サッカーW杯 「やれること全てやる」長谷部主将、闘志

(2018/6/18 08:00)
ゲーム主将として3度目のW杯のピッチに立つ長谷部誠選手。チームのために日々奔走する=17日、カザン

 【カザン(ロシア)=静岡新聞社特派員・岡田拓也】サッカー日本代表の長谷部誠選手(34)=アイントラハト・フランクフルト、藤枝東高出=が、ゲーム主将として3度目のワールドカップ(W杯)のピッチに立つ。「これをやっておけば良かったという後悔はしたくない。やれることは全てやる」。19日のコロンビアとの初戦に向け、気持ちを高ぶらせる。
 長谷部選手は2010年南アフリカ大会直前、主将マークを託された。あれから8年。岡田武史、ザッケローニ、アギーレ、ハリルホジッチ、西野朗。5人の監督から「本物のキャプテン」「生まれながらのリーダー」と称され、信頼を受け続けた。代表の主将として出場した試合数は前人未到の78に及ぶ。
 主将の役割について「普段からそんなに多くない」と謙遜する。しかし、チームの潤滑油となるべく長谷部選手は日々奔走する。「チームが良くなるため、勝つためなら、自分の考え方と違うこともしてきた。僕の中で(優先順位は)チームが一番上」。ロシア入り後も、全体練習前に仲間同士でボールを蹴る選手が多い中、長谷部選手はコーチ陣との意思疎通を繰り返す。
 気遣いはピッチ外にも及ぶ。16年9月に史上6人目の日本代表100試合出場を達成した時だった。長谷部選手は日本サッカー協会の職員ら約200人に感謝の気持ちを込め、パスケースを贈った。しかも一人一人への直筆のメッセージも添えて。受け取った関係者は「今までにそんな話は聞いたこともない。長谷部しかできないし、長谷部らしい」と感心する。
 日本代表は17日、決戦の地サランスクへと向かった。「初戦の重要性はみんな分かっている」と長谷部選手。4年前の屈辱を晴らし、8年前の歓喜を再び味わうための戦いがいよいよ始まる。

「W杯静岡県勢/静岡新聞特派員記事」この他の記事

> 一覧

  • 静岡購読お申し込みは 0120-89-4311

スポーツ記事アクセスランキング

    スポーツ特集アクセスランキング

      • スクープ投稿

      • 静岡購読NIE

      • 静岡新聞の本

      主要カテゴリ

      カテゴリー'