エース伊藤が6人抜き 静岡猛追、最速記録 都道府県男子駅伝

(2020/1/20 08:07)
6区の馬場(左)からたすきを受け取り走りだす7区の伊藤=広島市西区の第6中継所

 頼れる男が静岡県に3年ぶりの入賞をもたらした。3年連続出場で初のアンカーを担った伊藤(東京国際大、浜松商高出)は圧巻の6人抜き。大会記録更新に沸く平和記念公園前を5番目に駆け抜けた。「過去2大会は足を引っ張ってきたので」と、ゴール後は安心したようにガッツポーズ。仲間たちが殊勲のエースを笑顔で出迎えた。
 「調子はめちゃめちゃ悪かった」と伊藤。言葉とは裏腹にスタート直後からギアは全開だった。1万メートルの日本記録保持者の村山(宮城)を抜き去り、終盤まで競り合った赤崎(熊本)は残り約1キロで一気に突き放した。「箱根駅伝の調子が良かったので、その貯金かな。自分でもよく分からない」。自身も驚く快走だ。
 入賞をお膳立てしたのが2年連続で6区を走った馬場(御殿場中)だ。「どこでペースを上げるのか、粘るのかは分かっていた」と、プラン通りの走りで昨年の記録を20秒短縮。11位に上げて伊藤にたすきを託した。
 終わってみれば県代表史上最高記録という新たな歴史も生まれた。尾崎、吉田の高校生2人はまだ2年で、大学や実業団で活躍する県勢ランナーも少なくない。「来年も面白いレースができそうです」。清監督(藤枝明誠高教)は思わず次への期待を膨らませた。

「静岡スポーツ」この他の記事

> 一覧

  • 静岡購読お申し込みは 0120-89-4311

スポーツ記事アクセスランキング

    スポーツ特集アクセスランキング

      • スクープ投稿

      • 静岡購読NIE

      • 静岡新聞の本

      主要カテゴリ

      カテゴリー'