〔長泉町〕 「来年は王座奪還」
(2013/12/1 08:24)
町の部6連覇を目指した長泉町だったが、実力者がそろう小山町に敗れて準優勝だった。岩田靖監督(58)は「もっと大きな差が開くと覚悟していた。よく頑張ってくれた」と、選手をねぎらった。
1区の古瀬凪沙選手(18)=三島北高3年=がトップでたすきを渡すと、チームは勢いに乗った。一時3位まで落ちたが、4区で首位に立ち、8区の田中優名選手(14)=長泉北中2年=と、9区の三浦佑美香選手(16)=山梨学院大付高1年=は3年連続で区間賞に輝く走りを見せた。三浦選手は、区間新もたたき出した。
男子も粘りを見せた。5区(6・478キロ)の栗原史弥選手(17)=韮山高2年=は、5000メートルの持ちタイムで30秒以上差がある小山町の下田裕太選手(17)=加藤学園高3年=に追い上げられたが、縮められたのは6秒だけだった。「古瀬さんがトップだったと聞いて刺激を受けた。憧れの下田さんと勝負できて良かった」と話した。
岩田監督は「負けた悔しさはある。来年は王座を奪還する」と力強く語った。