清水2発 最下位脱出16位、白星で締め J1リーグ最終節

(2020/12/20 08:42)
G大阪―清水 後半、追加点となるゴールを決める清水・金子(左手前)=大阪・パナスタ

 明治安田J1リーグは19日、各地で最終節の9試合が行われ、清水はG大阪を2―0で破り、前節の最下位から脱出して16位でシーズンを終えた。

(2)パナスタ(1勝1敗)▽観衆15252人
清水 7勝7分け20敗(28)2(0―0 2―0)0 G大阪 20勝5分け9敗(65)
▽得点者【清】川本(1)金子(5)

 【評】清水は攻守がかみ合い、G大阪を完封した。
 後半4分、CKの流れから川本がエウシーニョのシュート性のボールを相手の守備ラインの背後で受けて蹴り込み、先制。19分はパスをつないで右サイドを崩し、最後は金子がペナルティーエリア内で相手DFをかわして流し込んだ。
 全体を通して守備の時間は長く、ゴール前に進入される場面も多かったが、最終ラインを中心に粘り強く守りきった。

 ■しぶとい戦い光る 川本プロ初ゴール
 引き分けでもクラブ史上初めてJ1最下位の可能性があった窮地をはね返し、清水はG大阪に完封勝ち。順位を二つ上げてリーグ戦を終えた。今季ほとんど見られなかったしぶとい戦いぶりが光り、「選手がこのままで終われないと意地を見せてくれた」と振り返るクラブOBの平岡監督の表情には安堵(あんど)感がにじんだ。
 G大阪に球を保持され守勢に回っても、現役最後の試合となった吉本が立田とともに最終ラインを締め、相手の前線の自由を奪った。主力のけがで急きょ先発した吉本の奮闘に触発されるように、リードしてからも全体の集中力は途切れない。最後まで粘り強く体を寄せ、足を伸ばして反撃を防いだ。
 そして訪れた絶好機をしっかりと仕留めた。後半4分、リーグ初先発の川本がエウシーニョのシュート性のボールに反応して蹴り込み、「やっと目指す結果にたどり着けた」とプロ初ゴール。19分にはパスを丁寧につないで敵陣に進入。相手のクリアボールを逃さず、最後は金子がネットを揺らした。
 序盤から低空飛行を続けた今季。降格なしのルールの中、例年と比べて結果への危機感は持ちにくかった。ただ、最終戦は最下位回避へチームが一丸となった。「こういう気持ちでやればもっと上にいける」と指揮官。4チーム降格の厳しい来季の戦いへ、この日の姿勢や内容を最低基準にしなければならない。

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