男子200 飯塚翔、20秒29 富士北麓ワールドトライアル

(2019/9/2 08:00)
男子200メートル決勝 20秒29の好記録で優勝した飯塚翔太(右)=富士北麓公園陸上競技場

 陸上の記録会「富士北麓ワールドトライアル2019」が1日、山梨県の富士北麓公園陸上競技場で行われ、女子100メートル障害で29歳の寺田明日香(パソナグループ)が追い風1・2メートルの条件下、12秒97の日本新記録を樹立した。19年ぶりの記録更新で初の12秒台突入。従来の記録は金沢イボンヌと自身が出した13秒00で、27日開幕の世界選手権(ドーハ)の参加標準記録も突破した。
 男子400メートルは日本選手権覇者のウォルシュ・ジュリアン(富士通)が45秒21で走り、世界選手権の参加標準記録を破り代表に決まった。200メートルは飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)が20秒29、女子1600メートルリレーの日本(高島咲季、青山聖佳、松本奈菜子、岩田優奈)は、3分31秒66だった。

 ■飯塚翔、好記録に手応え
 復活の兆しが見えた。男子200メートル決勝は飯塚翔(ミズノ、藤枝明誠高出)が20秒29で優勝。東京五輪参加標準記録(20秒24)に迫る走りを見せ、「久々に20秒20台が出た。良い感触」と充実した表情を浮かべた。
 スタートから勢い良く加速。強化してきたスピードは終盤まで落ちなかった。「今季中に東京五輪の標準記録を切りたい」とさらに調子を上げていく。
 4月のアジア選手権直前に急性虫垂炎で入院し、6月の日本選手権の予選では右太もも裏の肉離れを起こした。今季は苦難の連続だったが、周りの短距離選手の活躍を見て「自分もいける」と悔しさを力に変えた。
 世界選手権の個人種目での日本代表入りは厳しい状況だが、リレーでの出場が期待される。リオデジャネイロ五輪で銀メダルに貢献した400メートル、昨年のジャカルタ・アジア大会で銅メダルを獲得した1600メートルの可能性もある。飯塚は「リレーには出たい。いつでもいける準備はしている」と力を込めた。

 ■松本、世界選手権出場権獲得ならず 女子1600メートルリレー
 松本(東邦銀行、浜松市立高出)が3走で出場した女子1600メートルリレーの日本は、世界選手権の出場権獲得に届かなかった。
 チームは今季最速記録をマーク。だが、日本記録(3分28秒91)更新を狙っていただけに松本は「悔しい結果」と振り返った。
 5月の世界リレーも同種目で参戦し、速いレース展開で力を発揮する重要さなどを肌で感じた。「もう一度代表入りへ挑戦したい」。世界と戦った経験を糧に、来年の東京五輪出場を目指す。

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