清水エスパルス、王者川崎と互角 J1リーグ第31節

(2020/12/6 09:25)
清水―川崎 前半40分、ゴールを決める清水のヘナトアウグスト(右から2人目)=アイスタ日本平

 明治安田J1リーグは5日、各地で第31節の4試合を行い、清水は川崎と2―2で引き分けた。

(2)アイスタ(川崎1勝1分け)▽観衆8730人
清水 6勝7分け18敗(25)2(2―1 0―1)2 川崎 24勝4分け3敗(76)
▽得点者【清】カルリーニョス(10)ヘナト(3)【川】田中(5)山根(4)

 【評】清水は終盤まで保ったリードを守り切れなかった。
 川崎にボールを支配されながらも粘り強く守り、前半11分に逆襲からカルリーニョスが決めて先制。21分に相手にパスワークで崩され同点とされたが、40分にFKの混戦からヘナトアウグストが蹴り込み、勝ち越した。
 後半も押し込まれたが、カウンターで好機をうかがいながら試合を進めた。だが、44分に守備網を破られ、追い付かれた。

 ■前線守備 攻めに直結
 史上最速でリーグ制覇した王者川崎に対し、清水はひるむことなく前に出た。敵陣で相手のボール保持者に食らいつき、巧みなパスワークでかわされても諦めない。積極的な守備からつかんだリズムが互角の戦いを生んだ。
 前半11分、相手の最終ラインのボール回しに息を合わせて圧力をかけ、パスミスをヘナトアウグストが回収。その瞬間をスイッチに、清水の選手が敵陣に突進した。素早く右サイドの西沢に送ると、クロスを中央で竹内が流し、奥に走り込んでいたカルリーニョスが合わせた。「相手を守備ではめて、刈り取って。狙っていた形」と西沢。鮮やかなカウンターで先手を奪った。
 2点目のFKにつながった場面でも、最前線で後藤が追いかけ回して後方も連動。相手のパスの出しどころを封じ、逆襲に持ち込んだ。後半も選手を代えながら全体の運動量を保ち、前向きな姿勢を徹底。平岡監督が掲げる「良い守備から良い攻撃」というスタイルを随所に示した。
 残りわずかの時間を耐えきれず、白星を逃したのは痛恨だった。指揮官も「こういう試合を勝てるようになりたい」と開口一番。ただ、今季公式戦2試合で完敗していた相手との三たびの戦いでつかんだ手応えを、ヘナトの言葉が物語る。「守備の仕方が変わり良い流れがつくれている。残り3試合しかないが、もっと試合をしたいくらい」

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