清水エスパルス、湘南と痛み分け J1リーグ第30節

(2020/11/30 09:00)
清水―湘南 後半、ゴール間際でボールを追う清水のカルリーニョス(右)=アイスタ日本平

 明治安田J1リーグは29日、第30節の4試合を行い、清水は湘南と1―1で引き分けた。

(2)アイスタ(清水1勝1分け)▽観衆7307人
清水 6勝6分け18敗(24) 1(0―0 1―1)1 湘南 6勝7分け17敗(25)
▽得点者【清】カルリーニョス(9)【湘】中川(2)
 
 【評】清水は終盤の猛攻が実らず、湘南と引き分けた。
 前半は互いに決定機が少なく、膠着(こうちゃく)した展開。終了間際に後藤が放ったシュートはポストに阻まれた。
 後半14分、湘南にCKから押し込まれて失点。5分後にカルリーニョスがクロスを合わせて追い付いた。その後はパスワークや途中出場の鈴木の鋭い仕掛けなどで打開を図ったがゴールは遠く、得意のセットプレーも不発に終わった。

 ■終盤の猛攻実らず
 終盤は完全に清水の試合だったが、勝ち切れなかった。平岡監督は「最後の質の部分。仕留めないと上にはいけない」と厳しかった。
 先手を取られてからわずか5分で追い付き、残り25分。勢いそのままに相手を自陣に閉じ込め、両サイドでの仕掛けや短いパスをつないだ中央突破で何度もゴールに迫った。ただ、「最後の落ち着きが足りなかった」とカルリーニョス。中央のわずかな隙間に縦パスが通り、ペナルティーエリア内でシュートを放った後半43分の場面もボールは枠を大きく越えた。
 中3日での前節横浜FC戦でメンバー外となった主力が先発に戻ったが、序盤はエンジンの掛かりが鈍かった。2戦連続先発のGK大久保は「(前節と比べて)少しボールにいけていなく、動きが少なかった」。激しい寄せで球を奪い、優位に試合を進められるようになったのはハーフタイムを挟んでから。前節のような前半で先制する戦いができなかったのも痛かった。
 勝ち点差1の湘南との痛み分けで、順位を17位から浮上させることはできなかった。次節は今季公式戦2試合でいずれも5失点した王者川崎が相手。イレブンが掲げる「残り試合で多くの勝ち点を積む」という目標につなげるためにも、進歩の跡を示すことが求められる。

 ■カルリーニョス 2桁得点に王手
 清水のカルリーニョスがチーム最多の今季9ゴール目を挙げ、2桁得点に王手をかけた。
 後半19分、エウシーニョの右クロスに体勢を崩しながら右足を合わせてシュート。相手に当たってコースが変わり、ネットに吸い込まれた。「エウシーニョが良い仕掛けをしてくれた」と同じブラジル人のチームメートのアシストをたたえた。
 今季開幕前の加入会見では明言しなかったが、内心では2桁得点を目標としていたことを明かした。「2桁とるのは大事なこと」と背番号10。残り4試合での達成を狙う。

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