＜静岡県市町対抗駅伝＞１２月５日開催決定　実行委、コロナ対策を徹底

　第２１回静岡県市町対抗駅伝競走大会（静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催）の実行委員会が９日、静岡市内で開かれた。１２月５日に同市内で開かれる大会の要綱を決定し、新型コロナウイルス対策を徹底した上で開催する方針を確認した。新たな参加資格として人口１万５千人未満のチームは、その市町に所在する高校から２人まで出場できる事項を設けた。同規模の市町１位チームには「ふるさと賞」を授与する。
　事務局は感染症予防対策を示し、全参加者に大会前２週間分の健康管理カードの提出義務づけ、輸送バスで選手と付添人を別便で運ぶことなどを説明した。例年ある前夜祭は開かず、大会当日朝に草薙総合運動場このはなアリーナで開催していた開会式も実施しない。関係者を除いて原則無観客で行い、沿道での応援は自粛を求める方針。小学生１５００メートル競技は密を防ぐため、例年よりも組数を増やして実施する。
　今大会は浜松市３チームが２チームとなり、３５市町３７チーム（市の部２５、町の部１２）が出場を予定。要綱は２３～２５日に西部、東部、中部の担当者説明会で示される。