最多得点差タイ、戦意喪失 J1第23節・清水

(2019/8/18 07:52)
清水―札幌 試合終了後、サポーターからのブーイングを受けながらピッチを後にする清水イレブン=アイスタ日本平

 オレンジの壁がガタガタと崩れ落ち、ブーイングを浴びながら引き上げる選手は表情を失った。清水は1-6で敗れた1995年6月の横浜F戦を超えるクラブワーストの8失点。J1タイ記録となる最多得点差での大敗を喫した。篠田監督は「見苦しい試合になり、申し訳ない」と頭を下げるしかなかった。
 札幌の前線に陣取るチャナティップ、ジェイ、鈴木の3人の破壊力に振り回され続けた。サイド攻撃にセットプレー、ミドルシュート、逆襲。多彩な形で次々にネットを揺らされ、清水はいつしか戦意を喪失したかのようだった。
 ピッチでは何が起きていたのか。指揮官は「後半の3失点目でガクッときてしまったのでは」と振り返る。DF吉本は「3点目を取られた後、自分たちは守備のバランスを崩してでも点を取りにいく必要があった」とした上で、「それにしても恥ずかしい。どうすべきか、自分がまとめなければいけなかった」と悔やんだ。混乱は最後まで続いた。
 過去に7失点の経験があるという札幌のペトロビッチ監督が、清水の選手やサポーターに残した言葉をどう受け止めるか。「今日はわれわれは全てがうまくいき、清水は全てがうまくいかなかったということ。サッカーだから、こんな日もある」。悪い面ばかりが出た試合で必要以上に深刻になってはいけないという、百戦錬磨の敵将からのメッセージだろう。次節に向け、気持ちの切り替えを優先したい。

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