遅すぎた改革 フベロ流、浸透半ば J1第33節・ジュビロ磐田

(2019/12/1 06:05)
磐田―名古屋 後半26分、磐田の大久保(右)が勝ち越しのゴールを決める=ヤマハスタジアム

 ヤマハスタジアムの歓喜は、一瞬だけだった。名古屋に勝利した磐田の選手がベンチの表情をうかがった。湘南の勝利が知らされ、GK八田や先制点を決めたMF松本がピッチに崩れ落ちた。ホーム最終戦のセレモニー。主将の大井は「足りないものが個人もチームもあってこの結果になった」と涙を流した。
 内容も結果もともなった試合だった。1―1の後半26分、DF小川の低い右クロスをFW大久保が左足を伸ばして押し込んだ。今季初の連勝で、ホーム戦は5月18日の仙台戦以来の2勝目だった。名古屋との公式戦勝利は10年ぶり。だが、J2降格を回避するには、遅すぎた。
 8月のフベロ監督就任後、4勝1分け5敗と追い上げた。強度の高い練習、明確な戦術、チーム内の激しい競争を軸に改革を進めた。だが、最後までチーム一丸になれなかった。今季途中まで出場機会の少なかったベテランDF宮崎は「自分が試合に出られないときには、仲間に何も伝えられなかった」と振り返る。主力とそうではない選手との温度差は、明らかだった。
 「自分たちを見つめ直し、改善点を見つけて、来年のJ1復帰につなげる」とフベロ監督はJ2からの再建を誓った。

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