〔小山町〕一丸で悲願王座 舘下、室伏穂ら男子激走

(2013/12/1 08:40)
6区の終盤、小山町の舘下(右)が長泉町の鈴木(左)と吉田町の大橋との三つどもえの争いから抜け出す=静岡市清水区石川本町

 好勝負を繰り広げた町の部の頂点に、小山町が初めて立った。「打倒長泉」を掲げ、目標タイムを2分近く上回る大会最高の2時間16分48秒。チーム一丸で5連覇中の絶対王者を破った。
 最初に先頭に立ったのは6区だ。今年40歳を迎え初出場の舘下(陸自富士学校)が、トップから54秒差でたすきを受けた。3キロ付近。長泉町の鈴木(会社員)が見えた。「必ず追い付ける」。ペースを一気に上げた。最後は吉田町の大橋(小糸製作所)を含めた三つどもえの争いから抜け出した。
 近年躍進を続ける中高生も期待に応えた。県高校駅伝を制した加藤学園高3年の主将、下田が5区区間賞の力走で逆転劇をお膳立てし、7区の小野寺(小山中3年)も長泉町との差を56秒に広げた。
 9区で逆転を許したが、加藤学園高2年のエース室伏穂が10区で圧巻の走りを見せた。「優勝に貢献しようと思ってここに来た」。宿敵長泉町の同級生室岡をコース1番の難所、高低差約40メートルの有東坂で抜き去った。再びトップに立ち、アンカー城(陸自富士学校)はリードをさらに広げた。
 序盤を持ちこたえ、実力者ぞろいの中高生男子と新たに加わった一般の男子が追い上げる―。逆転に次ぐ逆転という手に汗握る展開も計算通りだった。
 前回大会とほぼ同じ記録を出した長泉町を圧倒した。「長泉は予想以上に強かった。選手の頑張りがあったからこそ」と室伏監督。初の栄冠を手にした選手団に歓喜の輪が広がった。

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