ジュビロ磐田のルキアン、決勝点演出 J1リーグ第30節

(2019/11/3 08:46)
清水―磐田 後半41分、勝ち越しゴールを決める磐田・アダイウトン(右)=アイスタ日本平

 不死身の助っ人が体を張り、降格危機のジュビロ磐田にわずかな希望の光をともした。1―1の後半41分、ブラジル人FWルキアンはゴールを背にしながらFWアダイウトンのパスを受けると、相手の激しい寄せに耐えてラストパスを送り、アダイウトンの決勝点を呼び込んだ。「パスを出した後は倒れたまま『決めてくれ』と祈っていた。言葉が通じるアダイウトンだからこそ、生まれた得点」とルキアンは崖っぷちでの勝利に安堵(あんど)の表情を見せた。
 先週末に右内転筋を肉離れし、病院で検査の結果「全治3週間」の診断が下っていた。今季の出場は絶望的と思われたが「普段から体のケアをしっかりやってきた。必ず静岡ダービーまでに治す」と懸命の治療を続け、試合の2日前に復帰。前半39分には左サイドに流れる動きで、先制点の起点になった。
 J1残留へ苦しい状況に変わりないが、昨季から5連敗していた宿敵を倒したことは大きい。2試合連続得点のアダイウトンは「きょうは素直に喜ぶ」と笑みを浮かべた。フベロ監督は「生き残る上で重要な試合だった。精神面においても可能性を信じられる勝利になった」と残り4戦全勝への手応えを口にした。

 <メモ>磐田残留の行方 3日にG大阪と対戦する16位湘南(勝ち点31)が引き分け以上の場合、磐田(25)は次節9日のFC東京戦に敗れると自動降格が決まる場合がある。9日に14位名古屋(33)が神戸に、湘南がC大阪に勝ち、10日に15位鳥栖(32)が17位松本(30)に勝つと、3試合を残して磐田は17位以下が決定する。

「公式戦」この他の記事

> 一覧

  • 静岡購読お申し込みは 0120-89-4311

スポーツ記事アクセスランキング

    スポーツ特集アクセスランキング

      • スクープ投稿

      • 静岡購読NIE

      • 静岡新聞の本

      主要カテゴリ

      カテゴリー'