伝統の高校野球定期戦、中止や延期に 新型コロナ

(2020/4/27 08:11)

 初夏の風物詩でもある高校野球の伝統校同士の定期戦が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止、延期となっている。夏のベンチ入りが難しい3年生が背番号を付け、観衆の注目の中でプレーできる節目の機会でもあり、現場はやるせなさを募らせている。
 18日に予定されていた浜松西-浜松北や、5月10日の静岡-静岡商などは休校期間中のため中止。5月6日の日大三島-三島南は日程は未定だが延期が決まっている。浜松西の佐藤監督は「今後の状況次第で可能ならやらせてあげたい」と休校明けに備え、グラウンド整備に汗を流す。
 静岡-静岡商は第62回大会を行うはずだった。静岡OBでもある静岡商の高田監督は「3年生の心意気を計れる試合。何としてでもやりたかった」と残念がる。近隣校にもかかわらず普段対戦するのは公式戦、定期戦のみ。「ライバル意識が強く互いにいろいろ背負って戦うので、軽々しく練習試合ができない」という。
 浜松工-浜松商や沼津東-沼津商など6月の定期戦は、状況に応じた開催を見据える。「選手は不安だし野球をやりたくて仕方がない。ただ先行きが見えない」と沼津東の勝又監督。浜松商でも指揮を執った浜松工の杉山監督は「浜松市民の注目の大会、オールドファンの楽しみでもある」と定期戦を語り、「まずは練習が再開した時にけがをしないよう、慎重に計画を立てたい」と話した。

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