手は18人から20人に増え、リーグ戦で出番の少ない選手の活躍や、番狂わせも見られそうだ。 1次ラウンドは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメントに進んだJ1横浜M、川崎、J2甲府を除く57クラブが10組に分かれ、一発勝負のトーナメントで争う。下位リーグのクラブが原則ホームで、各組を制した10クラブが8強を懸けたプレーオフ(PO)へと進む。 POを勝ち抜いた5クラブに、ACL出場の3クラブが加わって
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⚽清水エスパルス 17年ぶり開幕2連勝 愛媛に2-0 J2第2節
明治安田J2リーグは2日、各地で第2節の6試合が行われ、清水は愛媛を2-0で下し、開幕2連勝とした。 ①アイスタ▽観衆15758人 清 水 2勝(6) 2(0―0 2―0)0 愛 媛 1勝1敗(3) ▽得点者【清】北川2(2) 【評】我慢強く戦った清水が後半の2得点で完封勝利した。 清水は前半から好機をつくったが、相手GKに防がれた。縦パスに対する相手のプレスが厳しく、前線にボールを運べない時間帯が続いた。パスを奪われてシュートまで持ち込まれる場面もあったが、ゴールを割らせなかった。 後半13分にMF松崎のクロスをFW北川が頭で合わせて先制。終了間際にもMF乾のパスから北川が流し込
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⚽清水エスパルス ホーム開幕戦で連勝なるか 2日、愛媛戦【J2見どころ】
J2清水が2日にホームで迎えるのはJ3から昇格した愛媛。開幕戦で粘り強く逆転勝ちした清水は、その勢いのまま本拠地開幕戦でも白星をつかんで連勝したい。 昨季J3を制した愛媛は3年ぶりのJ2開幕戦で勝利を収めた。秋葉監督は「いいイメージで入ってきている」と警戒した上で、「ホームのアドバンテージを生かしてしっかりとたたく」と勝利にこだわる。 前節は決定力を欠いて苦戦。先制して主導権を握り、試合を終始優位に進めたい。FWカルリーニョスは「目標としているパフォーマンスではなかった」と前節を省みつつ、「試合を重ねれば連係を高められる」と、新加入選手とのさらなる融合を意識する。
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静岡人インタビュー「この人」 サッカーJリーグ清水エスパルスジュニアユース三島の指導者に就任した 池田昇平さん(静岡市清水区)
清水市(現・静岡市清水区)出身で、清水エスパルスの下部組織を経て2000年にトップチームに昇格。身体能力に優れたDFとして5季プレーした。その後は五つのクラブを渡り歩き、12年に現役を引退。ジェフユナイテッド市原・千葉のジュニアユースの監督などを歴任し、指導者として今季20年ぶりに古巣に復帰した。ジュニアユース三島では中学1年生の育成を担当するU-13(13歳以下)監督を務める。42歳。 -再びエスパルスの一員となって。 「清水にはアカデミー(育成組織)の中学時代から所属していたので、いつか戻りたいという気持ちはずっとあった。ジェフでも選手たちの成長を見られることに喜びを感じながら充実し
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⚽清水エスパルス MF松崎 ドリブル持ち味の新戦力レフティー 開幕戦で存在感
J2清水の新加入MF松崎快(26)が開幕戦で先発をつかみ、いきなり攻守で存在感を示した。チームの前線では貴重な左利きアタッカー。体調不良で今季の始動に出遅れたため、「まずは味方に認めさせる必要があった。フィニッシュの精度をもっと上げていく」とプレーで力を証明し、先発定着を狙う。 開幕戦の熊本戦では右サイドハーフで後半29分までプレーし、チーム最多の4本のシュートを放った。持ち味のドリブルで何度も相手ゴール前に迫り、クロスに合わせたヘディングシュートがゴールポストをたたく場面も。「相手のファーストプレッシャーを外すのはできていた」と手応えを振り返る。 守備面でもチームがテーマに掲げる攻守の
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⚽清水エスパルス MF 乾貴士 33【J's HERO】
監督は今年、特に精神的な強さを求めていて、きつい練習をしていく上で自分たちがどう打ち勝っていくか、いかにきついことから逃げずにできるかを試していると思います。35歳にもなって、こんなに走るとは想像していませんでした。 身体はきついけど新加入選手たちともしっかりコミュニケーションが取れているし、試合もこなしながら戦術面の擦り合わせもできているので、徐々にチームとして良くなってきている感覚があります。今年は個の特徴を持った選手が加わったし、若くて良い選手がたくさんいます。期待していい選手たちばかりで、一緒にJリーグの舞台で戦っていくのが楽しみです。J1昇格に向けて突き進んでいきたいです。
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⚽サッカー元日本代表 岡崎引退へ 清水で大成「点取り屋」
サッカー元日本代表FW岡崎慎司(シントトロイデン)が今季限りで現役引退することが26日、発表された。ワールドカップ(W杯)で2ゴールを挙げるなど日本代表歴代3位となる国際Aマッチ通算50得点。チームのために体を張り続けたストライカーがスパイクを脱ぐ決意を固めた。 「ダイビングヘッド」代名詞 身長175センチで体格に恵まれているわけではなく、飛び抜けた技術や他を圧倒するほどの速さがあるわけでもない。2005年の清水加入直後は「FW8人中8番目」の評価。だが、攻守で労を惜しまぬ姿勢とゴール前での卓越した得点感覚を武器に大成し、日本代表歴代3位となる50ものゴールを積み上げた。 小学生のころか
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元代表FW岡崎、現役引退を発表 W杯3大会出場、通算50ゴール
サッカー元日本代表でワールドカップ(W杯)3大会に出場したFW岡崎慎司(37)が今季限りで現役引退すると26日、所属クラブのシントトロイデン(ベルギー)が発表した。クラブを通じ「今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました」とコメントした。 「ダイビングヘッド」が代名詞のストライカーで、歴代3位の日本代表通算50得点。今季は負傷の影響もあり、所属クラブで出場機会を減らしていた。 2008年に日本代表デビューし、75得点の釜本邦茂、55得点の三浦知良に次ぐゴールを積み重ねた。W杯は10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシア大会のピッチに立っ
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⚽清水エスパルスが開幕逆転白星 攻めの姿勢貫き、熊本に2ー1
サッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスは25日、熊本市のえがお健康スタジアムでロアッソ熊本と開幕戦を行い、2―1で逆転勝ちした。清水は前半に先制を許したが、後半15分にDF山原怜音が同点ゴール、同43分にはMF原輝綺の折り返しがオウンゴールを誘い、勝ち越した。 熊本―清水 後半15分、同点に追いつくゴールを決める清水・山原(中央)=熊本・えがおスタ(写真部・小糸恵介) ①えがおスタ▽観衆8059人 清水 1勝(3) 2(0―1 2―0)1 熊本 1敗(0) ▽得点者【清】山原(1)OG【熊】豊田(1) 【評】清水は熊本に逆転勝ちで開幕戦を白星で飾った。 前半は再三相手
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⚽清水サポーター 3年ぶり開幕戦勝利に歓喜と安堵 J1復帰へ幸先よし
サッカーJ2の清水エスパルスは25日、今季の初戦を迎えた。クラブ史上初めて2季連続でJ2を戦う清水は敵地・熊本で逆転勝ち。「今季こそJ1復帰を」と願い、現地に駆け付けたサポーターは3年ぶりの開幕戦勝利の味をかみしめた。 秋葉忠宏監督体制2年目の清水は、新加入選手4人を先発に加えて試合に臨んだ。埼玉県上尾市の会社員久保田陽亮さん(34)は「新しい選手が加わり、前半は連係面で心配な部分があった」と振り返るが、終盤の勝ち越しに「最後まで諦めない気持ちが見えた」と喜ぶ。 昨季はリーグ最終節でJ1自動昇格を逃し、プレーオフでも涙をのんだ。「昨年は開幕からつまずいたので、勝てて良かった」と安堵(あん
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⚽清水エスパルス、昇格占う開幕戦勝利にこだわり「泥くさくとも」 25日、熊本と敵地で
J2清水は25日の開幕戦を、アウェーで熊本と対戦する。キックオフは午後1時。秋葉監督は「選手はきつい練習を乗り越えてきた。いろいろな部分で相手を上回って勝ち点3を取る」と開幕戦勝利に自信を見せた。 熊本には昨季、ホームで1―3の逆転負けを喫した。指揮官は熊本を「前から圧力をかけてくる攻撃的なチーム」と認識。互いにメンバーの入れ替えはあったものの、「どちらがより成長したかを示す指標になる」とチームの現状を把握する一戦とも捉える。 MF乾やFWカルリーニョスら昨季からの主力が攻撃陣を引っ張る。今季、下部組織出身選手としてクラブ史上3人目の主将に就任したFW北川は1トップでの出場が濃厚。「泥く
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⚽エスパルス清水 ユース西原を2種登録
J2清水は22日、ユースに所属するMF西原源樹(17)を2種登録したと発表した。今季のトップチームの公式戦に出場できる。
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⚽清水エスパルス新加入 MF中村亮太朗 狙う攻撃の「起点」 虎視眈々【しずスポ】
J2清水に今季新加入したMF中村亮太朗(26)がダブルボランチの一角に入り、特徴を発揮している。中盤でボールを受け、少ないタッチ数で前線に丁寧なパスを供給し、攻撃にリズムをもたらす。試合展開を読み、得点の「起点」となるプレーを虎視眈々(たんたん)と狙っている。 すでにチームの中心になりつつある。鹿児島キャンプ中の練習試合では2試合とも主力組でフル出場。MFの白崎、宮本とダブルボランチを組み、互いの特徴をすり合わせた。「3人ともプレースタイルは違う。良さを消し合わないようにした」 2022年から23年途中までJ1鹿島でプレー。「(鹿島では)ぬるいプレーをした人が浮いていた。球際の激しさはあ
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⚽清水エスパルス 「今年こそ」突破が至上命題【Jリーグ開幕特集】
昨季のJ1昇格プレーオフを突破できず、チーム史上初めて2年連続でJ2の舞台で戦うことになった清水。昨季は結果的にあと勝ち点1積み上げていればJ1に自動昇格できていた。「あと1点」「あと数分」の重みを痛いほど理解しているチームは、毎試合複数得点を奪い、圧倒するサッカーを追求する。 昨季途中に就任した秋葉監督が今季も指揮を執る。基本布陣は昨季と同じ4-2-3-1。試合展開に応じて3バックの起用も想定する。 センターバック、ボランチ、センターフォワードなどで昨季の中心選手が移籍した。それでも日本代表経験者のMF乾、GK権田、FW北川らに加えサイドで存在感を示すMF原やDF山原が残り、DF蓮川
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⚽清水エスパルス 悲願のJ1復帰へ神社で決意新た「必ず達成」
サッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスは17日、静岡市清水区の魚町稲荷神社で必勝祈願を行った。悲願のJ1復帰に向け、クラブの関係者が決意を新たにした。4年ぶりに一般見学が解禁され、選手らは約300人のサンバ隊に先導されて神社に到着。約千人のサポーターが見守る中、選手やクラブ関係者が玉串をささげた。 山室晋也社長は「必ず優勝、J1昇格を勝ち取ってエスパルスファミリーの皆さまに恩をお返しできれば」とあいさつ。秋葉忠宏監督は「最後に笑って昇格する。熱くともに戦いたい」と誓い、加藤拓己選手会長は「昨年かなえられなかった目標を必ず達成する。熱い声援とサポートをお願いしたい」と語った。 清水は
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⚽清水エスパルス 開幕向け出陣式「ともに戦って」 清水マリンパーク-エスパルス
J2新シーズン開幕に向けた清水エスパルスの出陣式と応援イベントが17日、静岡市清水区の清水マリンパークで開かれた。駆けつけた多くのファンが、秋葉忠宏監督と選手31人に大きな声援を送った。 秋葉監督は「エスパルスファミリーの皆さんの情熱と愛を感じている。必ず優勝してJ1昇格するので、ともに最後まで戦って」と呼びかけた。北川航也主将は「期待や声援に応える結果が得られるよう日々努力していく」と誓った。 応援イベント会場では、フリースローやストラックアウトなどのゲームに挑戦するスタンプラリーや、清水エスパルスへの応援メッセージ寄せ書きといった企画のほか、小学1~3年生を対象にした3人制ミニサッカ
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静岡人インタビュー「この人」 社会人サッカー「岳南Fモスペリオ」のコーチに就任した 平岡康裕さん(静岡市駿河区)
サッカーJリーグ清水エスパルスやベガルタ仙台でディフェンダーとしてプレーした。愛媛FCで昨季に引退を表明し1月、富士、富士宮両市が拠点で社会人東海1部リーグ所属の「岳南Fモスペリオ」のコーチに就任した。将来的にJリーグ入りを目指すクラブの底上げと意識改革を任される。富士宮市出身。37歳。 ―就任の経緯は。 「同学年でプロでも対戦した赤星貴文ゼネラルマネジャーから誘いを受けた。世話になったクラブに恩返しをしようかと考えていたところだったが、地元のクラブが強くなってより大きな舞台に駆け上がる将来像に面白さを感じた」 ―どんな指導者を目指すか。 「19年間のプロ生活で培った経験が伝えられる
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キャンプ初めて取材 J開幕への闘志実感 新城健太アナ【SBSマイクリレー】
立春が過ぎ、本格的な春の訪れを感じ始め、Jリーグも待ちに待った開幕が目前に迫ってきました。シーズン前の鹿児島キャンプに初めて取材でおじゃましました。鹿児島はJ2清水、J2藤枝、そして今年戦いの場をJ1に戻す磐田がキャンプを張って開幕に備えていました。 取材したジュビロの選手たちは、「今年はかなり追い込んでいる」と厳しい基礎トレーニングに充実の表情。指揮を執るのは去年、就任1年目でJ1復帰をかなえた横内昭展監督です。キャンプ中盤までの手応えを聞くと「正直、ステージが変わるからと言って、選手たちへのアプローチは去年とさほど変化はないが、選手たちが返してくれるリアクションの強度の高さに驚いている
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⚽清水エスパルス ブラガ「攻撃面 貢献を」 入団会見で意気込み
J2清水に期限付き移籍で加入したブラジル人FWルーカスブラガ(27)が13日、全体練習後に入団会見を行った。身長184センチのサイドアタッカーは「前進するプレーが特徴。攻撃面でチームに貢献してJ1に昇格したい」と意気込んだ。 ブラジル1部で通算122試合8得点。どのポジションを得意としているかとの質問には「左右どちらのサイドも臨機応変に対応できる」と柔軟性を強調した。 鹿児島キャンプ中の3日からチームに合流した。来日前に同じブラジル人助っ人のFWカルリーニョスから助言を受けたといい、「(チームに)フィットできている印象がある。もっと連係を高めて活躍できれば」と決意を語った。 (小沢佑太
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⚽清水エスパルス ドウグラスタンキが加入 ブラジル人FW
J2清水は12日、トルコ2部コジャエリスポルからブラジル人FWドウグラスタンキ(30)が完全移籍で加入すると発表した。背番号は99。 ドウグラスタンキは身長188センチ、体重92キロの大型FW。今季はトルコ2部で19試合10得点を記録した。2015年にJ2群馬、17年にJ1新潟でプレー経験がある。 今季の外国人選手の補強はFWルーカスブラガに続き2人目。現在来日手続きを行っていて、その後のメディカルチェックを経て正式契約となる。 ドウグラスタンキはクラブを通じて「モチベーションはすごく高い。リーグの最後はともに笑い、祝福を分かち合いましょう」とコメントした。
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⚽清水エスパルス 連動守備に手応え、攻撃面は発展途上 鹿児島キャンプ総括
J2清水が鹿児島での春季キャンプを終えた。約2週間後に迫る開幕に向け、練習試合を組みながら戦い方の定着や課題の洗い出しを行い、長丁場のシーズンを戦い抜く基礎をつくった。 昨季途中に就任した清水の秋葉監督は、シーズンを通じて戦える体作りと選手の融合をテーマに掲げて11日間のキャンプに取り組んだ。その上で勝負強さの追求や戦術の浸透を図り、Jリーグ勢との練習試合で主力組は無失点。守備面は手応えを得た。ただ、攻撃面ではペナルティーエリア内での好機が少なく、開幕までに仕上げが求められる。 練習試合は4日のJ2山形、10日のJ1磐田の2試合。中2日で練習試合を組むチームもあるが、試合翌日はコンディシ
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⚽鹿児島キャンプ集大成、静岡ダービー 清水/守備機能、攻撃に課題 磐田/若手奮起も前線精彩欠く
J1磐田とJ2清水は10日、鹿児島市の白波スタジアムで練習試合(45分4本)を行い、合計4―3で磐田が勝利した。同日、両チームは鹿児島キャンプを打ち上げた。 磐田は主力級が出場した1、2本目は攻撃陣が不発でゴール前の好機を生かせず無得点。1本目に先制点も許した。若手中心の3本目はMF藤原健介とMF平川怜のゴールで2得点。4本目もMF金子翔太、平川が決めて勝ち越した。 清水は1本目にMF西沢健太のゴールで先制。主力級が出場した1、2本目の90分間を1-0で終えた。3本目には練習生、4本目には清水ユースから練習参加のFW田代寛人が得点した。 ▽練習試合(45分×4本) 磐
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⚽清水エスパルス DF高橋「勝ち点1、1ゴールにこだわる」 鹿児島キャンプ(9日)
J2清水のDF高橋が局面の勝負強さへの意識を高めている。昨季のJ1昇格プレーオフ決勝の東京V戦で、終了間際にPKを相手に与え、結果的にJ1昇格を逃した。「勝ち点1や1ゴールにこだわり、全勝するつもりで圧倒的な強さを見せたい」と再起を期す。 1-0でリードして迎えた東京V戦の後半追加時間。ドリブル突破を図った相手FWに高橋がスライディングタックルし、PKの判定に。これを決められてそのまま試合は終わり、規定によってつかみかけていた昇格の切符はすり抜けた。 「不必要なファウルでものすごくもったいない。あのプレーでJ1昇格を逃して悔しい」。試合後に映像で何度も確認した高橋は反省と後悔を口にする。
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⚽清水エスパルス 今季主将に北川 下部組織出身「殻破る」
J2清水は8日、今季の主将にFW北川が就任すると発表した。下部組織出身選手が務めるのは2013、14年の杉山、20年の立田以来3人目。北川は「小さな頃から身近にこのクラブがあった。自分の殻を破りたい」とチームとともに自身の奮起を誓う。 静岡市出身の北川は清水のジュニアユース、ユースで育ち、15年にトップチーム昇格。18年にはリーグ戦33試合で13得点を上げる活躍を見せ、日本代表に選出された。19年にオーストリア1部のラピッド・ウィーンに移籍。22年に当時J1の清水に復帰した。 J2で過ごした昨季は33試合で4得点。J1昇格を逃し、自身とチームいずれの結果にも納得はいっていない。6日夜に秋
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⚽清水エスパルス 山原 積極攻撃に磨き 昨季長期離脱経験 「タフに戦う」闘志 鹿児島キャンプ(7日)
J2清水の3年目DF山原が積極的な攻撃参加に、さらに磨きをかけている。昨季はけがでの離脱を経験。「自分にはアグレッシブさや攻撃面の質が求められる。シーズンを通じてタフに戦う」と闘志を燃やす。 左サイドで上下動を繰り返すプレースタイルは今季も変わらない。プロ1年目の2022年シーズンは33試合に出場する活躍を見せたが、昨季は左足かかとのけがで長期離脱を余儀なくされた。キャンプを「開幕からスタートダッシュを決める体作りの準備期間」と捉え、強度の高い練習に打ち込む。 本職の左サイドバックの前方に入るのはFWカルリーニョス。筑波大4年生だった特別指定選手期間も含めると4年目のコンビで「お互いの特
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⚽清水エスパルス 新センターバックに名乗り 新加入のDF蓮川、走力と対人の強さが武器 鹿児島キャンプ
昨季までの主力が移籍したJ2清水の新センターバックに、新加入のDF蓮川が名乗りを上げている。182センチとセンターバックとしては決して大柄ではないが、高い走力や対人プレーの強さが武器。「1年間けがをしないのが目標」とチームの主軸としてシーズンを通じた活躍を見据える。 4バックで戦った4日のJ2山形との練習試合では左センターバックに入った。「お互いに信用してやれている」という右センターバックのDF高橋とともに積極的な守備を見せ、主力組が出場した70分間は無失点で切り抜けた。左サイドバックのDF山原やボランチのMF白崎とも「いい距離感でボールを動かせている」と連係の強まりを実感する。 スペー
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⚽清水エスパルス 経験豊富なMF矢島 前線のキーマンへ 鹿児島キャンプ
J2清水の新加入MF矢島が、豊富な経験を生かしたプレーで前線のキーマンとしての期待がかかる。卓越した技術が光るMF乾、推進力が持ち味のFWカルリーニョスら強い個性を持ち合わせた選手がいる中、「それぞれが何をしたいのかをつかみ、つなぐ立ち位置に入れれば」と自身の役割を語る。 J1浦和の下部組織出身。J1~3全てのカテゴリーを経験し、2016年リオデジャネイロ五輪の日本代表にも名を連ねた実績十分なMFだ。 4日のJ2山形との練習試合には主力組の右サイドハーフで出場。同じ右サイドのDF原との連係で相手守備の打開を図った。「ボランチが前向きでボールを持つのがいい状況」とチーム戦術を理解する。
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⚽清水エスパルス 決定力、連係に課題 山形と練習試合 鹿児島キャンプ
J2清水と藤枝は4日、鹿児島キャンプでそれぞれ練習試合を行った。清水は鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランドでJ2山形と45分3本、30分1本を行った。主力級が出場した2本目まではゴール前での決定機を逃し0ー0に終わった。メンバーを入れ替えた3本目は練習参加のMF西原源樹(清水ユース2年)の2得点で2ー1。4本目にFW郡司璃来が加点し、合計3ー1で勝利した。 ▽練習試合(45分×3本、30分×1本) 0-0 清水 3 0-0 1 山形 2-1 1-0 ▽得点者【清】西原2(西沢)、郡司 ※西原は清水ユースからの練習参加 清
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⚽清水エスパルス GK猪越優惟 力強いセービング武器【ルーキー紹介】
力強いセービングと足元の技術が光る守護神。GK陣が5人と多い今季は厳しい競争が待っているが、「良いところを吸収して自分のものにしていきたい」と虎視眈々(たんたん)と定位置取りを狙っている。 仙台市出身。帝京長岡高(新潟)で全国選手権の4強入りに貢献し、日本高校選抜にも名を連ねた。中大では3年で主力に定着。最終学年には主将を担い、チーム状況が苦しい中で「人をどう動かすか」という貴重な学びを得た。 身長185センチと体格で勝るGKでない分、「ジャンプ力や俊敏性を自分の武器に」と磨きをかける日々だ。キャッチング能力は他の選手たちとの差を感じ、向上に真摯(しんし)に向き合う。 背番号は野球界の
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⚽清水エスパルス DF高木践 守備力高い即戦力候補【ルーキー紹介】
身長173センチの小柄な体格をものともしない守備力の高さが魅力のディフェンダーだ。球際の強さやカバリング、跳躍力を生かしたヘディングでピンチを防ぐ。すでに昨季に大学生ながら特別指定選手で公式戦4試合に出場。今季は即戦力としての期待がかかる。 センターバックを主戦場としてきたが、よりレベルの高いプロでは「サイドバックで勝負したい」と定位置争いを見据える。ただ、昨年6月のリーグ第20節熊本戦ではセンターバックで先発して完封勝利に貢献。実力は証明済みだ。 大阪・阪南大高から阪南大に進学。本人は高校時代に「プロを目指すことは全く考えなかった」と振り返るが、同大の朴成基監督は「能力がすごく高い」と
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⚽清水エスパルス FW郡司璃来 全国高校選手権得点王 際立つ勝負強さ【ルーキー紹介】
全国高校選手権で輝きを放ったストライカーが、J2清水でプロの第一歩を刻む。市船橋高(千葉)から加入したFW郡司璃来(18)は選手権得点王の看板を引っ提げ、「早く試合に出てチームに貢献できるように」と1年目からの活躍を誓う。 得点感覚に優れた点取り屋だ。身長176センチと大柄ではないものの、駆け引きの巧みさやスピード、足元の技術でネットを揺らす。1月の練習試合では頭で2発たたき込むなど、多彩なゴールパターンを誇る。 市船橋高で1年から出場機会をつかみ、2年ですでに名門の10番を背負った。最終学年ではチームを総体、選手権と全国の舞台に導いた。5ゴールを挙げた選手権は、相手のマークが厳しくなる
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障害児のチアダンス開講 静岡でNPOと⚽清水エスパルス イベントで披露目標
障害者サッカーの普及に取り組むNPO法人静岡FIDサッカー連盟(瀬戸脇正勝理事長)が、Jリーグ2部(J2)清水エスパルスとの共催で、知的障害児や家族を対象としたチアダンスの教室「静岡パラフットボールチアダンススクール」を開講した。チアダンスを「サッカーの文化の一つ」と位置付け、活動の場を提供する。 静岡市駿河区で21日、初回の教室が開かれた。集まったのは市内外の小中学生の男女10人。エスパルスで公式チアリーダー「オレンジウエーブ」やダンススクールのディレクターを務める小宮山渚さんが講師となり、約1時間の振り付け指導を行った。 参加した子どもたちは手本を見ながら手足を動かし、慣れるとポンポ
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⚽清水エスパルス FWルーカスブラガ加入 ブラジル2部から
J2清水は30日、ブラジル2部サントスからブラジル人FWルーカスブラガ(27)が期限付き移籍で加入すると発表した。契約期間は12月31日まで。背番号は11。 ルーカスブラガは身長184センチのサイドアタッカー。これまでブラジル国内でプレーし、1部リーグ通算122試合8得点を記録している。今季の外国人選手の補強は初めて。 2月1日に来日し、メディカルチェックの後、3日に春季キャンプが行われる鹿児島に入る予定。
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⚽清水エスパルス、J3相模原と練習試合 3バックに手応え
J2清水は28日、三保グラウンドでJ3相模原と練習試合(45分3本)を行った。今季初のJクラブとの対戦で、主力級が出場した2本目途中までは1―0。3本合計でも4―1と勝利した。 「戦術の幅を広げたい」(秋葉監督)と今季の練習試合では初めて3バックのシステムを採用。中盤は底のアンカーに1人、インサイドハーフに2人を並べる3―5―2の布陣で臨んだ。 両サイドを起点にしつつ、「前にボールが出る回数が増えている」と指揮官が振り返るようにスペースも突きながら攻撃を組み立て。1本目41分、右ウイングバックの北爪のクロスから最後は2トップの一角に入ったカルリーニョスが蹴り込み、先制した。 2本目1分
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⚽清水エスパルス スタッフに西部洋平氏らOBが相次ぎ復帰
J2清水のスタッフにチームOBの西部洋平氏(43)が就任することが24日までの関係者への取材で分かった。月内から広報部に所属し、クラブを支える。 兵庫県出身の西部氏は2004~10年と16~20年の通算12年、清水でGKとして活躍。22年末にJ3富山で現役を引退した後は、静岡を拠点に解説業などに携わっていた。 また育成部門のジュニアユース三島U-13(13歳以下)監督には静岡市清水区出身で00~04年に清水でプレーした池田昇平氏(42)が就くことも決まった。 今季は育成部門のアカデミーヘッドオブコーチングにトップチーム元監督の平岡宏章氏(54)、ユースのコーチに山本真希氏(36)がそれ
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⚽静岡のJリーグ4チーム、初戦相手は? 詳細日程発表
Jリーグは23日、今季の詳細日程を発表し、1993年のリーグ開幕戦と同一カードとなる東京V―横浜Mは2月25日に東京・国立競技場で実施することが決まった。J1は広島―浦和、名古屋―鹿島の2試合が組まれた2月23日に開幕し、12月8日まで行われる。ヤマハスタジアムで行われるJ1磐田の開幕試合(神戸戦)は2月24日に決まった。 J2、J3は2月24日の開幕が決まり、J2が11月10日、J3が11月24日に最終節を迎える。その後、ともに昇格プレーオフが行われる。 J2藤枝は2月24日(藤枝サ、長崎戦)、清水は25日(えがおスタ、熊本戦)、J3沼津は25日(愛鷹、金沢戦)に初戦を迎える。 国立
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⚽清水エスパルス、仕上がり順調 ユース出身がアピール JFL滋賀に7―0
J2清水は23日、三保グラウンドでJFLのレイラック滋賀との練習試合に臨んだ。30分を3本行い、合計で7―0と大勝。今季2度目の実戦で、順調な仕上がりをうかがわせた。 ▽練習試合(30分3本) 清水 7(1―0 3―0 3―0)0 レイラック滋賀 ▽得点者【清】宮本(カルリーニョス)、乾(成岡)、安藤(乾)、北川(西沢)、西沢(小竹=ユース)、川本(山原)、小竹(北川) 4―4―2の布陣を採用し、状態不良の選手を除いた23人と、清水ユースの3選手がプレーした。1本目11分、ボランチのMF宮本がこぼれ球に詰めて先制。2本目2分には、今季初実戦のMF乾が技ありのループシュートを沈めた。
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【表】2024年サッカーJ2清水・藤枝日程(第1節~最終節)
Jリーグは23日、今季の詳細日程を発表した。J2清水・藤枝の日程は次の通り。 ※画像タップで拡大してご覧になれます
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⚽Jリーグ・ルヴァン杯組み合わせ 磐田、清水は2回戦から 藤枝は琉球 沼津は仙台と1回戦
Jリーグは22日、今季からJ1とJ2、J3全60クラブによるトーナメント方式に再編するYBCルヴァン・カップの1次ラウンドの組み合わせを発表し、J1磐田とJ2清水は2回戦から登場。藤枝はJ3琉球、沼津はJ2仙台と1回戦で当たる。3月に開幕する今大会の1次ラウンドは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)参戦中のJ1横浜M、川崎、J2甲府を除く57チームが10組に分かれて争い、各組を勝ち上がった10チームがプレーオフへ進出。直接対決の勝者5チームとACLの3チームで準々決勝を争う。 ※画像タップで拡大してご覧になれます
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⚽背番号23背負う 清水エスパルス/FW北川航也【J's HERO】
背番号23が出世番号と呼ばれているので、本当はもっと若い選手に付けてほしいと思っていました。ただ、空き番号にしたくはなかったという思いがあり、今シーズンは僕が背負うことになりました。 過去にも背番号23のシーズンはありましたが、その時よりもさらに活躍ができるよう、また新たにスタートできればという気持ちです。 結果はもちろん、この背番号に恥じないプレーができればと思うし、またこの出世番号を若い選手に紡いでいきたいので、気持ち新たに今シーズンを頑張っていきます。
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静岡県勢 Jリーグ優勝、飛躍目指して【ペナルティ・ヒデ FooTALK!/SBSラジオ番外編】
新しい年を迎えました。元日には日本代表の試合があり、6万人以上の観客が入りました。非常に素晴らしいことだと思います。これまでは天皇杯の決勝がありましたし、全国高校選手権を含め、正月のエンターテインメントとしてサッカーが根付いている表れでしょう。 Jリーグ32年目のシーズンも始動しています。ジュビロ磐田は、遠藤保仁さんの現役引退のニュースがありました。大ベテランがピッチを去り、オフには昨季を支えた複数の選手も退団。ただ、若手を起用していたチームなので、そういった選手たちが「もうJ2は嫌だ。ずっとJ1でやりたい」とどれだけ思うかで決まるんじゃないかな、と。 J2を優勝して昇格したわけではない
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⚽清水エスパルス 今季初の練習試合 新人FW郡司が2得点
J2清水は14日、三保グラウンドで今季初の練習試合を行った。東海大翔洋高と30分間の前後半で戦い、新人FW郡司の2得点などで6-0と大勝した。 始動してまだ6日目ということもあり、コンディション面からMF乾や白崎、FWカルリーニョスらが出場を回避。ユースの4選手を加えてメンバー構成した。システムは4-4-2を採用した。 目立ったのは新加入の選手たち。前半6分の先制点は、J1鹿島から加わったボランチのMF中村が前線に顔を出して流し込んだ。後半にはJ2山口から加入のMF矢島のCKに郡司が頭で合わせて2発。全国高校選手権を終えて間もないルーキーは「自分が実戦に一番近い。良いプレーができたと思う
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⚽「清水エスパルスをJ1に」 サポーター1000人集結、静岡で討論
静岡市駿河区のグランシップで13日、サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスのサポーター約千人が集まり、早期のJ1復帰への策を話し合うイベントが開かれた。大ホールで参加者が挙手をして順番にマイクを握り、意見を述べ合った。今後、主催者の一般社団法人エスパルスを愛する会(代表理事・石田徹アイエイアイ社長)がチーム運営会社と具体的な話し合いを行うことを決めた。 オレンジ色のユニホーム姿などで集まった人たちは、クラブ史上初の2季連続J2となったことについて、それぞれが思う原因と対策を出し合った。あるサポーターは「たった1人でも勝負への信念があれば、J1上位にいたのでは。純粋な信念が足りない」と述
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TGCしずおか 静岡県内出身の人気モデルら華やかランウエー
国内最大級のファッションイベント「SDGs推進 TGC しずおか 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(東京ガールズコレクション実行委員会主催、県、静岡市共催、プラチナパートナー・シャンソン化粧品)が13日、同市駿河区のツインメッセ静岡で開かれた。県内出身者を含む人気モデルらが最先端のファッションに身を包み、声援を受けてランウエーを華やかに進んだ。 俳優永野芽郁さんが赤と黒の衣装でトップバッターとしてサプライズ登場すると、会場は沸き上がり一気にヒートアップ。今春開催の浜名湖花博をPRするステージでは、県内出身のモデル池田美優さんやインフルエンサー「ひかりんちょ」
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⚽J2清水エスパルス チアゴサンタナの浦和移籍発表
J2清水は13日、ブラジル人FWチアゴサンタナ(30)がJ1浦和に完全移籍すると発表した。 チアゴサンタナはポルトガル1部サンタクララからの完全移籍で2021年に清水に加わった。欧州クラブで実績を残した実力通りの活躍で、3季連続の2桁得点を記録。22年には14得点でJ1の得点王にも輝いた。J1通算64試合27得点、J2通算38試合12得点。 チアゴサンタナはクラブを通じて長文のメッセージを残し、「皆さんに喜んでいただけるよう全力を尽くしてきた。エスパルスは必ずいるべき場所でふさわしい輝きを取り戻すと信じている」などと言葉を寄せた。
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⚽清水エスパルス チアゴサンタナJ1浦和移籍へ
J2清水のブラジル人FWチアゴサンタナ(30)がJ1浦和に移籍することが12日までの関係者への取材で分かった。清水での3季でリーグ戦39得点を挙げた助っ人ストライカーの流出は痛手になる。 チアゴサンタナは得点感覚に優れた点取り屋として、ポルトガル1部サンタクララから2021年に清水に加入。前評判通りに1年目から2桁ゴールを記録し、22年にはJ1リーグ得点王に輝いた。昨季もチーム2位の12得点を挙げ、クラブは契約更新に向けて交渉を続けていた。 ▶▶【写真特集】J2清水で活躍、FWチアゴサンタナ
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【写真特集】J2清水で活躍、FWチアゴサンタナ
サッカーJ2清水エスパルスのブラジル人FWチアゴサンタナ(30)が、J1浦和レッドダイヤモンズに移籍することが報じられました。 1993年2月4日生まれの30歳。ポルトガル1部サンタクララから2021年に清水に加入し、3シーズンでリーグ戦39得点を挙げる活躍をみせました。ゴールを量産し続けたストライカーの2023年の活躍を写真で振り返ります。
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清水エスパルスをJ1に戻そう! 13日、静岡で「愛する会」 元選手ら招き真剣討議
サッカーJ2清水エスパルスを応援する一般社団法人エスパルスを愛する会が13日、静岡市駿河区のグランシップでイベント「エスパルスを絶対J1に戻そう!」を開く。元選手らを招き、エスパルスをどうしたらJリーグ1部に昇格させることができるかについて真剣に話し合う。参加無料。中学生以上限定。午後1時から3時半まで開催(正午開場)。 昨年に続き2回目の開催。元選手の大榎克己さんと岩下敬輔さん、元スタジアムDJの鈴木克馬さんがゲストとして参加。全体での討議の後、チーム発足初期のエスパルスのビデオ観賞を挟んで2回目の討議を行う。参加者は自由に発言できる。 会は「エスパルスは、地域の企業と人々により支えら
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⚽清水エスパルス FW安藤がJ3沼津から復帰
J2清水は12日、昨季J3沼津に育成型期限付き移籍していたFW安藤阿雄依(19)が復帰すると発表した。 安藤は清水ユースから2023年にトップチームへの昇格を果たしたが、そのまま沼津に移籍。昨季はJ3リーグ7試合に出場して無得点だった。「(昨季の)プロ1年目より飛躍できるように頑張りたい」とコメントを出した。
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⚽郡司が清水エスパルス入団会見 「早く試合で貢献を」
全国高校サッカー選手権に出場中で5日の新体制発表に不在だったJ2清水の新加入FW郡司璃来(18)が10日、チームに合流してクラブハウスで入団会見に臨んだ。選手権で5ゴールを挙げて得点王に輝いたストライカーは「少しでも早く試合に出て貢献できるように」と抱負を語った。 選手権では市船橋高(千葉)の10番を背負い、チームの4強入りをけん引した。売りはドリブルでの仕掛けや相手との駆け引きの巧みさ。1年目の目標には大きく2桁得点を掲げ、「プロの世界に早く慣れないと」とチーム内での定位置争いを見据えた。
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⚽清水エスパルス、今季初練習 開幕ダッシュでJ1昇格へ 秋葉監督「誇りと覚悟を」
J2清水は9日、三保グラウンドで今季の初練習を行った。秋葉監督から「清水のエンブレムを背負う誇りと覚悟を持ってほしい」と言葉を受けた選手たちは、ピッチで約1時間半の軽めのメニューを消化。J1昇格を目指して始動した。 J2での2年目となる今季。昨季10得点10アシストと攻撃をけん引したMF乾は「(目標は)昇格以外ない」と言い切る。開幕7戦未勝利とつまずいた昨季を踏まえ、「最初の7試合で5勝はしたい」とスタートダッシュをポイントに挙げる。 ベテランの契約満了や一部主力の移籍などで選手の入れ替わりが多い中、若手4人が他クラブへの期限付き移籍から復帰。その一人のFW川本(清水ユース出)は4季ぶり
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⚽清水エスパルス カルリーニョスが契約更新
J2清水は8日、5日の新体制発表で契約交渉中としていたFWカルリーニョスジュニオ(29)と契約を更新したと発表した。カルリーニョスは昨季、J2リーグ36試合に出場してチームトップの15得点を挙げた。 去就が明らかになっていないのは、FWチアゴサンタナ(30)と、昨季J3沼津に育成型期限付き移籍していたFW安藤阿雄依(19)の2人となった。
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⚽清水エスパルス ヤゴピカチュウがブラジル1部に完全移籍
J2清水は7日、ブラジル1部フォルタレーザに期限付き移籍していたブラジル人MFヤゴピカチュウ(31)が完全移籍に移行すると発表した。 ヤゴピカチュウは2022年7月にフォルタレーザから清水に完全移籍で加わった。中盤の右サイドを主戦場にJ1リーグ12試合に出場したが、無得点と持ち味を発揮できず。23年は期限付きでフォルタレーザに所属した。「短い間だったが、クラブへの敬意と感謝の気持ちがある」と談話を出した。
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⚽秋葉体制の強化に注力 復権へ試される覚悟 清水エスパルスが新体制発表
J2清水は5日、新体制を発表した。清水にとって史上初のJ2での2季目となる今季は、復権を目指すクラブの行く末を占う1年となる。正念場のシーズンに向けて、クラブは続投を決めた秋葉監督を支える態勢づくりに力を注いだ。 新たに加わった顔ぶれが象徴的だ。秋葉監督が2020年から3季率いたJ2水戸時代の教え子のDF住吉、MF松崎を獲得。世代別の日本代表コーチを務めた際に指導したMF矢島も含め、指揮官の目指すサッカーを知る選手を〝即戦力〟として補強した。 スタッフにも依田コーチ、佐藤コーチ兼分析といった〝参謀〟を加えた。「戦術面の落とし込みの強化」(内藤強化部長)によって、組織的な戦いの完成度を高め
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阪神の岩崎投手にJ2清水の「13番」 サポーター公言、新ユニホーム発表にサプライズ登場
本拠地のアイスタ日本平で行われたJ2清水の新体制発表で5日、清水サポーターを公言するプロ野球阪神の岩崎優投手(32)=清水東高出=がサプライズ登場した。 今季のユニホーム発表の場面に駆け付け、阪神ファンの乾貴士選手(35)から名前と背番号13が刻まれた特製のユニホームを贈られた。岩崎投手は「清水で生まれ育ち、小さい頃からサッカーと言えばエスパルスだった。今季も陰ながらではあるが精いっぱい応援したい」とあいさつした。ユニホーム発表はシーズンシートを購入した希望者に公開され、集まった約300人を沸かせた。
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⚽清水エスパルスが新体制発表 「優勝しJ1昇格」
J2清水は5日、アイスタ日本平で新体制発表会見を開いた。昨季、J1復帰をあと一歩で逃して迎えるJ2での2季目。山室社長は「リーグ優勝を目指して戦っていく」と昇格を目標に掲げた。 今季のスローガンは「ONE FAMILY(ワンファミリー)」。クラブに関わる全ての人たちの総力で「もっと強く、もっとしたたかに勝利をつかみ取るチームになる」との思いを込めた。 昨年4月からチームを率いる秋葉監督が今季も指揮を執る。昨季は昇格を果たせなかったものの、総得点、失点の少なさはともにリーグ2位と攻守で一定の数字を残した。指揮官は「超攻撃的、超アグレッシブ」な戦い方を継続する考えを示した上で、「より走れるチ
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⚽清水エスパルス FWオセフンがJ1町田に期限付き移籍
J2清水は5日、韓国人FWオセフン(24)がJ1町田に期限付き移籍すると発表した。期間は来年1月末まで。 オセフンは韓国1部蔚山現代から2022年3月に完全移籍で加入。同年はJ1リーグ13試合1得点、昨季はJ2リーグ25試合2得点を記録した。クラブを通じて「必ず今よりもっと成長し、良い選手になれるよう頑張る」とコメントした。
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⚽平岡元監督 J2清水エスパルス復帰へ 育成部門入り
J2清水の育成部門に、トップチーム元監督の平岡宏章氏(54)=清水商高出=が入ることが4日までの関係者への取材で分かった。約1年半ぶりの古巣復帰となる。森岡隆三氏が2023年まで務めていた、下部組織の指導者育成に関わる「アカデミーヘッドオブコーチング」の後任に就く。 平岡氏は清水の下部組織の指導に長く携わった後、20年にトップチームのコーチに就いた。同年から2季続けてシーズン途中で監督を引き受け、22年は開幕から指揮を執ったが、同年5月で契約解除。クラブを去り、23年はJ1新潟のアカデミーダイレクターを務めていた。 下部組織のユースのコーチには、05~11年に選手として清水に所属した山本
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⚽清水エスパルス DF井林が鹿児島へ完全移籍
J2清水は4日、契約満了により退団が決まっていたDF井林章(33)がJ2に昇格する鹿児島に完全移籍すると発表した。
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⚽清水エスパルス J1浦和のMF松崎が完全移籍で加入
J2清水は4日、J1浦和のMF松崎快(26)が完全移籍で加入すると発表した。 埼玉県出身の松崎は東洋大から2020年にJ2水戸入り。22年に浦和に移り、今季途中にはJ2仙台に期限付き移籍した。ドリブルが武器の左利きのサイドアタッカーで、J1通算14試合1得点、J2通算85試合9得点。クラブを通じて「J2優勝、J1昇格という目標を達成するために頑張りたい」とコメントした。
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⚽清水エスパルス スタジアムDJ、27シーズンぶりに交代
J2清水は4日、今季からスタジアムDJに浜松市出身の仲田雄一氏(43)が就任すると発表した。1997年から27シーズンにわたりスタジアムDJを担当していた鈴木克馬氏は退任する。
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⚽清水エスパルス GK大久保、J3岩手へ
J2清水は3日、契約満了により退団が決まっていたGK大久保択生(34)がJ3岩手に完全移籍すると発表した。
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⚽清水エスパルス J2山口からMF矢島加入
J2清水は3日、J2山口のMF矢島慎也(29)が完全移籍で加入すると発表した。 埼玉県出身の矢島は浦和の下部組織から2012年にトップに昇格。浦和、G大阪、大宮などにこれまで所属し、今季は山口で36試合に出場して3得点を記録した。中盤のボランチやトップ下を主戦場とし、J1通算110試合6得点、J2通算146試合20得点。「秋葉監督の下、J1昇格に全力を尽くす」とコメントを出した。
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⚽清水エスパルス 主力MFホナウドが退団
J2清水は3日、ブラジル人MFホナウド(27)が契約満了により退団すると発表した。コーチの野口幸司氏(53)、フィジオロジストのフェリペ・オリーベ氏(53)のスタッフ2人も退任する。 ホナウドはブラジル1部フラメンゴから2021年7月に加入した。ボール奪取に優れたボランチとして、昨季までにJ1リーグ30試合に出場。今季はチームで3番目に多いリーグ戦39試合のピッチに立った。「このチームでプレーできたことをとても誇りに思う」とコメントを寄せた。 野口コーチは23年4月、フェリペフィジオロジストは22年6月からそれぞれ現職に就いていた。
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⚽清水エスパルス MF松岡、J1福岡に完全移籍
J2清水は30日、ブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノに期限付き移籍していたMF松岡大起(22)がJ1福岡に完全移籍すると発表した。 熊本県出身の松岡はJ1鳥栖から2021年8月に完全移籍で加入した。豊富な運動量を誇るボランチとして定位置を確保。22年1月にはA代表の候補合宿にも初招集された。ただ、開幕前の負傷離脱などもあり、同年はJ1リーグ22試合の出場にとどまった。今季の開幕前には海外移籍を模索。3月にブラジル行きを選んだが、出場機会はなかった。 松岡はクラブを通じて「自分の環境を変え、新たなクラブで夢を実現するためにチャレンジしたい思いが強くなった」と移籍の理由を記した。
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⚽清水エスパルス 川本、成岡、千葉が復帰 ユース出身3選手
J2清水は30日、J2群馬に期限付き移籍していたFW川本梨誉(22)=清水ユース出=、J2山口に期限付き移籍していたMF成岡輝瑠(21)=同=、J3今治に育成型期限付き移籍していたFW千葉寛汰(20)=同=の3選手が来季はチームに復帰すると発表した。 川本は今季、群馬で34試合に出場して3得点。プロ2年目の2021年からJ2岡山、群馬と期限付き移籍し、清水でのプレーは4季ぶりとなる。「清水が戻るべき場所へ戻るため全力を尽くす」との談話を出した。 成岡は8月に山口に移り、リーグ戦11試合に出場した。千葉は7月から今治でプレーし、リーグ戦16試合で7得点を記録した。プロ1年目の昨年5月から今
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⚽清水エスパルス 斉藤が期限付きでJ2群馬へ
J2清水は30日、J3相模原に育成型期限付き移籍していたFW斉藤聖七(23)=清水ユース出=がJ2群馬に期限付き移籍すると発表した。期間は来季の1年間で、清水と対戦する全ての公式戦に出場することができない。 流通経大から今季加入した斉藤は7月に相模原に移り、J3リーグ12試合無得点。「思い描いていたシーズンとはならず、プロの厳しさを痛感する1年だった。危機感を持ちキャリア2年目を闘いたい」と談話を寄せた。
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⚽清水エスパルス内定、郡司がハットトリック 全国高校サッカー1回戦、市船橋(千葉)快勝
サッカーの全国高校選手権第2日は29日、千葉県柏の葉公園総合競技場などで1回戦15試合が行われ、市船橋(千葉)は高川学園(山口)に4―1で勝利した。 注目のストライカーが初戦から大暴れだ。市船橋の郡司が、千葉大会決勝に続くハットトリックを達成した。目標としている得点王へ、絶好のスタートを切り「気持ちいい」と爽やかな笑みを浮かべた。 試合開始早々に高川学園を消沈させた。前半6分、左サイドから切り込むと強烈なシュートを決めて先制。4分後にはPKを冷静に決めた。これで試合を優位に進めると、3-1の後半21分は左クロスを頭で合わせ、1試合で多彩な得点パターンを見せつけた。 「練習より試合に出た
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⚽清水エスパルス MFコロリがスイス1部へ
J2清水は29日、今季限りで契約満了となったMFベンジャミン・コロリ(31)がスイス1部バーゼルに完全移籍すると発表した。
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⚽清水エスパルス DF落合、JFL沖縄SVに期限付き移籍
J2清水は29日、DF落合毅人(23)がJFLの沖縄SVに期限付き移籍すると発表した。期間は来季の1年間。法大から今季加入した落合はリーグ戦での出番がなく、ルヴァン杯1試合の出場にとどまった。「沖縄で力をつけて戻ってこられるよう頑張る」とコメントした。
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⚽清水エスパルス 新加入のスタッフ発表
J2清水は29日、新たに加わるトップチームのスタッフを発表した。GKコーチに土屋明大氏(40)、コーチ兼分析に佐藤亮佑氏(28)、フィジカルコーチに古辺考功氏(53)、分析担当に竹内智基氏(23)がそれぞれ就く。GKコーチは来季2人体制となる。 土屋氏は京都府出身で、2013年からJ2群馬で3季、16年からJ2山形で8季、GKコーチを務めてきた。佐藤氏は茨城県出身で、20年からJ2水戸で分析やコーチを担当した。古辺氏は広島県出身で、15年には清水でフィジカルコーチを経験。今季はJ3富山のコーチに就いていた。竹内氏は筑波大蹴球部アナリストが前任だった。
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⚽清水エスパルス FC東京のDF蓮川、期限付き加入
J2清水は28日、J1FC東京のDF蓮川壮大(25)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は来季の1年間。 東京都出身の蓮川はFC東京の下部組織から明大を経て2021年にFC東京入り。高い身体能力が売りのセンターバックで、今季は期限付き移籍先のJ2甲府で31試合に出場した。
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⚽清水エスパルス MF岸本がG大阪に完全移籍
J2清水は28日、MF岸本武流(26)がJ1G大阪に完全移籍すると発表した。 奈良県出身の岸本は徳島から2022年に加入。右サイドバックや中盤のサイドで主にプレーし、昨季はJ1リーグ10試合無得点。今季はリーグ戦32試合に出場して3得点を記録した。クラブを通じて「このチームでプレーできたこと、オレンジに染まった国立でプレーできたことを誇りに思う」などとコメントした。
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⚽清水エスパルス GK永井、J1横浜FCへの期限付き移籍延長
J2清水は27日、J1横浜FCに期限付き移籍していたGK永井堅梧(29)の移籍期間を1年延長すると発表した。今季J1リーグ18試合に出場。横浜FCは来季J2で戦い、永井は清水と対戦する全ての公式戦に出場することができない。
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⚽清水エスパルス 鹿島のGK沖、MF中村が加入
J2清水は27日、J1鹿島からGK沖悠哉(24)が完全移籍で、MF中村亮太朗(26)が期限付き移籍でそれぞれ加入すると発表した。中村の移籍期間は来季の1年間。 茨城県出身の沖は鹿島ユースから2018年にトップ昇格。俊敏性や足元の技術に定評があり、J1通算59試合に出場しているが、今季はリーグ戦の出番がなかった。 新潟県出身の中村は中大から20年にJ2甲府に加入。22年に鹿島に移り、今季途中からは甲府に期限付き移籍していた。パスセンスに優れたボランチで、J1通算15試合、J2通算71試合出場。
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⚽清水エスパルス 主将の鈴木、京都に移籍 精神的支柱としてチームけん引
J2清水は27日、DF鈴木義宜(31)がJ1京都に完全移籍すると発表した。主将として今季のチームをけん引してきた精神的支柱もクラブを離れる道を選んだ。 宮崎県出身の鈴木は大分から2021年に清水に加入。危機察知能力と統率力に優れたセンターバックとして主力を担った。同年6月に頭蓋骨を折る重傷で長期離脱を経験したが、昨季はJ1リーグ33試合、今季もリーグ戦40試合出場とフル稼働。21年と今季に主将を務めた。 鈴木はクラブを通じて「この3年間で何かをもたらすことができたかは分からないが、勝利した時の皆さんの笑顔を見ることが大好きだった。今後のエスパルスの躍進を心の底から願っている」とコメントし
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静岡県内Jクラブ明暗 磐田と清水、紙一重の差【追跡2023⑤完】
今季サッカーJリーグ2部(J2)から同1部(J1)への復帰を目指した県内2クラブは明暗が分かれた。ジュビロ磐田は最終節での大逆転で2位に滑り込み自動昇格。最終盤に失速した清水エスパルスは4位でプレーオフ(PO)の末、昇格を逃した。差は紙一重だった。 磐田の逆転昇格は補強禁止のハンディを逆手にとった現有戦力のフル活用が原動力だった。今季就任した元日本代表コーチの横内昭展監督(56)は選手の適性を見極め配置転換を行い、夏場の連戦では実質2チームを編成して11戦負けなしで乗り切ってチームを軌道に乗せた。最後まで一戦必勝の態勢を崩さず、最終節でもPOを見据えて控え選手を磐田に残して練習させた。
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⚽清水エスパルス MF西村がJ3長野に完全移籍
J2清水は26日、MF西村恭史(24)がJ3長野に完全移籍すると発表した。西村は今季、長野に期限付き移籍していた。 大阪府出身の西村は大型ボランチとして大阪・興国高から2018年に清水入りした。20年の開幕戦で先発してJ1デビューを果たしたが、主力定着までは至らず。21年からは北九州、長野と期限付き移籍で3季にわたりプレーしていた。清水でJ1通算10試合無得点。西村は「プロのキャリアをスタートしたクラブがエスパルスで本当に良かった」とコメントを寄せた。
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⚽清水エスパルス J1広島の住吉が期限付き加入
J2清水は26日、J1広島のDF住吉ジェラニレショーン(26)が期限付き移籍で加入すると発表した。契約期間は来季の1年間。 米国出身の住吉は神奈川・日大藤沢高、国士舘大を経て2020年にJ2水戸に入団。21年夏に広島に移った。身体能力の高さが売りのセンターバックで、J1通算15試合、J2通算48試合に出場。水戸時代には秋葉監督の指導を受けていて、「恩師の下でプレーできることに胸を躍らせている」とクラブを通じてコメントした。
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⚽清水エスパルス MF中山がJ1名古屋に完全移籍 今オフ初の主力流出
J2清水は26日、MF中山克広(27)がJ1名古屋に完全移籍すると発表した。史上初の2季連続J2が決まったクラブにとって、今オフ初の主力流出となる。 MF中山克広 神奈川県出身の中山は横浜FCから2021年に清水に加入した。快足アタッカーとして主に中盤の右サイドで起用され、昨季までの2年間でJ1リーグ46試合4得点。今季はプロ5年目でキャリアハイとなるリーグ戦38試合8得点を記録していた。 中山はクラブを通じて「新たな環境でプレーしてどこまで自分が成長できるのかを見てみたい気持ちが強くなり、決断した」と談話を寄せた。
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⚽乾、来季も清水でプレー 今季所属選手の更新第1号
J2清水は24日、MF乾貴士(35)と契約を更新したと発表した。クラブ史上初の2季連続J2が決まり、来季の編成作業にも影響が及ぶ中、今季の所属選手では第1号の更新発表となった。 チーム最年長の乾は加入2季目の今季、J2リーグ32試合に出場して10得点10アシストと活躍。リーグ2位の総得点を記録したチームの攻撃をけん引した。乾との契約は今季限りで、クラブは延長オファーを提示。本人も「このチームが自分は好き」と前向きな姿勢を示していた。
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⚽清水エスパルス 新コーチに依田氏 J3福島前監督
J2清水は24日、トップチームのコーチにJ3福島前監督の依田光正氏(46)が就任すると発表した。 東京都出身の依田氏は現役時代、山形などでプレー。引退後は群馬や町田、水戸などでコーチを歴任した。2022年から福島でヘッドコーチを担当し、23年7月からは監督を務めていた。依田氏はクラブを通じて「選手が躍動し、チームがJ1昇格できるよう全力を尽くす」とコメントした。
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⚽清水のMF神谷 韓国Kリーグへ
J2清水は24日、今季限りでの契約満了が決まっているMF神谷優太(26)が韓国Kリーグの江原FCに完全移籍すると発表した。
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⚽MF川谷、清水エスパルスに復帰
J2清水は23日、J2岡山に期限付き移籍していたMF川谷凪(20)=静岡学園高出=が来季は清水に復帰すると発表した。 プロ2年目の川谷は昨季途中に当時J3のいわきに育成型期限付き移籍したのに続き、今季は岡山でプレー。岡山でリーグ戦1試合、天皇杯2試合に出場した。1年半ぶりの復帰となり、「吸収できたことをチームに還元し、プラスになれるよう頑張る」とコメントした。
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憧れのプロとサッカー「楽しい」 J磐田の選手ら講師 浜松で小学生向け教室
現役、元Jリーガーによるサッカー教室「未来のヒーローズサッカーフェスティバル」(実行委員会主催)が23日、浜松市北区のはままつフルーツパーク時之栖で開かれた。近隣の小学生100人がトレーニングやミニゲームを通じてトッププロの技術を体感した。 ジュビロ磐田の山田大記選手、鈴木雄斗選手、金子翔太選手、植村洋斗選手、清水エスパルスの元選手伊藤優津樹さん、藤枝MYFCなどでプレーした谷沢達也さんが講師を務めた。児童は6人から指導を受けてパスやドリブル、シュート練習などに取り組んだ。デモンストレーションでは、シュートを間近で見学。力強いキックでゴールを決めると、児童や見守った保護者から歓声が上がった
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⚽J2清水エスパルス 大熊GMが退任 チーム編成指揮も低迷
J2清水は22日、チーム編成トップの大熊清ゼネラルマネジャー(GM)が31日付で退任すると発表した。後任は現時点では置かず、内藤直樹強化部長が編成を指揮する。取材に応じた山室晋也社長は「昇格できなかった結果責任」と退任の理由を説明した。 埼玉県出身でFC東京や大宮などの監督を歴任した大熊GMは、C大阪のチーム統括部長から2019年12月に現職に就いた。21年からは取締役とサッカー事業本部長を兼務。他クラブから即戦力を獲得する補強中心のチームづくりを推し進めた。 しかし、シーズン途中での監督交代を繰り返し、スタイルの一貫しないチームは低迷。昨季は7年ぶりのJ2降格に至った。今季は過去最高と
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下部組織の指導者育成、森岡隆三氏退任 サッカー元日本代表DF
J2清水で下部組織の指導者育成に携わっていた元日本代表DF森岡隆三アカデミーヘッドオブコーチング(48)が退任することになった。22日、JFLクリアソン新宿のフットボールアドバイザー兼クラブリレーションズオフィサーに来季から就くことが発表された。森岡氏は2019年1月にアカデミーアドバイザーとして古巣の清水に13年ぶりに復帰。20年に現職に就き、下部組織の育成指針となる「アカデミーフィロソフィー」の構築などに尽力した。
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⚽清水エスパルス吉田選手 母校・富士根南中で交流 「努力続けて夢に近づく」
サッカーJ2清水エスパルスの吉田豊選手(33)=富士宮市出身=が21日、母校の富士根南中を訪ね、全てのことに100%の力で取り組むことの大切さを全校生徒619人に伝えた。 吉田選手は勉強が苦手だったと中学生時代を振り返った。それでも、授業は集中して受ける姿勢を貫き、何事にも手を抜かない癖を身につけたと話した。学校での集団生活がチームスポーツであるサッカーでも役立っているといい、同級生の話を聞き、協力し合うことを勧めた。 将来の夢を探している生徒たちに対して吉田選手は「夢をかなえる絶対の方法はないけれど、努力を続ければ夢に必ず近づける」とエールを送った。3年の宝金陽向さん(15)は「全ての
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来季Jリーグ2月23日一斉開幕 J2昇格プレーオフを新設
Jリーグは19日の理事会で来季の大会方式を決定し、J1、J2、J3は来年2月23日に一斉開幕し、各20チームが2回戦総当たりのホームアンドアウェー方式で争う。J3の3~6位が出場するJ2昇格プレーオフを新設し、優勝クラブが昇格。J2から下位3クラブが自動降格となる。 YBCルヴァン・カップは全60クラブが参加するトーナメント方式に再編し、1試合の選手エントリー人数を18人から20人に増枠する。 2025~26年シーズンのアジアのクラブ最上位大会、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で日本勢の出場枠「3」をJ1の1位から3位に与える。ACLEの下位大会に当たるアジア・チャンピ
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Jリーグのシーズン移行決定 26年から8月開幕
サッカーのJリーグは19日、東京都内で理事会を開き、開幕時期を現行の2月から8月に変更するシーズン移行を全会一致で決定した。2026~27年シーズンから実施する。欧州の主要リーグとシーズンが一致することで選手の移籍が円滑になるほか、猛暑下の試合数が減って選手のパフォーマンスが向上することなどの利点がある。 シーズン移行は長年、議論されながら実現しなかったが、一つの区切りを迎えた。野々村芳和チェアマン(清水東高出)は記者会見し「ここからが大事。10、20、30年後に日本のサッカーが世界に追い付けて、小さな子どもたちがより大きな夢を描けるようになったと言ってもらえるような行動を、Jクラブの皆さ
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⚽清水と御殿場市がタッグ 子ども健全育成、市のPRに協力 ファミリータウン協定
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスと御殿場市は19日、協働による持続的な地域の発展を目的としたファミリータウン協定を市役所で締結した。子どもの健全育成や市の地域資源のPRなど幅広い分野で連携を深める。 エスパルスは以前から、同市で開催されるサッカースクールへのコーチ派遣などを続けている。県東部地域スポーツ産業振興協議会(E―spo、青山茂会長)が仲介し、協定締結に至った。子どもたちの教育や健全育成、同市内の学校や施設への訪問活動、シティープロモーションへの協力などが想定されている。 協定書に署名した勝又正美市長は同社によるこれまでの社会貢献活動への感謝を口にし、「選手のみなさんを
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⚽J2清水エスパルス MFヘナト、コロリと契約満了
J2清水は18日、MFヘナトアウグスト(31)、MFベンジャミン・コロリ(31)の2選手と来季の契約を結ばず、契約を満了したと発表した。 ヘナトは母国ブラジル1部のパルメイラスから2019年に加入。ボール奪取に優れたボランチとして、20年までの2季でJ1リーグ47試合5得点と活躍した。しかし、左膝に痛みを抱えて21年3月から長期離脱。今年4月のルヴァン杯川崎戦で2年1カ月ぶりの公式戦復帰を果たしたが、リーグ戦2試合に出場後、再び故障で離脱していた。「愛情のこもった応援を心より感謝している」などと言葉を寄せた。 コロリは21年夏にスイス1部チューリヒから加入。前線でプレーし、2年半でJ1リ
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⚽清水エスパルス 生え抜きMF竹内がJ2岡山移籍
J2清水は17日、MF竹内涼(32)がJ2岡山に完全移籍すると発表した。クラブ在籍14年の最古参で、清水でのリーグ戦出場は歴代10位の240試合。2度のJ2降格を経験するなど艱難(かんなん)辛苦にあったチームを長らく支えてきた生え抜きが、クラブを去ることになった。 浜松市出身の竹内は浜松開誠館高から2009年に加入。11年にリーグ初出場を果たし、J2北九州(当時)への1年間の期限付き移籍を挟んで13年から頭角を現し始めた。中盤の底のボランチを担い、16年から6季連続で20試合以上に出場。18年からは4季連続で主将を務めた。 今季は序盤にけがで離脱したこともあり、リーグ戦3試合、天皇杯1試
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⚽Jリーグ シーズン移行 26~27年 8月開幕 52クラブが支持
サッカーのJリーグが2026~27年にシーズンを移行することが確実になった。開幕時期は現行の2月から8月となる。14日、東京都内で開いた実行委員会でJ1、J2、J3の全60クラブが投票し、52クラブが「移行実施」を支持した。19日の理事会でリーグとして最終的に決定する。 Jリーグが提示した投票の選択肢は①シーズン移行実施を決め、残された課題を継続検討する②現段階ではシーズン移行を決めず、数カ月の検討期間を目安に継続検討する③シーズン移行を実施しない。継続検討を行わない-の3択。①が52票、②が7票、③は1票だった。 今後の検討課題は降雪地域を本拠地にするクラブの環境整備や、リーグ戦の空白
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⚽清水ユース昇格逃す 高円宮杯U-18プレミアリーグ参入戦
サッカーの高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグ参入戦は8日、広島市内で1回戦8試合を行い、清水ユースは仙台ユースに1-3で敗れた。清水ユースは前半11分にMF太田が先制点を挙げたが、17分、39分と失点を重ねて逆転を許し、後半10分にも試合の流れを決める3点目を奪われた。 参入戦は各地域のプリンスリーグを勝ち抜いた16チームが出場。4チームずつ4ブロックに分かれてトーナメント戦を行い、各1位が来季プレミアリーグに昇格する。 ▽1回戦 仙台ユース(東北) 3―1 清水ユース(東海) 岡山ユース(中国) 3―1 札幌ユース (北海道) 京都ユース(関西) 4―3 日章学園高(九州)
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⚽ベスト11に清水勢3人 J2アウォーズ MVPは町田・エリキ
Jリーグは7日、J2表彰を行い、得点ランキング2位の18ゴールで町田の優勝とJ1昇格に貢献したFWエリキ(29)が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。ベストイレブンは町田からエリキ、2位の磐田からDFリカルドグラッサ(26)が1人ずつ選出された。4位の清水からはGK権田修一(34)、DF鈴木義宜(31)、MF乾貴士(35)が選ばれた。 最優秀ゴール賞は乾が受賞。7月9日の大分戦でハーフウエーライン付近からドリブルし、右足でミドルシュートを決めた。 J2の各賞受賞者は次の通り。 ▽最優秀選手賞 エリキ(町田) ▽ベストイレブン GK 権田修一(清水)▽DF 宮原和也(東京V)鈴木義宜(清
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⚽清水エスパルス 選手や近親者に誹謗中傷、法的措置も
J2清水は6日、選手や近親者に対して交流サイト(SNS)上で誹謗(ひぼう)中傷があったとして、法的措置を含めた対応を取るとの声明を出した。 清水は2日のJ1昇格プレーオフ決勝で東京Vと1-1で引き分け、昇格を逃した。J1復帰には勝利が必要だったが、DF高橋が試合の最終盤にPKを与えて同点に追い付かれた。高橋はSNSで「誹謗中傷ですが僕に送ってもらう分は大丈夫ですし、理解しております。ただ妻のSNSに送るのだけはやめていただきたいです」と訴えていた。
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⚽清水エスパルス 秋葉監督が続投 来季「歓喜に変える」
J2清水は6日、今季途中からチームを率いていた秋葉忠宏監督(48)と契約を更新し、来季も指揮を執ると発表した。 千葉県出身の秋葉監督は4月にコーチからの昇格で就任し、開幕7戦未勝利だったチームの立て直しを託された。指揮を執ったリーグ戦35試合で20勝9分け6敗の成績を残したが、最終節でJ1自動昇格を逃し、プレーオフも決勝で敗退した。 同日、取材に応じた秋葉監督は「こんなに悔しい思いをしたことがない」と昇格を手にすることができなかった胸の内を改めて語った。その上で来季に向けて、「歓喜に変えられるように」と決意を口にした。 大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「チームを立ち直らせてくれた」と
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変わりゆくクラブの色 問われる現体制の展望【失意の名門 清水J1復帰ならず㊦】
今季、国立競技場でホームゲームを開催した清水は、試合に向けて一つの企画を行った。クラブ誕生の背景となった清水市(現静岡市清水区)の少年選抜チーム「清水FC」の発足から55年を記念し、顕彰する内容。清水FCの存在を元に、唯一の市民クラブとして初年度からJリーグに参加したエスパルスの原点を“聖地”で発信した。 地域の熱が選手を育て、やがてプロチームを生み出した特別な歩みを持つ歴史を振り返る試みはしかし、現在の姿と対照的であることを鮮明にした。 山室晋也社長、大熊清取締役ゼネラルマネジャー(GM)が就任した2020年以降、チーム強化への惜しみない投資が加速した。22年度
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⚽清水エスパルス 3選手と来季契約せず
J2清水は6日、GK大久保択生(34)、DF井林章(33)、MF神谷優太(26)の3選手と来季の契約を結ばず、契約を満了すると発表した。 大久保は2019年夏にJ1鳥栖から加入。J1リーグ28試合に出場したほか、今季の昇格プレーオフ2試合でゴールマウスを守った。「またアイスタでプレーする姿を見せられるように頑張る」とコメントした。 井林は21年夏にJ1広島から加入。J1リーグ20試合、J2リーグ18試合に出場し、セットプレーから3得点した。「自分らしさを出すことはできたので悔いはない」との談話を出した。 神谷は22年にJ1柏から加入。J1リーグ21試合1得点、J2リーグ22試合3得点を
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⚽偏る編成 若手は埋もれ 育成型クラブ 看板倒れ【失意の名門 清水J1復帰ならず㊥】
7季ぶりのJ2降格という昨秋の屈辱を経て迎えた今季。近年の低迷からのV字回復を図るべく、清水が打ち出した指針は「育成型クラブの再建」だった。指針の下には2027年のJ1優勝というチームの将来設計に加え、五輪やワールドカップ(W杯)の代表選出という選手育成の目標も盛り込んだ。 クラブは20年に社長、チーム編成トップのゼネラルマネジャー(GM)を一新。「強いチームをつくる」と右肩上がりの強化費で即戦力級を次々と獲得し、補強中心の編成を進めた。方針転換とも言える「育成型」の表明は、結果が伴わなかった近年の方向性を省みた上での、不退転の決意かに思えた。 しかし、ふたを開けてみればピッチに立つ顔触
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⚽元清水エスパルスの平岡引退 富士宮出身、清水商高出
J3愛媛は5日、清水商高出のDF平岡康裕(37)が現役を引退すると発表した。富士宮市出身の平岡は同校から2005年に清水に加入。1年間の期限付き移籍を挟みながら15年まで所属し、その後は仙台と愛媛でプレーした。J1通算355試合、J2、J3通算37試合出場。
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⚽清水「J2圧倒」昇格展望に狂い “失った7試合”の代償【失意の名門 J1復帰ならず㊤】
清水のJ1昇格がついえた2日のプレーオフ決勝の試合後。「自分に責任があって、ただただ力がなかった。それに尽きる」。今季途中からチームを率いる秋葉忠宏監督はそう言って自らを責めた。 ただ、そもそもクラブはプレーオフからJ1に滑り込む青写真など全く描いていなかった。新体制会見で示した5カ年計画「ビジョン2027」に示した今季の目標は「J2チャンピオン」。J2を圧倒し、4年後のJ1優勝という壮大な目標に向けた“助走”の1年とするはずだった。 その展望が大きく狂ったのが、スタートでのつまずき。開幕から7試合勝てず、J2の舞台で屈辱のクラブワーストを更新した。J2が42試合
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⚽「悔しさピッチで晴らす」 J1復帰逃した清水エスパルス 秋葉監督ら静岡新聞社で今季報告
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの秋葉忠宏監督、選手会長の山原怜音選手が4日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社の大石剛代表取締役と静岡放送の谷口智康代表取締役にJ1復帰を逃した今季の報告を行った。 7年ぶりにJ2を戦った今季は昇格を最大の目標に臨んだが、リーグ戦4位で自動昇格を逃し、プレーオフでも敗退した。J2リーグ4位は31年目のクラブの歴史で最低の成績となった。 山室晋也社長は欠席し、代わりに秋葉監督が「結果を出せなくて申し訳ない。ファン・サポーターの応援に報いることができなかったのは心残り」と頭を下げた。その上で「来季指揮を執るかは分からないが、この悔し
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⚽清水エスパルス 秋葉監督の去就流動的
清水の秋葉忠宏監督の来季去就は流動的な状況となっている。すでに指揮官が進めてきたチームづくりを踏まえて来季の編成作業に着手。J1昇格を果たした場合は続投が基本線だったが、監督選定に関わる山室晋也社長は「もう少し現場の声を聞きたい」と現時点では白紙を強調した。 秋葉監督は4月にコーチから昇格して就任。開幕から7戦未勝利だったチームを立て直したが、J1昇格にはあと一歩届かなかった。指揮官は試合後、「ただただ自分の力のなさを感じている」と語った。
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⚽清水エスパルス 大熊GM、去就はクラブに一任
1年でのJ1復帰を逃して過去最低の成績となったことを受け、清水の大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「責任は十二分に感じている」とし、去就をクラブに一任する考えを明らかにした。 大熊GMはチーム編成トップを担って4年目。今季はクラブ過去最高となる29億8千万円の強化費を費やしながら、J2リーグ4位と目標の優勝には遠く及ばず、昇格も逃した。5季連続となるシーズン途中の監督交代も行い、長期的展望を欠いたチームづくりが続いている。自ら進退は示さず、「(クラブと)しっかり話す」と述べるにとどめた。
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⚽清水エスパルス J1復帰ならず PO決勝、東京Vと引き分け
JリーグのJ1昇格プレーオフ(PO)は2日、東京・国立競技場で決勝が行われ、J2で3位の東京Vが2008年以来16季ぶりのJ1復帰を決めた。4位清水と1-1で引き分けて、規定によりシーズン上位の東京Vが昇格となった。清水は1年でのJ1復帰を逃した。 Jリーグ発足から参加する「オリジナル10」同士の対戦。清水は後半18分にPKで先制したが、試合終了間際、Jリーグ初代王者の東京VにPKを与えた。染野に決められ、土壇場で追い付かれた。 来季はFC東京、J2優勝の町田を含め、東京をホームとする3クラブがJ1で争うことになる。 【写真特集】激闘のJ1PO決勝 ▽決勝(国立)観衆5326
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⚽清水サポーター2万人 願いかなわずため息 J1昇格PO決勝
2日に東京都の国立競技場で行われたサッカーのJリーグ1部(J1)昇格プレーオフ決勝で、清水エスパルスは1―1で東京ヴェルディと引き分け、J2リーグ年間順位の上位が勝者となる規定でJ1復帰を逃した。敵地にもかかわらずスタジアムには約2万人の清水のサポーターが詰めかけたが願いかなわず、スタンドはため息に包まれた。 会場には清水のユニホームシャツやグッズを身に着けた観客が集結。南サイドスタンドを上段まで埋め尽くし、オレンジ色の無数の旗を揺らしながら大声援で選手たちを後押しした。しかし、試合終了の笛の音が響くと静まりかえった。 家族で訪れた三島市の会社員坂田里実さん(62)は「最後のPKの判定は
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清水エスパルスがJ1昇格逃す プレーオフ決勝で引き分け
サッカーのJリーグ1部(J1)昇格プレーオフ決勝が2日、東京都の国立競技場で行われ、J2リーグ4位の清水エスパルスは同3位の東京ヴェルディに1ー1で引き分けたが、年間順位上位が勝者となる規定でJ1昇格を逃した。
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⚽清水エスパルス 東京Ⅴ戦勝利へ秋葉監督「先制が鍵」 きょう国立でJ1昇格プレーオフ決勝
J1昇格プレーオフ決勝が2日に行われ、J2リーグ4位の清水は敵地の東京・国立競技場で同3位の東京Vと対戦する。Jリーグ発足時の参加10チーム「オリジナル10」に名を連ねる両チームによる、昇格の残り1枠を懸けた最終決戦。清水は1日、練習を完全非公開にして最終調整した。 清水は年間順位で下回るため、昇格には勝利が必要となる。「勇敢に、超攻撃的にプレーできるか。先制点がキーポイントになる」と秋葉監督。リーグ最少失点を誇る相手に対し、リーグ2位の78得点の攻撃力を発揮して先手を奪えるかが勝負の分かれ目となりそうだ。 東京Vはプレーオフ準決勝でリーグ6位の千葉を2―1で下した。前半で2点を先行
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⚽清水と東京Vが意気込み 12月2日、昇格PO決勝
J1昇格プレーオフ決勝の東京V―清水は12月2日に東京・国立競技場で行われる。両チームは30日、オンラインで合同記者会見に臨み、東京Vの城福監督は「チームが一丸となり、ここまで来られた。クラブの願いをかなえたい」と2008年を最後に遠ざかるJ1への思いを口にした。 東京Vの森田主将は「今はチームに自信がある。決勝で100%をぶつけられたら」と語り、1年でのJ1復帰を目指す清水の乾は「勝つイメージしかしていない。J1に帰れるよう気持ちを込めてプレーしたい」と意気込んだ。東京VはJ2で3位、清水は同4位で、規定により引き分けの場合は東京Vの昇格となる。
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⚽清水エスパルス 昇格へ吉兆データ、因縁東京Ⅴ相手に今季2戦2勝 勝利条件下で堅守攻略だ!
J2清水は12月2日に敵地の東京・国立競技場でJ1昇格プレーオフ決勝の東京V戦に臨む。リーグ戦順位が下の清水が昇格を手にする条件は、勝利のみ。リーグ最少失点を誇る東京Vの堅守を攻略できるかが焦点だ。 東京Vは組織的で隙のない守備を武器に、リーグ戦42試合で31失点。半数を超える23試合で無失点を記録し、リーグ戦のラスト2試合も完封勝利で締めている。 時間帯別に見ると、特に堅さが光るのが後半31分以降で、リーグ最少の3失点。終盤を手堅く進め、逃げ切る試合運びが浮かび上がる。実際に先取した試合は19勝2分け1敗と高い勝率を残している。 ただ、清水にとっての好材料は今季の対戦成績が2戦2勝と
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⚽清水エスパルス プレーオフ決勝へ練習再開 「得点力の改善」テーマ
J2清水は28日、12月2日に行われるJ1昇格プレーオフ決勝の東京V戦(東京・国立競技場)に向けて練習を再開した。選手は引き締まった表情で約2時間にわたり汗を流した。 25日のプレーオフ準決勝山形戦は引き分けで突破できたものの、無得点に終わった。年間順位で相手を下回る東京V戦は勝利が必須となり、秋葉監督は「ゴールをどうこじ開けるか」を準備期間のテーマに掲げる。 ミーティングでは東京Vのプレー映像を見て狙いどころを確認。グラウンドでもペナルティーエリア内のシュート練習に時間を割いた。MF中山は「ゴールにもっと貪欲に。前線が結果を出すだけ」と意識を高める。 16日の練習中に頭部に球を受けて
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⚽12月2日決勝は清水ー東京V 国立で対決、サッカーJ1昇格プレーオフ
J1昇格プレーオフは26日、東京・味の素スタジアムで準決勝の残り1試合が行われ、今季J2で3位の東京Vが同6位の千葉を2-1で下し、12月2日に実施される清水(同4位)との決勝へ進んだ。東京Vは前半に中原と森田のゴールで2点をリード。後半に1点を返されたが、逃げ切った。決勝は東京・国立競技場で行われる予定で、引き分けの場合は年間順位で上位の東京Vが昇格する。 東京V 千葉に競り勝つ ▽準決勝(味スタ) 東京V(J2・3位) 2(2―0 0―1)1 千葉(J2・6位) ▽得点者【V】中原、森田【千】小森 ▽観衆 25150人 【評】東京Vが2得点で競り勝った。千葉の猛攻に耐えて迎えた
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⚽清水エスパルス 昇格プレーオフ決勝進出 心一つにゴール死守、山形と引き分け
サッカーJリーグ2部(J2)は25日、J1昇格プレーオフ準決勝を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。リーグ戦4位の清水エスパルスは同5位のモンテディオ山形と0-0で引き分け、リーグ戦順位のアドバンテージで12月2日に開催されるプレーオフ決勝に進出した。 清水は山形の厚みのある攻撃に苦しめられたが、GK大久保択生(34)の安定した対応を中心に最後までゴールを守った。決勝は26日に行われる東京ヴェルディ対ジェフユナイテッド千葉の勝者と対戦する。 ▶⚽写真特集 詳細はこちら ▽準決勝(アイスタ)観衆15742人 清水(J2・4位) 0(0―0 0―0)0 山形(J2・5位)
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【写真特集】⚽清水エスパルス J1昇格プレーオフ準決勝
山形に引き分けてJ1昇格プレーオフ決勝進出を決め、笑顔で声援に応える清水の選手 前半、シュートを放つ清水・乾(右から2人目) 前半、ゴールを狙う清水・岸本(右) 前半、相手の攻撃をはね返す清水・高橋(右) 前半、相手のシュートを防ぐ清水GK・大久保 前半、相手の攻撃を防ぐ清水GK・大久保(右) 後半、相手の攻撃を懸命に防ぐ清水の選手 後半、清水・北川(左)が放ったシュートは惜しくも外れる 後半、相手の攻撃をはね返す清水・鈴木(中央) 後半、シュートを放つ清水・白崎(左) 後半、清水・カルリーニョス(左)が放ったシュートはポストに阻
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清水がJ1昇格プレーオフ決勝に進出
サッカーJリーグ2部(J2)の清水はJ1昇格プレーオフ準決勝を行い、山形と0─0で引き分けて12月2日のプレーオフ決勝への進出を決めた。
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⚽清水エスパルスきょうJ1昇格プレーオフ準決勝 秋葉監督「反発心持ち、勝って次へ」
J2清水は25日、ホームで山形とのJ1昇格プレーオフ準決勝に臨む。リーグ戦の年間順位のアドバンテージにより、4位清水は5位山形に対し、引き分け以上で決勝進出が決まる一戦。チームは24日、練習を完全非公開にして最終調整した。 リーグ最終節の3日後の15日からプレーオフに向けて再始動した清水。今週は試合3日前から練習を非公開にする徹底ぶりで、山形戦への準備を入念に進めてきた。24日にオンラインで取材対応した秋葉監督は「(自動昇格を逃した最終節からの)反発心を持ちながら、勝って次のステージに進みたい」と強調した。 清水にとっては初の昇格プレーオフの戦いとなるが、DF高橋、DF北爪、GK大久保ら
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⚽清水エスパルス 鍵は「前半」と「先取点」 25日にJ1昇格PO山形戦
J1昇格の残り1枠を懸けてJ2の3~6位で争うプレーオフが25日に始まり、4位の清水は同日にホームで5位の山形と対戦する。両チームの今季のデータからは、「前半」と「先取点」という勝負の鍵を握る二つのポイントが浮かび上がる。 清水は今季、前半でリードを奪った試合は15勝2分けと無敗。先行して折り返せば、リーグで2番目に失点の少ない守備力で安定した試合運びを実現してきた。先制した試合も18勝3分け1敗と高い勝率を誇るが、唯一の敗戦は前半終了間際に追いつかれた第40節熊本戦。前半の戦い方の重要性を物語る。 山形は先取した試合が17勝1分け1敗とリーグトップの勝率を記録する。また、後半31分
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⚽清水エスパルス J1へ、助っ人が道開く 25日から負けられない 昇格PO【しずスポ】
25日からJ1昇格プレーオフ(PO)が始まる。J2清水は同日午後1時、アイスタ日本平で山形と対戦する。勝利すれば12月2日、大一番のPO決勝に進む。 J2清水のFWチアゴサンタナ(30)、FWカルリーニョスジュニオ(29)、MFホナウド(27)のブラジル人トリオが、昇格POに回ったチームを救う。今季、主力として攻守を支えてきた3人。残り2試合も“助っ人”の本領を発揮し、J1復帰の道を開く。 攻守でブラジルトリオ 残り2戦も全力 今季の3人の貢献は光っている。42試合制のJ2リーグで、出場試合数はホナウドの39を筆頭に、チアゴサンタナ38、カルリーニョス36とフル稼
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⚽エスパルス下部組織出身5人 三島に交流カフェ開設へ 「地元への感謝、形に」資金募る
サッカーJ2大分トリニータの長沢駿選手(35)やJ1柏レイソルの犬飼智也選手(30)らJ2清水エスパルスの下部組織出身者5人が、静岡への思いや感謝を形にしようと、「HIGH FIVE(ハイファイブ)」プロジェクトを立ち上げた。地元住民と宿泊者が交流できる宿泊施設兼カフェの開店準備を三島市で進めている。長沢選手は「生まれ育った静岡の素晴らしさを全国の人にもっと知ってほしい」と話す。 清水でも活躍した2選手は県外チームに移籍後、地元への思いを表現する方法を模索。下部組織時代の仲間に相談する中、共通の趣味だったキャンプを切り口とした活性化策を考え、ツリーハウスのような内装のゲストハウスづくりを
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⚽清水エスパルスが練習再開 25日昇格プレーオフ山形戦へ 中身濃く2時間以上
J2清水は15日、J1昇格プレーオフの山形戦(25日、アイスタ日本平)に向けて練習を再開した。12日のリーグ最終節で自動昇格を逃したショックを振り払うように、選手たちは2時間以上にわたり汗を流した。 これまでのような休み明けの軽めのメニューとは異なり、フォーメーションを組んだ実戦形式の内容もこなす中身の濃い練習となった。最終節の水戸戦で前半に攻撃が機能しなかったことを踏まえ、後方からの組み立ての動きも確認した。 練習場の壁には、サポーター有志によって「前に進むしかない。皆信じてる。もう一度、共に」などと記された激励の横断幕が掲げられた。秋葉監督は「気持ちが沈みがちなところに粋なことをして
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⚽サポーター明暗 磐田の大逆転J1昇格に歓喜「未来見えた」 清水のPV会場はショック
サッカーJリーグ2部(J2)最終節の12日、宇都宮市に訪れた約3千人の磐田サポーターは2季ぶりとなる3度目のJ1復帰に「補強禁止のチームでよくここまで来た」と歓喜した。 サポーター歴8年の板倉一真さん(59)=浜松市中区=は「もう勝つしかない」と強い気持ちで会場に駆けつけた。プレーオフ(PO)を見据えながら「もしだめでもあと2試合楽しみが増えたと思い、勝ち上がればいい」と話していたが、清水エスパルスが引き分け。大逆転劇に喜びを爆発させた。 開門前の早朝から列に並んだのは、20年前から磐田を応援する会社員今泉雄貴さん(34)=磐田市=。今季の磐田について「補強禁止があって横内監督に代わり
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⚽清水エスパルスに悪夢、1点に泣く 水戸とドロー J2最終節
明治安田J2リーグは12日、最終節を行い、前節まで2位だった清水は水戸と1-1で引き分け、最終的に4位でプレーオフへ進むことになった。プレーオフは25、26日に準決勝、12月2日に決勝を行い、清水は5位の山形と25日にアイスタ日本平で対戦する。 ②Ksスタ(2分け)▽観衆9219人 水 戸 11勝14分け17敗(47) 1(0―0 1―1)1 清 水 20勝14分け8敗(74) ▽得点者【水】安藤(9)【清】チアゴサンタナ(12) 【評】清水は終盤の反撃で勝ち越せず、水戸と引き分けた。 前半は相手に球を保持される時間が長く、守勢に回った。セットプレーを中心とした相手の攻勢には耐えたが、
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⚽決めた!J1昇格 磐田が栃木に2ー1、逆転で2位 清水は4位でプレーオフに
サッカーJリーグ2部(J2)は12日、栃木県のカンセキスタジアムとちぎなどで最終節11試合を行った。ジュビロ磐田は栃木SCを2-1で下して2位となり、逆転でJ1自動昇格を決めた。磐田のJ1復帰は2022年以来2季ぶり3度目。 磐田は前半24分に先制されたが、同41分にMFドゥドゥのミドルシュートで同点。さらに後半16分、MF松本昌也が頭で合わせて勝ち越した。 清水エスパルスは水戸ホーリーホックに1-1で引き分けに終わった。最終的に4位でプレーオフに進み、5位モンテディオ山形と25日にIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)で対戦する。 ジュビロ磐田の沿革 1972年創部のヤマハ発動機サ
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⚽自動昇格争い決着へ J2最終節 清水「自力で勝ち取る」 磐田、逆転へ必勝期す
J2は12日に各地でリーグ最終節を行い、三つどもえとなった残り1枠のJ1自動昇格争いが決着する。自動昇格圏の2位清水は、敵地で17位水戸と対戦。勝てば無条件で、引き分けでも3位磐田と4位東京Vがともに引き分け以下で昇格が決定する。清水を勝ち点1差で追う磐田は、敵地での18位栃木戦で自動昇格に望みをつなぐ白星を目指す。清水と磐田は11日、完全非公開で最終調整した。 清水、クロス攻撃入念準備 水戸戦 清水は磐田、東京Vの結果次第で引き分けの場合でも昇格の可能性があるが、見据えるのは勝利のみ。秋葉監督は「自力で勝ち取る」と決意を込める。 今週の練習では、水戸の失点パターンで目立つクロス攻
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⚽清水エスパルス 2桁トリオ、昇格導く 前節ゴールそろい踏み 乾、チアゴサンタナ、カルリーニョス
J2清水のMF乾貴士(35)が前節大宮戦で今季10得点目を挙げ、FWカルリーニョス・ジュニオ(29)、FWチアゴサンタナ(30)に続く2桁ゴールに乗せた。前節はカルリーニョス、チアゴサンタナも得点し、攻撃をけん引してきた3人がそろい踏み。弾みをつけて、自動昇格を懸けた12日の最終節に向かう。 乾は2009年のC大阪(当時J2)時代以来、14年ぶりに大台に乗せた。チームトップのアシスト数も前節で10に到達する快挙。「2桁取れたのは良かったが、勝つことが全て」と個人の記録にはこだわりを見せず、昇格に王手をかけた前節の勝利を素直に喜ぶ。 チーム最多の15得点目となったカルリーニョスは、得点場
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⚽清水エスパルス 12日敵地水戸戦、パブリックビューイング開催
J2清水は6日、勝てば昇格が決まる12日の敵地水戸戦のパブリックビューイング(PV)をアイスタ日本平で開催すると発表した。スタジアムの大型ビジョンに試合映像を流し、来場者はバックスタンドで観戦する。午後1時キックオフで、開場は正午。入場無料で事前申し込み不要。
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⚽清水エスパルス 大宮に勝利、自動昇格に王手 J2第41節
明治安田J2リーグは4日、第41節の6試合が行われ、2位の清水は大宮を4―0、3位の磐田も水戸を5―0で下した。勝ち点は清水73、磐田72で自動昇格圏争いは最終節までもつれることになった。5日に栃木と対戦する4位東京Vにも自動昇格の可能性が残っている。清水に敗れた大宮は自動降格圏の21位が確定した。 ②アイスタ(清水2勝)▽観衆18431人 清水 20勝13分け8敗(73) 4(2―0 2―0)0 大宮 11勝6分け24敗(39) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(11)カルリーニョス(15)岸本(3)乾(10) 【評】清水は大宮を攻守で上回り、快勝した。 前半2分、チアゴサンタナがゴール前
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【写真特集】⚽清水エスパルス 大宮に完封勝利 J2第41節
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⚽清水エスパルス 勝てば昇格の可能性 4日、ホームで大宮戦【J2見どころ】
J2清水は4日、ホームで21位大宮を迎え撃つ。2位の清水が勝ち、今節で3位磐田、4位東京Vがともに敗れると、1試合を残して来季のJ1昇格が決まる。ただ、引き分け以下では自動昇格圏から転落する可能性があり、勝利必須の本拠地最終戦となる。 前節熊本戦は今季初の逆転負けを喫した。試合運びに課題を残した手痛い敗戦からどう立て直すか。秋葉監督は選手たちに「凡事徹底」を強調し、ミスが失点につながった前節からの変化を求める。 今週の練習では基本の4バックに加え、主に後半で用いる3バックのシステムでの攻守を念入りに確認した。大宮のロングボール、クロス攻撃への対策として「(守備網の)背後のケアや、はね返し
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⚽J2清水、「エスパルスニュース」2024年1月号で廃刊へ
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスが、クラブ創生期から発行していた月刊の公式情報誌「S-PULSE NEWS(エスパルスニュース)」を2024年1月号を最後に廃刊する。 エスパルスニュースは1997年1月号から発行を開始。タブロイド判からA4判冊子へと形は変えながら、選手へのインタビューやOBコラム、下部組織の情報などを手厚く取り上げてきた。後援会員への配布のほか、書店などで販売。2021年3月号からは紙媒体での提供をやめ、デジタルブックに移行していた。 クラブは読者数の減少を廃刊の背景に挙げ、今後は公式アプリにコンテンツを集約してアプリの価値向上を図るという。
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⚽清水エスパルス 2戦連発中、好調のMF中山 自身のシーズン最多更新
J2清水のMF中山克広(27)が昇格争いの大詰めを迎えたチームの中で好調を維持している。前節熊本戦で2戦連発となる今季8ゴール目。すでに自身のシーズン最多得点を更新する活躍ぶりで、攻撃のけん引役の一人となっている。 熊本戦は前半26分、ペナルティーエリア中央右寄りで相手を背にしてパスを受けると、反転してシュートコースをつくり、右足で蹴り込んだ。「良いターンができて、あとは冷静だった」と振り返るように、ゴール前での落ち着きが光った。 「1点取ると続くことが多い」と自己分析するアタッカーにとって、前々節いわき戦での5カ月ぶりの得点に続く有言実行の連発弾だった。「チームのために頑張って、ご褒美
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⚽清水エスパルス DF 山原怜音 2【J's HERO】
普段の練習から積極的に攻撃に参加し、ゴールに向かうという意識を持つことで、試合の中でも点が取れる選手になれると思っています。 残りのシーズンでは、他クラブの試合結果はもちろん気になりますが、それよりも僕たちが勝ち続ければ必ず昇格できるはずです。とにかく目の前の試合に向けてしっかり準備をする。そして週末の試合に勝つ。そうすれば必ず良い結果が待っていると思うので、一日一日を大事にしていきたいです。
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⚽清水エスパルス まさかの3失点、 自動昇格へ足踏み J2第40節
明治安田J2リーグ第40節第1日は28日、5試合が行われ、2位の清水が1-3で熊本に敗れ、29日に試合のある町田のJ2優勝が決まった。残り2試合の清水は勝ち点70のままで、同78の町田を逆転する可能性がなくなった。自動昇格争いはわずか1点差で清水、磐田、東京Vが並ぶ大混戦となっている。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆13996人 熊本 12勝10分け18敗(46) 3(1―1 2―0)1 清水 19勝13分け8敗(70) ▽得点者【熊】阿部(1)平川(7)伊東(2)【清】中山(8) 【評】清水は今季最多タイの3失点を喫し熊本に逆転負けした。 立ち上がりから相手を押し込み、クロ
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⚽清水エスパルス 昇格前進へ3連勝狙う 28日、ホームで熊本戦【J2見どころ】
清水エスパルスは、28日にホームで18位熊本を迎え撃つ。前節いわき戦の大勝で2位を維持したチームは、自動昇格に前進する今季4度目の3連勝を狙う。 前節は前半で先行して優位に試合を運び、後半は途中出場の選手の躍動で畳みかける理想的な展開だった。「選手交代でチームがより良くなった。良い循環」とMF白崎。リーグ戦の大詰めを迎える中、チームにさらに活気が生まれている。 熊本には6月の前回対戦で勝利したものの、主導権を握られてシュート数でも上回られた。今週の練習では相手のパスワークを遮断するプレスを念入りに確認した。「したたかに、我慢強く勝っていく」と秋葉監督。先発の顔ぶれは前節と変わりなさそうだ
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⚽J1自動昇格、残り1枠 清水、磐田、東京Vの三つどもえの様相
明治安田J2リーグは22日の第39節で首位町田が3試合を残して自動昇格圏の2位以内を確定させ、来季のJ1昇格を決めた。自動昇格の枠は残り一つ。争いは2位清水、3位磐田、4位東京Vの三つどもえの様相を呈している。 第39節で清水はいわきに、磐田は徳島にそれぞれ敵地で快勝。清水と磐田の勝ち点差は2のままで、磐田は得失点差で3位に浮上した。東京Vも5位千葉との直接対決を劇的に制し、磐田と勝ち点で並んでいる。千葉は清水との勝ち点差が9となり、自動昇格は極めて厳しくなった。 残りの対戦カードを見ると、清水は全て下位チームとの戦いとなる。ただ、次節の熊本はまだJ2残留を決めておらず、次々節の大宮は
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⚽清水エスパルス 前節、北爪と岸本ゴール 交代選手の勢い期待
J2清水は前節いわき戦でDF北爪、岸本が得点し、途中出場の選手が13試合ぶりに結果を出した。秋葉監督は常に5人の交代枠を使い切り、メンバーを入れ替えながら試合を進めている。残り3試合でも交代で出た選手が勢いをもたらせるか。 前節は後半15分にピッチに立った北爪がチーム6点目を挙げ、同19分に投入された岸本は終了間際にCKからとどめを刺す7点目を決めた。北爪と同時に出場したFW北川は2アシストを記録。途中から出た選手のゴールは7月16日の第26節千葉戦のMFコロリ以来だった。 これまでの試合では終盤の展開によってむやみに攻撃的に出られないこともあり、「もどかしさがあった」と北爪は言う。前節
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⚽清水エスパルス 加藤と森重負傷で今季絶望
J2清水は24日、FW加藤拓己(24)が左膝前十字靱帯(じんたい)損傷で全治10カ月、FW森重陽介(19)が右腓骨(ひこつ)骨折で全治3カ月の見込みとそれぞれ診断されたと発表した。2人は今季中の復帰が絶望的となった。プロ2年目の加藤は9月3日の練習試合中に負傷し、手術を行った。同じ部位の負傷は一昨年、昨年に続き3度目となる。プロ1年目の森重は今月18日の練習中に負傷した。
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⚽清水エスパルス 止まらぬ7発、ピッチ支配 J2リーグ第39節
明治安田J2リーグは21日、ハワイアンズスタジアムいわきで第39節1試合が行われた。2位の清水がいわきに7―1で大勝し、2連勝で勝ち点を70に伸ばした。 ②ハワスタ(清水2勝)▽観衆4801人 清水 19勝13分け7敗(70) 7(3―1 4―0)1 いわき 11勝11分け17敗(44) ▽得点者【清】中山2(7)原(1)山原(1)白崎(3)北爪(4)岸本(2)【い】谷村(7) 【評】清水は7得点を挙げていわきに圧勝した。 立ち上がりは相手の圧力を受けたが、前半11分に中山が抜け出して先制に成功。30分に再び中山が決めると、2分後にはCKから原がこぼれ球に合わせて3点差に広げた
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【写真特集】⚽清水エスパルス、いわきに7―1で大勝 J2第39節
【得点 11’ 中山克広、30’ 中山克広、32’ 原輝綺、59’ 山原怜音、62’ 白崎凌兵、75’ 北爪健吾、90+2’ 岸本武流】 前半、先制ゴールを決め祝福を受ける清水・中山(11) 前半、2点目のゴールを決めた中山を祝福する清水・乾(右) 前半、2点目のゴールを決め祝福を受ける清水・中山(11) 前半、2点目のゴールを決める清水・中山 前半、チーム3点目のゴールを決め祝福を受ける清水・原(奥中央) 前半、サイドライン際で相手GKをかわし攻め上がる清水・乾
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⚽清水エスパルス 2位維持へ先制点が鍵 21日、いわき戦【J2見どころ】
清水エスパルスは、21日に敵地で17位いわきと対戦する。前節の磐田とのダービーを制して2位に再浮上。J1自動昇格圏の維持に向け、連勝を狙う。 前節から2週間空いた中、14日には紅白戦を行ってチーム内の競争を促した。いわき戦に臨むメンバーに前節との大きな変化はなさそうだが、秋葉監督は「強度や集中力の高まりを感じる」と選手たちの奮起に期待する。 いわきは6月に監督交代があり、今の指揮官の下では7勝7分け4敗と勝ち越している。5月の前回対戦は清水がクラブ史上最多の9得点で圧勝したが、MF乾は「前線の選手もアイデアを出したりと手ごわい相手になっている」と警戒。必勝へ、早い時間帯での先制点を鍵に挙
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⚽清水エスパルス・白崎凌兵 運命の4戦へかじ取り役の決意 J1昇格、2位浮上で再び圏内【しずスポ】
1年でのJ1復帰を期して今季を戦っているJ2清水で、キーマンと言える役割を果たしているのがMF白崎凌兵(30)だ。「ピッチではボランチに全権がある」と秋葉監督がかじ取りを託すポジションで、主力としてプレー。“旗振り役”としての使命を全うし、チームに歓喜をもたらす決意だ。 4月に就任した指揮官は、試合中の選手たちの判断を尊重する考えを常々口にしている。その中心にいるのが心臓部を担うボランチ。白崎にはリーダーとしての振る舞いが求められている。 元々、「自分が中心となって攻守を動かす」と強い自覚を持つ司令塔だが、今は重みをより感じている。「試合の流れを読んで、何が必要
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⚽清水エスパルスに市船橋FW郡司加入内定
J2清水は12日、市船橋高のFW郡司璃来(18)の来季加入が内定したと発表した。 千葉市出身の郡司は名門の10番を背負う身長176センチのストライカー。今夏の全国総体ではチームの8強入りに貢献し、U-18(18歳以下)日本代表としてSBSカップにも出場した。 清水には8月に練習参加。関係者によると、複数のJクラブから誘いがあった中、清水入りを決めたという。クラブを通じて「小さい頃からの夢だったプロサッカー選手を伝統ある清水でスタートでき光栄」とコメントした。 清水の来季加入内定者は3人目。
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⚽JFAアカデミー福島V 清水ジュニアユース2位 サッカー・静岡国際ユースU―15大会
静岡国際ユース(U-15)サッカー大会(県サッカー協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援、スルガ銀行特別協賛)は最終日の9日、エコパスタジアムで2試合を行った。清水エスパルスジュニアユースが2-0でJFAアカデミー福島U-15を、全北現代モータースU-15(韓国)が1-0でチームFFF(静岡県代表U-15)をそれぞれ下した。 大会は3日間かけてリーグ戦方式で実施。3チームが2勝1敗で並んだが、総得点の差でJFAアカデミー福島が優勝した。県勢は清水ジュニアユースが2位、3敗のチームFFFが4位。海外チームを招いての開催は4年ぶりとなった。 清水ジュニアユース 2(1―0 1―0)0 JFA
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⚽「昇格」と「誇り」天王山 声援 1万8000人超 熱狂 J2静岡ダービー
サッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスとジュビロ磐田が7日、J1自動昇格圏を懸けて、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で激突した静岡ダービーは、1―0で清水に軍配が上がった。両チームのサポーターは終盤戦で迎えた大一番に大きな声援を送り、熱戦を盛り上げた。 入場券は販売直後に完売する人気ぶりで、今季同スタジアム最多となる1万8871人が集結した。 清水のサポーターが大部分を埋めたスタンドは、選手入場時にチームカラーのオレンジと紺色の紙で染め上げられ、ゴール裏の2階席には「勝利」の文字が浮かび上がった。 藤枝市出身で30年来のサポーターの沢崎貴将さん(42)は「ダービーは特別」と北
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【写真特集】⚽激しい競り合い、両サポーター熱狂 静岡ダービー
前半、競り合う両チームの選手 前半、磐田・ジャーメイン(中央)と競り合う清水・鈴木(右) 清水・磐田の両サポーターで埋め尽くされ今季の最多入場者数を更新したIAIスタジアム日本平 後半、磐田の攻撃を防ぐ清水の選手ら 後半、競り合う清水・乾(右から2人目)と磐田・山田(同3人目) 選手を鼓舞する清水サポーター 前半、前線へパスを出す磐田・山田(右) 静岡ダービーで選手に声援を送る磐田サポーター 後半、清水の厳しいマークに合う磐田・古川(中央) 後半、決定機を決められず天を仰ぐ磐田・古川 後半、磐田・後藤(中央)が頭でゴールを狙うが清
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⚽静岡ダービー J2清水が1―0で磐田に勝利 自動昇格圏2位に再浮上
サッカーJリーグ2部(J2)で清水エスパルスとジュビロ磐田が対戦する今季2度目の静岡ダービーが7日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた。J1昇格に向けた両チームにとっての大一番は清水が1―0で磐田を下し、磐田と入れ替わってJ1自動昇格圏の2位に再浮上した。清水のMF乾貴士(35)が決勝点を挙げた。 清水の勝ち点は67で首位町田との勝ち点差は4。磐田は4位に転落して勝ち点は65のまま。静岡県内3クラブが激突する三国決戦の最終戦だった。試合は静岡新聞社・静岡放送の総合メディアアプリをPRする「@S+(アットエスプラス)・シズサカマッチ」として開催された。 ②アイスタ(清水1勝1分
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⚽静岡ダービー7日キックオフ 清水エスパルスージュビロ磐田 自動昇格圏懸け大一番
J2清水と磐田がぶつかる今季2度目の静岡ダービーが7日午後2時から、アイスタ日本平で行われる。J1自動昇格圏を懸け、2位磐田と3位清水が勝ち点1差で激突する一戦は、今後を左右する大一番。リーグ戦通算成績は磐田が25勝8分け20敗とリードしているが、カップ戦含め直近10試合は清水が6勝2分け2敗と優位。両チームは6日、ともに非公開で調整した。 清水、3試合ぶり白星へ 試される修正力 磐田戦に向けて戦い方を確認する清水の選手たち=三保グラウンド 前節で連続無敗試合が14で止まり、J1自動昇格圏から転落した清水。勝てば再び2位に浮上できる宿敵との対決は、「昇格争いを占う大きなターニングポ
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清水桜が丘高×エスパルス 「コラボ弁当」 出来栄え上々
静岡市清水区の清水桜が丘高で5日、商業科2年の生徒が授業の一環でアイデアを出した、サッカーJ2清水エスパルスの試合などで販売するコラボ弁当やグッズの試作品確認が行われた。 28日試合会場で販売 弁当は区内の仕出し弁当「こう月」が試作。「ツナワカメごはん」や「富士山コロッケ」などが彩り鮮やかに盛り付けられたコラボ弁当を試食した久保田慶さん(17)は「自分たちが考えたお弁当が形になっている。いつものお弁当とは違う不思議な感覚」と笑顔。マフラータオルなどのグッズも図面で完成形を確認した。出た意見を踏まえて完成させ、今月28日にIAIスタジアム日本平で行われる試合で販売する。 選択授業「商品開発
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⚽藤枝MYFC 清水エスパルスに完勝 静岡三国決戦で初白星 J2第37節
明治安田J2リーグは30日、各地で第37節の4試合が行われ、藤枝が清水に2ー0で勝利し、今季の静岡県勢対決で初白星を挙げた。 ②藤枝サ(1勝1敗)▽観衆6288人 藤枝 12勝9分け15敗(45) 2(0―0 2―0)0 清水 17勝13分け7敗(64) ▽得点者【藤】矢村(5)横山(5) 【評】効果的に得点した藤枝が清水に完勝した。 開始早々から横山が切り込んでゴールを脅かすなど、藤枝が勢いよく試合に入った。相手の攻撃の圧力に耐えながら好機をうかがい、後半9分に結実。矢村の豪快なミドルシュートで先制に成功した。同25分にはバックパスした相手の隙を横山が突いて加点した。 清水は乾
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⚽藤枝MYFCー清水エスパルス 30日、静岡三国決戦【見どころ】
J2藤枝と清水の静岡県勢対決が30日、藤枝総合運動公園サッカー場で行われる。15位の藤枝はさらなる浮上、2位の清水はJ1自動昇格圏維持と首位猛追を期してぶつかる一戦。両チームは29日、最終調整した。 藤枝 歴史的1勝を 今季最後の静岡勢対決に決意 4連敗の後、ここ3試合1勝2分けで残留争いから一歩抜け出た藤枝は、憂いなく真っ向勝負を挑む。清水、磐田にはまだ未勝利で、須藤監督は「静岡の序列を変えると言い続けてきた。クラブ史に残る1勝になる」と今季最後の三国決戦に強い決意を示す。 ミドルブロックを敷き柔軟に試合を進める戦い方が浸透しつつあり、先発は前節の布陣が基本になりそう。ボランチの水
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⚽清水エスパルス 今季最長の4戦連続無失点 好調支える鉄壁の守備
J2清水の守備力がクラブ記録を更新する14戦負けなし中と好調のチームを支えている。引き分けた前節甲府戦も相手にゴールを割らせず、連続無失点試合は今季最多の4に伸びた。 清水は36試合を消化してリーグ総失点数は27。1試合消化の少ない首位町田と並んで、リーグ最少だ。特に直近10試合はわずか4失点、7度の完封と安定感が増している。 要因の一つとして挙げられるのは前線からの守備。「超攻撃的、超アグレッシブ」を掲げる秋葉監督の下で戦い方の軸としてきた部分だが、3戦前から右MFに岸本を起用。右サイドバックが本職の俊足自慢を置くことで、敵陣での守りの強度をより高めた。 センターバックのDF高橋は「
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「『足』がそろそろ休ませてくれと言うので」 小野が引退表明 J1札幌 清水商高出
日本サッカー史上、唯一と言える「天才」だろう。44歳の誕生日に今季限りでの現役引退を決めた小野は「39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた『足』がそろそろ休ませてくれと言うので」と説明。ボールを扱うのではなく、優しいタッチで自在に操ってみせた小野らしい言葉だった。 沼津市出身。同郷で中学時代から小野を知る山本昌邦さん(日本協会ナショナルチームダイレクター)は、「小さい頃から有名で、桁違いに上手だった」と懐かしむ。その名を一気にとどろかせたのは、強豪の清水商高時代。相手を手玉に取るドリブル、あとは決めるだけの完璧なラストパス、上から見渡すような広い視野で試合を支配する能力は同世
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⚽清水エスパルス MF竹内涼 6【J's HERO】
試合に出られない日が続いても、大事な試合で活躍することを常に考えています。それはタイミングを待つというより、いつもの練習や練習試合で、つかみ取りにいくという気持ちでやっています。やり続けて、戦い続けるのがプロ選手だと思うので、その部分を一日も忘れることはありません。 エスパルスサポーターのアウェーでも変わらない大きな応援を聞き、気持ちが高ぶらない選手はいないと思います。自分自身、満員でオレンジに染まる光景を見ると気合が入ります。勝負強さ、粘り強さ、勢いをチームにもたらしてくれているのは間違いなくサポーターの力だと実感しています。
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小野伸二選手引退へ 沼津出身、元日本代表の44歳 エスパルスでもプレー
サッカー元日本代表でJ1札幌のMF小野伸二が、44歳の誕生日を迎えた27日に今季限りでの引退を表明した。自身のインスタグラムに「今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました」と記した。 1998年に静岡・清水商高(現清水桜が丘高)から浦和入りし、99年の世界ユース選手権(現U―20W杯)では準優勝に貢献。当時、有望な若手がそろった「黄金世代」の筆頭格の選手として、フェイエノールト(オランダ)でも活躍した。 日本代表では18歳でワールドカップ(W杯)フランス大会に出場するなど3大会連続でメンバー入りし、国際Aマッチ56試合6得点。J1では206試合29得点。
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小野伸二選手引退 恩師らねぎらう「サッカー楽しむこと体現」
サッカー元日本代表でJ1札幌の小野伸二の現役引退を受け、出身地沼津市の恩師は「サッカーを楽しむことを体現した」と〝永遠のサッカー少年〟の長い現役生活をねぎらった。 「教えたことはすぐ吸収した」。小野が所属した今沢サッカースポーツ少年団の元監督で沼津サッカー協会の高木英大理事長(66)は小学生時代を振り返る。プロ入り後も親交は続き、フェイエノールト所属時に沼津市の選抜選手を連れてオランダを訪れた際は、子どもたちにチームグッズをプレゼントする後輩思いの一面も見せた。 「サッカーを楽しむ姿勢をサポーターにも見せてくれ、私も彼の成長を楽しませてもらった。よくやったと言いたい」と教え子をたたえた。
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⚽清水エスパルス ゴール遠く、甲府と引き分け J2第36節
明治安田J2リーグは24日、各地で第36節の残り5試合が行われ、2位の清水が甲府と0-0で引き分け、勝ち点64とした。 ②アイスタ(甲府1勝1分け)▽観衆15026人 清 水 17勝13分け6敗(64) 0(0―0 0―0)0 甲 府 15勝8分け13敗(53) 【評】清水はゴールが遠く、甲府と引き分けた。 コンパクトな守備陣形を敷く相手に、序盤から手を焼いた。ボール奪取からカウンター攻撃を受け、後手に回る展開。遠めからのシュートでもゴールを脅かされたが、GK権田が防いだ。 布陣を変えるなどの手を打った後半は押し込む時間が増えたものの、決定機は思うようにつくり出せず。途中投入さ
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⚽清水エスパルス 連続無敗記録更新へ 24日甲府戦【J2見どころ】
J2清水の見どころ 24日にホームで7位甲府を迎え撃つ。前節の勝利で今季初めてJ1自動昇格圏の2位に浮上。13戦負けなしとし、2009年のJ1時代のクラブ記録に並んだ。今節で今季4度目の3連勝と連続無敗記録の更新を狙う。 甲府は1巡目の対戦で0ー1と敗れた相手。前回失点を喫したカウンターや、セットプレーに警戒が必要だ。秋葉監督は「シーズンダブル(1季で2敗)を食らうようでは昇格できない」とチームを引き締める。 直近2戦の内容は攻守で充実していて、今節も継続したい。DF高橋は「個の力がある相手。質で負けないように」と語る。ボランチのMFホナウドはコンディション不良で今節も欠場が濃厚。代役の
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⚽清水エスパルス 久々出場の竹内 勝利に貢献 昇格へ終盤戦支える気概
J2清水のMF竹内涼(32)=浜松開誠館高出=が前節金沢戦で13試合ぶりにピッチに立ち、2位浮上を果たしたチームの勝利に貢献した。今季は思うように出番を得られていない中、大事な試合で健在ぶりを発揮。1年でのJ1復帰を果たした2016年を知るベテランが、大詰めの終盤戦を迎えたチームを支える。 前節は「チームを動かす、輝かせる部分を期待した」(秋葉監督)とボランチの一角として先発に起用された。前線に飛び出してシュートを放ったり、自陣で積極的にパスを受けたりと攻撃に関与。守備でも相手のカウンター攻撃を阻むなど、ピッチを退いた後半10分まで安定したプレーを見せた。 試合前、敵地のゴール裏を埋め尽
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⚽清水エスパルス 金沢に3発、ついに自動昇格圏2位浮上 J2第35節
明治安田J2リーグは17日、各地で第35節の残り3試合が行われ、清水は金沢に3―0で快勝し、勝ち点63で磐田を抜いてJ1自動昇格圏の2位に浮上した。 【評】清水は前節に続く3得点で金沢に完勝した。 前半8分、前線の積極的な守備からボールを奪い、カルリーニョスが流し込んで先手を取った。クロスバー直撃のシュートを打たれる16分の危ない場面をしのぐと、35分に白崎のクロスが相手のオウンゴールを誘って加点した。 後半24分にはチアゴサンタナが遠めから沈めて3点目。その後は攻めながらも要所を締め、3試合連続の無失点を達成した。 「もう一つ上へ」勢い 攻守がかみ合い、快勝でつかんだ今季リーグ
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⚽清水エスパルス 17日金沢戦、良い守備から攻撃で連勝へ【J2見どころ】
17日に敵地で21位金沢と戦う。3試合ぶりの白星となった前節は3発完封。攻守に充実した内容を継続し、3連敗中と苦しんでいる相手を退けたい。 前節の勝ち方に手応えをつかんだ秋葉監督は「あれを残り8回やろう」と呼びかけ、良い守備から攻撃につなげる戦いを意識付けてきた。一方で、「今一番良い選手を使う」と口にし、メンバーを入れ替えてボランチにはMF竹内を起用する可能性もありそうだ。 出場停止明けのFWカルリーニョスは徳島戦で足の違和感を抱えて途中交代したが、影響はなく状態は万全。前節で3試合ぶりに復帰し、アシストを記録したMF乾は「先制点を取れるか」と勝負の鍵を挙げる。
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⚽清水エスパルス・山原怜音 完全復活期す若きSB いざ秋の陣【しずスポ】
昇格争いの佳境を迎えたJ2清水のピッチに、頼もしい若手が戻ってきた。左足のかかとの負傷で2度にわたり離脱し、苦しいシーズンを送っていたDF山原怜音(24)。プロ1年目の昨季に大きなインパクトを残したホープが、J1復帰を目指すチームをさらなる上昇気流に乗せる。 2度の故障離脱 乗り越えて 8月12日のリーグ第30節山口戦。定位置の左サイドバックに、背番号2が立った。約4カ月半ぶりとなるリーグ戦出場。持ち味の攻撃参加を随所に見せながら、けがの影響を感じさせることなく60分間、上下動を繰り返した。交代後に味方が均衡を破り、勝利。自身がピッチに立った試合は昨夏から白星に恵まれていなかったこともあ
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⚽Jリーグ月間表彰に清水エスパルス勢
Jリーグは12日、8月の月間表彰を発表した。J2の月間MVPは清水のDF鈴木義宜が受賞。J2の月間優秀監督賞には清水の秋葉忠宏監督が選ばれた。
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⚽清水エスパルス 前半3発、山形に快勝 J2リーグ第34節
明治安田J2リーグは9日、各地で第34節の9試合が行われ、清水は山形に3─0で快勝した。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆12613人 清水 16勝12分け6敗(60) 3(3―0 0―0)0 山形 15勝3分け16敗(48) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(9)岸本(1)高橋(1) 【評】前半から攻撃が機能した清水が山形に快勝した。 前半15分、ペナルティーエリア手前左寄りからチアゴサンタナが左足でゴール右隅に鮮やかに流し込み、4試合ぶりに先手を取った。30分にはカウンターから岸本が沈めて加点。45分に高橋がFKを頭で合わせ、3点のリードで折り返した。 後半は得点こそ生まれなかっ
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⚽清水エスパルス 敵陣崩し3試合ぶり白星を 9日山形戦【見どころ】
9日にホームで9位山形を迎え撃つ。前節はスコアレスドローに終わり、首位町田、2位磐田との勝ち点差は縮まらず。J1自動昇格圏入りへ、3試合ぶりの白星を狙う。 直近2戦はセットプレーによる1得点のみと、流れの中からゴールを奪うのに苦しんでいる。今週は敵陣での崩しを想定した練習に時間を割き、連係、連動で打開するイメージを選手に意識付けた。 出場停止で2試合不在だったMF乾は先発復帰が濃厚。「得点に絡む仕事を」と攻撃の活性化役に名乗り出る。今節はチーム内得点王のFWカルリーニョスを出場停止で欠く。空席の中盤左サイドには右が主戦場のMF中山を練習で試していて、人選に注目だ。
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⚽清水エスパルス 新設指導ポストの中田氏「弱点なくす、強み生かす」 選手個々の能力向上へ
J2清水は8月、トップチームに新設の指導ポストとなるプレーヤーデベロップメントコーチを置き、元京都監督の中田一三氏(50)に委ねた。選手個々の能力向上を目的とした、新たな指導者配置の狙いは何なのか。 同コーチは、選手の技術や戦術理解などを高めることを目指す。J1神戸が昨年から若手に特化したヤングプレーヤーデベロップメントコーチを置くなど例はあるものの、国内で設けるクラブは限られている。 配置は秋葉監督の強い意向から実現した。期待するのは、首脳陣が求めるプレーを選手と共有するための橋渡し役。映像などを用いながらチームの戦い方に沿ったパフォーマンスかどうかをすり合わせ、改善を図っていく。秋葉
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地域の脱炭素を「アシスト」⚽清水エスパルス、環境教育に力
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスが、地元の企業などと連携して環境教育プログラムを展開している。脱炭素社会の実現を目指すクラブの取り組みの一環。知名度や発信力を生かし、サッカーと異なる分野でも地域貢献を図っている。 8月下旬、静岡市清水区三保の畑に親子連れが集まった。この日は6月に続く2回目のイベント開催。小学6年までの子どもと保護者を対象としたプログラムのテーマは、資源循環だ。 エスパルスの拠点がある三保は海に囲まれた地域。プログラムは海洋ごみ問題を出発点に構成された。参加者は海岸に落ちているプラスチックごみなどを実際に拾って現状を知った後、自然由来の原
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⚽J2清水エスパルス、昇格圏目前で足踏み 2戦連続ドロー
明治安田J2リーグは3日、各地で第33節の残り9試合が行われ、3位の清水は徳島と0-0で引き分けた。藤枝は栃木に0―2で敗れた。首位の町田は群馬と0-0で引き分け、勝ち点67。 ②アイスタ(2分け)▽観衆13299人 清 水 15勝12分け6敗(57) 0(0―0 0―0)0 徳 島 7勝16分け10敗(37) 【評】清水はゴールが遠く、徳島と引き分けた。清水は3分にカルリーニョスが決定機を迎えるなど、序盤から勢いよく試合に入った。時間が進むと相手に対応され始めたが、後半の立ち上がりに再び攻勢に出た。ただ、最後まで決め手を欠きネットを揺らせなかった。後半19分にはクロスを中央で蹴り込まれ
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⚽J2清水エスパルス 流れ崩さず白星狙う 3日ホームで徳島戦【見どころ】
3日にホームで17位徳島を迎え撃つ。前節の引き分けで連勝は4で止まったが、10戦無敗としてクラブのJ2記録を更新した。良い流れを崩さず、2試合ぶりの白星で勝ち点1差に迫った2位磐田に圧力をかけたい。 監督交代があった徳島は前節、新たな指揮官の初陣を白星で飾った。相手の戦い方が読みづらく、秋葉監督は「力勝負で挑む」と積み上げてきた自分たちの戦いに集中する。 DF高橋は体調不良で前節を急きょ欠場したが、すでに回復。「相手は(パスを)つなぐのがうまい。球際を全体で厳しく」と意識を高める。3戦連発中で好調のFWカルリーニョスは「自分が決めるという覚悟で」と得点での貢献を誓う。
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⚽清水エスパルス 今夏復帰のMF原、最終ライン支える 6戦連続出場中
J2清水に今夏復帰したMF原輝綺(25)がチームに適応し、最終ラインを支えている。出場可能となった7月22日の栃木戦から6試合連続出場中。スイスへの半年間の期限付き移籍を経て高まった勝利へのこだわりを前面に出し、躍動感のあるプレーを攻守で見せている。 前節秋田戦はDF高橋の直前の体調不良により、復帰後初めてセンターバックでの先発となった。ただ、守備的なポジションならどこでもこなせる器用さを発揮。優れた状況判断力を生かし、サイドバックや前線への配球で攻撃の起点をつくり、守備対応でも安定感が光った。 昨季までの清水での2年間と同様、ここまでの主戦場は右サイドバック。練習では同じポジションのス
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家康のまちPR 静岡市、エスパルス戦観客にオリジナルタオル 先着1万人
静岡市は「徳川家康が愛したまち静岡」をアピールするため9月3日、サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの試合が行われる清水区のIAIスタジアム日本平でオリジナルタオルを先着1万人に無料配布する。 タオルは縦40センチ、横110センチの大きさ。清水のマスコットキャラクター「パルちゃん」と、バスケットボール男子Bリーグ2部のベルテックス静岡公式マスコット「ベルティ」が家康の甲冑(かっちゅう)などを身に着けた特別デザインをあしらった。 静岡市をホームタウンとする両チームと、大河ドラマを通じた地域活性化を目指す「静岡市大河ドラマ『どうする家康』活用推進協議会」の3者との連携事業の一環。市の担
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⚽清水エスパルス 秋田にドロー 2位浮上ならず サッカーJ2第32節
明治安田J2第32節第2日(27日・ソユースタジアムほか=2試合)3位の清水は秋田と1-1で引き分け、勝ち点56とした。 ②ソユスタ(秋田1勝1分け)▽観衆4803人 秋田 9勝11分け11敗(38) 1(0―0 1―1)1 清水 15勝11分け6敗(56) ▽得点者【秋】OG【清】カルリーニョス(13) 【評】清水は先手を奪われたが追い付き、秋田と引き分けた。 序盤から試合の流れをつかめず、前半12分には相手のクロス性のボールがポストを直撃するなどゴールを脅かされた。 後半3分、相手CKの浮き球を処理しようとした権田がクリアしきれず、オウンゴールで先制点を献上。しかし28分、CK
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⚽J2清水エスパルス 27日秋田戦、5連勝へ辛抱強さ鍵【見どころ】
27日に敵地で13位秋田と戦う。前節の首位町田撃破で連勝を今季最多の4に伸ばした3位清水。勝ち点差2に迫っているJ1自動昇格圏浮上に向けて、5連勝を狙う。 秋田は前回対戦で0-1と敗れている相手。リーグで5番目に失点が少ない守りのチームで、今回も1点を争う試合となりそうだ。秋葉監督は「辛抱強くアタックできるか」を勝負の鍵に挙げる。 MF乾は2度目の累積警告で今節から2試合出場停止。不動のトップ下が不在の中、今週の練習では2トップの布陣と、トップ下にMF神谷を置く形を試した。2トップ候補のFW北川は「求められているのはゴールにつながるプレー」と自身の役割を見据える。
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⚽清水エスパルス チアゴ復調、ゴール量産へ 前節町田戦で3カ月ぶり得点 息子の手術乗り越えた“大黒柱”
頼れるストライカーが戻ってきた。J2清水のFWチアゴサンタナ(30)が前節町田戦で約3カ月ぶりのゴール。J1昇格を懸けた残り11試合に向けて、昨季J1得点王に輝いた助っ人に再びギアが入りそうな予感だ。 町田戦の後半39分だった。キックが武器のMF西沢が敵陣右サイドでボールを持つと、巧みに動き出してマークする相手DFの手前に入り込んだ。届いた高速の浮き球クロスを正確に頭で合わせ、豪快にネットへ。試合を決める勝ち越し点に、ゴール裏の観客とハイタッチして喜びをあらわにした。 7月上旬から約2週間、幼い息子ミゲル君の手術に伴い、チーム練習を離れた。「自分の人生の中でつらい時間を過ごしていた」。妻
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⚽清水エスパルス FWオセフン【J's HERO】
ストライカーとして結果を出すことはもちろん、チームに貢献するために、どうすればよいかを常に考えて試合に入っています。その意味では、自分が得点を取りたい気持ちを抑え、アシストを選ぶことでチームを勝利に導けることはとてもうれしいです。 試合をしている中で、仲間がゴールを決めてくれるという自信があるからこそ、そういったプレーの選択肢が生まれると思います。チーム全員でJ1昇格に向けて勝利を積み重ねられるように頑張ります。
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⚽いける!自動昇格圏 清水エスパルス、首位町田に逆転3ゴール サッカーJ2第31節
明治安田J2リーグは19日、各地で第31節の9試合が行われ、清水は町田に3─2で勝利した。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆17989人 清 水 15勝10分け6敗(55) 3(1―2 2―0)2 町 田 19勝6分け5敗(63) ▽得点者【清】カルリーニョス(12)乾(8)チアゴサンタナ(8)【町】高橋(2)エリキ(18) 【評】清水は2点差をはね返して町田に逆転勝ちした。 前半4分にゴール前のこぼれ球を蹴り込まれて先制を許すと、23分にはクロスを流し込まれて追加点を献上。出ばなをくじかれた。 しかし、44分にこぼれをカルリーニョスが詰めて1点差で折り返すと、後半16分には乾がミドル
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⚽清水エスパルス 優勝へ望みつなげ 19日首位町田戦【見どころ】
19日にホームで首位町田を迎え撃つ。今季3度目の3連勝中で勢いに乗る3位清水と町田の勝ち点差は11。独走する町田を止め、優勝でのJ1昇格に望みをつなぐ白星を狙う。 今週は町田の戦いを想定し、クロスやロングボールの守備対応に時間を割いた。「気を付けるポイントは選手たちが理解してくれた」と秋葉監督。週前半は悪天候が続いたが、予定していた練習はこなし、準備に不安はない。 守備は3戦連続無失点中と安定しているだけに、期待したいのは攻撃陣の奮起。相手は堅守を誇るが、前節で8試合ぶりに先発復帰したFWチアゴサンタナは「調子は良い。自信がある」と5月以来となるゴールを誓う。
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⚽J2清水エスパルス 真価問われる連戦へ 「勝ち点3」で自動昇格圏狙う
J1自動昇格圏に肉薄した3位のJ2清水が、真価の問われる2連戦に臨む。19日にホームで迎え撃つ町田、27日に敵地で戦う秋田はともに前回対戦で負けた相手。「シーズンダブル(1季で2敗)を食らっては昇格は難しくなる」と秋葉監督が強調する中、雪辱を果たして2位以内入りへの大きな一歩にすることができるか。 清水は全チームとの1巡目の対戦を8勝7分け6敗で折り返した。町田には5月に1-2で、秋田には6月に0-1でそれぞれ敗戦。前半戦で黒星を喫した6チームのうち、8位群馬、11位千葉とはすでに2巡目を戦い、引き分けで連敗は逃れた。 特に難敵なのが次節の首位町田だ。1巡目の試合で最少のシュート数(7本
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⚽清水エスパルス 鈴木唯人の完全移籍を発表 デンマーク1部へ サッカーJ2
J2清水は13日、U-22(22歳以下)日本代表MF鈴木唯人(21)のデンマーク1部ブレンビーへの完全移籍が決定したと発表した。 神奈川県出身の鈴木は市船橋高(千葉)から2020年に清水に入団。リーグ第2節で先発に抜てきされると、1年目からシーズンを通して試合に絡んだ。2年目の21年には主力に定着し、J1初得点を記録。A代表の候補合宿にも参加した3年目は開幕から2戦連続ゴールを挙げ、前半戦はチームの攻撃の中心として活躍した。J1通算83試合5得点。 今年1月にフランス1部ストラスブールに期限付き移籍し、3試合1得点。移籍期間の満了に伴い7月に清水に復帰し、J2リーグ3試合1得点を記録した
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⚽清水エスパルス 終盤の先制点で山口下す サッカーJ2第30節
明治安田J2リーグは12日、各地で第30節の6試合が行われ、清水は山口に1─0で勝利した。 ②アイスタ(清水2勝)▽観衆14386人 清水 14勝10分け6敗(52) 1(0―0 1―0)0 山口 7勝11分け12敗(32) ▽得点者【清】カルリーニョス(11) 【評】清水は終盤に挙げた先制点を守り、山口を下した。 序盤から好機をつくったが、ゴール前で崩しきれない場面が目立った。後半もあと一押しの展開が続いたが、34分に乾のスルーパスを起点にカルリーニョスが仕留めた。 相手に反撃を許す機会は限られたが、ピンチはあった。前半40分に味方のパスミスから招いた場面は鈴木義が体を張りブロッ
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⚽J2清水エスパルス 鈴木唯人が合意 デンマーク移籍 1部ブレンビー
J2清水のMF鈴木唯人(21)が、デンマーク1部のブレンビーへの完全移籍で合意した。12日にブレンビーなどが発表した。契約期間は4年という。 パリ五輪出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表の中心として期待されるアタッカーで、今年1月からストラスブール(フランス)でプレー。移籍期間満了に伴って7月に清水へ復帰していた。
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⚽清水エスパルス 弱点突き3連勝狙う 12日山口戦【見どころ】
12日にホームで18位山口を迎え撃つ。前節で東京Vとの大勝負を制し、今季最高の3位に浮上。今節で先月以来の3連勝を狙う。 連勝はできているものの、直近3試合はいずれも1得点止まり。自慢の攻撃力を発揮するため、今週の練習では相手守備網の背後を突く狙いをあらためてチームで共有した。山口は最終ラインを高く設定した戦い方が想定され、秋葉監督は「突くべき弱点ははっきりしている」と語る。 MF鈴木唯が海外クラブへの移籍のためチームを離脱。前節で鈴木唯が務めた中盤のトップ下にはけがから復帰のMF乾が入りそうだ。「相手の裏に良いパスを送れるかどうか」と自身の役割を見据える。
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⚽清水エスパルス・主将鈴木義宜「闘将」体現 さあ終盤戦「J1復帰」背負いチームけん引【しずスポ】
J2清水のDF鈴木義宜(30)が、1年でのJ1復帰に向けて勝負の終盤戦を迎えたチームを引っ張っている。加入3年目の今季、単独で主将に就任。「より多くの試合で勝つために、できることは全てやりたいし、皆の支えに僕自身がなりたい」。人一倍の責任感を背負い、大役を担う。 言葉よりも、背中で示すリーダーだ。守備の要として黙々と体を張り、ゴールを守る。むろん、必要な場面では声を張り上げて味方を鼓舞する。普段の練習の中では、合流間もない選手のそばにそっと身を置くような気遣いも見せる。 念頭にあるのは、ベテランとしての振る舞い。「若手の目標や指針となれる存在であり続けたい」という思いが、自身を貫く。練習
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⚽清水エスパルス MF鈴木唯人「インパクト必要」 海外移籍向け、最後の練習
デンマーク1部ブレンビーへの完全移籍が決定的となっているJ2清水のMF鈴木唯人(21)が9日、正式契約の手続きのためにチームを離脱するのを前に、最後の練習に参加した。フランス1部ストラスブールに続く2度目の海外挑戦が近づき、「インパクトを残さないと」と決意を口にした。 フランスでは「環境が変わることで自分自身が成長できると感じた」という半年間を過ごした。さらなる飛躍へ、「練習から自分がどういう選手か見せていかないといけない」と新天地でのレギュラー争いを見据える。 U-22(22歳以下)日本代表の10番を背負い、来年にはパリ五輪も控える。「次のチームに行って全てが成功ではない。少しでも早く
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⚽J2清水エスパルス 新設コーチに元京都監督の中田氏
J2清水は9日、新設のプレーヤーデベロップメントコーチに元京都監督の中田一三氏(50)が就任したと発表した。 三重県出身の中田氏は現役時代、DFとして横浜フリューゲルスや福岡など計6クラブに所属してプレー。その後は指導者の道を進み、2019年には当時J2の京都を1季率いた。 大熊清ゼネラルマネジャー(GM)によると、選手個々の能力を高めることに重きを置いた指導を役割としていくという。
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⚽清水エスパルス、鈴木唯人チーム離脱へ 海外クラブへの移籍準備
J2清水は8日、MF鈴木唯人(21)が海外クラブへの移籍に向けた手続きと準備のため、9日にチームを離脱すると発表した。デンマーク1部ブレンビーへの完全移籍に近づいていて、現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ見込み。鈴木唯は一般公開される9日の練習前に、来場者に向けてあいさつを行う予定。
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⚽清水エスパルス 鈴木唯人 移籍濃厚 デンマーク1部へ
J2清水のU-22(22歳以下)日本代表MF鈴木唯人(21)がデンマーク1部ブレンビーへの完全移籍に近づいていることが7日までの関係者への取材で分かった。正式契約に向けて近くチームを離脱する。 鈴木唯は1月にフランス1部ストラスブールに期限付き移籍してリーグ戦3試合1得点を記録したが、完全移籍には移行せず7月に清水に復帰。ただ、再び海外でプレーする意欲を持ち続ける中、オファーが届いた。ブレンビーは11度のリーグ優勝経験を持つ、デンマークの強豪。
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⚽J2清水エスパルスの森重 マジョルカBチーム練習参加
J2清水は7日、FW森重陽介(19)が8~18日、スペイン1部マジョルカのBチームの練習に参加すると発表した。清水はマジョルカと選手の育成・強化を目的とした業務提携を昨年から結んでいる。
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⚽清水エスパルス 大勝負制し3位浮上 サッカーJ2第29節
明治安田J2リーグは6日、9試合が行われ、清水は東京Vとの上位対決を1-0で制した。両チームは勝ち点49で清水が得失点差の3位。 ②味スタ(清水2勝)▽観衆17802人 清水 13勝10分け6敗(49) 1(1―0 0―0)0 東京V 14勝7分け8敗(49) ▽得点者【清】鈴木唯(1) 【評】清水は前半に奪った1点を守り、東京Vを下した。 序盤から思い通りに敵陣に球を運べず、相手のカウンター攻撃を受ける劣勢の展開が続いた。しかし前半35分、鈴木唯がゴール前での好機を仕留めて先制に成功した。 システムを変えて臨んだ後半は流れを引き寄せて優位に試合を運んだ。16、31分にカルリ
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⚽J2清水エスパルス 3位浮上へ重要な一戦 6日、東京V戦【見どころ】
6日に敵地で3位東京Vと戦う。7月を6戦無敗で乗り切り、今季最高の4位に浮上して迎える一戦。勝てば勝ち点3差の相手と順位が入れ替わる、重要な直接対決だ。 前節は逃げ切りに成功したが、2戦続けて1得点の攻撃面はやや物足りない。東京Vは失点数が町田と並んでリーグ最少と守備が堅い。MF中山は前回対戦の得点が中央への縦パスから生まれたことを例に「真ん中の崩しやクロスの精度」を攻略のポイントに挙げる。 負傷離脱していたMF乾は今週の練習で完全合流したものの、まだ万全とは言えない状態。代わりに今節でトップ下に入る可能性があるMF鈴木唯は「やりやすい」というポジションで躍動を誓う。
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J2清水エスパルス リーグ戦の3分の2終了 自動昇格へより加速を
J2清水は7月29日のリーグ第28節岡山戦でシーズンの3分の2を消化した。ここまで12勝10分け6敗の勝ち点46で4位。J1自動昇格圏の首位町田を勝ち点11差、2位磐田を同5差で追う。昇格には3~6位によるプレーオフを勝ち抜く道もあるが、まずは2位以内入りへ、残り14試合での急加速は欠かせない。 4月の秋葉監督就任から8戦負けなしで一気に順位を上げた清水だったが、5月中旬の連敗などで足踏み。7月に入り昇格を争う長崎、大分を破るなど6戦無敗と持ち直し、今季最高の4位まで浮上した。 自動昇格の2位以内を狙う上では、厳しいデータがある。過去5年で自動昇格した計10チームのうち、28節終了時点で
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J2清水エスパルスの選手とハイタッチ! 子どもら大はしゃぎ
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスは2日から、子どもたちを対象に、練習後の選手たちとハイタッチで触れ合う企画を始めた。月内の練習の一般公開日に実施する。 初日は約50人の子どもたちが静岡市清水区の練習場「三保グラウンド」に集まり、練習後にグラウンドの隅に立って選手と手を重ねた。清水辻小6年の上原琥空君はお目当ての鈴木唯人選手(21)とハイタッチし、「楽しかった」と喜んだ。 感染症対策で練習場でのファンサービスを中止している中、夏休み中の子ども向けにできることを、と企画した。実施日は3、8、9、13、15、16、23、24、30、31。練習時間は13日は午前10時から、それ以外は午
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⚽J2清水エスパルスの斉藤 J3相模原へ 育成型期限付き移籍
J2清水は30日、FW斉藤聖七(22)=清水ユース出=がJ3相模原に育成型期限付き移籍すると発表した。期間は来年1月末まで。 流経大から今季加入した斉藤はここまでリーグ戦1試合とカップ戦3試合に出場していた。「自分を必要としてくれたクラブで活躍し、強くたくましくなって帰ってくる」とコメントした。
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⚽清水、先制点守り切る 岡山に1ー0 サッカーJ2第28節
明治安田J2リーグは29日、各地で第28節の10試合が行われ、清水は岡山に1ー0で勝利した。 ②アイスタ(清水1勝1分け)▽観衆12103人 清 水 12勝10分け6敗(46) 1(0―0 1―0)0 岡 山 8勝14分け6敗(38) ▽得点者【清】カルリーニョス(10) 【評】清水は先制点を守り切り、岡山を退けた。 立ち上がりに白崎が決定機を迎えるなど攻め込んだ。セットプレーでも圧力をかけたが実らず折り返した。 後半9分、CKをホナウドが頭で合わせてゴールを脅かすと、5分後にカルリーニョスが個人技で突破して先制に成功した。19分の鈴木唯のシュートはポストを直撃するなど追加点は奪え
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⚽岡山戦 3戦ぶり白星へ攻撃確認【J2清水 見どころ】
29日にホームで9位岡山を迎え撃つ。前節で引き分けて6位からの浮上はならず、J1自動昇格圏の2位との勝ち点差は5のまま。3試合ぶりの白星をつかみ、追い上げたい。 今週の練習では自陣での守り方を見直しつつ、「3点、4点と取れるチームに」(秋葉監督)と攻撃面の確認にも時間を割いた。先制しても勝ちきれない試合が2戦続いていて、FW北川は「追加点が必要」と勝負の鍵を挙げる。 前節で負傷交代したMF乾は公開された練習に参加していなく、出場は不透明。一方、今月上旬から家庭の事情で練習を離れていたFWチアゴサンタナは今週から復帰した。指揮官の選手起用に注目が集まる。
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⚽清水のカルリーニョス 3季ぶり2桁得点迫る「勝利のため」献身誓う
J2清水のブラジル人FWカルリーニョス・ジュニオ(28)が3季ぶりのリーグ戦2桁得点に迫っている。今季はここまで中盤左サイドを主戦場にチームトップの9ゴールを記録。得点源として「責任を感じている。勝利のためにゴールやアシストができれば」と2試合白星のないチームへの献身を誓う。 前節栃木戦は体調不良から復帰し、2試合ぶりの先発だった。前半18分に左から中に切れ込んでシュートを放ったが、GKの正面。後半26分までの出場でシュートはその1本に終わり、チーム全体の戦いも含めて「チャンスをものにできなかったことは修正点」と振り返る。 加入1年目の2020年にJ1で10ゴールを挙げたが、21年は2点
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⚽清水エスパルス 昇格へ痛い足踏み 栃木とドロー J2第27節
明治安田J2リーグは22日、各地で第27節の7試合が行われ、清水は栃木に1-1で引き分けた。 ②カンセキ(清水1勝1分け)▽観衆9283人 栃木 6勝10分け11敗(28) 1(0―1 1―0)1 清水 11勝10分け6敗(43) ▽得点者【栃】山田(2)【清】鈴木義(2) 【評】清水は栃木に追い付かれて逃げ切れず、引き分けた。 序盤からスムーズに敵陣に前進し、ゴールに迫った。前半31分、CKから鈴木義のヘディングシュートで先制点を奪った。 後半開始からシステムに変化をつけて試合を運んだが、22分にクロスを中央で合わされて追い付かれた。今節から出場可能となった原、鈴木唯を早速
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⚽栃木戦 上位追走へ勝ち点3を【J2清水 見どころ】
22日に敵地で20位栃木と戦う。前節千葉戦は優勢に試合を運んだが引き分け。連勝は3で止まり、J1自動昇格圏の2位との勝ち点差は5に広がった。上位追走へ、勝ち点の取りこぼしは避けたい。 海外クラブへの期限付き移籍から復帰したMFの原と鈴木唯は今節から出場が可能となる。原はすでに約3週間の練習を積み、「コンディションが上がってきて良い状態」と秋葉監督。CBやボランチの要員としてメンバー入りもありそうだ。 前節は終盤に相次いで迎えた決定機をものにできなかったのが痛かった。出場停止明けとなるMF白崎は「攻撃に厚みをもたらし、得点に絡むようなプレーを」と意気込む。
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⚽原が昇格へのピースに 復帰MF「足りないところ補う」 栃木戦へ急ピッチ J2清水
J2清水のMF原輝綺(24)が、出場可能となる22日の栃木戦(カンセキ)に向けて調整のピッチを上げている。今月1日、スイス1部グラスホッパーへの半年間の期限付き移籍から復帰。「足りないところを自分が補えれば」とJ1昇格を目指すチームをさらに押し上げる“ピース”になる意気込みだ。 昨季まで一緒に戦った仲間が多く残るチームに戻り、汗を流す原の表情は豊かだ。「(性格は)ちょっと丸くなったと思う」。異国での経験がもたらした変化を漂わせつつ、本格的な練習に移れば引き締まった顔でボールと向き合う。 速さや体の強さといった身体能力に優れる選手が集う欧州のリーグで半年間もまれた。
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⚽J2清水エスパルス 復帰の鈴木唯人「チームに良い影響を」 貢献誓う
フランス1部ストラスブールへの期限付き移籍からJ2清水に復帰したMF鈴木唯人(21)が19日、取材に応じた。14日にチームに合流したアタッカーは22日の次節栃木戦(カンセキ)から出場が可能となり、「自己の成長のためにプレーできればチームにもプラスの影響をもたらせる」と貢献を誓った。 フランスでの半年間でリーグ戦3試合に出場して1得点。デビュー戦でゴールを決めて強い印象を与えたものの、出場機会は思うように増えず、「まだまだだと思った。もっと成長できることがたくさんあると気付かされた」と振り返る。 実戦からは約1カ月遠ざかっているが、「やっていけば慣れる」とコンディションづくりに汗を流す。自
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⚽清水エスパルス DF北爪健吾【J's HERO】
アイスタでプレーできるというのは大きな喜びです。でも、ただプレーするだけで満足することはありません。エスパルスサポーター・ファミリーの皆さんに勝利を届けること。皆さんと一緒に勝利を分かち合って「勝ちロコ」をするまでが仕事と思っています。 いつも最高の雰囲気をつくっていただけているので、その気持ちにしっかりと応えられるよう覚悟を持って、これからもプレーしていきます。
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⚽国立にオレンジ旋風 清水主催試合 4万7628人、J2最多入場者数更新
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスは16日、ホーム試合のリーグ第26節ジェフユナイテッド千葉戦を東京都新宿区の国立競技場で開催した。2-2の引き分けに終わった試合は4万7628人を集め、J2リーグの最多入場者数を更新した。 国立競技場での清水の主催試合は2年連続。J1だった昨年の5万6131人には及ばなかったが、2003年11月にアルビレックス新潟が記録した4万2223人のJ2最多を塗り替えた。客席を埋めた清水のサポーターは大声援で選手を後押しした。 試合前にはJリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏と野々村芳和チェアマン(清水東高出)のトークショーも行われた。川淵氏は「地元に応援され
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⚽清水エスパルス 千葉とドロー、攻守に課題 J2リーグ第26節
明治安田J2リーグは16日、各地で第26節の8試合が行われ、清水は千葉と2-2で引き分けた。 ■〝鬼門〟国立で勝ちきれず 先制も直後ふいに J2史上最多となった観衆の大声援もむなしく、清水は引き分け止まり。この日の本拠地となった国立には試合後、ため息とブーイングが混じり合い、主将のDF鈴木義は「(サポーターの)思いも含めて勝利が使命だったと思う」と唇をかんだ。 千葉は5月の前回対戦で0-1と敗れ、8戦無敗の勢いを止められた相手。「成熟度が上がったと思えるゲームをしていかないと」(秋葉監督)と迎えた一戦だった。 試合の入りは上々だった。前半15分、MF神谷がペナルティーエリア左寄りか
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⚽千葉戦 聖地・国立で今季初4連勝狙う【J2清水 第26節見どころ】
16日にホーム試合として東京・国立競技場で15位千葉と対戦する。清水は前節で3連勝とし、6位に上昇。J1自動昇格圏の2位に勝ち点3差と射程圏内に捉えた。さらなる浮上へ、聖地で今季初の4連勝を狙う。 5連戦を終え、まとまった準備時間を確保できた今週は攻守のクロス対応などを確認。千葉との前回対戦で相手のロングスローを起点に失点したこともあり、秋葉監督は「守備の1対1は前でやられないこと」と求める。 千葉は無得点で敗れた数少ない相手。同じ轍(てつ)を踏まないよう、「勝負どころで決めきれるか」とMF西沢は言う。4万人以上の大観衆が見込まれる中、期待に応える戦いを見せたい。
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⚽清水エスパルス乾「勝利が一番」 次節“新国立”、初の4戦連発へ
J2清水のMF乾貴士(35)が絶好調だ。前節大分戦で2得点し、3試合連続ゴール中。16日の次節千葉戦でも決めれば自身初のプロでの4戦連発となる。本人は「誰がとっても1点は1点。とにかくチームが勝てることが一番」と個人の記録には関心を示さず、勝利への貢献に集中する。 大分戦はチームの全得点を挙げる活躍ぶり。特に決勝点となった2点目は「スルーパスを通すか迷ったが、相手もあまり出てこなかったので思い切って打ってみようかな」とペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、枠の外から巻き込むようにゴール右上に突き刺した。 大分戦の前日は愛息の誕生日だった。「息子が入れさせてくれたのかな」と謙遜するが、
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⚽清水FC55年 エスパルス誕生の背景 歴史的チームの姿に迫る
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスは16日、ホーム試合となるリーグ第26節ジェフユナイテッド千葉戦を東京・国立競技場で開催する。クラブはエスパルス誕生の背景となったチーム「清水FC」の誕生から55年を記念した事業に今回の試合を位置付け、トークイベントや特製グッズの配布などを行う。 清水市(現・静岡市清水区)の少年選抜チームとして無類の強さを誇り、サッカー王国・静岡を印象付けた清水FC。指導者として携わった綾部美知枝さん(74)、清水FC出身でエスパルスを代表する選手の一人として活躍した大榎克己氏(58)の2人のインタビューから歴史的チームの姿に迫る。 清水FC 清水市(現・静岡市清
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⚽清水エスパルス 鈴木唯がチーム復帰 仏1部期限付き移籍満了で
J2清水は13日、フランス1部ストラスブールに期限付き移籍していたU-22(22歳以下)日本代表MF鈴木唯人(21)が移籍期間の満了に伴い、清水に復帰すると発表した。14日にチームに合流する。 鈴木唯は1月に半年間の期限付きでストラスブールに移籍。デビューとなった4月のアジャクシオ戦では途中出場から華麗な個人技で初ゴールを記録し、結果を残した。ただ、その後も出場機会は思うように増えず、リーグ戦3試合1得点に終わった。関係者によると、契約にはストラスブール側に買い取りのオプションが付いていたが、完全移籍には移行しなかった。 鈴木唯はクラブを通じて「一日一日を無駄にせず、常に向上心を持って頑
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⚽清水エスパルス FWディサロ、湘南に移籍へ サッカーJ2
J2清水のFWディサロ燦(あきら)シルヴァーノ(27)がJ1湘南に完全移籍することが決定的となった。12日までの関係者への取材で分かった。近く発表される。 東京都出身のディサロは、得点能力に優れるストライカーとして当時J2の北九州から2021年に清水に完全移籍で加わった。昨季途中にはJ2山形に期限付き移籍し、復帰した今季はここまでリーグ戦17試合3得点。第3節長崎戦でチームの今季初得点を挙げるなど序盤戦は主に先発で出場機会を得ていたが、最近は途中出場やベンチ外が多くなっていた。
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⚽清水エスパルス 大分に競り勝つ J2リーグ第25節
明治安田J2リーグは9日、各地で第25節の11試合が行われ、清水は大分に2-1で勝利した。 ②レゾド(清水1勝1分け)▽観衆9946人 清 水 11勝8分け6敗(41) 2(1―0 1―1)1 大 分 12勝6分け7敗(42) ▽得点者【清】乾2(7)【分】松尾(2) 【評】清水は大分との競り合いを制した。 序盤に清水が試合を動かした。前半10分、乾が相手GKから球を奪って流し込み、先制に成功。徐々に相手に盛り返され、34分にはゴール前でシュートを浴びたが、権田が連続セーブで防いだ。 後半の入りで相手の勢いを受けると、5分にクロスを中央で合わされて追い付かれた。しかし18分、乾の
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⚽昇格へ落とせない対決 大分戦【J2清水 第25節見どころ】
9日に敵地で3位大分と戦う。前節で5月以来の連勝を果たして7位を維持し、上位との差を縮めた。大分との勝ち点差は4。昇格を争う相手との負けられない直接対決だ。 前節は序盤に先手を取り、勝ちパターンに持ち込んだ。高い守備意識で試合に入るプランも徹底され、MF白崎は「うまく相手の良さを消しながら、自分たちで(守りの)スイッチを入れる意識を持って臨めた」と語る。 大分は直近5試合で複数得点がない。相手に付け入る隙を与えない試合運びをしながら、2戦連続3得点と好調な攻撃力を発揮したい。秋葉監督は「受けるのではなく、チャレンジャーとして向かっていけるか」と攻めの姿勢を強調する。
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⚽清水エスパルス 5月以来の連勝 J2リーグ第24節
明治安田J2リーグは5日、各地で第24節の11試合が行われ、清水は敵地で仙台に3-0と快勝した。 ②ユアスタ(清水1勝1分け)▽観衆9124人 清水 10勝8分け6敗(38) 3(2―0 1―0)0 仙台 8勝7分け9敗(31) ▽得点者【清】カルリーニョス2(9)乾(5) 【評】清水は攻守で仙台を上回り、快勝した。 前半11分、CKからカルリーニョスが詰めて幸先よく先制点を奪った。8分後には相手の自陣でのパスを北川がカットしてつなぎ、乾が右足で巧みに流し込んで加点した。 後半に入っても主導権を渡さず、9分に乾の折り返しを再びカルリーニョスが決めてリードを広げた。終盤は押し込まれ
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⚽仙台戦 総合力で連勝を狙う【J2清水 第24節見どころ】
5日に敵地で12位仙台と対戦する。前節長崎戦で3試合ぶりに白星をつかんだ清水は、昇格プレーオフ圏の6位との勝ち点差を2に縮めた。今節で5月以来の連勝を果たし、7位からプレーオフ圏内への浮上を図りたい。 仙台は直近4戦勝利がないが、秋葉監督は「力を持っている選手が多い」と警戒。まずは積極的な守備から入ることを選手と共有し、勝負の鍵となる先制点を奪われない試合運びを描く。 長崎戦で途中出場から決勝点を挙げたFW北川は「途中から出た選手が力を発揮するのはチームが良い方向に進むために必要なこと」と語る。中3日で先発の入れ替えが見込まれる中、今節も控えを含めた総合力で上回りたい。
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⚽J2清水 今季リーグ戦2分け3敗 “鬼門”の水曜日、初勝利なるか 5日仙台戦
J2清水が5日の仙台戦(ユアスタ)で、水曜開催のリーグ戦での今季初勝利を目指す。ここまでミッドウイークのリーグ戦は2分け3敗。水曜の試合は仙台戦が今季最後となり、“鬼門”を白星で締めくくり、さらなる浮上に弾みを付ける。 最初は今季リーグ初黒星を喫した3月の群馬戦だった。4月と5月の仙台、徳島との試合は1-1の引き分け。5月の千葉戦と先月の秋田戦はともに0-1で敗れた。5試合全てが1得点以下と、リーグトップの総得点を誇る自慢の攻撃力が発揮できていない。 中2、3日の連戦で組み込まれる水曜の試合は、選手の疲労度合いを踏まえたメンバー選考が首脳陣の悩みどころになる。「厚
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⚽J2清水 復帰の原が練習合流「守備で役割果たす」
スイス1部グラスホッパーへの期限付き移籍からJ2清水に復帰したMF原輝綺(24)が3日、全体練習に合流した。J1昇格を目指すチームの一員として、「まずは守備で役割を果たし、プラスアルファで何かを示していけたら」と意気込みを語った。 グラスホッパーでの半年間でリーグ戦12試合に出場した。初の海外リーグで感じたJリーグとの違いについて「強さとスピード」と話し、スイスでは「少しでも遅れれば置いていかれる。緊張感のある(中で)試合ができた」と振り返る。 市船橋高(千葉)の先輩でもある秋葉監督の下で、「センターバックの方がイメージが湧く」と活躍の場を思い描く。まだ一部別メニューでの調整で、「しっか
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⚽清水エスパルス 3試合ぶり白星 サッカーJ2第23節
明治安田J2リーグは1日、各地で第23節の9試合が行われ、清水は長崎に3-2で下した。 ②アイスタ(清水1勝1分け)▽観衆9900人 清水 9勝8分け6敗(35) 3(2―0 1―2)2 長崎 11勝5分け7敗(38) ▽得点者【清】カルリーニョス(7)乾(4)北川(4)【長】フアンマ(13)沢田(1) 【評】清水は試合終了間際の決勝点で長崎に競り勝った。 前半は試合を優位に進めた。14分、カルリーニョスがゴール左から流し込んで先制に成功した。28分にはCKから鈴木が頭でつないだ球を乾が蹴り込んで加点した。 後半は一転して相手に流れが傾いた。16分に自陣左サイドを破られて失点すると、
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⚽MF原、J2清水に復帰 スイス1部グラスホッパーから
J2清水は30日、スイス1部グラスホッパーに期限付き移籍していたMF原輝綺(24)が清水に復帰すると発表した。選手登録期間の関係で、試合に出場できるのは7月22日のリーグ第27節栃木戦から。背番号は70。 原は1月から半年間の期限付きでグラスホッパーに所属し、リーグ戦12試合に出場した。グラスホッパー側からは移籍期間の満了とともに退団することが伝えられていた。 原は「(海外に)行かないと分からないことを経験し、肌で感じることのできたこの半年を無駄にしないよう精いっぱい頑張る」とクラブを通じてコメントした。1日からチームに正式合流する。 サイドバックやセンターバックといった複数の守備的な
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⚽長崎戦 先制点が勝負の鍵の一つ【J2清水 第23節見どころ】
1日にホームで4位長崎を迎え撃つ。28日の秋田戦で痛い敗戦を喫し、プレーオフ圏と勝ち点5差の7位。昇格を争う上位グループとこれ以上離されないために、是が非でも勝ち点3が欲しい。 秋田戦は18本のシュートを放ったが、リーグ戦6試合ぶりとなる無得点に終わった。MF中山は「クロス中心で、真ん中から崩せていない」と攻撃の改善点を口にする。 長崎は連勝中と勢いがあり、得点ランキング1位タイのFWフアンマらを擁する攻撃力には警戒が必要だ。「一度のミスもないように」と秋葉監督。勝利のない直近2戦はどちらも先に相手に点を奪われていて、先制点は勝負の鍵の一つになりそうだ。
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⚽清水エスパルス 秋田に手痛い一敗 J2リーグ第21節
明治安田J2リーグは28日、第21節の2試合が行われ、清水は秋田に0-1で敗れた。 ①アイスタ▽観衆6231人 秋田 8勝6分け8敗(30)1(0―0 1―0)0 清水 8勝8分け6敗(32) ▽得点者【秋】斎藤(1) 【評】清水は最後までゴールが遠く、秋田に逃げ切られた。 人数をかけて守る秋田を前に、攻撃の形をつくり出せず。相手が強みとするセットプレーでゴールを脅かされた。後半4分にはスローインの流れから抜け出され、先制点を献上した。 追う展開となって攻勢を強め、チアゴサンタナらが次々にシュートを放ったが、ゴールを割れず。終了間際には北爪のミドルシュートが無情にもクロスバーをたた
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⚽秋田戦 好機仕留められるか【J2清水 見どころ】
28日にホームで14位秋田を迎え撃つ。今節はルヴァン杯開催に伴う未消化の一戦。勝っても順位は7位から変わらないが、勝ち点差4のプレーオフ圏にできるだけ近づきたい。 秋田は総得点がリーグ最少の17。ただ、セットプレーの占める割合が高く、非公開で行った前日練習では対応を入念に確認したという。ロングボールを多用する相手に対して、思い通りに主導権を握れない展開も予想される。秋葉監督は「少ないチャンスでもしっかり仕留められるように」と選手に求める。 警告の累積で今節はMF乾が出場停止。司令塔を欠く戦いとなるが、DF北爪は「貴士君(乾)だけじゃない、というのを他の選手が見せないと」と奮起を誓う。
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⚾清水エスパルスのホーム戦 2試合日程変更 サッカーJリーグ
Jリーグは27日、9月20日に開催予定だったJ2リーグ第34節清水-山形(アイスタ日本平)を同9日に、11月8日に予定していたJ2リーグ第41節清水-大宮(同)を同5日にそれぞれ変更すると発表した。清水がルヴァン杯で敗退したため。
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⚽得点、得失点差1位でも…清水前半戦7位 昇格へ試合運び課題
J2清水は25日の群馬戦でリーグ戦の半分を消化した。成績低迷による監督交代などつまずきもあり、折り返し時点での勝ち点と順位はともに、2位でJ1昇格を果たした2016年を下回る。ここまで得点数や得失点差はリーグトップを誇るだけに、後半戦に向けて改善すべき課題は試合運びと言える。 清水は21試合を終えて勝ち点32(8勝8分け5敗)の7位。消化試合数が1少ないものの、自動昇格圏の首位町田と勝ち点15、2位大分と勝ち点9の差をつけられている。過去に唯一J2を経験した16年が前半戦終了時点で勝ち点34(9勝7分け5敗)の6位だったことを考えても、現状が望ましい位置ではないことは明らかだ。 昨季のJ
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⚽清水エスパルス、群馬に優勢も引き分け サッカーJ2第22節
明治安田J2リーグは25日、各地で第22節の3試合が行われ、清水は群馬に1-1で引き分けた。 ②正田スタ(群馬1勝1分け)▽観衆4924人 群馬 8勝7分け7敗(31) 1(1―1 0―0)1 清水 8勝8分け5敗(32) ▽得点者【群】北川(2)【清】北川(3) 【評】清水は優勢に試合を運んだが、群馬と引き分けた。 試合の入りでつまずき、前半10分に隙を突かれて先制を許した。しかし26分、北川の鮮やかなミドルシュートで追い付いた。 主に右サイドを起点にゴールに迫った攻撃も、後半はペースが落ちた。布陣変更や前線の選手の投入で圧力を強めたが、相手の粘り強い守りを攻略できず。終了
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⚽勝負強さ求め雪辱へ 群馬戦【J2清水 見どころ】
25日に敵地で12位群馬と戦う。リーグ戦の折り返しとなる21試合目。現在7位の順位を一つでも上げて後半戦に突入したい。 クラブは秋葉監督就任以降に行っていた、全ての練習を公開する方針を今週から転換。試合前日の練習を完全非公開とし、情報戦への“警戒モード”の中で試合に備えた。 群馬は3月の前回対戦で今季リーグ最多の3失点を喫し、苦杯をなめた相手。秋葉監督は「シーズンダブルを食らっては昇格は難しくなる。したたかさを出したい」と選手たちに勝負強さを求める。 18日のルヴァン杯浦和戦でゴールを決めたFW北川は練習でも軽快にネットを揺らし、好調を維持。公式戦2戦連発を狙う
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⚽J2清水昇格へ “レジェンド”市川コーチ導く セットプレーなど担当
J2清水のコーチに今季から就いている元日本代表DF市川大祐氏(43)が、1年でのJ1復帰を目指すチームを支えようと奮闘している。セットプレーの攻撃面や一部の練習メニューの指揮などを担い、いまだ健在のキック技術の指導にも力を注いでいる。 全体練習後、DFやGKの選手のキック練習に市川コーチが付き添う姿はよく見られる光景だ。「ボールを受ける選手が背後を突く動きをしているのに逃している場面がある。ボールの質や種類を含め、これから(練習を)やっていくことが重要と思って」。試合や練習での気付きを踏まえ、現役時代にクロスの名手として鳴らした技術を惜しみなく選手たちに伝えている。 意識しているのは、「
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⚽清水エスパルス 浦和とドロー 1次L突破ならず サッカールヴァン杯最終節
JリーグのYBCルヴァン・カップは18日、各地で1次リーグ最終節が行われ、B組の清水は浦和と1-1で引き分け、1次リーグでの敗退が決まった。 1次リーグB組▽観衆10229人 ②アイスタ(2分け) 清水 2勝2分け2敗(8) 1(1―0 0―1)1 浦和 1勝5分け(8) (浦和は準々決勝進出) ▽得点者【清】北川(1)【浦】明本(1) 【評】清水は前半の先制点を守り切れず、浦和と引き分けた。 主導権が行き来する展開の中、守備で耐えて流れを渡さなかった。前半10分にはクロスから中央で合わされたが、大久保が好セーブ。すると33分、北川のミドルシュートで先制に成功した。 しか
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⚽清水、攻撃の精度が勝負の鍵/磐田、リーグ戦に弾みつけられるか ルヴァン杯最終節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは18日、1次リーグ最終節10試合を行う。1勝4敗で既に1次リーグ敗退が決まっているA組4位の磐田は敵地で同2位の札幌と対戦。2勝1分け2敗でB組首位タイの清水は、1次リーグ突破を懸けて同順位の浦和をホームで迎え撃つ。1次リーグは各組の1位と、2位のうちの成績上位3チームが通過する。 磐田 札幌戦 難敵攻略へ隙突けるか 磐田は今週リーグ戦がないため、これまで出場機会が少なかった選手と主力級の混成になりそうだ。横内監督は「J1の中でも一番点を取っている難しい相手をどう抑えるか」と難敵攻略に方策を練る。相手の隙を突いてゴールをこじ開けて最終戦を飾り、リーグ戦に
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⚽9季ぶり古巣復帰 対人能力健在33歳 清水エスパルスの壁DF吉田豊【しずスポ】
J2清水のDF吉田豊(33)が、プロ16年目を迎えた今季も健在だ。9季ぶりに復帰した古巣で、サイドバックの主力を張る。強みとする対人守備能力をいかんなく発揮し、チームを支えている。 守備に魅了された“いぶし銀” もっと「完璧に」プロ16年目 進化は続く 前進する相手との間合いを計り、隙を見て低い重心から体を入れ、当たりの強さでボールを奪い取る-。「完璧に近づけたい」と本人はさらなる高みを求めるが、対戦相手から嫌がられる、吉田の真骨頂だ。 高校時代はドリブル自慢のサイドアタッカー。世代別代表でサイドバックとして起用されたことを契機に、プロ生活を始めた甲府でも定位置
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⚽清水エスパルス 6月末までファンサービス中止
J2清水は14日、三保グラウンドでの練習後のファンサービス対応をチーム事情により6月末まで中止すると発表した。練習の見学はこれまで通り可能。
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⚽静岡県内J4クラブが児童招待 7月ホーム戦「最高の思い出を」
サッカーJリーグの静岡県内4クラブは7月に県内の小学校に通う児童と保護者をホームゲームへ招待する企画「ふじのくにスポーツふれあいパスポート」を実施する。4クラブの代表者が13日、県庁を訪れ、池上重弘教育長に報告した。 企画はコロナ禍だった2021年に始まり今年で3年目。訪問したのは、J2清水エスパルスの山室晋也社長、ジュビロ磐田の浜浦幸光社長、藤枝MYFCの徳田航介社長、J3アスルクラロ沼津の高島雄大社長、静岡県民共済生活協同組合の渡辺隆一理事。 山室社長は「Jリーグの素晴らしさを体験できる。最高の思い出をつくって」とPR。浜浦社長は「パフォーマンスで感動を共有できるところを見せたい」と
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⚽J2清水 終盤に決勝点 熊本に1ー0 リーグ第20節
明治安田J2リーグは11日、各地で第20節の11試合が行われ、清水は熊本に1-0で勝利した。 ①えがおスタ▽観衆6484人 清水 8勝7分け5敗(31) 1(0―0 1―0)0 熊本 7勝6分け7敗(27) ▽得点者【清】カルリーニョス(6) 劣勢をはね返す 清水は終盤に均衡を破り、劣勢の時間が長かった試合をものにした。敵地での連敗を3で止めるリーグ戦2試合ぶりの白星で、7位に順位を上げた。 リーグ戦9試合連続出場中だったMF乾が欠場となり、FWオセフン、チアゴサンタナの2トップの布陣で臨んだ。しかし、熊本の流動的なパスワークに翻弄(ほんろう)されて押し込まれ、攻撃に転じても思い通りに
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⚽止めたい敵地での連敗 11日に熊本戦【J2清水 見どころ】
11日に敵地で11位熊本と対戦する。前節山形戦を落として10位に後退。アウェー戦は3連敗となり、苦手意識が付かないようここで悪い流れを止めたい。 ただ、複数の主力が練習を外れていて欠場の見込みとなり、台所事情は苦しい。秋葉監督は「ニューヒーローが現れる好機」と代役の奮起に期待する。前節で負傷交代したMF神谷は大事に至らず、出場に支障はない。 熊本はパス数がJ2最多と、ボール保持を志向する。MF宮本は「(チームとして)どこでボールを取るか。じれずにやっていくことが大事」と戦いを見据える。敵将の大木監督(清水東高出)の下でプレーした経験があり、「成長した姿を見せられるように」と発奮材料も力に
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⚽J2清水 心強い戦力 山原復帰 初の長期離脱乗り越え
左足底の負傷で離脱していたJ2清水のDF山原怜音(24)=JFAアカデミー福島出=が、7日の天皇杯2回戦で約2カ月ぶりに公式戦に復帰した。定位置の左サイドバックに入り、1対1での仕掛けなど以前と変わらぬプレーを披露。直近のリーグ戦4試合で3敗と停滞気味のチームに、心強い戦力が戻ってきた。 J3岐阜との天皇杯では、後半開始から出場した。軽やかな身のこなしで対面の相手をかわして中央に配球するなど持ち味を見せたが、「あれだけクロスを上げて、1本も合っていなかったのはまだまだ」と試合後は反省の言葉が並んだ。 3月29日のリーグ第6節群馬戦で左足に全治8週間のけがを負った。サッカー人生で初めてとい
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⚽清水エスパルス 岐阜に延長の末敗れる サッカー天皇杯
サッカーの第103回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は7日、各地で2回戦が行われ、J2清水は、J3岐阜に1―2で敗れた。 ▽2回戦 岐阜(岐阜) 2(0―0 1―1 延長 1―0 0―0)1 清水(J2) ▽得点者【岐】田口、北【清】カルリーニョスジュニオ(PK) 【評】清水は延長の末に岐阜に競り負けた。 中盤での攻防が続いた前半は決定機が限られた。8分にFKから菊地が頭で合わせたが相手に阻まれ、43分の斉藤のミドルシュートは枠を外した。 膠着(こうちゃく)状態の中、後半30分にクロスを中央で蹴り込まれて先制を許した。7分後、カルリーニ
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⚽清水エスパルス DF井林章選手(38)【J's HERO】
サポーターの後押しは、もちろんアウェーでも感じますが、ホームの方がより強く受け取っています。監督も試合前に「ホームでは絶対に勝つ」ということを言われていますし、自分たちもそこは分かっています。なかなかホームで勝てない時期もありましたが、今では「勝てる」という空気になっています。 試合ごとに活躍する選手が異なり、そういう選手が「勝ちロコ」で前に出ています。それは、満遍なくみんなが活躍できていて、チーム状態が良い証拠だと思います。ぜひアイスタで僕たちの後押しをよろしくお願いします。
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⚽〝二刀流〟森重、DFで出場か 日本平で岐阜戦【J2清水 天皇杯見どころ】
サッカーの天皇杯第103回全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は7日、J1、J2勢が登場する2回戦を各地で行う。J2清水はJ3岐阜と対戦する。 アイスタ日本平で岐阜を迎え撃つ清水は、現在ホーム5連勝中。地の利も生かし、確実に退けたい。 先発の顔ぶれはリーグ戦前節から大きく変わる見込み。高校時代にFWとDFの〝二刀流〟で注目された高卒新人の森重は、清水で初めてDFとして出場することになりそうで「自信を持って守備で戦えるように」と意気込む。
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三保松原きれいに 美化活動に汗 J2清水やフクシマガリレイなど
冷蔵機器製造販売フクシマガリレイ(大阪府)とサッカーJ2清水エスパルス、静岡市が協力して4日、同市清水区三保の清水三保海浜公園で清掃活動を実施した。同社の従業員と家族、清水エスパルスの選手やサポーターが富士山世界文化遺産の構成資産でもある松原と海岸の美化に汗を流した。 フクシマガリレイやグループ会社のショウケンガリレイの従業員や家族、清水エスパルスの選手、チーム下部組織の子ども、サポーター、地元の学生ら計約200人が公園に集まった。参加者は熊手とゴミ袋を手に松原や遊歩道に散らばり、松の生育を阻害する落ち葉や景観を損ねるごみを拾い集めた。 同社が今年から開始したビーチクリーン活動の一環。ク
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「清水FC」フラッグ製作へ サポーター有志が支援呼びかけ
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスのサポーター有志が、エスパルス誕生の背景となったチーム「清水FC」を顕彰するビッグフラッグを製作している。関係者が製作費の支援を呼びかけている。 清水FCは旧清水市の少年選抜チームとして無類の強さを誇り、数多くの選手や指導者を輩出した。清水FCの誕生55周年を記念した事業をエスパルスが展開するのに合わせ、有志がフラッグ製作を企画した。 清水FCのエンブレムなどを入れた巨大なフラッグ2枚を作り、7月16日に東京・国立競技場で行われるJ2リーグの清水の試合で披露。以後もスタンドに掲げて活用する。費用は100万円を見込み、7月15日まで支援を募っている
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⚽J2清水 決定力欠き黒星 シュート数最多も1点のみ リーグ第19節
明治安田J2リーグは3日、各地で第19節の9試合が行われ、清水は山形に1-2で敗れた。 ①NDスタ▽観衆9130人 山形 8勝1分け10敗(25) 2(1―0 1―1)1 清水 7勝7分け5敗(28) ▽得点者【山】アウベス(9)イサカ(4)【清】白崎(2) 決定力を欠いた清水は山形に競り負け、2試合ぶりの黒星を喫した。 決定機では相手を大きく上回った。FWカルリーニョスがMF乾のスルーパスに抜け出した前半34分や後半26分の場面など、ゴールにあと一歩まで迫りながら相手守備陣に阻まれ続けた。 前半42分に山形のクロス性のキックにゴールを割られて先制を許すと、後半3分に
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サッカーU-17代表に清水ユースの矢田
日本サッカー協会は2日、U-17(17歳以下)アジアカップ(タイ、17日~7月2日)に臨むU-17日本代表メンバー23人を発表した。静岡県勢は清水ユースのMF矢田龍之介(16)が選ばれた。
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⚽難敵たたき連勝街道へ 敵地で山形戦【J2清水 見どころ】
3日に敵地で15位山形と対戦する。前節で連敗を止め、6位に浮上。リーグ戦はここからアウェーでの3連戦となるが、まずは好調の山形をたたいて連勝街道に入りたい。山形は下位にいるものの、直近5戦で4勝と勢いがある。攻撃的な3トップを採用し、総得点数はリーグ3位タイ。秋葉監督は「相手の強みを出させないように」とクロス対応などを練習に組み込み、備えてきた。 2日は雨のため室内でのメニューに変更したが、1日にセットプレー練習までこなし、準備に影響はない。前節金沢戦で今季リーグ2得点目を挙げた山形県出身のMF神谷は先発が濃厚。「躍動感あるプレーを」と特別な地で2戦連発を狙う。
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⚽J2清水 外国籍選手、競争激しく コロリ、オセフン…登録枠巡りアピール
J2清水の外国籍選手によるメンバー争いが激しい。今季所属する助っ人は6人。試合時の登録人数となる4枠を巡り、個々が存在感を放とうと必死だ。 3-0で快勝した28日のリーグ金沢戦。試合終了の笛とともに、ピッチ上のMFベンジャミン・コロリ(31)は右手を地面にたたき付けた。「点を決められる試合だった。もうあと3分あれば…」。後半40分からの出場。その中で巡ってきた2度のシュート機会をものにできなかった悔しさからだった。 コロリはこの日、リーグ戦で実に12試合ぶりにメンバー入りし、ピッチに立った。24日のルヴァン杯湘南戦で1得点と結果を残し、回ってきた出番。ボランチで主力を張るM
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⚽清水エスパルス3発 金沢に完勝 連敗ストップ サッカーJ2第18節
明治安田J2リーグは28日、各地で第18節の9試合が行われ、清水は金沢に3-0で勝利した。 ①アイスタ▽観衆14301人 清水 7勝7分け4敗(28) 3(2―0 1―0)0 金沢 6勝1分け11敗(19) ▽得点者【清】カルリーニョス(5)神谷(2)オセフン(2) 【評】清水は攻守で金沢を上回り、完勝した。 序盤から優勢に試合を運び、ゴールに迫った。前半33分、ショートカウンターからカルリーニョスが流し込み、先制。8分後には乾のポスト直撃シュートのはね返りを神谷が蹴り込み、加点した。 後半は反撃を受ける時間帯もあったが、34分にオセフンが仕留めて勝負を決めた。相手のセットプレー
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⚽金沢戦 連敗止め再度浮上へ【J2清水 第18節見どころ】
28日にホームで16位金沢を迎え撃つ。24日のルヴァン杯湘南戦では白星を収めたが、リーグ戦は2連敗中。湘南戦で得た手応えを自信に悪い流れを断ち切り、9位に下げた順位を再び上向かせたい。 連敗した2戦はともに終盤に失点を喫して競り負けた。反省を踏まえ、「一つ一つのプレーにこだわる」(DF鈴木)という意識付けは前日練習からも垣間見られた。 今節はMFホナウドが累積警告で出場停止となり、前節で負傷交代したMF中山も欠場の見込み。MF成岡は今季初のリーグ戦のメンバー入りが濃厚で、「前線に球をつけたり、相手をはがしたりするプレーに自分の価値がある。良さを出したい」と意気込む。
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理学療法士の指導で体操 エスパルスと天野回漕店 静岡で朝活
清水エスパルスの運営会社エスパルスと天野回漕店は27日、静岡市清水区袖師町のエスパルスドリームフィールド清水で「朝活!健康プログラム」を開催した。 地域住民約40人が、エスパルスの健康増進アドバイザーで理学療法士の星野友昭さんから指導を受け、腰痛や肩こりが改善する体操を実践した。「自宅でもやってみたい」などの感想があった。 天野回漕店創立100周年を記念したイベント。今年11月まで1カ月に2回、さまざまな健康プログラムを早朝に提供する。申し込みは清水エスパルスの公式ホームページから。
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⚽MF原輝綺 J2清水に復帰の可能性 スイス1部退団
J2清水からスイス1部グラスホッパーに期限付き移籍中のMF原輝綺(24)が、移籍期間が満了する6月末でグラスホッパーを退団し、清水に復帰する可能性が出てきた。 グラスホッパー側が25日、原が期間満了とともにクラブを離れることを伝えた。26日に取材対応した清水の大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は、退団について「聞いていない」とし、チームへの復帰についても「これから彼と話していく」と述べるにとどめた。原は1月からスイスに渡ってプレーしていたが、主力定着には至っていなかった。
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⚽J2清水 “助っ人”高木が存在感 来季加入の特別指定
J2清水への来季加入が内定している阪南大DF高木践(21)が特別指定選手として24日のルヴァン杯湘南戦に先発し、早くもJリーグで3試合目の出場を果たした。湘南戦では2得点に絡むなど存在感を示し、チームの勝利に貢献した。正式に加わる来季を前に、大きな期待を抱かせるプレーを見せている。 湘南戦は左サイドバックで出場。前半28分、「少しずつ精度が上がっている」という利き足でない左足のクロスで、先制点につながる味方のヘディングシュートを引き出した。守備対応で後半22分に失点に絡む場面もあったが、同36分のFKでゴールラインを割りそうな球を頭で折り返し、決勝点に関わった。 身長173センチと守備陣
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⚽清水ユースの関口、U-16代表に
日本サッカー協会は25日、U-16(16歳以下)インターナショナルドリームカップ(5月29日~6月4日、福島)に臨むU-16日本代表メンバー20人を発表した。静岡県勢は清水ユースのFW関口航汰が選ばれた。
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⚽清水エスパルス 湘南に競り勝つ サッカールヴァン杯第5節
JリーグのYBCルヴァン・カップは24日、各地で1次リーグ第5節が行われ、B組の清水は湘南に3-2で勝利した。 1次リーグB組▽観衆4574人 ②アイスタ(1勝1敗) 清水 2勝1分け2敗(7)3(2―0 1―2)2 湘南 1勝3分け1敗(6) ▽得点者【清】岸本(1)コロリ(2)チアゴサンタナ(1)【湘】鈴木章(2)平岡(1) 【評】清水は湘南との接戦を制した。 前半は押し気味に試合を運び、15分のクロスバー直撃のシュートなどでゴールに迫った。28分、ディサロのヘッドのこぼれ球を岸本が蹴り込み、先制。42分にはCKを井林が頭で合わせ、こぼれをベンジャミン・コロリが詰めて加点した。 後
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⚽清水、控え組主体で必勝期す/磐田、若手やけが明け選手に好機 ルヴァン杯見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは24日、1次リーグ第5節10試合を行う。4敗ですでに1次リーグ敗退が決まっているA組4位の磐田は敵地で同3位の鳥栖と対戦。1勝1分け2敗でB組3位タイの清水は同1位の湘南をホームで迎え撃つ。 清水 勝てば2位以上、負ければリーグ敗退可能性 清水は勝てば2位以上に浮上し、負ければ1次リーグ敗退が決まる可能性のある、重要な一戦だ。秋葉監督は「ルヴァンを諦めるつもりはない」と強調。2種登録しているユース所属の選手は今回はメンバーに加えず、控え組主体の構成で必勝を期す。 リーグ戦で痛い連敗を喫した中で迎え、指揮官は新たに出番を得る選手たちの奮起を求める。中盤で
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⚽JKの発想でJ2清水応援! 静岡女子高生がグッズ考案 企画力、発表力養う
静岡女子高(静岡市駿河区)はこのほど、サッカーJ2清水エスパルスと連携した応援グッズ開発に向け、生徒が考えた商品案を発表する授業を同校で行った。普通科キャリア形成コースの1~3年生32人が女子高校生ならではのアイデアをチーム関係者に披露した。 企画力や発表力を養う職業教育プログラムの一環で実施した。生徒は4月中旬から、エスパルスの協力を得て約1カ月で企画を練り上げた。8チームに分かれた発表では、同校の制服をデザインに取り入れたマフラータオルなど独自の商品案を説明した。3年の鈴木絢女さん(17)は「仲間と考えを出し合い、個性を組み合わせた発表ができた」と胸を張った。 優秀な商品案はエスパル
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⚽清水エスパルス 痛恨ラストプレー、首位町田に屈す サッカーJ2第17節
明治安田J2リーグは21日、各地で第17節の試合が行われ、清水は町田に1-2で敗れた。 ①Gスタ▽観衆10444人 町 田 12勝3分け2敗(39) 2(1―1 1―0)1 清 水 6勝7分け4敗(25) ▽得点者【町】平河(4)張敏圭(1)【清】中山(5) 【評】清水は試合終了間際に勝ち越し点を許し、町田に屈した。 球を支配して試合を運んだが、相手の寄せの早さに苦しんだ。ロングボール主体の攻撃にも手を焼き、前半31分には最終ラインの背後を突かれて先制を許した。 前半42分に中山が仕留めて同点で折り返したが、後半は4分の乾のヘディングシュート以降は決定機をつくれず。終盤は猛攻を浴び
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⚽町田戦 首位相手に前半戦大一番【J2清水 第17節見どころ】
21日に敵地で首位町田と対戦する。前節で9試合ぶりの黒星を喫し、8位に後退した清水。町田との勝ち点差は11で、優勝でのJ1復帰を目指すにはこれ以上差をつけられる訳にはいかない。秋葉監督が「6ポイントゲーム」と表現する前半戦の大一番だ。 前節はロングスローを起点とした千葉の一撃に沈んだ。町田もセットプレーを得意とするチーム。前日練習で対策に時間を割いた指揮官は「強いメンタリティーを見せてほしい」と選手たちの反発力に期待する。 先発の顔触れには多少変化がありそう。メンバー入りが有力のFWオセフンは「競り合いや(前線での)キープができるように」とチームプレーを誓う。
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⚽海外から古巣に復帰1年 26歳FW北川航也 清水の航路を切り開く【しずスポ】
J2清水のFW北川航也(26)=清水ユース出=が初の海外移籍から古巣に復帰して、もうすぐ1年がたつ。「起こり得ること全てが自分には大事」。決して思い通りでない道のりの中でも、クラブと自身の未来を見据え、歩んでいる。 昨年6月、オーストリア1部ラピッド・ウィーンからJリーグに戻る決断をした。異国の地では「自分の足りないところを考えながら過ごす毎日だった。濃い3年を過ごせた」。ただ、サッカー選手として欲していたのは継続的な試合への出場。清水への愛着も相まって、「ここでもう一度」と再びオレンジのユニホームに袖を通した。 本拠地で迎えた昨年7月の復帰初戦。途中出場からあいさつ代わりの1発をたた
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⚽清水エスパルス 攻めあぐね終盤失点 千葉に0-1 J2第16節
明治安田J2リーグは17日、各地で第16節の試合が行われ、清水は千葉に0-1で敗れた。 ①フクアリ▽観衆7445人 千葉 5勝5分け6敗(20) 1(0―0 1―0)0 清水 6勝7分け3敗(25) ▽得点者【千】米倉(2) 【評】清水は試合終了間際に均衡を破られ、千葉に敗れた。 球を保持して主導権を握ったが、決定機になかなか持ち込めず。前半39分、北爪のクロスにチアゴサンタナが合わせたヘディングシュートは枠を外した。 後半17分に途中出場の中山が抜け出して蹴り込むも、クロスバーを直撃。相手が守備の圧力を強める中、好機はセットプレーに限られた。すると42分、相手にスローインからゴー
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⚽千葉戦 勢いつなぎ3連勝へ【J2清水 第16節見どころ】
17日に敵地で15位千葉と対戦する。前節藤枝戦の大勝で8試合負けなしとし、5位に浮上。勢いをつなぎ、今季2度目の3連勝を狙う。 前節でFWチアゴサンタナが鼻を骨折して途中交代したが、オフ明けの15日の練習から全メニューを消化。フェースガードを装着してのプレーには不安もあるが、「試合に出る準備はできている」と頼もしい。 秋葉監督は千葉について「相手の良さを消してくる。どちらが最後に1点上回るかのゲームになる」と警戒。プロ入りからの3年間を過ごした古巣との一戦になるDF北爪は「楽しみ。得点に直結する結果を求めていきたい」と2戦連続ゴールに意欲を示す。
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⚽サッカー王国に新・宿敵物語 J2清水―藤枝 サポーター熱く声援
静岡県勢同士の意地を懸けた新たな宿敵対決が幕を開けた。静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で13日に行われたサッカーJリーグ2部(J2)で、清水エスパルスと藤枝MYFCが対戦した。リーグ戦で両チームが顔を合わせるのは初。試合は清水が5-0で勝利する一方的な展開だったが、歴史の一ページを刻む戦いを後押ししようと、サポーターは最後まで声援を送った。 1993年のJリーグ発足時から名を連ねる「オリジナル10」の清水と、2009年に誕生し、今季初めてJ2の舞台に立った藤枝。名門と新興の両クラブの激突を目にしようと、スタジアムには1万4167人が詰めかけた。 清水のホーム試合で、スタンドの多くがオ
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⚽清水エスパルス、5発大勝 積極的守備で圧倒 サッカーJ2第15節
明治安田J2リーグは13日、各地で第15節の試合が行われ、清水は藤枝に5-0で勝利した。 ①アイスタ▽観衆14167人 清 水 6勝7分け2敗(25)5(4―0 1―0)0 藤 枝 6勝2分け7敗(20) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(7)カルリーニョス2(PK1)(4)北川(2)北爪(3) 【評】清水が自慢の攻撃力を発揮し、5得点で藤枝に快勝した。 前半3分、清水のチアゴサンタナがゴール前で左足を振り抜き、瞬く間に先制に成功した。14分にPKで加点。2分後には逆襲から北川がクロスを押し込んだ。27分にも乾のスルーパスに北爪が抜け出し、4点差をつけて折り返した。 藤枝は選手交代を
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⚽J2清水エスパルス-藤枝MYFC 13日リーグ初対決
J2清水と藤枝の静岡県勢対決が13日、アイスタ日本平で行われる。両者は天皇杯での対戦経験はあるが、リーグ戦で相まみえるのは初めて。新たな歴史を刻む戦いの必勝を期し、両チームは12日に最終調整した。 清水 前節9ゴール大勝も引き締め 藤枝戦に向けて最終調整する清水の選手たち=三保グラウンド 清水は前節いわき戦でリーグ戦クラブ史上最多の9得点と大勝し、7試合負けなしとして7位に浮上。勢いを持って藤枝との戦いに挑む。 秋葉監督は前節で1失点したことを反省材料に挙げ、今節への準備期間では守備の練習にも時間を割いた。「チャンピオンになるには守備力は重要」と高みを見据え、チームを引き締めてきた
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⚽清水エスパルス内定のGK猪越 特別指定選手に
J2清水は12日、来季の加入が内定している中大4年のGK猪越優惟(21)が日本サッカー協会から特別指定選手に認定されたと発表した。大学に所属したままJリーグの試合に出場できる。
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⚽清水エスパルス ユースの岩崎を2種登録
J2清水は12日、ユースに所属するDF岩崎海駕(17)を2種登録したと発表した。今季のトップチームの公式戦に出場できる。
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⚽清水エスパルス 秋葉体制で急上昇 総得点トップに 攻撃力、昇格の武器に
J2清水は7日のいわき戦でリーグ戦の3分の1となる14試合を消化した。開幕からクラブワースト記録の7戦未勝利と大きく出遅れたが、監督交代を経て巻き返しに転じ、7戦負けなしで7位まで上昇。総得点はリーグトップで、攻撃力がチームの明確な武器となってきた。 白星が遠かったリカルド前監督体制では得点力に悩んでいた。開幕から2戦連続のスコアレスドローに始まり、7試合でわずか4得点。ボール保持はできても連動性に乏しく、単調な攻撃が目立った。 後任を託された秋葉監督はテンポの良い攻めをもたらす距離感の改善に努め、「超攻撃的」と目指す戦い方もはっきりと打ち出した。選手個々の特徴や能力が生かされ始め、指揮
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J2清水 練習場でファンサービス 3年ぶり再開
J2清水は10日、新型コロナウイルス禍で休止していた練習場でのファンサービスを3年ぶりに再開した。三保グラウンドには約200人が集まり、練習後の選手との触れ合いを楽しんだ。 1、5日に後援会員限定で実施していたが、この日からは来場者は誰でもファンサービスを受けられるようになった。お目当ての選手にサインや写真撮影に応じてもらい、喜ぶ人たちの姿があちこちで見られた。今月の実施日は試合前日などを除いた15、19、22、26、31日。天候や練習内容によって中止となる場合もある。
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⚽清水エスパルス DF菊地がプロA契約
J2清水は10日、DF菊地脩太(19)とプロA契約を結んだと発表した。清水ユースから昇格して2年目の菊地は4月5日のルヴァン杯湘南戦で契約条件の通算試合出場時間900分に達していた。
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⚽清水エスパルスFW カルリーニョス ジュニオ選手【J's HERO】
いつも自分たちを後押しし、応援してくれるサポーターには本当に感謝しています。何よりも、皆さんと一緒に喜びを分かち合えるように頑張らなければいけないと思っています。 最近はチームの調子が上がってきているので、もっともっと上に行きたいですし、サポーターの皆さんのために勝利を重ねたいです。僕自身、試合で活躍できるように頑張ります。引き続き応援をよろしくお願いします。
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⚽清水エスパルス、怒涛9発 チアゴ、中山ハットトリック...歴史的大勝 サッカーJ2第14節
明治安田J2リーグは7日、各地で第14節の試合が行われ、清水はいわきに9-1で勝利した。 ①アイスタ▽観衆8022人 清 水 5勝7分け2敗(22) 9(3―0 6―1)1いわき 3勝2分け9敗(11) ▽得点者【清】乾(3)中山3(4)井林(3)カルリーニョス(2)チアゴサンタナ3(PK1)(6)【い】吉沢(1) 【評】清水は怒濤(どとう)のゴールラッシュでいわきに圧勝した。 前半2分に乾が右クロスを仕留めて口火を切ると、主導権を握って攻め立てた。16分と前半終了間際に中山が追加点。後半もセットプレーや逆襲で効果的に得点を重ねた。チアゴサンタナは後半だけで3ゴールを稼いだ。
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⚽いわき戦、セットプレーに警戒【J2清水 見どころ】
7日にホームで20位いわきを迎え撃つ。前節は終了間際のゴールで辛うじて引き分けに持ち込んだが、順位は9位に後退。「徳島戦の勝ち点1が意味あるものになるように」(秋葉監督)と2試合ぶりの勝利を目指す。 前節で痛かったのはFKから相手に許した先制点。今節のいわきもセットプレー絡みが総得点の4割を占めていて、警戒が必要なチームだ。指揮官は「いろいろと(工夫して)やってくる」と前日練習で長めのミーティングを入れて備えた。 前節で後半から投入され、攻撃を活性化したMF乾は先発復帰が濃厚。「1点勝負の可能性もある。焦りすぎずに」と辛抱強く球を動かしながら攻略する展開をイメージする。
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⚽清水エスパルス 土壇場で追い付く サッカーJ2第13節
明治安田J2リーグは3日、各地で第13節の11試合が行われ、清水は徳島と1-1で引き分けた。 ①ポカリ▽観衆13199人 徳島 1勝7分け5敗(10) 1(1―0 0―1)1 清水 4勝7分け2敗(19) ▽得点者【徳】安部(1)【清】鈴木(1) 連勝止まるも6戦負けなし 清水は試合終了間際の起死回生のゴールで引き分けに持ち込んだ。リーグ戦の連勝は3で止まったが、6試合負けなしとした。 4日前の前節から先発7人を入れ替え。ボランチに入ったMFヘナトアウグストは2021年3月以来のリーグ戦出場となった。 顔触れが大きく変わったイレブンは、最終ラインを厚くして守る徳島に対して攻め手を見
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⚽J2清水 白崎負傷 ボランチ代役は 宮本に安定感、ヘナトも万全
4連勝を懸けて3日の徳島戦に臨むJ2清水は、前節栃木戦で負傷交代したMF白崎を欠く見込みとなっている。不動のボランチの代役を担うのは、前節で穴を埋めたMF宮本航汰(26)=清水ユース出=か、左膝のけがから復帰したブラジル人MFヘナトアウグスト(31)か-。 白崎は栃木戦で開始直後に右足を痛め、前半4分で交代。9試合連続先発中の主力が早々にピッチを去る想定外の展開となったが、急きょ出場した宮本が安定感のあるプレーでチームを支えた。 後半に相手の反撃を受ける展開となったことで「ゲームコントロール力は課題。学ぶべきことがまだある」と本人に満足感はない。ただ、ボランチでコンビを組むMFホナウドと
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⚽徳島戦 攻撃力発揮で4連勝へ【J2清水 見どころ】
3日に敵地で徳島と対戦する。相手は最下位と苦しんでいるが、前節で待望の初勝利を挙げていて侮れない。3連勝で5戦負けなしの勢いを維持し、8位からのさらなる浮上を図りたい。今節に向けての準備は2日間と限られ、コンディション調整と相手を想定した攻守の確認を行って試合に備えた。秋葉監督は「守備でもろい部分がある」と相手を分析し、直近5試合で14得点と好調の攻撃力に期待する。 指揮官は「誰が出ても良いクオリティーを見せてくれている」と前節から大胆に先発メンバーを入れ替える方針。出場停止明けのDF岸本は古巣との一戦となり、「アシストだけでなく得点をとりたい」を意欲を燃やす。
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⚽落合が全治6週間 J2清水
J2清水は1日、DF落合毅人(23)が右アキレス腱(けん)炎で全治6週間と診断されたと発表した。落合は法大から今季加入し、ここまでルヴァン杯1試合に出場していた。
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⚽清水エスパルス 栃木に2ー0で3連勝 サッカーJ2第12節
明治安田J2リーグは29日、各地で第12節の10試合が行われ、清水は栃木に2-0で勝利した。 【評】清水は前半に奪ったリードを保ち、栃木に快勝した。 前半は試合を支配。一方的に攻め立てて次々と好機が生まれた。均衡を破ったのは39分。中央でフリーになった乾が蹴り込み、先制した。5分後にはロングパスに抜け出した北爪が流し込み、加点した。 運動量が落ちた後半は反撃を受けたが、最終ラインを中心に踏ん張った。終盤には3バックに布陣変更して守り抜き、3試合連続完封を達成した。 口火は乾 北爪続く 敵地の連戦でつかんだ勢いは本拠地でも止まらない。清水は攻守ががっちりとかみ合い、今季初の3連勝。今
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⚽栃木戦 クロス対応を改善、3連勝へ【J2清水 見どころ】
29日にホームで16位栃木を迎え撃つ。2戦連続の快勝で10位に浮上した清水には今季初の3連勝が懸かる。MF乾は「上位との差を早く埋められるように勝ち続けるしかない」と意気込む。 1週間に2試合をこなす9連戦を22日の前節大宮戦でようやく終え、今週は時間をかけて調整してきた。秋葉監督が「気になっているところがあった」と語るクロス対応の改善にも着手した。 右サイドバックの岸本が今節は出場停止で最終ラインにはメンバーの変化があるが、前線や中盤の顔触れは前節と変わりなさそう。栃木は2戦連続の無得点で連敗中。得点数はリーグで2番目に少なく、先手を取って試合を優位に運びたい。
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⚽清水 好調な攻撃 右サイドが貢献 北爪、先発へ「準備万端」
秋葉監督就任後3勝1分けと上昇気配を見せているJ2清水。好調な攻撃を支えているのが右サイドだ。前節大宮戦で1アシストのサイドバックのDF岸本は累積警告で次節栃木戦(29日)が出場停止。代役として3試合ぶりの先発が濃厚のDF北爪健吾(30)に期待がかかる。 直近4試合でチームが挙げた得点は計12。セットプレー、ショートカウンター、中央からの打開とパターンは多彩だが、右サイドを起点としたゴールも目立っている。大宮戦では相手を左や中央に寄せながら右に展開して優位性をつくり、1、2点目を生み出した。 その2得点に絡んだ岸本が栃木戦は不在となる中、活躍を誓うのが同じ右サイドバックを主戦場とする北爪
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⚽J2清水 竹内と成岡が全治4週間のけが
J2清水は26日、MF竹内涼(32)が左大腿(だいたい)直筋の肉離れで全治4週間、MF成岡輝瑠(20)が右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治4週間とそれぞれ診断されたと発表した。 竹内は12日の練習中に負傷していた。今季はここまで公式戦未出場。成岡は19日のルヴァン杯川崎戦でのプレー中に痛めた。2月に負傷した箇所と同じで、復帰から公式戦2試合目で再離脱となった。
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J2清水エスパルス 売上高最高50億円超 22年度決算、多額支援で黒字維持
J2清水の運営会社エスパルスは25日、第28期となる2022年度決算(22年2月~23年1月)を発表した。支出と売上高はともに50億円超。支出の強化費が過去最高を記録した中、鈴与グループの多額の支援を受けて補い、売上高も過去最大の50億8700万円(前期比16・5%増)となった。純利益は1200万円で、4期連続の黒字とした。 22年度の興行収入は7億2300万円。コロナ禍で観客の収容率に制限があった21年度と比べて2億8400万円の増となった。約5万6千人を集めた国立競技場でのクラブ創設30周年記念試合が収入額を押し上げた。 広告収入は前期比12・4%増の30億1600万円。金額は明かさ
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⚽清水エスパルス、大宮に快勝 サッカーJ2第11節
明治安田J2リーグは22日、各地で第11節の5試合が行われ、清水は大宮に3-0で勝利した。 【評】清水は攻守がかみ合い、大宮に快勝した。 右サイドを軸に攻め込み、序盤から中山、チアゴサンタナと相次いで決定機を迎えた。結実したのは20分。岸本のクロスを乾が頭で沈めて先制した。 折り返しても流れを失わず、11分に追加点。チアゴサンタナのシュートのはね返りをカルリーニョスが詰めた。42分には神谷がシュートのこぼれ球を蹴り込み、3点目。守備も大きなほころびを見せず、完封した。 ■「超攻撃」体現 初のヘッドで〝1号〟 J2屈指の戦力を誇る清水のエンジンがようやくかかってきた。前節に続き攻撃が
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⚽大宮戦 攻撃的姿勢で連勝へ【J2清水 見どころ】
22日に敵地で15位大宮と対戦する。リーグ戦前節の大勝で14位に浮上。勢いをつなげて今季初の連勝を果たし、さらに順位を上げたいところだ。 前節はFW北川、MF中山の今季初ゴールに加えてFWディサロ、チアゴサンタナにも得点が生まれた。攻撃陣の定位置争いは激しさを増している。秋葉監督体制で内側でのプレーも求められているサイドハーフの中山は「もっとゴールに貪欲に」と燃えている。 大宮はチーム内得点王のFWアンジェロッティを4戦前から負傷で欠き、現在は連敗中。得点力に懸念材料のある相手に対し、先手を奪う展開に持ち込みたい。指揮官も「自分たちの戦いを」と攻撃的な姿勢を求める。
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⚽新生清水 乾貴士 昇格へ導く逆襲タクト 秋葉体制の中心、トップ下で存在感【しずスポ】
J2清水のMF乾貴士(34)が秋葉監督体制となったチームで際立つ存在感を放っている。3日の監督交代後、リーグ戦に2戦連続で先発出場。「新しいチャレ ンジ」と語る中盤のトップ下の位置で縦横無尽に動き回り、攻撃のタクトを振るっている。 「もう一回成長したい」 希代のドリブラー 新たなる挑戦 背番号33から繰り出される、糸を引くような縦パスは、チームの攻撃のスイッチだ。複数の選手がこれから展開されるパスワークをイメージし、一気に動き出す。今季リーグ初先発となった8日の東京V戦では、同点弾につながるパスをゴール前に差し込んだ。 低迷するチームの立て直しを託された指揮官は「誰がこの悪い流れを変え
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⚽清水大敗 川崎に6失点 勢い止められず、守備崩壊 ルヴァン杯
清水はユース所属の選手を加えた若手主体の思い切ったメンバー編成で臨んだが、一方的に試合を支配され、川崎に大敗した。 リーグ戦前節から先発を総入れ替え。MFヘナトアウグストは2年1カ月ぶりに公式戦に復帰し、大卒新人のDF落合、FW斉藤はプロ初出場となった。特別指定選手の阪南大DF高木はJリーグデビューとなった16日のリーグ戦に続き、2試合連続で起用された。 前半13分、川崎のFW遠野(藤枝明誠高出)のシュートが清水の選手に当たって軌道が変わり、先制点を献上。3分後にも遠野にミドルシュートを沈められた。後半も相手の勢いを止められず、守備が崩壊。13分のCKからの失点を皮切りに4点を奪われた。
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⚽J2清水エスパルス ヘナト2年ぶり出場へ 治療の左膝「状態良い」
J2清水のMFヘナトアウグスト(31)が19日のルヴァン杯川崎戦(等々力)で約2年ぶりに公式戦に出場することが濃厚となった。左膝の痛みで長く苦悩の日々を過ごしてきたブラジル人助っ人は「試合に出場できたら幸せ。楽しみにしている」と目を輝かせる。 川崎戦を想定した18日の練習メニューを全て消化。定位置のボランチに入り、試合に備えた。「(負傷部位の)状態は非常に良い」と晴れやかな表情を浮かべる。 左膝に抱えた古傷の治療のため、2021年3月17日のJ1リーグ第5節広島戦を最後にピッチから遠ざかっていた。回復と悪化を繰り返し、「仲間やサポーターの期待に応えられなかったのが非常につらかった」と振り
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⚽清水、敵地で川崎戦/磐田、ホームで首位・横浜戦 ルヴァン杯第4節 見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは19日、1次リーグ第4節の10試合を行う。3敗でA組4位の磐田はホームで同1位の横浜Mを迎え撃つ。1勝1分け1敗でB組2位の清水は敵地で同4位の川崎と対戦する。 ■清水 若手主体で2勝目なるか 清水は16日のリーグ戦に続く敵地での試合となり、若手主体にメンバーを切り替えて挑む方針。フレッシュな選手たちの力で1次リーグ突破に前進する2勝目をつかみたい。 清水ユース出の大卒新人FW斉藤はプロデビューが濃厚だ。右膝の負傷で開幕前に離脱していたが、実戦に臨めるまで回復。「縦への推進力や、ボールを触ってリズムをつくるプレーを見せたい」と気合を入れる。 秋葉監督
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⚽清水エスパルス大勝 山口に6-0 サッカーJ2第10節
明治安田J2リーグは16日、各地で第10節の11試合が行われ、清水は山口に6-0で快勝した。 【評】清水は効果的に得点を重ねて山口に大勝した。 積極的な守備で相手のミスを誘いながら試合の流れを引き寄せた。15分、FKを井林が頭で合わせて先制。4分後には北川が流し込んで加点した。 雷雨による中断を挟んだ後半はゴールラッシュ。20分にCKから井林が頭で3点目を挙げると、途中出場のディサロ、チアゴサンタナも続き、最後は中山が締めくくった。守備も踏ん張り、無失点で試合を終えた。 先発大胆入れ替えも奏功 雷雨による二度の中断にも主導権を渡すことなく攻め立て、清水は今季最多の6得点。連戦の中で前
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⚽山口戦 問われる総合力【J2清水 見どころ】
16日に敵地で15位山口と対戦する。前節仙台戦で引き分けに終わった清水は17位と順位を一つ下げた。再び浮上を期して今季2勝目を狙う。 中3日で続くリーグ戦の3試合目となり、前節から先発を大きく入れ替える見込み。特に選手層の厚い前線は顔触れが様変わりしそうで、秋葉監督は「(出番に飢えて)うずうずしている選手を使わない手はない。総合力が問われている」と話す。 山口は9試合でリーグ最多タイの16失点を喫していて、付け入る隙はありそうだ。前節の試合終了間際に逸機のあったFWオセフンは今季リーグ初先発の可能性があり、「心も体も状態は悪くない」と雪辱に燃えている。
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「チャンスがあれば試合に」来季加入内定の高木が練習参加 J2清水
J2清水への来季加入が内定している阪南大4年のDF高木践(21)が10~22日の期間で練習に参加している。Jリーグの試合に出場できる特別指定選手にも認定され、「チャンスがあれば試合に出て貢献したい」と意気込む。 球際の強さや配球能力を売りにするセンターバック。身長173センチと小柄だが、高さのある相手には「競る時に体を当てるなど細かい部分で駆け引きしている」と頭脳プレーで体格差を補ってきた。 清水ではサイドバックや中盤の守備的なポジションでのプレーも見据える。「センターバックで培ったヘディングや背後のカバリングの部分は、サイドバックでも生きる」とイメージする。 清水への加入は選手たちの
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⚽中大GK猪越加入へ J2清水、内定2人目
J2清水は13日、中大4年のGK猪越優惟(21)の来季加入が内定したと発表した。 宮城県出身の猪越は身長185センチでセービングを売りとする守護神。帝京長岡高(新潟)時代には、静岡学園高が頂点に立った2019年度の全国選手権で4強入りし、大会優秀選手に選ばれた。 清水には1~2月に練習参加して能力を評価されていた。猪越はクラブを通じて「プロのキャリアを歴史と伝統ある清水でスタートできることを光栄に思う」とコメントした。 清水の来季加入内定者は阪南大4年のDF高木践に続き2人目。
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⚽J2清水エスパルス 秋葉流「超攻撃」 着々チームに浸透 練習全公開
3日からJ2清水の指揮を執る秋葉忠宏監督(47)によるチームづくりが着々と進んでいる。成績不振に伴う監督交代でコーチから昇格。「超攻撃的」というスタイルを打ち出し、低迷するチームに変化を与えている。 指揮官が求めるプレーは練習中の選手への要求に見て取れる。「アタックは速く」「最後はゴール前になだれ込むこと」。前体制で不足していた積極性を意識づけている。 監督就任後初のリーグ戦となった8日の東京V戦の1得点目が象徴的だった。縦パス2本で中央の打開を図り、最後は右サイドを駆け上がったDF北爪が蹴り込んだ。「サイドバックが仕留めるのは僕が理想とするフットボール」と語る新監督の色が表れた。 ク
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⚽清水エスパルス、仙台とドロー 連勝ならず J2リーグ第9節
明治安田J2リーグは12日、各地で第9節の11試合が行われ、清水は仙台と1-1で引き分けた。 ①アイスタ▽観衆6104人 清水 1勝6分け2敗(9) 1(1―0 0―1)1 仙台 3勝3分け3敗(12) ▽得点者【清】白崎(1)【仙】郷家(3) 【評】清水はリードを守り切れず、仙台と引き分けた。 互いにコンパクトな陣形を保ち、一進一退の攻防。乾が前半23分にポスト直撃のFK、32分はクロスバー直撃のシュートを放ち、ゴールを脅かした。45分、吉田のパスを白崎が流し込んで先手を取った。 後半は仙台の攻撃の圧力に逆襲で対抗していたが、33分に中央で押し込まれて追い付かれた。終了間際にオセフ
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⚽ホームで仙台戦 さらなる浮上へ連勝狙う【J2清水 見どころ】
12日にホームで10位仙台を迎え撃つ。前節は開幕8戦目にしてようやく今季初白星を手にし、昨季からのリーグ戦の連続未勝利試合も14で止めた。16位からのさらなる浮上に向けて、連勝を狙う。 前節から中3日と短いが、メンバーの入れ替えは一部となる見込み。前節ベンチ外だったFWディサロにはメンバー入りの可能性がありそうで、「流動性あるプレーをしたい」と話す。 仙台は前節で上位の甲府に快勝している。秋葉監督は「手応えを感じて(今節に)臨むと思う」と警戒。「サッカーの本質の部分で相手を上回った上で、アイデアや質、判断力を存分に発揮してほしい」と選手に求める。
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知的障害児向けサッカー教室開校 NPO法人 エスパルスなどと連携
知的障害者サッカーの普及に取り組むNPO法人静岡FIDサッカー連盟(瀬戸脇正勝理事長)が本年度、静岡市サッカー協会、Jリーグ2部(J2)清水エスパルスとの共催で障害児向けの教室「静岡・FID・エスパルスジュニアスクール」を開校した。このほど記念イベントを同市清水区のエスパルスドリームフィールド清水で開いた。 知的障害のある子どもを対象としたサッカー教室はこれまで「静岡スポーツを楽しむ会」などの名称で実施し、エスパルスから指導者派遣や会場提供などを受けてきた。協力態勢の強化や他のJリーグクラブとの連携などを図るため、今回新たに事業化した。 イベントには市内の小中学生約60人が参加し、エスパ
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⚽J2清水エスパルス歓喜、トンネル抜けた!! 攻撃的姿勢、劣勢はね返す
明治安田J2リーグは8日、各地で第8節の10試合が行われ、清水は東京Vに2-1で逆転勝ちし、今季初白星を挙げた。 ①アイスタ▽観衆10418人 清水 1勝5分け2敗(8) 2(1―1 1―0)1 東京V 5勝1分け2敗(16) ▽得点者【清】北爪(1)オセフン(1)【V】林(1) 【評】清水は劣勢をはね返し、東京Vに逆転勝ちした。 前半6分に相手CKのこぼれ球を蹴り込まれて先制を許し、出ばなをくじかれた。しかし攻勢に出てゴールに迫り、35分にチアゴサンタナ、44分に岸本に決定機。相手の守備に阻まれていたが、追加時間に北爪が決め、追い付いて折り返した。 後半は押し気味に試合を
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清水エスパルス 今季初勝利
明治安田J2リーグは8日、各地で第8節が行われ、清水は東京Vを2-1で下し、今季初勝利を収めた。
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⚽J2清水エスパルス内定のDF高木 特別指定選手に認定
J2清水は7日、来季の加入が内定している阪南大4年のDF高木践(21)が日本サッカー協会から特別指定選手に認定されたと発表した。大学に所属したままJリーグの試合に出場できる。
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⚽J2清水エスパルス 東京V戦、新体制で苦境打破できるか【見どころ】
8日に2位東京Vをホームで迎え撃つ。秋葉監督就任後、初のリーグ戦。開幕から7戦未勝利で19位に沈む苦境を新体制で打破できるか。 5日のルヴァン杯は若手中心のメンバー編成で、主力級は万全の状態。DF山原の故障離脱で選手層が薄くなった左サイドバックには右が本職の岸本が入る見込みで、「カットインからのシュートやドリブルを生かしていきたい」とイメージする。 相手は4連勝中と絶好調で、失点は7試合でわずか1と安定している。MF乾は「(監督から)どんどん前に仕掛けていくことを求められている。創造性や技術の部分で違いを見せられれば」と堅守の攻略を見据える。
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⚽エスパルス 成岡、定位置争いに名乗り ルヴァン杯・湘南戦で今季初出場
J2清水のMF成岡輝瑠(20)=清水ユース出=が5日のルヴァン杯湘南戦で今季の公式戦初出場を果たした。開幕前の春季キャンプで負った右膝のけがから復帰。勝負のプロ3年目で、ボランチの定位置争いに名乗りを上げる。 湘南戦は先発に名を連ね、後半16分までプレーした。前半には突破を図って相手の警告を誘うなど技術の高さを見せたが、「ミスも多かった。より自分が球を運び、相手をはがせたら良かった」と納得していない。 キャンプ中の磐田との練習試合で右膝の内側側副靱帯(じんたい)を損傷。開幕を前に離脱する苦しい今季の始まりとなった。ただ「食事や体のケアについて考える機会になった」と糧に変えた。 チームは
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⚽清水エスパルス 秋葉新体制で初戦飾れず 湘南に完敗 Jルヴァン杯1次リーグ
JリーグのYBCルヴァン・カップは5日、各地で1次リーグ第3節が行われ、B組前節首位の清水は湘南に0―3で敗れ、2位に後退した。 1次リーグB組▽観衆7204人 ①レモンS 湘南 1勝2分け(5) 3(2―0 1―0)0 清水 1勝1分け1敗(4) ▽得点者【湘】鈴木章(1)山田2(2) 【評】清水は攻守両面で湘南を上回れず、完敗した。 立ち上がりは中盤での攻防が続いたが、徐々に相手に流れが傾いた。前半21分、最終ラインの背後を突かれて蹴り込まれ、先制点を献上。40分にはCKの混戦からシュートを許し、加点された。 後半6分にもゴール前に抜け出されて3点目を失った。交代枠を使い切って
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⚽J2清水エスパルス 阪南大DF高木践が加入内定
J2清水は4日、阪南大4年のDF高木践(21)の来季加入が内定したと発表した。 大阪市出身の高木は身長173センチのセンターバック。球際の強さなどが売りで、全日本大学選抜のメンバーに2年連続で選ばれている有望株だ。今年の清水の春季キャンプにも参加し、サイドバックなどでプレーしていた。 高木はクラブを通じて「清水という伝統あるクラブでプロのキャリアをスタートできることを誇りに思う。勝利に貢献できるよう頑張る」とコメントした。 清水の来季加入内定者はこれが初めて。
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⚽磐田、ホームで鳥栖迎撃/清水、秋葉新監督の初戦 ルヴァン杯第3節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは5日、1次リーグ第3節の10試合を行う。2連敗でA組最下位の磐田はホームに鳥栖を迎え撃つ。1勝1分けでB組首位に立つ清水は敵地で湘南と対戦する。 磐田 負けると1次リーグ突破遠のく 若手中心に入れ替えも 負けると1次リーグ突破が遠のく磐田は、リーグ戦前節大分戦から中3日の過密日程。リーグ戦は2戦連続で同じスタメンだっただけに主力の疲労を考慮し若手中心の布陣へ入れ替えがありそう。 横内監督は「切り替えが速く全員でハードワークしてくるチーム」と鳥栖を警戒し「J1相手にどれだけ対応できるか」と真っ向勝負を挑む。ルヴァン杯は追う展開で劣勢が続く。先制点を奪って主
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⚽J2清水エスパルス 秋葉新体制「超攻撃的に」 監督解任「内容と現状で判断」
J2清水は3日、リカルド監督との契約解除を受けて、コーチから昇格した秋葉新監督の下で練習を再開した。ミーティングとトレーニングで約3時間を費やし、5日に控える敵地でのルヴァン杯湘南戦に備えた。 ミーティングは約1時間半をかけて、自身の目指す「超攻撃的にアグレッシブに戦う」イメージを伝達。グラウンドでは選手の連係プレーを改善するため、良い距離感を意識するよう強調した。 コーチとして戦いを見つめる中で、「選手たちが持っているものを100%発揮できているようには映っていない」と現状を分析。リーグ戦の7試合を振り返った上で「しっかりした攻守を見せたい」と語った。 一方、リカルド監督との契約解
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⚽J2清水エスパルス、監督に秋葉氏 リカルド監督の契約解除、7戦未勝利と低迷
サッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスは3日、ゼ・リカルド監督(52)との契約を解除したと発表した。開幕からクラブワースト記録を更新する7戦未勝利と低迷し、事実上の解任。コーチの秋葉忠宏氏(47)が昇格し、後任に就く。清水は5季連続のシーズン途中での監督交代となる。 ブラジル人のリカルド監督は昨年6月に就任。16位と降格圏一歩手前だったチームの立て直しを託された。夏場に一時11位まで浮上させたが、終盤戦で7試合勝ちなしと急失速。最終節に敗れてJ2降格が決まった。 クラブは得点力が増したことなどを評価して今季も続投させたが、5分け2敗とJ3自動降格圏と勝ち点差がない19位に沈む。得点
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⚽リカルド監督を解任へ J2清水エスパルス
J2清水は3日までに、ゼ・リカルド監督(52)の解任を決定した。
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⚽山原が負傷 全治8週間 サッカーJ2清水
J2清水は2日、DF山原怜音(23)が左足底腱(けん)膜と小趾(しょうし)外転筋付着部の損傷で全治8週間の見込みと診断されたと発表した。3月29日のリーグ第6節群馬戦で負傷した。山原は群馬戦まで今季のリーグ戦の全試合に出場。不動の左サイドバックの離脱は19位と低迷するチームにとって大きな痛手となる。
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⚽J2清水エスパルス連敗 満ちる閉塞感
明治安田J2第7節第1日(4月1日・味の素スタジアムほか=5試合)、清水は甲府に0-1で敗れた。 ①JITス▽観衆11643人 甲府 4勝2分け1敗(14) 1(0―0 1―0)0 清水 5分け2敗(5) ▽得点者【甲】長谷川(2) 【評】清水はゴールが遠く、後半の手痛い失点で甲府に敗れた。 序盤から効果的な攻めを繰り出せず、停滞。前半20分には自陣左サイドから崩されて相手にゴールネットを揺らされたが、オフサイドに救われた。 後半3分、16分にもクロスバー直撃のシュートを浴びてゴールを脅かされると、37分に失点。自陣でのパスを奪われ、速攻から蹴り込まれた。カルリーニョスや北川が迎
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⚽清水MF西沢、恩師の前で活躍誓う 「より成長した姿」体現へ意欲
J2清水のMF西沢健太(26)=清水ユース出=が1日の敵地甲府戦に向けて人一倍の意欲を燃やしている。敵将は昨季までの5年間、清水でコーチや監督を務めた篠田善之氏。自身にとっては2019年にJ1のピッチに初めて立たせてくれた特別な存在だ。かつての指揮官の前で「より成長した姿を見せないといけない。それが恩返しになれば」と活躍を期す。 西沢は筑波大を経て19年に清水に入団。ヤン・ヨンソン元監督の下では出番に恵まれなかったが、同年5月に篠田氏が監督に就くと出場機会が与えられた。起用に応え、4試合で決勝点を挙げるなど欠かせない戦力に定着。23試合7得点の堂々たる成績を残した。 プロとしての心構えも
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⚽3連勝中の甲府と対戦 浮上へ欲しい勝利【J2清水 見どころ】
1日に敵地でリーグ3連勝中と好調の5位甲府と対戦する。29日の前節群馬戦で初黒星を喫し、開幕から6戦勝ちなし。18位まで下降した。中2日の準備期間で立て直し、状況を好転させられるか。 甲府は昨季まで清水でコーチなどを務めた篠田善之氏が指揮を執る。突破力を武器とする元清水のFWウタカを最前線に置いて繰り出すカウンター攻撃は脅威だ。篠田氏は群馬戦を現地視察。清水を知り尽くす指揮官の策を上回れるかがポイントとなる。 群馬戦で負傷したDF山原は欠場の見込みで、左サイドバックの代役はDF吉田が濃厚。古巣との対戦となるベテランは「チームが良くなるために犠牲心を持って戦う」と決意を示す。
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⚽清水エスパルス・権田に最優秀賞 中部運動記者クラブ分科会、サッカーW杯評価
静岡新聞社など静岡、愛知、三重、岐阜の4県の新聞、放送記者で組織する中部運動記者クラブサッカー分科会はこのほど、2022年度の最優秀賞にJ2清水のGK権田修一(34)を選出した。30日に静岡市清水区の三保クラブハウスで表彰した。 分科会所属のサッカー担当記者の投票で決まった。昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会で日本の正GKとして全4試合に出場。好守を見せるなど守備の要として奮闘したことが評価された。 W杯ではドイツ、スペインの強豪を撃破したが、目標の8強以上を達成できず、権田は「個の(能力の)部分を上げていかないと、と再認識させられた」と振り返る。 W杯を契機に高まった国民のサッ
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⚽勝てない清水、群馬に敗北 今季最多3失点 J2
明治安田J2第6節最終日(29日・ヤマハスタジアムほか=2試合)磐田は2―0で栃木に勝ち、群馬は3―1で清水を退け、ともに勝ち点を8に伸ばした。開幕から5試合連続で引き分けていた清水は初黒星。 【評】清水は今季最多の3失点を喫して群馬に完敗した。 ボールを支配して試合を進めたが、前半25分にFKを頭でたたき込まれて先制点を献上。4分後にディサロがこぼれ球を詰めて追い付いたが、その3分後にサイドを突破されて再び失点。リードを許して折り返した。 反撃に出た後半も8分に相手のシュートが味方DFに当たり、3失点目。早めの選手交代で攻撃の圧力を強めたが、自陣を固めた相手に守り切られた。 今季初
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⚽ホームで群馬を迎え撃つ 今季リーグ初勝利を【J2清水 見どころ】
29日にホームで19位群馬を迎え撃つ。開幕から5試合連続引き分け中の16位清水は群馬と勝ち点で並ぶ。まずは順位の近い相手をたたき、今季リーグ初勝利をつかみたい。 26日のルヴァン杯浦和戦は控え組主体で臨み、主力級の休養は十分。先週は一時別メニュー調整していたMF白崎とFWディサロも出場に影響はなさそうだ。リーグ戦の前節に途中出場したFWオセフンはU-24(24歳以下)韓国代表の活動中のため不在となる。 前節は初めて複数得点し、課題の得点力には光明が見えた。群馬も守りを固めてくることが想定される中、白崎は「(敵陣での)崩しのアプローチはしている。狙いを出せれば」と意気込む。
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⚽清水エスパルス、浦和とドロー Jルヴァン杯1次リーグ B組首位維持
Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第2節は26日、9試合が行われ、清水は浦和と1―1で引き分け、1勝1分けの勝ち点4としてB組首位を維持した。 1次リーグB組▽観衆10125人 ①浦和駒場 浦和 2分け(2)11―0 0―11 清水 1勝1分け(4) ▽得点者【浦】リンセン(1)【清】コロリ(1) 貴重な勝ち点 B組首位維持 清水は先制を許すなど劣勢が続いたが、後半にFWベンジャミン・コロリの一撃で追い付き、敵地で貴重な勝ち点1を手にした。 リーグ戦前節から先発を総入れ替えし、DF菊地は今季公式戦初出場。MF神谷をボランチで初めて試した。 前半は浦和に試合を支配された。
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⚽磐田、ホームで札幌戦/清水、敵地で浦和戦 ルヴァン杯第2節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは25、26の両日で1次リーグ第2節の10試合を行う。初戦で横浜Mに敗れたA組の磐田は、25日にホームで札幌を迎え撃つ。川崎との初戦に勝利してB組首位に立つ清水は、26日に敵地で浦和と対戦する。 磐田は清水とのリーグ戦からメンバーを入れ替えて若手中心の布陣となりそうだ。ただセンターバックにけが人が相次ぎ、リーグ戦を見据えると、本職だけでは足りない苦しい台所事情。代役が予想されるMF鹿沼は「高い位置でボールを奪って敵陣でプレーするのが大前提」と、前線から仕掛ける相手の隙を突きたい考えだ。 DFだけでなくFWも杉本が移籍し人手不足に陥っている。リーグ戦で3得点
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⚽清水がユース6選手を2種登録
J2清水は24日、ユースに所属するGK柴崎海翔(16)、MF太田成美(17)、MF星戸成(17)、FW田中侍賢(17)、MF矢田龍之介(16)、MF小竹知恩(16)の6選手を2種登録したと発表した。今季のトップチームの公式戦に出場できる。
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⚽清水エスパルス DF菊地、代表経験生かす U―20アジア杯終え合流 今季公式戦初出場へ
J2清水のDF菊地脩太(19)=清水ユース出=が26日のルヴァン杯浦和戦で今季公式戦初出場を見据えている。U-20(20歳以下)日本代表の一員として戦ったウズベキスタンでのU-20アジア杯を終え、チームに合流。「緊張感のある中でプレーできたのは自信につながる」と国際舞台で得た経験を発揮する決意だ。 代表活動は2月20日から約1カ月間に及んだ。日本は準決勝でPK戦の末にイラクに敗れたが、4強入りによって5~6月に開かれるU-20ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。菊地は1次リーグ初戦を除く4試合にセンターバックで先発フル出場した。 負ければW杯の出場権を逃すヨルダンとの準々決勝は「久
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⚽J2清水の松岡 移籍前最後の練習「ブラジルで自分を表現」
ブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへの期限付き移籍が決まったJ2清水のMF松岡大起(21)が21日、移籍前の最後の練習に臨んだ。終了後には取材に応じ、「ブラジルの地で自分を表現し続けたい」と新天地での活躍を誓った。 昨季終了後も欧州クラブへの移籍を模索していた中、今回のオファーを受けた。「自分がやるべきことをやりながら、いろんなバリエーションを持った選手になりたい」と初の海外挑戦で自身のさらなる成長を見据える。 清水には2021年8月に加入。J1リーグ37試合、J2リーグ3試合に出場した。所属した約1年半で、「自分でより考えてサッカーをするようになった。清水に来て感じることができて良
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サービスに関するアンケート/3月18日のJ2静岡ダービーチケットプレゼント【あなたの静岡新聞 リリースノート】
※アンケートおよび静岡ダービーチケットプレゼントは、たくさんのご応募をいただきました。誠にありがとうございました。当選された方にのみメールで9日中にご連絡いたします(3月9日追記)。 ふるさとメディア「あなたの静岡新聞」を日頃よりご愛読いただき誠にありがとうございます。有料会員の皆さまにサービスに関するアンケートについてのご協力のお願いとプレゼント企画のお知らせです。 ふるさとメディア〈あなたの静岡新聞〉はご利用の皆さまの声に日々耳を傾け、昨日より今日、今日より明日とサービスを改善していく「永久改善サイクル」をモットーに掲げています。みなさまの率直なご意見やご要望をお待ちしています。
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⚽群雄割拠のサッカーJ2 18日開幕【静岡県勢日程表】
サッカーJリーグ2部(J2)が18日に開幕する。昨季、清水エスパルスとジュビロ磐田がJ1から降格し、藤枝MYFCがJ3から昇格したため、今季J2では県勢3チームがしのぎを削る。18日の開幕戦は清水が水戸ホーリーホック、磐田がファジアーノ岡山をホームで迎え撃ち、藤枝は敵地で同じ昇格組のいわきFCと対戦する。 22チームで争う今季のJ2は11月12日の最終節までホームアンドアウェー方式で42試合を戦い、1、2位と3~6位のプレーオフを勝ち抜いたチームの計3チームがJ1に昇格できる。 もっと読む ⚽清水エスパルス 最短復帰へ 屈指の戦力 ⚽ジュビロ磐田 世代融合 奮起の再出発 ⚽藤枝MYFC
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清水本拠地のアイスタ使用料 静岡市、半額に減免
静岡市は16日、サッカーJ2に降格した清水エスパルスの運営会社からの要望を受け、清水が本拠地とするIAIスタジアム日本平(同市清水区)の2023年シーズンの使用料を半額にする方針を明らかにした。 市は市都市公園条例に基づき、使用料の減免措置を適用する。清水エスパルスがJ2に降格した16年シーズンにも使用料を半額にした経緯がある。 市スポーツ振興課によると、清水エスパルスのホーム戦は年間20試合ほどが行われ、1試合につき約300万円の使用料が市に支払われている。減免措置が適用されれば、年間使用料は約3千万円と通常の半額になる。 市は22年12月に清水エスパルスの運営会社から減免措置の要望
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「清水を日本一安全に」 IAIスタジアムで式典 警察とエスパルスが連携協定
「日本一安全・安心なまちへ」―。清水署とサッカーJ2清水エスパルスの関係者が15日、特殊詐欺や交通事故防止を啓発するための包括連携協定の協定式を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。県内の警察署がJリーグのチームとこうした協定を結ぶのは初めてという。 協定式では八木瑞生署長と山室晋也社長が協定書にサイン。八木署長は「わがまちのシンボル、オレンジ色の戦士の力を借りて清水を日本一安全・安心に暮らせるまちにしたい」と述べた。山室社長は「市民、警察とタッグを組んで安全・安心なまちを作りたい」とあいさつした。 委嘱状の交付では、選手を代表しGK権田修一選手に対し、八木署長が委嘱状を手渡した
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J2対戦が熱い ⚽磐田、藤枝、清水「静岡三国決戦」 6試合、イベントも実施
静岡県内J2の磐田、清水、藤枝の3クラブが18日のリーグ開幕を前に10日、エコパスタジアムで共同記者会見を開いた。「静岡三国決戦」と銘打ちロゴマークを作製し、J2リーグ戦での対戦試合で共同イベントを行うことなどを発表。県内3クラブがJリーグ発足以来初めてJ2で戦う今季の直接対決を盛り上げる。 「静岡三国決戦」のロゴマークは三つどもえの戦いをイメージし、戦国時代風にアレンジした。計6試合の直接対決ごと異なったイベントを準備し、対戦カードの名称も今後検討する。具体的にはスタジアムDJの敵地でのアナウンスや、サッカースクールに通う子どもたちの交流試合などが案として挙がっている。 3クラブの代表
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J1昇格 決意胸に 清水、磐田、藤枝春季キャンプ【写真特集】
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスとジュビロ磐田、藤枝MYFCの春季キャンプが鹿児島を中心に行われた。 18日の開幕戦に向けて各チームが調整を行い、練習試合などを交えてチーム戦略などを確認した。3月18日には清水と磐田がエコパスタジアムで激突。藤枝は5月13日に清水とアイスタ日本平で、17日に磐田と藤枝総合運動公園サッカー場で県勢対決に挑む。J1昇格に向けて3チームの挑戦が始まる。 磐田と清水の練習試合で激しくボールを奪い合う磐田の鹿沼(中央)と清水の竹内=4日、鹿児島市の白波スタジアム いわきFCとの練習試合でゴールを狙う磐田のドゥドゥ=1日、鹿児島市
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⚽清水エスパルス 監物拓歩(DF) 優れた配球能力【ルーキー紹介】
配球能力に優れた貴重な左利きのセンターバックだ。伊豆の国市出身で、中学、高校と清水の下部組織に所属。大学を経由して「憧れだった」というエスパルスのエンブレムを背負い、プロ生活をスタートする。 中学時代から世代別の日本代表に選出され、U-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)にも出場。有望株として注目される存在だったが、ユースからの昇格はかなわなかった。 プロ入りには遠回りとなった道のりも、成長の糧とした。「環境と人に恵まれた」という早大では先輩の背中からリーダーシップや振る舞いを学び、対人守備の強さにも磨きを掛けた。3年時に経験したけがでの長期離脱も乗り越えた。 かつて世代別代表でと
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⚽清水エスパルス復権 2000人と考える J1昇格願い静岡で集会、元選手や来場者議論
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの応援を目的とした有志団体「エスパルスを愛する会」は14日、清水の復権を願って集会「エスパルスを早くJ1に戻そう」を静岡市駿河区のグランシップで開いた。清水の元選手を招き、集まったサポーターらと意見を出し合った。 清水OBの三渡洲アデミールさん(54)、西部洋平さん(42)、鄭大世さん(38)が登壇。今季、クラブ2度目のJ2を戦う清水が再び強豪に返り咲くには何が必要かを約2千人の来場者と考えた。 試合終了間際での相次ぐ失点が降格の一因となった昨季の戦いを振り返り、3人は「選手同士で腹を割って話せる関係がチーム内でできていたか」などと指摘。J2での
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⚽DF吉田豊の加入発表 来季J2の清水エスパルス
来季J2の清水は29日、J1名古屋のDF吉田豊(32)=静岡学園高出=が完全移籍で加入すると発表した。9季ぶりの清水復帰となる。 富士宮市出身の吉田は静岡学園高から2008年にJ2甲府入り。12年に清水に移籍し、3年間主力としてプレーした。その後はJ1の鳥栖、名古屋で活躍。J1通算338試合、J2通算60試合に出場。クラブを通じて「チームを引っ張っていく存在になれるよう努力する」とコメントした。
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⚽清水 名古屋の吉田(静学出)獲得へ 9季ぶりの古巣復帰
来季J2の清水にJ1名古屋のDF吉田豊(32)=静岡学園高出=が完全移籍で加入することが28日までに、関係者への取材で分かった。吉田は2012~14年に清水に所属していて、9季ぶりの古巣復帰となる。近く発表される。 富士宮市出身の吉田は、静岡学園高から08年にJ2甲府入り。12年に清水に移籍した。清水を離れた後はJ1鳥栖、名古屋で各4年間プレー。今季はけがに泣いてリーグ戦15試合の出場にとどまったが、対人守備の能力はJリーグ屈指を誇る。 プロ2年目から13季連続でリーグ戦20試合以上に出場してきた豊富な経験も魅力。左サイドバックを主戦場としているが、右も対応可能だ。 清水は左右のサイド
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清水本拠地愛称 「アイスタ」継続 命名権契約
静岡市、清水エスパルス、小型産業用ロボットメーカー「アイエイアイ」は21日、清水区の清水日本平運動公園球技場を「IAIスタジアム日本平」とするネーミングライツ(命名権)契約を結んだと発表した。 市によると、新たな契約期間は2023年3月1日から5年間。契約金額は年間約3千万円。名称は維持し、引き続き「アイスタ」の愛称で親しまれることになる。 市は23年2月末の契約満了に伴い命名権パートナーを公募。13年から契約している現パートナーのアイエイアイから応募があり、新たに契約を交わした。
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⚽千葉、今治から徳島へ 栗原は相模原に移籍 清水エスパルス
来季J2の清水は20日、J3今治に期限付きで移籍中のFW千葉寛汰(19)がJ2徳島に同じく期限付きで移籍すると発表した。期限は2024年1月末まで。 千葉は静岡市出身で各年代別代表を経験し、昨季J3今治で22試合に出場して12得点を挙げた。クラブを通じ、「清水のエースとしてプレーするという強い気持ちは変わらない。未来につながる1年になるよう、ひたむきに頑張りたい」とコメントした。 また、今季限りで契約を満了したFW栗原イブラヒムジュニア(21)について、J3相模原への完全移籍が決まったことも発表した。
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⚽清水エスパルス マジョルカと提携 選手育成などノウハウ共有
来季J2の清水は10日、スペイン1部マジョルカと業務提携契約を結んだ。静岡市清水区のアイスタ日本平で調印式を行い、清水の山室晋也社長と、マジョルカのアルフォンソ・ディアスCEO(最高経営責任者)が両クラブの発展を目指した相互連携を確認した。 マジョルカは1916年創設の老舗クラブで、家長昭博(J1川崎)や久保建英(レアル・ソシエダード)ら日本人が多く所属してきた。国外クラブとの業務提携は初という。選手育成・強化を目的にした選手や指導者の交流をはじめ、サッカーに関するさまざまなノウハウの共有、選手情報の交換などで連携し、サポーターの相互交流なども予定している。 ディアスCEOは「日本のサッ
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⚽円熟のGK権田、勝利導く好セーブ W杯カタール大会ドイツ戦、ドーハの歓喜
【ドーハ=静岡新聞社特派員・市川淳一朗】15歳から日の丸を背負ってきた守護神が、自身2度目のワールドカップ(W杯)でついにピッチに立った。日本代表のGK権田修一(33)=清水エスパルス=は、ドイツとの1次リーグ初戦に先発。円熟の時を迎えたベテランが、日本のゴールマウスに立ちはだかった。 清水の守護神 18年前の誓い今も 権田が初めて代表のユニホームに袖を通したのは、2004年のU-17(17歳以下)アジア選手権。U-16代表の一員として、藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で行われた北朝鮮戦に出場した。試合前の国歌斉唱で、自然と足が震えた。「憧れの場」に身を置いた緊張感は、今もはっきりと記
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児童にリフティング指導 静岡宮竹小 エスパルス神谷選手が訪問
Jリーグ清水エスパルスの神谷優太選手(25)が18日、静岡市駿河区の宮竹小を訪問し、2年生と特別支援学級の児童計約90人と交流した。 山形県出身の神谷選手は児童と教諭の質問に答え、「父親の影響でサッカーを始め、毎日1人でボールをけっていた」と子ども時代の思い出を披露した。 10月に左足を手術したばかりだが、代表の児童にリフティングを指導し、自らも椅子に座ったままリフティングの妙技を見せた。「術後初めてボールをけってうれしかった。子どもから元気をもらった」と笑顔を見せた。 リハビリが順調なら、来季のチーム始動に間に合う予定。J2に降格した今季を振り返り、「悔しい思いをした。早くプレーがし
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⚽清水エスパルス DF井林選手「自分の強み見つけて」 島田・六合小児童にエール
サッカーJリーグ清水エスパルスのDF井林章選手(32)が17日、島田市の六合小を訪問した。井林選手はプロになった経験などを踏まえながら、6年生に夢をかなえるために心がけてきたことを伝えた。 井林選手は夢だったプロ選手になるために意識したポイントとして「周りの人と同じ練習をしても差は付かない。目標を達成するにはライバルに負けない強みを見つけるのが大切」と説明。その上で「目標や夢に向かってやると決めたことは、周囲に流されずに最後までやり通してほしい」と子どもたちにエールを送った。 児童は井林選手に質問をしたり、ボールを使ってパス交換を体験したりと交流を楽しんだ。 クラブが9月のホームゲーム
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⚽清水エスパルス復帰を長泉町長に報告 GK梅田選手
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスのGK梅田透吾選手(22)=長泉町出身=はこのほど、町役場を訪れ、育成型期限付き移籍していたJ2ファジアーノ岡山から復帰したことを池田修町長に報告した。 梅田選手は昨年1月に岡山に育成型期限付き移籍したが、今年3月に右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。全治6~8カ月と診断されていた。6月に清水に復帰し、治療に専念している。 梅田選手は「やっと最近ボールを蹴られるようになった。まずはリハビリに専念し、いつか地元に恩返しできる選手になりたい」と話した。池田町長は「試合に出られない悔しさを味わっていることと思うが、次のステージに期待し、試合にも足を運び応
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⚽全力エール「誇り」と「残留」 アイスタに1万8182人 52度目の静岡ダービー
サッカー王国静岡を象徴する二つのトップクラブはJリーグ1部(J1)に残れるか-。17位の清水エスパルスと最下位18位のジュビロ磐田は22日、IAIスタジアム日本平(静岡市清水区)で激突した。ともにJ2自動降格圏で迎えた52度目の静岡ダービー。「勝つしかない」「一緒にJ1に残って」。オレンジとサックスブルーに染まったスタンドでサポーターの思いが交錯した。 今季最多1万8182人が詰めかけたアイスタは異様な緊張感に包まれた。引き分けではどちらも残留が遠のき、史上初めて静岡からJ1クラブがなくなりかねない。「勝てば残留が見える。勝ち点3しかいらない」と磐田ファンの会社員佐藤健斗さん(25)=袋井
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⚽清水エスパルス DF 立田悠悟選手(2)【J's HERO】
台風15号の影響により、僕の実家も被害を受けました。地元の皆さんが大変な思いをしているのを見て、何か手助けしたいと思い、チームメートと一緒に飲用水の配布や募金活動、土砂除去作業ボランティアへの参加などを行いました。僕たちはサッカー選手なので、サッカーを通じて、少しでも元気や希望を与えられたらと思いますし、そのようなプレーをしなければいけないと思っています。 22日(土)の静岡ダービーでは必ず勝利し、皆さんと喜びを分かち合いたいです。一緒に戦いましょう! player’s data 身長 191cm 体重 83kg 出身 静岡市 年齢 24歳
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⚽J1清水エスパルス 本拠地「日本平」命名権募る
静岡市とサッカーJ1清水エスパルスは14日、エスパルスの本拠地「清水日本平運動公園球技場」(清水区)の新たな命名権(ネーミングライツ)の契約企業の募集を始めた。2023年シーズンの開幕に合わせて名称を変更する。 愛称には企業名や商品名を付けることができるが、一部に「日本平」を残すことが条件となる。契約金額は年間3146万円以上、契約期間は3年以上。募集は11月14日まで。 契約企業は球技場への愛称看板の設置や市の広報誌、J1清水の広告媒体への掲載などができるようになる。地域貢献事業における施設の無償使用も可能とする。 同球技場は13年から、「IAIスタジアム日本平」の名称で市民やサポー
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指導者に大切な資質は J1清水の大榎さん、消防幹部に講話
静岡県消防学校は14日、県内の消防幹部職員向けの教育訓練でサッカーJ1清水エスパルスの大榎克己クラブリレーションズオフィサー(CRO)を静岡市清水区の同校に招き、リーダー論をテーマとした講話を行った。 他分野から学びを得ることを目的とし、34人が参加した。大榎CROは「指導者に必要な資質」と題し、決断や判断の重要性を説いた。リーダーを支える周囲のサポートの大切さも強調。良い組織づくりに向けて「信念を持ってやってほしい」と呼びかけた。
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⚽エスパルス選手 台風被災地児童と交流 清水小島小訪問
台風15号の被害を受けた地域を元気づけようと、サッカーJ1清水エスパルスの選手たちが12日、静岡市清水区の清水小島小を訪れて児童と交流した。 松岡大起(21)、高橋大悟(23)、立田悠悟(24)、原輝綺(24)、白崎凌兵(29)、井林章(30)の6選手が放課後に来校。参加を希望した児童約80人と鬼ごっこやサッカーをして触れ合った。エスパルスのグッズを身に着けた児童も多く、目を輝かせながら選手とのひとときを楽しんだ。 6年生の望月瑛人君は「好きな原選手に会えてうれしかった」と感激した様子。選手側の意向で実現した取り組みで、同区出身の立田選手は「元気づけたいと足を運んだが、自分たちがエネルギ
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⚽J1清水 後半に連続失点 降格圏へ再転落
明治安田J1リーグは8日、各地で第32節の9試合が行われ、清水は川崎に2―3で敗れ、自動降格圏の17位に後退した。 ②等々力(川崎2勝)▽観衆19022人 川崎 17勝6分け8敗(57)3(1―0 2―2)2 清水 7勝11分け13敗(32) ▽得点者【川】遠野(2)山村(1)小林(5)【清】白崎(3)カルリーニョス(3) ■後半連続失点 逆転許す またもリードを守り切れなかった。清水は後半に一度は逆転しながら、あっさりと川崎にひっくり返された。最近の試合で続いている守備のもろさを改善できず、リカルド監督は「賢さが欠け、流れを渡してしまった」と嘆いた。 狙っていた展開に持ち込めてい
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⚽エスパルス選手が土砂撤去 台風15号被災の清水区布沢
サッカーJ1清水エスパルスの選手が1日、台風15号被害が出ている静岡市清水区布沢を訪れ、土砂の除去作業を手伝った。 山間地の布沢地域は、沢をつたって集落に大量の土砂が流れ込み、現在も数世帯の家屋で土砂を取り除けていない状態。選手11人は2階建ての1階部分がほぼ埋まった家に足を運び、土や泥をスコップでかき出したり、家財を運び出したりした。災害ボランティアも活動していて、協力し合いながら約2時間取り組んだ。 参加した山原怜音選手(23)=JFAアカデミー福島出身=は「自分たちがホームタウンの静岡のために何かできることはないかという思いで来た」と汗を拭った。実家の土砂除去を手伝ってもらった井上
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10月の「静岡ダービー」延期 代替日は未定 サッカーJ1
Jリーグは28日、10月1日に静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で予定していたJ1リーグ第31節清水エスパルス対ジュビロ磐田の「静岡ダービー」を延期すると発表した。代替日は未定。=関連記事14面へ スタジアムが台風15号により同区で発生している大規模な断水の影響を受けていることが主な理由。スタジアムは現在、断水によってトイレの手洗い場が使用できない状況となっている。 周辺道路の土砂崩れや、試合開催による被災住民の日常生活への影響も懸念材料となっていた。
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チケットプレゼント J1静岡ダービー「あなたの静岡新聞マッチ」 10月1日、アイスタ【あなたの静岡新聞 リリースノート】
※526通のご応募をいただきました。誠にありがとうございました。抽選の上、本日23日中に当選された方にのみメールでご連絡いたします(9月23日追記)。 ふるさとメディア「あなたの静岡新聞」を日頃ご愛用いただき誠にありがとうございます。プレゼント企画のお知らせです。 10月1日(土)午後2時から静岡市駿河区のIAIスタジアム日本平で行われるサッカーJ1、清水エスパルス-ジュビロ磐田戦「静岡ダービー」は「あなたの静岡新聞マッチ」(静岡新聞SBSマッチ)として開催されます。 そこで緊急プレゼント企画! 観戦チケット(S指定席)を3組6人に贈呈します。ご応募は 専用フォーム からお願い
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アイスタまで歩こう エスパルスサポーター参加 大榎さん応援
明治安田生命保険静岡支社は10日、静岡市清水区で「JリーグウオーキングinIAIスタジアム日本平」を開催した。普段はバスで向かう、JR清水駅東口からスタジアムまでの約6キロをサポーターらは歩いた。 J1清水エスパルスが取り組む持続可能な開発目標(SDGs)に賛同したイベント。スタート地点のJR清水駅東口に応援に駆け付けたエスパルス・クラブ・リレーションズ・オフィサーの大榎克己さんは「無理しないように頑張ってください」と声を掛けた。 事前登録した60人はスタート前に大榎さんと一緒に写真撮影をするなどし、元気に出発した。
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J1清水戦「カンボジアデー」 タイカ、自社製品を紹介 20日、アイスタ
J1清水エスパルスとスポンサー契約を結ぶタイカ(東京都港区、鈴木大登社長)は、20日にIAIスタジアム日本平で行われる清水-柏レイソル戦を「カンボジアデー」の冠試合とし、ブースを出展して自社製品とカンボジアの魅力をPRする。 同社は静岡市清水区で創業し、衝撃吸収素材を製造販売する。カンボジアに工場を設け、同国の学校にフットサルコートや筆記用具を寄贈するなど地域貢献活動に取り組んできた。冠試合は昨年に続き2回目。 ブースでは衝撃吸収素材アルファゲルを活用したキャラクター「ゲルぴよ」のカプセルおもちゃ販売機を置き、ゲル素材をアピールする。先着6千人にカンボジア製のトートバッグをプレゼントする
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エスパルス30周年祝う JR静岡駅でダンスやトークショー披露
サッカーJリーグ1部(J1)の清水エスパルスとJR東海静岡開発は24日、エスパルスのクラブ創設30周年を記念したイベント「アスティ静岡×清水エスパルスの大祭典」をJR静岡駅北口広場で開いた。チアリーディングショーやサッカー元日本代表の森岡隆三さん(46)のトークショーで会場はにぎわった。 県内4カ所で開催しているエスパルスダンススクールに通う中学生のチームがチアリーディングを披露した。2日に国立競技場で行われたクラブ創設30周年記念試合でも披露した「OPA!エスパルス」など計5曲を踊った。同チームの浅野咲良さん(14)=静岡市清水区=は「30周年をサポーターの皆さんと祝えてうれ
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⚽J1清水 クラブ創設30周年試合 国立に5万6131人
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスがクラブ創設30周年を記念して2日に国立競技場で行ったリーグ第19節横浜F・マリノス戦には、クラブのホーム試合として最多の5万6131人が詰め掛けた。今月4日はクラブが1992年に初の有料対外試合を開催してから30回目となる「誕生日」。老若男女のサポーターが節目を迎えるクラブの記念試合を後押しした。 スタジアムには午後4時の開場前からエスパルスのグッズを身に着けた観客が続々と訪れた。創設当初から応援する静岡市清水区の会社員山本恵美子さん(60)は「30年の間には消滅危機もあったが、よく頑張ってきてくれた」と地元から駆けつけた。 静岡市葵区出身の会
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清水区役所“オレンジ化” エスパルス30周年祝う
7月4日に迎えるサッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルス創設30周年を祝おうと静岡市の清水区役所は29日、窓口職員の30周年シャツ着用を始めた。合わせて庁舎内に職員手製の装飾などを施し、チームカラーにちなんで区役所を“オレンジ化”した。 記念シャツの着用は葵、駿河両区役所戸籍住民課が6月にそれぞれ実施していた。清水区役所では職員から「ホームタウンとしてさらに盛り上げよう」と声が上がり、区役所1階全ての課の窓口職員が記念シャツを着たほか、その他の職員も過去のイベント用シャツや自前のユニホーム、オレンジ色の私服などを着用した。 区役所内の装飾も職員が手作りし、玄関に
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J1清水と島田市が協定 SDGs推進など6項目連携
サッカーJ1清水エスパルスと島田市は28日、協働による持続的な地域の発展を目的としたファミリータウン協定を締結した。同協定は県東部の自治体で締結例があり、県中部では初めて。 持続可能な開発目標(SDGs)の推進やスポーツを通じたコミュニティー形成、地域社会の活性化、市のPRなど6項目で連携を図る。具体的には学校でのスポーツ教室や指導者の育成サポート、スタジアムでのシティープロモーションなどを想定している。山室晋也社長らが市役所を訪れ、染谷絹代市長と協定書にサインした。 染谷市長は「生涯スポーツは人生をより豊かにする。部活動の地域移行に向けた課題もあり(協定は)心強い」と話し、山室社長は「
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運動の楽しさ、幼児から 静岡市とJ1清水が親子教室
静岡市とサッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスはこのほど、2~4歳の幼児とその保護者を対象とした事業「親子でチャレンジ運動教室」を静岡市清水区のエスパルスドリームフィールド清水で開いた。 エスパルス教育事業部の今泉幸広ヘッドオブコーチングらの指導で、市内の親子16組が体を動かした。幼少期に身につけたい基本動作と、新聞紙で作ったボールでの遊びを1時間、楽しみながら体験した。 エスパルスが今年から取り組む「運動大好キッズ育成プロジェクト」の一環。中央静岡ヤクルト販売(同市)が協賛する。年度内にドリームフィールド清水で5回、ドリームフィールド静岡(駿河区)で6回開催。問い合わせはエスパルス
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感謝の心大切に J1清水元選手の兵働さん講演 静岡長田南小
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスが静岡市、静岡大、企業と連携して小中学校で実施する特別授業「エスプラス」が24日、同市駿河区の長田南小で行われた。同校を皮切りに、本年度は市内3区の15校で開催する。 サッカーと教科を絡めた学びや、企業人を招いた職業学習などを展開する恒例の取り組み。長田南小にはエスパルスの元選手で、現在はスカウトを担当する兵働昭弘さん(40)が講師として訪れた。 兵働さんはエスパルスで主将を務めた経験を元に、「相手を尊重し、感謝の気持ちと長所を見る姿勢を」と同校の6年生約90人に語り掛けた。具体例を交えながら、社会に出て必要な行動力や課題発見力に関しても紹介。児
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検討委、年内にも候補地選出 静岡市のサッカースタジアム構想
静岡市内に新しいサッカースタジアムを整備する構想に関し、有識者や公募市民でつくる「サッカースタジアムを活(い)かしたまちづくり検討委員会」(会長・木宮敬信常葉大教授)が21日、市内で初会合を開いた。複数候補地の比較検討や市民アンケートの結果など踏まえ、年内をめどに最有力候補地を選出する。 検討委は市が設置した付属機関で、大学教授やサッカー関係者、J1清水エスパルスのサポーターなど14人で構成する。初会合では市がIAIスタジアム日本平(清水区)の現状と課題を説明。築30年と老朽化が進み、屋根のカバー率がJリーグ基準に満たないことなどを挙げた。 スタジアム整備の在り方を巡り、委員からは「中心
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J1清水 脱炭素推進 静岡大が行程表づくり支援
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの山室晋也社長が23日、静岡市駿河区の静岡大を訪れ、脱炭素社会の推進を目指してクラブが取り組む「ゼロカーボン・プロジェクト」で同大と連携していくことを日詰一幸学長と確認した。 エスパルスは昨年11月、地球に優しいスタジアムづくりやファン・サポーターとの環境問題への取り組みなどを掲げた「ゼロカーボンプロスポーツクラブ宣言」を発表。具体的な活動内容の策定に向けて、つながりの深い同大に支援を依頼することとした。 山室社長が協力を求めたのは①エスパルスの活動で排出される温室効果ガスの算定②2050年に排出量をゼロにするための行程表づくり③プロジェクトの点
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体と頭に刺激 J1清水が高齢者向け運動教室
J1清水エスパルスの65歳以上を対象にした運動教室「ハッピーシニアプロジェクト」がこのほど、富士市久沢のエスパルスドリームフィールド富士で開かれた。市内の11人が特別ルールを交えた競技に挑戦し、心地よく体を動かした。 参加者は両手を交差して投げるお手玉や、リレー方式で行うチーム対抗の三目並べなど多彩な競技を体験した。慣れない動きに苦戦する参加者が続出した。走ってはいけないウオーキングサッカーでは足元のボールと仲間の動きを見ながら、懸命にパスコースを探した。 松永芳美さん(76)は「簡単そうに見えて難しい動きが多く、新鮮だった」と笑顔をみせた。 同教室は高齢者の健康づくりを目的にエスパル
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⚽J1清水、30年の足跡 歴代ユニホーム並ぶ 静岡駅北口地下
サッカーJ1清水エスパルスの創設30周年を記念する応援企画展が16日、JR静岡駅北口地下広場しずチカで始まった。歴代ユニホームや写真パネルなどが展示されている。7月5日まで。 企画展は、静岡市を拠点とするスポーツチームを応援する官民組織「フォッサ・サッカーのまち市民協議会」、同市、エスパルスの3者で共催した。 会場では、チームが発足した1992年などのユニホームや、好成績を収めた99~2001年のグッズなどを展示。選手OBの沢登正朗さん、伊東輝悦さん、三都主アレサンドロさん、森岡隆三さんの4人がそれぞれ試合で使用していたスパイクも一堂に並ぶ。 展示品の撮影は自由。22、29両日は定休日
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清水港の新スタジアム 実現へ見えぬ道筋【解説・主張しずおか】
静岡市清水区のエネオス清水油槽所遊休地に新サッカースタジアムを建設する構想。JR清水駅周辺の商店街などを中心とした盛り上がりに対して、実現までの道筋は見えない。老朽化した区役所や防災など複合機能を持たせる案もあり、期待に応えるには議論の加速が必要だ。 JR清水駅前のアーケード街。シャッターが閉まりきりのがらんとした大きな空間が広がる。サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスのオレンジ色のユニホームを着た地元ファンを見掛けるのは最近はまれだ。 「公民連携でやっていきたい」。4月上旬の定例会見で記者から「民間での整備を考えているのか」と問われた田辺信宏市長はそう答えた。川勝平太知事も構想へ
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柿田川公園の活用法は? J1清水、清水町まちづくり懇談会開催
サッカーJ1清水エスパルスはこのほど、「清水町まちづくり懇談会」を同町の商業施設で開いた。町にゆかりのある事業者を中心に約50人が集い、柿田川公園の活用についてトークショーや意見交換を行った。 町とファミリータウンパートナーシップ協定を結ぶエスパルスが、地域を盛り上げて恩返ししようと、初めて企画した。トークショーには元日本代表でエスパルスのジュニアユース三島のU-13監督を務める市川大祐さんや、沼津市内の公園の活性化に取り組む山崎友也さんらが登壇。マルシェやワークショップの開催など公園の活用方法を提案した。参加者からは「キッチンカーイベントができそう」「町民が公園に対して当事者意識を持つ
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ブラジル文化を児童に紹介 J1清水の選手、清水興津小訪問
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスはこのほど、ブラジル人選手が自国の魅力を子どもたちに伝える出張授業を行った。チアゴサンタナ選手が静岡市立清水興津小を訪れ、5、6年生約170人にブラジルの文化などを紹介した。 サンタナ選手は県の国際交流員とともに、簡単な言葉や食文化、自然環境などを説明。ボールを使った触れ合いや、児童からの質問の時間なども設けて交流を楽しんだ。 エスパルスは6月18日にIAIスタジアム日本平で行うアビスパ福岡戦で、ブラジル文化を体験できる企画を予定している。
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サポーターに交通安全啓発 アイスタで清水署
清水署は7日、サッカーJ1清水エスパルスのホームゲームが行われた静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で交通安全啓発活動を行った。 スタジアム入り口へとつながる経路に自衛隊や消防の車両と並んでパトカー、白バイを設置し、署員が帰路の安全な運転や道路横断などを呼び掛けた。家族連れのサポーターは警察車両を前に足を止め、子どもらを白バイにまたがらせて写真を撮るなどしていた。 スタジアム内でも試合前に県警音楽隊が演奏を行ったほか、交通安全の注意喚起を改めてアナウンスした。
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静岡・清沢小児童 権田選手とPK対決 J1清水交流事業
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの選手が19日、静岡市内の小学校を訪れ、児童と交流した。クラブを身近に感じてもらうことを目的とした事業の一環。 同市葵区の清沢小には権田修一選手(33)が訪問。全校児童22人とボールを使ってパス交換をしたり、ゴールキーパーのやりがいを尋ねる児童の質問などに答えたりした。 児童の代表とPK対決する時間も設け、至近距離のシュートを権田選手がキャッチすると、子どもたちからどよめきが起きた。シュートを放った6年生の森日順(ひより)さんは「エスパルスの選手は自分にとってすごい存在。うれしかった」と頬を緩めた。 清水船越小には加藤拓己選手(22)、川谷凪選
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⚽強豪相手「楽しみ」「隙はある」 W杯組み合わせ静岡県内反応
「強豪国との対戦は楽しみ」「隙はある」-。11月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグの組み合わせ決定を受けて2日、4年に1度の祭典を待ちわびる県内関係者からはさまざまな声が上がった。 3月まで行われたアジア最終予選で正GKとして本大会出場に貢献した清水エスパルスの権田修一選手(33)は「抜けられるグループに入って突破しても日本サッカーは盛り上がらない」と強豪のドイツ、スペインとの対戦を歓迎する。 2010年南アフリカ大会で日本代表コーチを務めた大熊清氏(57)=清水エスパルスゼネラルマネジャー=は、1次リーグを突破して16強入りした当時の経験を踏まえ、「初戦はど
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シズラに背番号432 J1清水エスパルス、特大ユニホーム贈呈
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは30日、静岡市清水区の広報キャラクター「シズラ」に公式背番号「432」を贈った。シズラは今後、背番号入りのユニホームを身に着けて清水区のPRに努める。 432は「しみず」の語呂合わせから。コロナ禍による閉塞(へいそく)感が続く中、区を盛り上げられる企画として市がエスパルスに提案し、実現した。 同区のエスパルス本社で背番号の認定式を行った。シズラの体形に合わせた特大のユニホームも披露した。エスパルスの大榎克己クラブリレーションズオフィサーは「エスパルスと地域の発展のために活躍してほしい」と期待し、堀池明区長は「かわいがってもらい、背番号が認知され
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サッカー場計画前向き エネオス、静岡市長に意向 清水区遊休地
静岡市内に新たなサッカースタジアムを建設する構想を巡り、石油元売りのENEOS(エネオス)がJR清水駅近くに所有する遊休地への整備計画に前向きな姿勢を示していることが30日、関係者への取材で分かった。エネオスの大田勝幸社長が同日、市役所静岡庁舎で田辺信宏市長と面会し、意向を伝えた。 清水区袖師地区にある同社清水油槽所の遊休地は交通アクセスが良く、地元住民などからスタジアム建設地として期待する声が上がっている。市は2022年度中にスタジアムの候補地を決める方針で、6月にも官民でつくる検討委員会を立ち上げて選定作業を本格化させる。 市とエネオスは昨年7月に次世代型エネルギー推進と地域づくりに
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乳児もアイスタへ ケアルーム好評 授乳、おむつ替え快適に
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは今季から、本拠地のIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)に授乳やおむつ替えなどができるベビーケアルームを設置している。観客の観戦環境向上を目指したクラブの取り組みの一環。 ベビーケアルームは高さ1・9メートル、幅0・9メートル、奥行き1・2メートル。内部で座って授乳できるほか、背もたれ部分を倒しておむつ替えの台としても利用できる。組み立て式で、試合時にスタジアム正面玄関脇に設ける。 同スタジアムには常設の授乳室があるものの清水サポーターが主に陣取るスタンドからは距離があり、利便性に関して要望が寄せられていた。 すでに本拠地で開催された4試合
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熱海被災地支援へ募金を J1清水、試合前に呼び掛け
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの選手とスタッフが4日、土石流災害に見舞われた熱海市を支援するための募金活動を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。 同スタジアムでのリーグ戦の試合前に実施。試合に出場しない選手14人が入場口付近の3カ所で募金箱の前に立ち、「助け合いましょう」などと来場者に呼び掛けた。焼津市の山本芳栄さん(64)は「清水のサポーターでも被災した人がいると聞いている。同じ県民として少しでも協力できれば」と浄財を寄せた。 同スタジアムで開催する17日の川崎戦でも義援金を募る予定。浄財の提供先は今後調整する。 (運動部・市川淳一朗)
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⚽清水エスパルス 横浜M に1ー2 耐えきれず惜敗 J1リーグ第17節
明治安田J1リーグは30日、各地で第17節9試合を行い、清水は横浜Mに1―2で敗れた。首位の川崎は終了間際に小林がゴールを決め、鹿島に2-1で競り勝って勝ち点を52に伸ばした。 ①日産ス▽観衆4945人 横浜M 10勝4分け2敗(34) 2(1―1 1―0)1 清水 3勝6分け8敗(15) ▽得点者【M】エウベル(3)レオセアラ(2)【清】チアゴサンタナ(6) 【評】清水は終盤に横浜Mに振り切られ、連勝を逃した。 前半4分にクロスをエウベルに合わされ失点。41分にチアゴサンタナが好機を仕留めて同点で折り返したが、後半44分に途中出場のレオセアラにクロスを押し込まれた。 前半は互いの
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J1清水・山室社長が著書 組織運営の手法つづる
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの山室晋也社長(61)がこのほど、著書「経営の正解はすべて社員が知っている」(ポプラ社、1650円)を出版した。自身が実践した組織運営の手法をテーマに、前職のプロ野球ロッテ社長時やコロナ禍で困難な船出となった清水での取り組みをつづった。 山室社長はみずほ銀行執行役員などを務めた後、2014年からの6年間、ロッテで球団初の単体黒字化などを成し遂げた。20年1月から現職に就く。 本では他に、利益を生み出すための視点などを紹介。清水で試みた話題づくりの企画の裏話も記した。山室社長は「経営者だけでなく、さまざまな立場にいる人に参考にしてもらえたら」と話す