J1清水エスパルス、5年ぶり4強 サッカー天皇杯

(2019/10/24 08:15)
鳥栖―清水 前半15分、清水のドゥトラ(左)がゴールを決める=駅スタ

 サッカーの天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は23日、駅前不動産スタジアムなどで準々決勝を行った。J1清水は前半15分にFWドゥトラが奪ったゴールを守り抜いて1―0でJ1鳥栖を下し、5年ぶりの4強入りを果たした。
 準決勝は12月21日に行い、清水はJ1神戸と対戦する。

 ▽準々決勝(駅スタ)
 清水(J1) 1(1―0 0―0)0 鳥栖(J1)
 ▽得点者【清】ドゥトラ
 ▽観衆 5664人

 【評】清水は序盤の1点を守り切り、鳥栖を振り切った。
 前線からの激しいプレスでリズムをつかみ、前半15分に河井-ドゥトラとつないで先制した。前半42分のドウグラスのシュートは相手GKに阻まれたが、効果的な逆襲で相手に圧力をかけた。
 サイドから押し込まれた後半は再三ピンチを招いたが、最終ラインと中盤が連係して対応。GK西部の好守も光った。残り10分には鎌田を投入して守備を固め、逃げ切りに成功した。

 ■ドゥトラ決勝弾、鳥栖下す
 ボールが出てくると信じて、清水のドゥトラは水浸しのピッチを疾走した。前半15分、相手DFの背後に抜け出すと、河井から絶好の浮き球パスが届いた。「狙い通り」。エリア内で放ったシュートはふわりとゴール左隅へ。今夏加入したブラジル人助っ人の初得点がチームを5年ぶりの4強に導いた。
 8月の入団会見で「点を取ったら」と予告していた通り、ドゥトラは刀を振り回す「侍ポーズ」をようやく披露。歓喜の輪の中でもみくちゃにされ、「自分の特徴が出たシーン。大事な試合で決めることができて良かった」と笑った。
 リーグ戦は胸突き八丁に差し掛かり、清水は負傷者が続出している。中でもヘナトアウグストと六平が離脱したボランチは深刻な駒不足だった。篠田監督は「総力戦」と位置付けた一戦で、トップ下の河井を一列下げ、定位置を確保できずにいたドゥトラをトップ下で起用した。決勝点はこの2人から。采配がピタリとはまった。
 清水は18年ぶりのタイトル獲得の夢をつないだ。「ドゥトラのゴールは、チームにとってもうれしいこと。次に進むという最大の目標を達成できた」と篠田監督はうなずく。リーグ次節の静岡ダービーを前に、2試合連続逆転負けの悪い流れも断ち切った。

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