<夏の甲子園中止>御殿場西・森下監督「悔しさを力に」

(2020/5/21 09:48)
選手の自主練習の様子を見守る御殿場西の森下監督(右)=御殿場西高

 2007年春の選抜で常葉菊川を優勝に導いた御殿場西の森下知幸監督は、「残念だが僕らの力ではどうにもならない。甲子園という目標がなくなろうと、高校野球をやり切ることに意味がある」と、自主練習に打ち込むナインを鼓舞している。
 森下監督が経験を通じて気付いたことがある。達成感を得てしまうと、続く人生に情熱を保てない教え子が多かった。そこで選手には「甲子園は“修学旅行”みたいなもの。行けば楽しいが、行けなくても、負けた悔しさは次に向かう力になる」と伝えてきた。
 「最後の夏だし、打線は全国でも通用すると思う」と楽しみにしていた磯部太一主将も「監督に日頃から失敗しないと人生は成功しないと言われ続けてきたから、甲子園に対する考え方も変わった。早く全員でノックを受けたい。県大会だけでもやってほしい」と気持ちを切り替える。
 指揮官も「試合ができない悔しさ、この学年に生まれた悔しさではなく、練習や試合ができる喜び、真剣勝負で負ける悔しさを味わわせてやりたい。その悔しさがあれば次に向かえる」と代替大会の開催を切望する。

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