静岡ダービー J1清水がPK勝ち サッカー天皇杯4回戦

(2019/9/19 08:36)
磐田―清水 PK戦を制し喜び合う清水イレブン=ヤマハスタジアム

 サッカーの天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は18日、ヤマハスタジアムなどで4回戦6試合を行った。J1のジュビロ磐田と清水エスパルスが激突した静岡ダービーは1―1のままPK戦にもつれ込み、清水が4―3で競り勝って5年ぶりの8強入りを決めた。
 試合は磐田が後半19分、松本のゴールで先手を取ったが、清水が終了間際にオウンゴールで追い付いた。延長戦も互いに攻め合ったが決められず、PK戦で決着がついた。
 清水は10月23日の準々決勝でJ1鳥栖と対戦する。

 ▽4回戦(ヤマハ)
 清水(J1) 1(0―0 1―1 延長 0―0 0―0 PK4-3)1 磐田(J1)
 ▽得点者【清】OG【磐】松本

 【評】清水がPK戦までもつれた試合を制し、磐田を退けた。
 前半は清水が決定機をつくった。2分、金子のパスにドウグラスが抜け出した。45分は竹内のパスに金子が抜け出したが、いずれも磐田GK八田にシュートを阻止された。
 磐田は後半19分、宮崎の左クロスから松本が押し込み先制した。後半終了間際、清水はドゥトラのシュートが相手に当たり、こぼれ球に詰めたドウグラスがオウンゴールを誘発し追い付いた。

 ■土壇場 執念で追い付く
 0―1のまま、後半の追加時間もほぼ終わろうとしていた。疲労はピークに。足はなかなか前に進まない。それでも、清水は必死の形相で前に出た。
 起死回生の一発が生まれたのは終了間際の速攻から。後半途中に投入されたユースの18歳川本が中央で粘り、左へ展開。パスを受けたドゥトラがドリブルで中に切れ込んで強引にシュートを放った。一度は防がれたが、ゴール前の混戦に現れたのがドウグラス。こぼれ球に反応して触れた球が、相手に当たってゴールに吸い込まれた。
 清水はブラジル人4人が先発に名を連ね、ほぼベストの布陣でライバルに真っ向勝負を挑んだ。「磐田には負けられない」というチームの思いは、序盤から体を投げ出すプレーに表れていた。走りに走り、相手ゴールへ向かう。その一つ一つの積み重ねが劇的な同点弾につながった。
 PK戦ではGK西部が2本阻止。5年ぶりの8強入りが決まると、スタンドはお祭り騒ぎになった。対磐田戦はルヴァン・カップを含めて今季4戦全勝だ。サポーターの祝福を一身に受けた守護神はベテランらしく努めて冷静に言った。「最後まで全員が走った結果。リーグ戦にも必ずつながるはず」

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