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ジュビロ磐田遠藤、23年連続ゴール J歴代最長

 サッカーJリーグ2部(J2)ジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁(40)が25日、磐田市のヤマハスタジアムで行ったザスパクサツ群馬戦で、J1ガンバ大阪から移籍後5試合目で初得点を決めた。横浜フリューゲルス時代の1998年から23年連続となるリーグ戦の得点で、歴代最長記録を更新した。

磐田―群馬 前半29分、フリーキックで今季初ゴールを決める磐田の遠藤保仁選手=25日午後、磐田市のヤマハスタジアム
磐田―群馬 前半29分、フリーキックで今季初ゴールを決める磐田の遠藤保仁選手=25日午後、磐田市のヤマハスタジアム

 前半29分、約18メートルのFKをゴール右隅に直接突き刺した。「距離的にも、やや(ゴールに向かって)左のいい位置だったし味方がボールをうまく隠してくれた」。2、3点目にも絡む大車輪の活躍で勝利に導いた。
 6月のリーグ戦再開後、初めて前売り券が完売し、上限いっぱいの3780人が詰めかけた。「ホームで決められてうれしく思う。期限付き移籍だが、ジュビロのためにいい仕事をすることしか考えていない」。
 G大阪時代は磐田と対戦した際に「こんなサッカーをしたいなと思ってジュビロ戦でプレーしていた」と振り返る。ヤマハスタジアムでは2002年8月3日、自らも得点した壮絶な打ち合いで磐田に4―5と延長Vゴール負けした。12年12月1日には最終節で1―2で敗れ、初のJ2降格を味わった。
 遠藤加入後の磐田は3勝2分け。16日間で5試合の過密日程を乗り切った「ジュビロの遠藤」が、絶望的だったJ1復帰の道を切り開くことができるか。

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