<サッカーW杯日本代表 静岡県勢>大島僚太(静岡学園高出)

(2018/6/2 17:50)
5月30日のガーナ戦でボールを競り合う大島(右から2人目)=日産スタジアム

 ■西野サッカーの核 技術高い小兵司令塔
 J1川崎の大島僚太(静岡学園高出)は、あの時から世界最高峰のサッカーを意識し始めた。2016年リオデジャネイロ五輪。海外の猛者と戦ったが、主力が不在のチームもあると聞いた。「ワールドカップ(W杯)に出ればもっとレベルの高い選手と対戦できる」。夢舞台が目標に変わった。
 今大会の代表23人中、最も小柄な身長168センチ。リオ五輪では「個人勝負では、身体能力で追いつけない」と海外選手との差を痛感した。一方で「数的優位をつくれば、ボールを持った時に相手につかまらずに攻撃ができる。守備も人数をかけて奪いどころを明確にできれば(通用する)」と感じた。
 所属クラブでも、集団で勝負する意識を強く持ってきた。「やってきたことを試す場はW杯しかない。ただ、やってきたことは、できている実感がある」。川崎で背番号10を付け、初のリーグ制覇に導いた自負もある。
 体格のハンディを埋めてあまりある武器が、大島にはある。巧みなドリブルと意表を突くスルーパス。足元の高い技術を生かした攻撃センスは随一で「日本らしいサッカー」を目指す西野監督の期待値も高く、5月30日のガーナ戦ではフル出場した大島の「プレーメーク(組み立て)と展開力」を絶賛した。
 4年前は「今回のW杯に出るイメージは膨らんではいなかった」という。「日本を代表する責任も重圧もある。日本らしさを示したい」。25歳の司令塔が、世界へ大きなインパクトを残す。

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