3時のアフタヌーンクリップ

 こんにちは。6月5日(土)午後3時を回りました。この時間は「アフターヌーンクリップ」。朝からよく読まれている記事や、編集部で話題に上った記事を4本ピックアップしてご紹介します。
 黒潮温泉の入浴剤入りのお風呂につかり、体を温めた後、クラフトコーラを飲むことを想像したら幸せな気分になりました。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・尾原崇也〉

クラフトコーラ発売 静岡・スノドカフェ七間町 かつての映画館街、知るきっかけに

 静岡市葵区七間町のスノドカフェ七間町はこのほど、クラフトコーラ「テアトロコーラ」の販売を始めた。かつて界わいにあった映画館で消費されていただろうコーラで、地域の再活性を目指す。

地域の再活性へ思いを込めた「テアトロコーラ」=静岡市葵区
地域の再活性へ思いを込めた「テアトロコーラ」=静岡市葵区
 テアトロコーラはレモンやさまざまなスパイスで製造した原液。炭酸水や牛乳、ラム酒などで割って楽しめる。「テアトロ」は劇場、演劇を意味する。ラベルには、七間町付近で初となる本格的な芝居小屋「玉川座」を開いた新門辰五郎が、火消しの組頭だったことにちなみ、若い火消しをデザイン。「Let’s Roll!(さあ、やろう!)」と、再起を促すメッセージも添えた。
 柚木康裕代表は「若い世代は、映画館街としてにぎわっていたことを知らない。新感覚のコーラがこの街のストーリーを知るきっかけになれば」と話した。
 250ミリリットル入り、1870円。

黒潮温泉 自宅で堪能を 焼津市観光協、入浴剤販売

 焼津市観光協会は1日から「やいづ黒潮温泉」の成分をもとに作った入浴剤を市内8カ所で販売している。全国温泉地を対象にした人気投票「温泉総選挙」のリフレッシュ部門で2年連続1位に輝き、肌がすべすべになる「美肌の湯」として知られる。増田充邦専務理事は「焼津に足を運ぶきっかけとなれば」と狙いを語る。

やいづ黒潮温泉の成分をもとに製作した入浴剤=焼津市観光協会
やいづ黒潮温泉の成分をもとに製作した入浴剤=焼津市観光協会
 「温泉の素『やいづの湯』」は250グラム入りで、1回分25グラムの計量スプーンが入っている。1袋800円で、同協会や深層水ミュージアム、かんぽの宿焼津などで販売している。パッケージには市のマスコットキャラクター「やいちゃん」が気持ちよさそうに湯につかる様子が描かれている。
 市が3月に25グラム入りの入浴剤を製作し、23施設に無料配布したところ、商品化を求める意見が多く上がった。同協会が10回分入った大袋の製作に踏み切った。
 やいづ黒潮温泉は宿泊施設や駅前の足湯といった市内9カ所で楽しめる。無色透明で塩分濃度が高く、すっきりした肌触りなのが特徴。増田専務理事は「やいづ黒潮温泉の良さを自宅で知ってもらって、実際に施設で楽しんでほしい」と話す。

人気漫画「ゆるキャン△」マップ制作 富士市 モデルのキャンプ場、道のり紹介

 富士市は、キャンプを題材にした人気漫画「ゆるキャン△」で、主人公の1人の各務原なでしこが初めてのソロキャンプを体験したキャンプ場のモデルになった同市の野田山健康緑地公園キャンプ場までの道のりを紹介したマップ「なでしこ ソロキャンへの道in富士」を制作した。同キャンプ場から近い道の駅「富士川楽座」や、新富士駅観光案内所などで配布する。

なでしこの初ソロキャンプのモデル地への行き方を示したマップ=富士市役所
なでしこの初ソロキャンプのモデル地への行き方を示したマップ=富士市役所
 マップはA3判。1人でキャンプに挑戦しようと、なでしこが歩いたJR富士川駅から同キャンプ場まで約5・5キロ、所要時間90分の道のりを記した。
 アニメ「ゆるキャン△SEASON2」で登場したシーン10カ所と、同じポジションで撮影した写真を徹底比較したほか、キャンプ場内のトイレや炊事棟、木製のテーブルなど8カ所もアニメと実写で比較している。
 車での訪問に便利な東名高速道富士川サービスエリア付近からのルートも表記した。
 裏面では、市内のキャンプ場や絶景スポット、観光名所、道の駅など13カ所の見どころを「お立ち寄りスポット」として紹介した。
 野田山健康緑地公園キャンプ場は富士市街地の夜景や、駿河湾と富士山を一望する景色が楽しめる。夏のリニューアルオープンに向けて改修中で、現在は立ち入りが禁止されている。

静岡県ミカン収穫量、全国2位に回復 20年産 11万9800トン

 農林水産省がまとめた2020年産ミカンの収穫量調査によると、静岡県の収穫量は11万9800トンで、裏年に加えてひょう被害が深刻だった19年産に比べ39%増となった。都道府県別の本県シェアは、和歌山(22%)に次ぐ16%となり、愛媛県(15%)を抜いて2年ぶりに全国2位に順位を上げた。

ミカン収穫量推移
ミカン収穫量推移
 「表年」に当たる18年産と比較した収穫量は5%増で、全国は1%減だった。10アール当たりの収量は7%増の2400キロ。収穫面積を示す結果樹面積は2%減の4990ヘクタール。農水省は、生産者の高齢化と労働力不足に伴う廃園が背景にあるとみる。
 品種別収穫量の内訳は、わせ温州が18年産比6%増の3万3800トン、普通温州4%増の8万6000トンだった。
 JA静岡経済連によると、20年産の1キロあたりの平均単価は前年比26円安の260円。例年は県産の市場シェアが高まる年明け以降も競合産地の出荷量が多く推移し、シーズン後半の価格の伸びが振るわなかった。