<静岡県市町駅伝>函南 序盤で主導権 渡辺快走

(2015/12/6 08:49)
1区で総合トップの快走を見せた函南の渡辺=静岡市葵区

 フィニッシュ地点で函南町の選手が満面の笑みでアンカー日向(陸自滝ケ原)を迎えた。監督として過去8年で2位5回と惜敗続きだった平林監督(函南町体協)は「序盤で勝負を懸ける展開は想定通り。みんながMVPです」と、9年ぶりの歓喜に沸く選手を手放しでほめたたえた。
 1区の渡辺(加藤学園高)がリズムをつくった。2キロ地点まで富士市の河辺(日大三島高)と競り合ったが、徐々にスピードを上げて引き離す。後ろを一度も振り返らず「相手のことを考えるより、自分の力以上の走りを見せたかった」と渡辺。総合トップでたすきを渡す快走で勢いをもたらした。
 「今年になって急成長した」(平林監督)というように、渡辺のスピードとスタミナは昨年より驚くほど上積みされていた。夏の富士山でトレーニングを行い、兵庫では駅伝強豪の高校と合宿練習した。1日40キロの走り込みも行い、精神的にもたくましくなった。
 2区の岩崎(函南小)、3区の大沼(函南東小)もレースをつくり、4区途中まで総合トップを譲らなかった。後続の走者も大崩れせず、チーム全体の粘り強さが光った。
 「継続は力なり」をモットーにした指導が実を結んだ平林監督は「選手層はもっと厚くなる」と連覇に自信を見せた。

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