社会部 鈴木誠之
すずき・まさし 1975年、焼津市生まれ。2000年入社。社会部長兼論説委員兼編集委員。気象予報士(#2886)。防災や原発を主に取材してきました。趣味は化石・鉱物収集(推しはテレビ石)、語学(英検1級)、プログラミング(ゲーム開発)、3人の子供たちと遊ぶこと。
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ゲームで学ぶ 核廃棄物処分の合意形成 静岡大の人気講義 架空の島の住民になりきり議論
静岡大の学際科目「静岡県の防災・減災と原子力」の一環で、高レベル放射性廃棄物の地層処分施設建設を巡る合意形成についてゲームで学ぶ講義が開かれている。10年以上続く人気講義となり、3年前から琉球大(沖縄県)との連携も始まった。担当する大矢恭久・学術院理学領域准教授は「ゲーム形式にすることで学生が活発に意見交換をしてくれる」と意義を話す。 「経済効果を求めるなら処分場建設より環境保護が優先では」「ここは原発が近いのでコストが抑えられそう」-。7月下旬、静岡市駿河区の静岡大静岡キャンパス。地層処分場の受け入れ問題について、渦中の住民になりきって議論する学生の声が教室に響いた。 学生約50人が
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「親ガチャ」を嘆かれたら 有識者インタビュー②【賛否万論】
ツイッターで「親ガチャ」をさかのぼってみると、2016年10月17日、最初に多くの注目を集めたとみられるツイートがありました。「まともに暮らしていくことを、親ガチャ、性別ガチャで当たった人に限定してはならない。誰でも、家があり、職があり、しあわせに生きられるのが理想。親と性別は、まわし直すのが困難なのだから、職ガチャは、何度でもまわせる仕様にする方が良い」―。ツイートしたゲームデザイナーでシナリオライターの生田美和さんに思いを聞きました。 ■時代に問題 手を差し伸べて ゲームデザイナー・シナリオライター 生田(しょうだ)美和さん ー親ガチャについて早くからツイートされてきました。