<選抜高校野球>待ちに待った甲子園 加藤学園、OBら歓喜

(2020/1/25 08:51)
選抜高校野球大会出場を決め、握手を交わす加藤学園高野球部の3年生(左)と現役部員ら=24日午後、沼津市の同校

 「甲子園行くぞ」。24日、第92回選抜高校野球大会の出場校に初選出された加藤学園高。沼津市の同校にはOBや保護者らが駆け付け、歓声を上げる部員らと喜びを味わった。
 1996年創部。春と秋の県大会は準優勝、夏の選手権は2003年の4強が最高だった。過去に監督や部長を務めた同校事務長の新田紀之さん(55)は準決勝で敗れた03年選手権の記憶を「セミの鳴き声まで鮮明に覚えている」。「四半世紀の間、苦労してきた先輩たちを思い返した。生徒には感謝しかない」と初の甲子園切符に感激した。畑祐助OB会長(38)は「今のチームはまとまりがある。ひたむきに野球に向かう姿を多くの人に見てほしい」と話した。
 エースの肥沼竣投手(2年)の父圭一さん(46)、母京子さん(44)と弟の弦汰君(8)は埼玉県所沢市から駆け付けた。圭一さんは「本当は埼玉県内の高校に行ってほしかったが、本人の意思を尊重して『頑張ってこい』と送り出した」と感慨深げ。「夢の舞台で一つでも多く勝ってほしい」と期待を込めた。
 杉山尊三塁手(2年)の母薫さん(49)=三島市=は「発表前のきのうから緊張していた」と息子の自宅での様子を明かし、「甲子園では恥ずかしくないプレーを」と願った。
 昨夏で引退した3年生もユニホーム姿で集まり、後輩たちと握手を交わした。林口泰地前主将は「素直にうれしい。攻めの野球を見せてほしい」とエールを送った。

 ■スポーツ界OBもエール
 高橋朋己選手(野球) 「気負わずプレーを」 
 プロスポーツ界などで活躍する加藤学園高OBも吉報を喜んだ。
 プロ野球西武ライオンズの高橋朋己投手(31)は昨秋の東海大会の結果も確認していたといい、「今年はいけるんじゃないかと思っていました。初出場なので気負わず精いっぱいプレーしてほしい」とエールを送った。

 ■下田裕太選手(陸上) 「とてもうれしい」
 全国高校駅伝や箱根駅伝などで活躍した陸上長距離選手の下田裕太さん(23)=GMOアスリーツ=は「初出場というのは本当に大変。自分たちも都大路(全国高校駅伝)に行くまではとても苦労した」と話し、「活躍を大舞台で見られるのはとてもうれしい」と語った。

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