アフタヌーンクリップ 3月18日

 こんにちは。毎日午後3時はアフタヌーンクリップです。きょうよくお読みいただいている記事4本を、ピックアップしてお届けいたします。「あなたの静岡新聞」この時間のキュレーション担当デスクは、静岡新聞社編集局TEAM NEXTの松本直之です。

焼津の味ギュッと♡黒はんぺんバーガーいかが 焼津の中学生考案

 焼津市立大富中生徒が考案した地域特産の黒はんぺんを使ったハンバーガーが、同市のカフェで商品化され17日、同校で出張販売会が開かれた。考案した生徒の一人2年生大西菜央さん(14)は「アイデアが実現してうれしい」と、焼津の味が詰まったハンバーガーに舌鼓を打った。

商品化されたヤイヅくろはんべバーガーを持つ発案者の生徒=焼津市立大富中
商品化されたヤイヅくろはんべバーガーを持つ発案者の生徒=焼津市立大富中
 2年生約200人が、地域課題の解決策を考え、探究心を養う総合学習に取り組んだ。48グループに分かれ、このうち6グループが、焼津駅前通り商店街近くにあるカフェ施設「3丁目ガーデン」を活用し、商店街を盛り上げるという課題に挑戦した。
 各グループは昨年11月、関係者の前でアイデアを披露。26ホームルームのグループが提案した、焼津特産のはんぺんフライを具材にしたハンバーガーの案が採用された。
 大西さんは「ハンバーガーならカフェで出しやすいし、焼津の味を伝えられると思った。おいしいので多くの人に食べてほしい」と話した。
 3丁目ガーデンに入る「ハートリンクカフェ」が、4月3、4日に石原水産マリンステーションで開かれるマルシェに「ヤイヅくろはんべバーガー」として出品するほか、運営する市内の保育園で出張販売する際などに扱う。学校は来年度も地元企業などと連携し、同様の学習を行う。

地元野菜たっぷり「助け合いラーメン」 児童の優しさ、1杯に

 沼津市東椎路の大型商業施設ららぽーと沼津のフードコートに出店している人気ラーメン店「湯河原飯田商店」がこのほど、地元小学生が考案した野菜たっぷりの「助け合いラーメン」の販売を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦戦する地元農家が生産した野菜をたっぷりと使用したメニュー。児童の優しい思いが込められている。

助け合いラーメンを試食する風野さん(中)=沼津市東椎路のららぽーと沼津
助け合いラーメンを試食する風野さん(中)=沼津市東椎路のららぽーと沼津
 助け合いラーメンは、ららぽーと沼津と同店が中学生以下を対象にアイデアを募集した企画で、グランプリに輝いた風野一千花さん(11)のメニューを商品化。みそラーメンをベースに、県内産豚肉を使って調理したチャーシューや白菜、キクイモ、ショウガなどをふんだんに盛り付けている。
 風野さんは、飲食店が営業自粛を余儀なくされ、農家も出荷先を失って苦労していると知り、作る人と食べる人が助け合えるラーメンにしたいと考案したという。発売日の15日に両親と店を訪れて試食した風野さんは「描いた絵がそのまま形になってうれしい。野菜がいっぱいで、スープを飲むたびに味が変わっておいしかった」と笑顔を見せた。
 店主の飯田将太さん(43)は「風野さんの純粋な気持ちに感動した。一人の子どもの思いに大人の心が温められた」と話した。
 一日30食限定。税込み千円で、4月6日まで販売する。

浜松・細江中OG内山アナ 後輩にエール「だめな人間などいない」

 浜松市北区の細江中はこのほど、卒業生でSBS静岡放送の内山絵里加アナウンサーを講師に招いた特別授業を実施した。地域課題を探究し、将来につなげる「ふるさとキャリア教育」の一環。

母校の細江中で講演する内山アナウンサー=浜松市北区
母校の細江中で講演する内山アナウンサー=浜松市北区
 内山アナウンサーは「ピンチはチャンスだ!夢の叶え方」と題し、生徒にアナウンサーを志したきっかけや自身の生き方などを紹介した。朝の新聞のスクラップや発声練習、取材活動など一日の動きも実演を交えながら説明した。
 人の性格を9タイプに分類して適正を調べることができる「エニアグラム」を例に、悩みに直面したときの考え方もアドバイス。「だめな人間なんて一人もいない。互いに学ぶべきところがある」と強調し、最後に「絶対諦めない。向き不向きよりも前向き。やるかやらないかではなくやる、を大切にしてほしい」と後輩にエールを送った。

高校生が新土産2品考案 マスキングテープと付箋 御殿場の象徴、図柄に

 授業の一環で御殿場市の魅力発信策を考えている御殿場高の生徒が新しい土産を考案した。富士山をはじめ市を象徴する物を図柄にしたマスキングテープと付箋。今後、市内の商店やイベント会場などで販売する計画だ。

御殿場高の生徒が考案したマスキングテープと付箋=御殿場市
御殿場高の生徒が考案したマスキングテープと付箋=御殿場市
 商品化したのは創造ビジネス科ビジネス観光コースの2年生。特産のわさびやハム、東富士演習場をイメージした戦車、市内で盛んな乗馬などのイラストを採用した。外国人にも気に入ってもらえるよう、日本らしい格子柄を多用し「御殿場」の漢字表記を取り入れた。市の見どころを紹介する同科のインスタグラムにアクセスするQRコードを付けた。
 授業で地域の現状を調べて課題を探る中、市の土産は高価格帯の食品が多いと気付いた。安価で手に取りやすく、幅広い年代の人が日常的に使える品としてマスキングテープと付箋を考え出した。
 生徒の渕田柾葵さんと雫結菜さんは「使いながら御殿場の魅力を知ってほしい。プレゼントのデコレーションにもなる」とPRしている。