日本決勝T進出、前評判覆し勢い乗る W杯ロシア大会

(2018/6/29 07:53)

 【ボルゴグラード(ロシア)=静岡新聞社特派員・岡田拓也】躍進は続く。コロンビアとの初戦で4年前の雪辱を果たし、セネガル戦で2度追い付く粘りを見せた日本代表。世界の強豪が国の威信を懸けて戦うワールドカップ(W杯)で、前評判を覆した勢いに乗り、2大会ぶり3度目の決勝トーナメントへと堂々と駒を進めた。
 2014年ブラジル大会の惨敗からの4年間、日本代表は結果を残すことができなかった。6大会連続でW杯出場を決めたが、世間には「出場して当たり前」の雰囲気があった。アジア予選で苦戦が続いた影響もあり、日本代表への人気と期待は下降線をたどった。監督交代も2度。低迷ぶりを象徴した。
 開幕2カ月前の指揮官交代も異例だった。前監督を解任するタイミングを逸し続けた印象もあり、批判は大きかった。しかし、W杯開幕後はそんな不安を一蹴。西野朗監督を中心に選手たちも厳しい声にあらがった。初戦の勝利で流れを変え、ポーランドとの最終戦を首位で迎えた。
 W杯の結果はこれまで、日本サッカー界の盛り上がりを左右した。16強入りした2010年南アフリカ大会の活躍は、日本人選手の海外挑戦の契機にもなった。停滞感の中で迎えた今大会だからこそ結果が必要だった。「自分たちができることをロシアの地で示したい。周りの目を変えるのは、何よりも結果。強く求めたい」と長谷部誠主将(アイントラハト・フランクフルト、藤枝東高出)。決勝トーナメント進出がゴールではない。過去最高の8強入りへ、勢いを加速していく。

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