サムライ躍動、「格上」に雪辱 サッカーW杯コロンビア戦

(2018/6/20 07:49)

 【サランスク(ロシア)=静岡新聞社特派員・岡田拓也】「サランスクの奇跡」と呼べばいいのだろうか。日本サッカー界の威信を懸けた23人のサムライが大仕事をやってのけた。相手は2014年ブラジル大会8強のコロンビア。全身全霊を注ぎ、4年前に1次リーグで大敗した南米の強豪に雪辱した。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング61位の日本に対し、相手は16位。格上と認めた上で、西野朗監督は「スタートから自分たちからアクションを起こし、勇気を持ってゴールにトライしたい」と選手を送り出した。
 全員が自陣に閉じこもる消極的な戦術もあったはず。ただ、西野監督はそれを嫌った。「日本化したフットボールがある。日本の良さはグループの力、連係、連動」。指揮官は日本人選手の技術の高さを確信する。「十分にボールを保持し、攻撃を仕掛けられる自信を選手に持たせたい」。4年前の日本代表が目指した理想もあえて求めた。
 ブラジル大会の惨敗以降、国内のサッカーは人気に陰りが見えていた。代表も前監督の大会直前の解任や実績重視のメンバー選考などで批判も浴びた。「日本の行く末を左右する覚悟と責任がある。自分たちができることを、ロシアで示したい」と長谷部誠主将(アイントラハト・フランクフルト、藤枝東高出)。1次リーグを突破し、未踏の8強入りへ。次なる「奇跡」を生む序章とできるか。

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