清水8試合ぶり勝利 平岡監督の初陣、今季初逆転 J1第26節

(2020/11/4 08:45)
清水―神戸 後半42分、ヘディングでチーム3点目のゴールを決める清水・金井(15)=アイスタ日本平

 明治安田J1リーグは3日、各地で第26節、第31節の計7試合が行われ、クラモフスキー監督を解任し、平岡新監督の初陣となった清水は神戸に3-1で勝ち、8試合ぶりの白星を飾った。

(2)アイスタ(1勝1敗)▽観衆6168人
清水 4勝5分け17敗(17)3(0―1 3―0)1 神戸9勝9分け11敗(36)
▽得点者【清】ヴァウド(4)エウシーニョ(1)金井(2)【神】山口(6)

 【評】清水は後半の3得点で神戸に逆転勝ちした。
 清水は組織的に粘り強く守っていたが、前半33分にCKの流れから神戸の山口に鮮やかなミドルシュートをたたき込まれた。
 ハーフタイムに選手のポジション交換などで修正を図りペースを握ると、後半15分にCKからヴァウドのヘッドで同点。その後も勢いは続き、30分にエウシーニョのゴールで勝ち越し、42分にFKから金井が頭で押し込んだ。

 ■平岡監督初陣 今季初逆転
 2日前、初練習で「戦う集団であろう」と選手に呼び掛けた清水の平岡新監督。7戦未勝利だったチームは攻守にハードワークを見せ、今季初の逆転勝利をつかんだ。指揮官は「全員、足がつるまで走ってくれた」とたたえ、初陣の白星をかみしめた。
 前体制からの継続を掲げる指揮官。前節からの選手の入れ替えを竹内のみにとどめたが、個々の役割を明確化するなど守備面に修正を加えて臨んだ。
 前半で神戸に先制点を献上。今季の負けパターンとなっていた嫌なムードを、得意のセットプレーで吹き飛ばした。後半15分、CKをヴァウドが頭で合わせて同点。CKは金子が敵陣で相手との球際争いに競り勝ったプレーが起点となっていた。後半30分には敵陣でのボール奪取から速攻でエウシーニョの勝ち越しゴールにつなげた。
 リードしても途中出場の選手らが敵陣を駆け回り、相手をのみ込んだ。後半42分、FKから金井の3点目で勝負あり。全得点をアシストした西沢は「前半でイメージをつかめ、良いところに蹴ることができた」と胸を張った。
 平岡監督はベンチ前から終始ピッチに指示を飛ばし、自ら戦う姿勢を見せた。逆転の際には竹内や金井がベンチに駆け寄り、歓喜の輪をつくった。チームに生まれた一体感。指揮官が吹き込んだ新しい風が巻き返しへの歩みをもたらせるか。

 ■エウシーニョ値千金弾
 清水のDFエウシーニョが値千金の勝ち越し弾で勝利を引き寄せた。
 後半30分、敵陣右サイドを駆け上がり、中央の西沢からのパスを正確にトラップ。蹴り込んだボールは相手GKの肩口を突きネットを揺らした。今季初ゴールに「結果が出せて良かった。イメージ通りにコントロールできた」と喜んだ。
 ボールを扱う技術の高さから得点力も期待される助っ人は「今回の試合を見本に全員で戦いたい。もっと良い結果が出せる」と前を向いた。

「公式戦」この他の記事

> 一覧

  • 静岡購読お申し込みは 0120-89-4311

スポーツ記事アクセスランキング

    スポーツ特集アクセスランキング

      • スクープ投稿

      • 静岡購読NIE

      • 静岡新聞の本

      主要カテゴリ

      カテゴリー'