女子1500、宮下(加藤学園)戦略勝ち 東海高校総体・陸上

(2019/6/22 08:18)
女子1500メートル決勝 4分29秒19で優勝した宮下りの(左、加藤学園)=エコパスタジアム

 最後の直線。集団の中で機をうかがっていた宮下(加藤学園)が一気に抜け出した。「どこまで我慢できるかが勝負だった」。149センチの小さな体にため込んだ力を解き放つ鮮やかなスパート。2001年から始まった東海総体の女子1500メートルで静岡県勢初の王座を手にした。
 もともと序盤から先頭を突っ走る積極性が持ち味。しかし、辻原監督からは「前で引っ張る必要はない」と指示された。1000メートル付近で周りの選手の息が荒くなっても、飛び出したい気持ちをぐっと抑えて余力を残した。プラン通りの勝利だった。
 年明けから不運が相次いでいた。全国都道府県対抗女子駅伝の県代表合宿で足を捻挫。その後インフルエンザに罹患(りかん)し、1月上旬から約1カ月間は全く練習ができなかった。「ここで終わりたくない」と厄払いを受けて気分を一新し、あらためて体幹を強化。心身共に力強さを増した走りを大事なレースで披露した。
 全国総体が行われる沖縄には母方の曽祖父が暮らす。「全国を決めたら会いに行っていいよと(監督に)言われていたんです」。南国の島で最高の思い出をつくるつもりだ。

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