清水エスパルス、3度目の3連敗 J1リーグ第20節

(2020/10/4 09:05)
大分―清水 後半、シュートをミスして倒れる清水・カルリーニョス(中央)=大分・昭和電ド

 明治安田J1リーグは3日、各地で第20節6試合を行い、清水は1―2で大分に敗れた。

(2)昭和電ド(1勝1敗)▽観衆6885人
大分 8勝4分け9敗(28) 2(1―1 1―0)1 清水 3勝3分け15敗(12)
▽得点者【分】高沢(5)田中達(7)【清】ドゥトラ(2)

 【評】清水は終盤に大分に振り切られた。
 互いに慎重な入りとなったが、前半16分に最終ラインの背後をとられて高沢に先制点を許した。26分、カルリーニョスのワンタッチパスでゴール前に抜け出したドゥトラが蹴り込み、追いついた。
 後半は大分に一方的に押し込まれ、大久保の好守などで耐え抜く展開。しかし後半31分、相手のサイド攻撃からバー直撃のシュートを許し、跳ね返りを田中に決められた。清水の反撃はセットプレーなどに限られた。

 ■さえぬ守備 かすむ「速攻」
 後半31分、清水が首の皮一枚で何とか守っていたゴールネットを揺らされると、チームにもう一度追い付く力は残っていなかった。前節から1週間の準備期間で守備の修正に取り組んだが、結果は今季16回目の複数失点。スコア以上に差を感じさせる内容で、3度目の3連敗を喫した。
 注意を払っていたはずの先制点をまたも許した。前半16分、ロングボール1本で自陣左サイドの背後を簡単に突かれ、相手選手2人の連係で決められた。同点で迎えた後半は防戦一方。「疲れもありプレスにいけなくなった」と後藤。相手にボールを回される時間が続くと、勝ち越し点も同じ左サイドを狙われ、こぼれ球を蹴り込まれた。
 守備への意識が強くなったチームは攻撃の推進力を失い、相手の守備ブロックを前にボールを保持してもスピード感のないパス回しに終始した。相手の脅威となったのは前半26分の得点シーンのようなエウシーニョ、カルリーニョス、ドゥトラのブラジル人トリオが絡んだ時くらい。クラモフスキー監督の掲げる「アグレッシブで速い攻撃サッカー」はかすむばかりだ。
 試合前日、立田が「誰が見ても『変わった』と思ってもらえるように」と語っていた守備のてこ入れは奏功しなかった。リーグは終盤戦に近づく。今季の巻き返しを本気で考えるのならば、クラブも大きな決断を下すことを考えなければならない段階に来ている。
 

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