粘る守備陣、最後に決壊 J1リーグ第19節・清水

(2019/7/14 07:29)
G大阪―清水 前半、G大阪・食野亮と競り合う清水・ヘナトアウグスト(22)=パナスタ

 痛恨のシーンは後半43分だった。自陣エリア内で相手クロスを蹴り出そうとした清水のヘナトアウグストが湿ったピッチに足を滑らせた。体勢を崩しながらクリアを試みたが、こぼれ球はフリーでいたG大阪の矢島の目の前に転がった。相手の猛攻に耐えていた清水が最後に決壊した。
 ただ、それまで何度もチームを助けていたブラジル人MFを責めることはできないだろう。清水は終盤、G大阪の攻撃を浴びる時間が長すぎた。途中投入された元日本代表遠藤を中心としたパスワークと、欧州移籍がささやかれる韓国人FW黄義助の鋭い突破に苦しめられた。
 篠田監督はハーフタイムに「じっくり相手を動かし、背後を狙え」と指示。後半途中に攻撃陣を次々に入れ替え、得意の4-1-4-1の布陣に変更した。打てる手は打ち、攻撃の活性化を図ったが、なかなかリズムは生まれなかった。10試合連続失点中だった守備陣は粘り強く対応したが、ゴールをこじ開けられるのは時間の問題だった。
 ドウグラスの連続得点も7試合でストップし、1997~98年のサリナス(横浜M)のJ1記録8試合に届かなかった。チームは暫定13位となり、自動降格圏の17位松本とは勝ち点5差。真夏の戦いを迎えても、正念場は続きそうだ。

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