<サッカーW杯日本代表 静岡県勢>長谷部誠(藤枝東高出)

(2018/6/2 17:47)
W杯の壮行試合となったガーナ戦でプレーする日本代表の長谷部誠=5月30日、横浜市の日産スタジアム

 ■進化追求の34歳 躍進に不可欠、チームの要
 アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠(藤枝東高出)は4年前の屈辱を晴らすべく、進化を求めてきた。試合の流れを読む能力、複数ポジションを高水準でこなす柔軟性。34歳になり円熟味を増したベテランが、ロシアに乗り込む。
 6大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めた2017年8月のアジア最終予選オーストラリア戦後。長谷部は浮かれること無く、視線を前に向けた。「クラブで過ごす時間を大切にして、全ての面でレベルアップしたい」。世界との戦いに備え、所属先での成長を誓った。
 自身の言葉を証明するように、今季はドイツ・カップを制するなど「ドイツに行って一、二を争うくらい、いいシーズン」と充実感を味わった。17年3月に手術した右膝の状態もよくなり、18年1月からは出場停止を除くリーグ戦全試合にフル出場。状況によってボランチとセンターバックをこなし、攻守の要として君臨した。
 前回ブラジル大会は理想のサッカーを追い求めるあまり、柔軟性を欠いた。「どんな形でも対応できるようにと常に考えている」。教訓を生かすためにこの4年間を費やした。
 4月に就任した西野監督が模索する3バックは、長谷部ありきの戦術といっても過言ではない。準備期間は短いが、長谷部は「そんなに難しいトライではないと感じている」と自信を見せる。長く日本代表を引っ張ってきた主将のリーダーシップが躍進には欠かせない。

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