清水エスパルス、前半のミスで自滅 J1リーグ第16節

(2020/9/13 08:31)
清水―鹿島 前半32分、2点目のシュートを決める鹿島・土居(8)=アイスタ日本平

 泥沼から抜け出せない。前半に簡単に失点を重ねる悪癖がこの日も顔を出し、自ら試合を難しくした。終盤の追い上げも実を結ばず、連敗はクラブワースト記録の7に迫る6に伸びた。
 前半29分、自陣で相手のパスをカットして自分たちのボールにしたはずが、最終ラインでの軽率な横パスを相手に奪われて失点。3分後にも同じように自陣でのスローインからのパス回しでボールを失い、決め切られた。ボールを丁寧につないで攻撃を組み立てるのは今季の特徴だが、自陣でのミスは命取り。チーム状態を象徴するような2失点に、クラモフスキー監督は「集中力を欠いていた。ボールを安全に扱わないと」と肩を落とした。
 鹿島は今季から指揮を執るザーゴ監督の下、主導権を握るスタイルへの転換を図る。開幕4連敗と出だしは苦しんだが、戦い方が定着して勝負強さが増し、これで5連勝と立て直しに成功した。新監督を迎え、従来と大きく異なる戦術に挑戦する点で清水も同じスタートラインにいたはずだが、差は広がったと言わざるを得ない。
 清水は前節から先発を6人入れ替え、12試合ぶりに先発復帰した鈴木は果敢な仕掛けで攻撃にアクセントを生んだ。途中出場のティーラシンに開幕戦以来のゴールが生まれるなど、落胆の中にわずかながら光明も見えた。鈴木は「チームを鼓舞して影響を与えられるようにしたい」と必死に前を向いた。

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