清水エスパルス、今季初の連勝 J1リーグ第27節

(2020/11/15 08:45)
清水―C大阪 後半41分、勝ち越しゴールを決める清水・中村(左)=アイスタ日本平

 明治安田J1リーグは14日、各地で第27節の6試合が行われ、清水エスパルスはC大阪を3-1で破り今季初の連勝とした。

(2)アイスタ(1勝1敗)▽観衆6076人
清水 5勝5分け17敗(20) 3(0―0 3―1)1 C大阪 15勝4分け8敗(49)
▽得点者【清】ヘナト(2)中村(1)カルリーニョス(8)【C】清武(6)

 【評】清水が後半の好機を仕留めてC大阪に競り勝った。
 前半はボールを保持され、C大阪ペース。選手交代で先手を打ち、後半4分にヘナトアウグストが個人技で先制弾。しかし、22分に相手のサイド攻撃から清武にヘディングで決められた。
 相手が決定機を逃す中、41分に中村が技ありのシュートで勝ち越し。終了間際にはカウンターに抜け出したティーラシンのパスを受け、カルリーニョスがとどめを刺した。

 ■C大阪の守備網打ち破る
 組織的で隙の少ないC大阪の守備網を、清水が鮮やかなゴールで打ち破った。3発を沈めて今季初の連勝。一度は追い付かれながらも勝負強さを見せた選手に、平岡監督も「一人一人がやるべきことを攻守でやってくれている」と納得顔だ。
 同点で迎えた後半41分。ボールを保持して相手を左右に揺さぶると、中央でカルリーニョスとの連係から中村が左足でゴール右隅に流し込んだ。「うまく中に入り込めて良いコースに打てた」。後半開始から左MFで投入され、今季初ゴールで見事に応えた。
 後半4分の先制点は、中盤の底で相手の攻撃阻止に力を発揮していたヘナトアウグストが生み出した。ワンタッチのパス交換でゴール前にするすると進入。GKの手前でボールを浮かしてかわし、オーバーヘッドで無人のゴールにたたき込んだ。「相手にも褒められた」。ストライカー顔負けの芸術的な得点に表情を緩めた。
 終了間際の3点目は相手の突破を自陣ゴール前で食い止めた後、簡単に蹴り出さず冷静に前線へパスを送ったことが起点となった。「ボールを大事にするのはクラモフスキー前監督に言われてきたこと」と中村。今季積み上げてきた攻撃サッカーを継続しながら、新監督の下で戦い方を改善したチームの歯車が回り始めてきた。
 
 ■平岡監督、好采配
 指揮を執って2戦目となる清水の平岡監督の好采配が光った。
 C大阪に試合を支配された前半を終え、後半開始から「ボールを動かせる選手を」と中村と鈴木を投入。パスワークに円滑さが増し、流れを引き寄せた。
 後半30分すぎにはセンターバックのファンソッコと途中出場で左サイドバックに入っていた立田の位置の入れ替えを指示。「相手に(サイドから)クロスを上げさせないように」と対人に強いファンソッコに対応させる臨機応変さも見せた。

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