勝敗分けた仕上げの精度 サッカー天皇杯・J1清水エスパルス

(2019/12/22 08:03)
神戸―清水 前半38分、清水・ドゥトラ(中央)がゴールを決め1点を返す=神戸・ノエスタ

 最終ラインからボールをつなぐ神戸を前線から追い込み、パスコースを消す。ミスを誘い、逆襲につなげる-。清水の篠田監督が「狙い通りだった」と振り返ったのは、鋭いプレスからドウグラスがGKと1対1になった2度の場面だ。しかし、頼みのエースはいずれも決められず、天を仰いだ。
 リーグ戦から抱える守備の課題を改善できないまま3失点したが、この試合で勝敗を分けたのは仕上げの精度の差。竹内が「相手の攻撃をそれほど怖く感じることはなかった」と語るように、清水が主導権を握る時間帯も長かった。しかし、千両役者のイニエスタはしっかり1得点1アシスト。少ない好機を確実に仕留めてきた。
 タイトル獲得の夢は今季も泡と消えた。清水は今季、リーグ戦で「トップ5」の目標を掲げながら12位。最終節後に始まった契約更改の席で、多くの選手は「スタイルの確立」をフロントに求めている。DF立田は「負けが込んだ時に自分たちが立ち返る場所が必要では」と話す。
 来季は横浜Mヘッドコーチのクラモフスキー氏を新監督として迎え、再建への一歩を踏み出す。「タイトルはいきなり取れるものではない。僕らはまだ『タイトルを目指す』とは言えないチーム。土台をつくっていきたい」。来季に向けて主将の竹内は言った。

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