【浜松市西部】互い信じ ぶっつけ本番

(2011/12/4 13:25)
2連覇を果たし、喜びを分かち合う浜松市西部チーム=3日、県営草薙陸上競技場

 浜松市西部のアンカー武田毅選手(24)=スズキ浜松AC=の右手には2連覇を示すVサイン。独走を見守っていたチームメートは熱狂的な祝福で迎えた。広い市域が災いして一度も全体練習を行っていないが、「それぞれが学校やクラブで力を磨いているはず」と藤田通監督(66)は選手を信じた。選手は抜群の団結力を発揮。浜松市制100周年を勝利で飾った。
 藤田監督が選手の自主性を尊重できる背景には、個々の経験値の高さがある。走者11人中7人が過去、駿河路を走った。昨年8区(中学生女子)を走った山本菜緒選手(15)=三ケ日中3年=が今年は9区(ジュニアB女子)を担当するなど、区間をまたいで駅伝と関わってきた選手は多い。
 岩本晃典主将(41)=スズキ精密工業=は出場5回のベテラン。「どこが何キロ地点なのか頭に入っているから、無理なペースで突っ込まなかった」。結果は自身の記録を15秒更新する区間賞。チーム連係への不安もなく「自分の走りに専念できた」と振り返った。
 初出場の選手も優勝の高揚感に包まれた。池田卓矢選手(12)=三ケ日西小6年=は「憧れのチームの一員になれたことがうれしい」。清水結衣選手(11)=伊目小6年=も「中学では絶対に陸上部に入る。来年は3連覇の力になりたい」と目を輝かせ、早くも連続出場に照準を合わせた。

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