山内(浜松商高出)4位 アーチェリー、東京五輪最終選考へ

(2020/3/23 08:14)
東京五輪代表の最終選考会進出を決め笑顔を見せる山内梓=つま恋リゾート彩の郷

 アーチェリーの東京五輪代表2次選考会最終日は22日、掛川市つま恋リゾート彩の郷スポーツ広場で行われ、女子で静岡県勢の山内梓(近大、浜松商高出)が4位で4月の最終選考会に駒を進めた。
 女子でロンドン五輪団体銅メダルの早川漣(デンソーソリューション)、男子は2012年ロンドン五輪銀メダリストの古川高晴(近大職)、同五輪代表の菊地栄樹(エディオン)ら上位各5人が通過。女子で17歳のホープ、園田稚(東京・足立新田高)は6位で落選した。
 男女各3人の代表を決める4月11、12日の最終選考会は、新型コロナウイルスの影響で今回と同じく無観客開催の予定。

 ■弓の強度高め 風対策
 160センチの細身の体で精いっぱい踏ん張り、強風に耐えた。2次選考会初日を6位でぎりぎり通過した山内が、最終日も勝負強さを発揮した。
 出だしから終始風向きが変わる強風に悩まされた。最終ラウンド後半の第1エンド終了時点は最下位も、1点差に3人がひしめく大混戦。だが、ここから立て直した。「前半から風のことばかり考えたが、それより自分の撃ち方を意識した」。60点満点中で50点台中盤の高得点を5回連続でマーク。1247点で最終選考に進める4位に食い込んだ。
 勝負どころで集中できたのは、万全の対策があったからだ。つま恋の強風を想定し、昨年11月の1次選考会後、弓の強度を上げて力強い弾道の矢を放てる設定に変更した。さらに2次選考会の2週間前には、矢の先端を短く重い材質に変え、本番に臨んだ。
 引く力が必要となる弓に対応するため、ダンベルを使った体幹トレーニングも取り入れた山内に、シドニー五輪金メダリストの金コーチは「今回は通過するだけでいい。まだまだ成長できる」と期待は大きい。
 さらに2人が振り落とされる最終選考会まで3週間を切る。21歳の新星は「ここまで来たら通過したい」と、視線の先にはっきりと東京五輪出場がある。



オリンピックフォト 写真で振り返る五輪

静岡新聞記事や掲載写真を中心に、1964年東京大会から2016年リオデジャネイロ大会までの五輪を回顧する特集です。

静岡新聞に掲載されなかった未公開写真や、当時の紙面も収録。

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