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動画の記事一覧

  • ブッポウソウ、アオバズク... 希少な夏鳥 静岡県内に【動画】

     静岡県内には5月から6月にかけて、今年も繁殖のために多様な夏鳥が飛来した。北遠の山林にはブッポウソウ、中部や西部の水田にはタマシギ、神社にアオバズク、河口にコアジサシなど―。環境省や県の絶滅危惧種に指定されている希少な夏鳥を紹介する。  凜(りん)とした容姿で「緑の宝石」と称されるブッポウソウ。山林の枝先から華麗に飛び立ち、空中で巧みに昆虫を捕捉する。「ブッ、ポウ、ソウ」と鳴くコノハズクの鳴き声と誤認されて「仏法僧(ブッポウソウ)」と名付けられたが、実際は「ゲッ、ゲッ…」としか鳴かない。  タマシギは「一妻多夫」の習性を持つとされる。雄が巣作りや抱卵、子育てを担い、雌は産卵の後

  • 鎌倉殿「大河ドラマ館」リニューアル 北条ゆかりの地PR 伊豆の国

     伊豆の国市ゆかりの北条義時が主人公の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映に合わせ、市推進協議会が同市の韮山時代劇場に設置している大河ドラマ館の展示品が一部リニューアルされ、16日に公開が始まった。  「北条家の原点・伊豆の国」とのコンセプトは崩さず、北条家や義時の妻の八重に関連した展示を増やした。片岡愛之助さんが撮影時に使用した北条宗時の甲冑(かっちゅう)や、北条泰時を演じる坂口健太郎さんと北条時房役の瀬戸康史さんの等身大パネルなどを新たに設置した。北条政子と八重の衣装の横にはそれぞれの子どもの大姫と千鶴丸の衣装を展示した。  映像コーナーでは八重役の新垣結衣さんのインタビューを新たに放映して

  • 空に傘、心は晴れ♪ 袋井・法多山尊永寺で飾り付け【動画】

     6月は梅雨シーズン。長雨が足元をぬらし、湿気が肌にまとわりつく時季。気分も落ち込み気味になる。そんな季節に気分を上げてくれる傘を使った飾り付けが袋井市の法多山尊永寺で楽しめる。  境内にある同寺名物の厄よけ団子を味わえる「だんご茶屋」の前に、赤や青、黄色などの半透明の傘約100本を頭上に並べた「アンブレラスカイ」が設置されている。傘12本を使用してアジサイを表現した飾りなどもあり、梅雨の季節に彩りを添えている。  同寺によると、傘の飾り付けは形を変えながら8月末まで行うという。

  • トコトコミニオンズ、レトロな自販機プラモ… 各メーカー、新規顧客開拓にあの手この手 静岡ホビーショー

     静岡市駿河区で11日開幕した静岡ホビーショー(静岡模型教材協同組合主催)で、各社は若者や初心者を意識した新製品を多く披露した。新型コロナウイルス禍に伴う巣ごもり需要は一巡し、主要顧客の高齢化で市場の先細りも懸念される。開発段階から見直しを図る社もあり、各社は従来の根強い模型ファン以外の新規開拓に注力する。  青島文化教材社(同市葵区)は、海外の人気キャラクター「ミニオンズ」のプラモデルを開発した。パーツ数を減らし、接着剤を不要とするなど、組み立ての難易度を抑えた。主要4キャラクターを用意し、収集欲も刺激したい考えだ。PRチームの富永幸三郎リーダーは「まずは親しみやすい製品を手に取ってもらい、

  • もえぎ色薫る新緑 茶畑×富士山×雲海...静岡県内スポット巡り【写真・動画特集】

     春から夏にかけて若葉が芽吹き、深まっていく緑がまぶしい季節だ。静岡県内各地には新緑を楽しめるスポットがいくつもある。  山あいの茶畑で朝日を浴びて輝く新芽が霊峰や流れる雲海と共演する光景、水面に映り込む鮮やかな青葉モミジ。この時期ならではの景色を求めて各所を巡った。 静岡市清水区吉原   山あいの茶畑で摘採を待つ新芽。朝日を浴びて輝き、富士山、雲海と共演した=4月25日、静岡市清水区吉原   森町一宮   雨の翌日、小国神社の敷地内を流れる宮川の河原の水たまりには色鮮やかな青葉モミジが映り込んだ=4月25日、森町一宮   島田市川根町

  • 富士山5合目に「まぼろしの滝」出現 小山町の須走口

     富士山の雪解けがピークとなる時期に現れる「まぼろしの滝」が小山町の須走口5合目付近に出現した。川のない富士山で、澄んだ水が音を立て流れる神秘的な光景が見られ、10日、県内外から訪れたハイカーたちを喜ばせた。  山頂付近の雪解け水が集まり山肌に露出した溶岩上を流れ落ちる現象で、例年は5月中旬から6月中旬の気温の高い日に現れることが多い。須走口5合目の山荘「菊家」店主の渡辺昇さん(72)によると、今月4日に初めて滝の流れが確認された。今後の気候にもよるが、月末までは見られそうという。  まぼろしの滝までは、須走口5合目駐車場から片道20分ほどのハイキングコースが整備されている。

  • 絶滅危惧種のトンボ 「ベッコウ色」の羽輝く 磐田・桶ケ谷沼【動画】

     ウグイスの鳴き声が響く穏やかな朝、羽化したばかりの透明の羽が陽光にきらめく。4月上旬、磐田市の桶ケ谷沼でベッコウトンボが舞い始めた。早朝は、沼地の近くの草地に止まり、気温が上がる午前10時ごろから水面近くに現れる。雄は水辺近くで縄張りをつくり、雌を待つ。   成熟したベッコウトンボの雄=4月中旬  飛びながら交尾し、十数秒で終わる。雌は腹の先を水面に繰り返し打ち付けて産卵する。雄は上空で見守る。2、3週間でふ化し、約10カ月間にわたり、水中で幼虫(ヤゴ)時代を過ごす。   水面に腹の先を打ち付け、産卵するベッコウトンボの雌=4月中旬  環境省の絶滅危

  • 夏鳥キビタキ 新緑に映える【動画】

     浜松市浜北区の森林に4月末、軽快な鳴き声が響き渡った。「ピッコロロ…」。新緑にひときわ映えるオレンジ色のキビタキが木々の高い枝を飛び回り、しきりに鳴いていた。  

  • 八十八夜 輝く新芽【動画】

     2日は立春から数えて88日目に当たる「八十八夜」。茶生産は毎年この時期に最盛期を迎え、香りや味わい、色づきなどの品質が高まるとされる。県内各地の茶生産者は全国への出荷に向け、刈り取り作業を急いだ。

  • 松坂屋静岡店が新装 目玉は都市型水族館、体験・滞在を重視

     松坂屋静岡店(静岡市葵区)が27日、25年ぶりの大規模改装を終えてグランドオープンした。体験・滞在型エリアを充実させ、目玉の都市型水族館スマートアクアリウム静岡など新規出店14店を含む49店をお披露目した。  新型コロナウイルスと共存する新常態下で抑制された消費や行動が続く中、地域住民の来店意欲を刺激するため、より多角的な提案力を備えたブランド構成に改めた。  本館7階の都市型水族館は施設面積約1800平方メートル。44の水槽で、ハリセンボンやクマノミなど約100種2200匹を飼育し、魚のさまざまな色や模様を生かしたデザイン性の高い展示とした。  新規出店は家具や生活雑貨を取り扱うナフコ

  • レシピ動画 フキ あく抜き、しっかりと【野菜三昧】

     春の山菜の一つフキ。下処理が済んだ水煮が市販されているが、あく抜きや皮むきなど一から下ごしらえをして初めて楽しめる香りや食感がある。旬の今、味わってみてはいかがだろう。  薄味のだしで青煮にするほか、炒め煮や白あえで食す。葉は苦味が強いがビタミンAやカリウムなどの栄養素があるので、しっかりあく抜きをしてから濃いめの味付けにするとよい。  炊き込みご飯は炊飯器を使わず、鍋炊きで調理した。米と炊き込み用の調味料を混ぜて表面をならしたら、具材はのせるだけ。かき混ぜると具材の上になった米の加熱が不十分になる。  フキは長めに切ってフライパンでゆでると皮をむく本数が少なくて済む。干しシイタケは半日ほど

  • 3年ぶり「さがら草競馬」 牧之原【動画】

     牧之原市のさがらサンビーチで24日、国内唯一の砂浜周回コースで競う「第44回さがら草競馬大会」(静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれました。大会の開催は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなりました。

  • 【動画】静岡駅構内の商業施設で水道管破裂か(提供映像)

     10日午後8時ごろ、JR静岡駅構内の商業施設「アスティ静岡」西館1階の飲食店から、「店舗の天井の水道管が破裂した」と119番があった。

  • レシピ動画 ウド 酢水に漬け白さ生かす【野菜三昧】

     香り高く爽やかな味わいのウド。山に自生する野ウドもあるが一般的に売られているのは軟白(軟化)ウドで、日光を当てずに栽培し茎全体が白いのが特徴。食物繊維が豊富に含まれる。  茎の皮をむき短冊切りにして酢みそあえ、皮は千切りにしてきんぴら、穂先は天ぷらと、余すことなく食べられる。あくが強く変色しやすいので、切ったらすぐに空気を遮断するために水または酢水に漬ける。しょうゆなどで味を付ける場合は水、白さを残したまま仕上げたい場合は酢水を用いる。  みそ炒めはウドを丸ごと味わえる一品。水に漬けたウドは加熱する直前にキッチンペーパーでよく水気を取る。調味料を混ぜ合わせておく手間を省いたレシピで、手軽に作

  • 井上玩具煙火の手持ち花火ブランド「義助」から「神威・金」

  • 井上玩具煙火の手持ち花火ブランド「義助」から「粋」

  • 井上玩具煙火の手持ち花火ブランド「結華」から「灯」

  • 井上玩具煙火の手持ち花火ブランド「結華」から「夢染」

  • 人そっくり 花畑にかかし 松崎町那賀【動画】

     松崎町の住民有志が、同町那賀で開催中の「田んぼをつかった花畑」に、手作りした人そっくりの「リアルかかし」を設置した。表情豊かな約45体が並び、来場者を楽しませている。  かかしのテーマは「密です!なつかしき日々」。ピクニックを楽しむ家族など新型コロナウイルス感染拡大前の様子を表現し、収束への願いも込めた。かかしは車で花畑まで運び、住民らは1体ずつくいを打ったり、配置を工夫したりして設置作業に汗を流した。  かかしは花畑開催期間の5月5日まで設置される。

  • あでやかハナモモ見頃【動画】

     磐田市敷地の敷地里山公園に咲くハナモモが見頃を迎えている。赤やピンク、白色のあでやかな花が散策コースを彩り、来園者を楽しませている。  園内にはヤグチやテルテヒメなどの品種約1500本が植えられている。公園を管理する鈴木隆典さん(78)によると、今年は開花が例年より10日ほど遅く、3月下旬まで楽しめそう。  三つに分かれた枝先に白や黄色の花をつけるミツマタや、鮮やかな黄色の花が目を引くリュウキンカなども開花し始めている。  公園は広さ約2万5千平方メートル。旧豊岡東小に隣接している。

  • 春の味覚 葉ショウガ出荷【動画】

     静岡市駿河区の久能地区で、温暖な気候と水はけの良い砂地を生かして栽培されている春の味覚「葉ショウガ」の出荷作業が始まった。  同区中平松の漆畑宏雄さん(69)は15日から収穫を始めた。早朝から従業員と手分けをして収穫、洗浄、結束などの出荷に向けた作業に取り組んだ。  漆畑さんは「生で食べてもおいしく、揚げ物や炊き込みご飯にするのもお薦め。春の食材としてはうってつけ」と話した。

  • 迫力の「伊東大田楽」【動画】

     中世に流行した芸能の田楽を現代風に再現した「大田楽」を披露する催し「伊東大田楽」(後援会など主催)が、伊東市観光会館で開かれた。市民参加を含めた総勢70人余りが、躍動感あふれる踊りや楽器の演奏で観客を魅了した。  日本古来の五色の装束に身を包んだ田楽法師たちが、太鼓や笛のリズムに合わせて華麗に舞った。最終盤の「番楽総躍り」では、ステージを埋めた出演者が迫力の演舞で会場を沸かせた。  大田楽は狂言師の5世野村万之丞さん(故人)が1990年、音楽家や舞踏家と共に誕生させた創作芸能。

  • 手作りの水車小屋完成 浜松市北区【動画】

     浜松市北区引佐町の武田幹夫さん(72)がこのほど、自宅の庭に水車小屋を手作りした。近くの山を流れる天然水が、水車を勢いよく回している。  本体に使用している透明の容器に水が注がれると水車が回り始め、小屋内に設置した仕掛けが回転を利用して音を奏でる。材料には手すりの棒やビニールハウスの骨組み、ペットボトルのキャップなどを使用。感性豊かなアイデアを生かし、昨年11月ごろから約1カ月半掛けて完成させた。  武田さんは「水車が回るバランスに苦労したが、それなりのものができた」と満足げな表情を浮かべた。

  • ハート型の餌 魚たちにプレゼント♡ 下田海中水族館【動画】

     下田市の下田海中水族館で、14日のホワイトデーにちなみ、魚たちにハート形の餌をプレゼントするショーが開かれた。水槽で泳ぐタカノハダイなどの魚たちは、飼育員からの贈り物に群がった。  伊豆の海を再現した大水槽「アクアドームペリー号」にダイバーの飼育員が入り、ピンク色のオキアミを凍らせた大きさ約40センチのハート形の餌を水槽で泳ぐ魚たちに与えた。飼育員が手で少しずつほぐしていくと、魚たちは飼育員を覆い隠すように集まった。

  • 日本文化と観光 留学生が海外に発信 沼津御用邸記念公園【動画】

     静岡県内の外国人留学生が、沼津市の沼津御用邸記念公園で着物姿になって園内を散策したり、茶を楽しんだり、日本文化を堪能した。  静岡大と県立大に通うベトナムやタイ、中国など五つの国と地域の留学生5人が参加した。写真共有アプリ「インスタグラム」など会員制交流サイト(SNS)を使って母国に向けた情報発信も行った。  県東部コンベンションビューローが伊豆地域の観光資源の魅力向上につなげようと企画した。留学生は3日間で計18カ所を巡った。良かった点や改善点の意見を聞き、各観光施設にフィードバックしていくという。

  • 紅白しだれ梅 香り甘く 掛川・龍尾神社【動画】

     掛川市下西郷の龍尾神社でしだれ梅が見頃を迎えた。垂れ下がった枝に連なって咲いたピンクや白の花々が甘い香りを放っている。  庭園には約300本の梅が植えられている。暖かく晴れた5日は多くの来場者が散策を楽しんでいた。梅は同日時点で七部咲き。昨年より10日ほど遅く、3月中旬まで見頃が続きそうだ。  開園時間は午前9時から午後4時まで。入園料は600円。

  • 竹やぶも茶畑もアート 大井川鉄道の無人駅など舞台【動画】

     大井川鉄道の無人駅や周辺の集落を舞台にした「UNMANNED 無人駅の芸術祭」の会場の一つ、島田市川根町の抜里駅周辺には、広大な茶畑、竹やぶ、倉庫など各所にアート作品が登場し、来場者を迎えている。  竹やぶが舞台の「くぐりこぶち」(さとうりさ作)は、かつて野鳥を捕るため使われたわな「こぶち」から着想を得たインスタレーション。風になびく真っ白なカーテンが印象的な「境界のあそびば2/ちゃばらのカーテン」(ヒデミニシダ作)は地域住民からも好評で、昨年から継続設置されている。  同駅周辺をはじめ、国内外で活躍するアーティスト15組の計19作品を各地で楽しむことができる。21日まで。

  • 防災願う河津桜見頃 函南町の柿沢川沿い【動画】

     函南町の柿沢川沿いに並ぶ410本の河津桜が見頃を迎え、13日まで「かんなみの桜まつり」が開かれている。川の土手には菜の花も鮮やかに広がり、ピンクと黄色の美しい“競演”を楽しみながら散策する大勢の住民や観光客でにぎわっている。  桜並木は榎木橋~駒形橋の約1キロ。1998年の台風で氾濫した柿沢川の改修工事に合わせ、2度と水害が起きないよう願いを込めて植樹された。富士山や箱根連山を望む絶好のロケーションも人気で、来場者がスマートフォンで撮影するなどして春の訪れを満喫している。  今年の開花は2週間程度遅れ、まもなく満開になる見通し。13日までは近くに駐車場が用意され、料金

  • つげ櫛 軽快な音響く伝統の技 静岡県内唯一の職人【動画】

     貴重な薩摩ツゲなどを材料にした「つげ櫛[くし]」を作る静岡県内唯一の職人、松山順一さん(74)=浜松市中区=。自宅の工房には、12日に西区入野町の「ゆめ応援プラザ」で開かれる朝市マルシェ出店を前に、櫛作りに励む松山さんの姿があった。  松山さんは江戸時代末期から150年以上続く職人家系の4代目。工房でのこぎりややすりを巧みに使い、ツゲ材から櫛の歯を削り出すと「シュッ、シュッ」という軽やかな音が繰り出された。  一般的な半円形や長方形の櫛のほか、作品の中には富士山を模した三角形の珍しい櫛も。松山さんが考案した、ネコの顔の形をした櫛も人気だという。

  • 春風が薫る三重奏の絶景 静岡市・円山花木園【動画】

     静岡市内を一望できる高台に位置する円山花木園(同市駿河区向敷地)の展望広場で菜の花が咲き、訪れた人たちは冠雪した富士山と市街地の眺望、鮮やかな黄色い花の“三重奏”を楽しんでいる。  地域住民やハイカーの憩いの場として親しまれる同所。写真愛好家も訪れ、この時期ならではの風景を写真に収めた。

  • 清水港を1周 静岡と藤枝の小中学生、海上見学会【動画】

     清水港で静岡市と藤枝市の小中学生が水上バスに乗って港内を1周する海上見学会が開かれた。  子どもらを乗せた水上バスは、クレーンが並び立つ工場地帯や地球深部探査船「ちきゅう」が停泊する興津埠頭[ふとう]など、港の各所を巡った。カモメへの餌やり体験も実施し、船尾へ集まる鳥の姿に子どもらは歓声を上げた。  NPO法人夢づくり21(藤枝市)が開催している教育活動「ビオキッズ」の一環。見学を終えた須貝美咲さん(13)は「景色が本当にきれい。青い海にカモメや富士山も見ることができた」と話した。

  • こいのぼり色とりどり 吉田の保育園【動画】

     吉田町内の保育園で、毎年恒例のオリジナルこいのぼり制作が進められている。2月25日、さくら保育園の園児らが作業に取り組んだ。  園児らは青や緑、黄色などの絵の具を使って色付け作業に挑戦。長さ4メートルのこいのぼりの体に、個性あふれるデザインを施した。こいのぼり制作は町内のすみれ、さゆり、わかばの3保育園でも実施し、4月29日に県営吉田公園で開催予定の「町みどりのオアシスまつり」でお披露目する。

  • 荷役スマートに遠隔操作 静岡市清水区・清水港【動画】

     港湾労働者の人手不足に対応するため高速通信規格「ローカル5G」などで遠隔操作できる「タイヤ式門型クレーン(RTG)」2基がこのほど、清水港に到着し、慎重に陸揚げされた。鈴与などは2025年3月までに計22基まで増やす。  陸揚げ作業では、直径2メートル弱もある八つの大きなタイヤが動き、運搬船と岸壁の間に架けられた橋を渡った。高さ24メートル、幅25・5メートル、奥行き11メートルある機体は、富士山などの景観と調和するよう、清水港にある他の大型機械同様にブルーに塗装されていた。  RTGは輸出入の貨物が入ったコンテナをトレーラーに積み下ろしするために用いられる。これまでは1基ずつ操縦席に人が乗

  • キンメダイ、今が旬だい! 下田市で続々と水揚げ【動画】

     旬を迎えているキンメダイの水揚げが、下田港で行われた。全国一の水揚げ量を誇る同港に次々とキンメダイが運び込まれ、下田市魚市場を鮮やかな紅色で彩った。  この日は伊豆諸島の八丈島沖などで漁を終えた大型船2隻が約10トンを水揚げした。キンメダイは大きさごとに選別され、仲買人が品定めした。  伊豆漁協(同市)によると、下田のキンメダイは12~2月ごろが旬とされ、鍋料理などとしても需要が高いという。

  • メ~に入れても痛くない? まかいの牧場でヒツジの赤ちゃん誕生【動画】

     富士宮市の「まかいの牧場」で、ヒツジが出産時期を迎え、続々と赤ちゃんが誕生している。1月末から2月11日までに、計13頭の赤ちゃんが生まれた。  牧場内の「羊の家」では、生まれたばかりの赤ちゃんヒツジが母親に寄り添ったり、母親のまねをして牧草をくわえたりしている。愛らしい姿が来場者の笑顔を誘っている。  このほか4頭のヒツジが出産を控えているという。“ベビーラッシュ”は2月末ごろまで続く見通し。同牧場では近く、赤ちゃんの名付け親になれる「めぇーめぇーの命名権」の販売を始める予定。

  • 気軽にフットゴルフ 静岡カントリー浜岡コース&ホテル【動画】

     静岡カントリー浜岡コース&ホテル(御前崎市門屋)で「フットゴルフ」を楽しむ人が増えている。サッカーとゴルフを融合した新しいスポーツで、昨年5月にゴルフコースの一部を改修して利用者の受け入れを開始した。  新型コロナウイルス禍の中でも「密」を避け、ほぼ用具を必要とせず気軽にプレーできるとあって、ピーク時は1カ月で300人以上が訪れたという。同ホテルは今後、フットゴルフと市内観光を組み合わせたツアーも企画する方針。

  • 浜名湖の味覚 熱々ぱくり 湖西・牡蠣小屋「海湖館」【動画】

     湖西市新居町の観光施設「海湖館」で、地元の冬の風物詩「牡蠣(かき)小屋」が営業中。粒が大きく、濃厚な味わいのカキが人気で、来場者は熱々、ぷりぷりの浜名湖の味覚を楽しんでいる。  同町観光協会主催で、開設は10年目。新居牡蠣組合が養殖するブランドのカキ「プリ丸」を用意し、焼きガキ(3個1100円)のほか、フライや天丼などとして提供している。  営業は3月31日までの予定(短縮の可能性あり)。要予約。月曜休み。予約、問い合わせは午前7時~午後5時に海湖館<電090(8186)1217>へ。

  • 天浜線に「ゆるキャン△」 AR企画、音声も楽しんで【動画】

     天竜浜名湖鉄道が、スマートフォンなどを使って人気アニメ「ゆるキャン△」の登場人物と駅舎などを背景に写真を撮ることができるAR(拡張現実)企画を20日まで行っている。  掛川、天竜二俣、気賀、浜名湖佐久米、新所原の各駅に設置されたパネルのQRコードを読み取ると、画面内に登場人物が現れる仕掛け。登場人物が沿線の名所などを紹介するオリジナルの音声を聞くことができ、内容も朝、昼、夜で異なった内容を楽しめる。

  • 全国のだるま並ぶ 表情いろいろ 富士・毘沙門天大祭【動画】

     富士市今井の毘沙門天(びしゃもんてん)妙法寺で9日まで、日本三大だるま市とされる毘沙門天大祭が開かれている。境内には全国各地の特徴的なだるまが並び、多くの来訪者が好みのだるま選びを楽しんでいる。  昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止し、規模を縮小して2年ぶりに開催された。国内最大とされるだるま市には、全国から約40店が軒を構え、わずか数センチの豆だるまから1メートル近くの大きなだるまなど大小無数の多彩なだるまが陳列されている。  優しい表情をした地元の鈴川だるまや、金色やピンク色で金運や恋愛運などの御利益をうたったカラフルな高崎だるまもあり、参拝者は表情を見比べながらお気に入りの一体

  • 「あたみ桜」見頃に 一足早く春の訪れ【動画】

     熱海市中心街の糸川遊歩道で、早咲きの「あたみ桜」が見頃を迎えている。住民や観光客は、淡いピンク色の花々に一足早い春の訪れを感じている。  あたみ桜はカンヒザクラと山桜の交配種で、明治初期にイタリア人によって熱海に伝えられたとされる。市によると、同遊歩道の58本中、1月31日までに42本が見頃を迎えた。2月6日までは「糸川さくらまつり」が開催中。夜間にライトアップするほか、土日曜に大道芸やバンド演奏などが繰り広げられる。  市内では長浜海浜公園、渚小公園、熱海梅園などでも次々に見頃を迎えている。

  • 門前市の味 持ち帰り【動画】

     浜松市浜北区の遠州鉄道遠州小松駅近くに建つ鳥居の前で「門前くるま市」が開かれた。鳥居を参拝した人たちが立ち寄り、生鮮品や温かい軽食などの買い物を楽しんだ。  地元商店主らでつくる小松商店連盟の企画。例年は同連盟がテントを張り、甘酒などを売ってきた。今回は新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため、テントは張らずに持ち帰りのできる品だけを販売した。  寒空の下、制限付きで開催された門前市だったが、来場者たちは商店主らと言葉少なに会話を交わし、野菜や果物、たこ焼きなどを買い求めていた。

  • 災害備え 火おこし体験【動画】

     静岡市内で子育て中の母親支援に取り組む団体「ママの部活動」は、同市葵区赤松のあさはた緑地で、災害時に役立つ火おこし体験会を行った。  12組32人が参加した。ナイフインストラクターの越山哲老さん(55)が講師を務め、ナイフの使い方からマッチの着火方法、火種にする木「フェザースティック」の作り方を指導。参加者は火種を完成させると発火道具ファイアスターターを使った着火を試みた。  火おこし後には、沸かしたお湯で非常食を作り、試食した。

  • もったいない給食の残食 発電、肥料…活用広がる【NEXT特捜隊】

     読者の疑問や困り事に応える静岡新聞社「NEXT特捜隊」に、静岡市駿河区に住む30代の公立中教員から「給食の大量の食べ残しに胸を痛めています」とメッセージが寄せられた。まずは、全国、静岡県内の現状を調べることから始め、「残食」を取り巻く背景や課題を探った。【記事の最後に動画があります】   1人年間7.1キロ  環境省が2015年、全国の市区町村教育委員会に行った調査によると、給食の食べ残し割合「残食率」は約3割の自治体が把握していて、平均値は約6.9%だった。重さにすると、子ども1人当たり年間7.1キロと推計されるという。  県内の全35市町にも聞いた。残食率を自治体として把握し

  • 大願成就へ「火渡り」 浜松・保泉寺【動画】

     火防の神を祭る浜松市西区篠原町の秋葉山分院保泉寺で18日夜、明治時代から続く伝統行事「火渡り」が行われた。炎の上を舞う大だこの滞空時間で1年の吉凶を占う恒例の儀式は、密集を避けるため省略され、火渡りのみが行われた。  白装束姿の3人の行者が本堂横の護摩堂で経を上げた後、護摩堂前に組み上げられた木に火を放ち、燃え上がる炎の中に護摩木を投入して参拝者の大願成就を願った。赤々とした炭火の上を行者と参拝者が渡り、無病息災や交通安全などを祈った。  長男の鈴木梛士ちゃん(2)と参拝し、護摩木に家内安全と書いた母の智子さん=西区=は「早くコロナ禍が収束して、みんなで住む家が病気を気にせずいつでもホッとで

  • 伊豆の国・願成就院 大河で注目、北条の氏寺【動画】

     伊豆箱根鉄道・韮山駅から南西へ徒歩15分。伊豆の国市寺家の守山の麓に願成就院が建つ。山門をくぐると、正面の大御堂(おおみどう)前で看板犬ロッキーが出迎えてくれました。  

  • 動画でおでかけ気分〈伊豆の国・願成就院〉大河で注目、北条の氏寺

     伊豆箱根鉄道・韮山駅から南西へ徒歩15分。伊豆の国市寺家の守山の麓に願成就院が建つ。山門をくぐると、正面の大御堂(おおみどう)前で看板犬ロッキーが出迎えてくれた。 御朱印やお守り  大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する北条時政、義時、泰時と、造営は親子3代にわたる。1189年、北条時政が娘・政子の夫である源頼朝の奥州征伐の戦勝を願って創建した。時政の息子・義時が父の供養のために「南新御堂(みなみしんみどう・現存するかやぶきの本堂の前身)」を、孫・泰時が、義時を弔うための建物「北塔」「北条御堂」(いずれも現在は消失)を建てた。かつては付近に池があり、平泉の毛越寺を模した浄土様式の寺院と

  • 赤ちゃんザル♡毛色真っ白 浜松市動物園【動画】

     浜松市動物園で、オナガザル科のアビシニアコロブスのルビ(雄)とラン(雌)の間に昨年11月27日、初めての赤ちゃんが生まれ、真っ白な毛並みと愛くるしい表情が来園者を楽しませている。  アビシニアコロブスはアフリカ大陸中央部に生息している。黒毛と白毛のコントラストと背中のマントのような長い毛、長いしっぽが特徴で、体長は45~70センチ。赤ちゃんは生まれてから2、3カ月の間は毛色が全身真っ白で、次第に成獣と同じ毛色に変化していく。  飼育員の林果南実さん(22)は「2月末ぐらいまでは白い毛並みが見られます」と話している。

  • 雛のつるし飾りまつり 東伊豆・稲取で3月31日まで【動画】

     女の子の健やかな成長を願う「雛(ひな)のつるし飾りまつり」(稲取温泉旅館協同組合主催)が20日、東伊豆町稲取地区で開幕します。3月31日まで、5カ所で計約3万個のつるし飾りを展示します。

  • 天浜沿線盛り上げたい 大使が始動【動画】

     天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区)の沿線市町から募った「天浜沿線盛り上げ大使」の結団式が16日、同市北区のJAみっかびで行われた。大使を通じて、沿線各地の名産や魅力をPRしていく。  沿線の企業や団体に所属する14人に大使を委嘱。大使は年4回開催予定のマルシェでの広報活動や体験型観光プログラムなどの企画に参加し、沿線の地域振興を図っていく。  会場では、地産品を販売する「天浜線マルシェ」も開かれ、多くの買い物客でにぎわった。大使は式典後、マルシェで接客しながら特産品のPRに励んでいた。

  • ママチャリで6時間耐久レース 小山町の富士スピードウェイ【動画】

     かご付き自転車「ママチャリ」の耐久レース「スーパーママチャリグランプリ」が、小山町の富士スピードウェイで行われた。  全国各地から224チームがエントリー。東京五輪・パラリンピック自転車競技の舞台にもなった国際サーキットで6時間にわたりレースを繰り広げた。  ホームストレートのレッドシグナルが消えた瞬間、一斉にスタート。交代でハンドルを握り、周回数を競った。サーキットは1周約4・5キロ。高低差は約40メートルあり、上り坂では険しい表情でペダルを踏み込む姿が見られた。  かごに大きなぬいぐるみを載せたチームや電飾付きの自転車に乗るチームもあり、注目を集めた。

  • 日替わりで大道芸パフォーマンス 袋井市の法多山尊永寺【動画】

     袋井市の法多山尊永寺で、新春恒例の大道芸パフォーマンスショーが開かれている。1月末までの土日祝日に、全国で活躍する大道芸人が日替わりでパフォーマンスし、参拝客を楽しませている。  大道芸の魅力を広めようと、三遠地方を中心に活動する快斗さん(29)が仲間に呼び掛けて開催し、今年で8回目。水晶を使ったジャグリングや、筒に乗せた板の上でバランスを取るローラーバランス芸、手品などを披露している。

  • 「自然の芸術品」巨大な氷瀑 静岡市葵区に出現【動画】

     厳しい冷え込みの影響で、静岡市の中山間地域「オクシズ」の山中に巨大な「氷瀑[ひょうばく]」が出現。登山者らを喜ばせている。  氷瀑が見られるのは同市葵区俵峰から真富士山方面へ向かう登山道の脇。急峻[きゅうしゅん]な山道を登ること1時間強。標高約900メートルの地点で白い壁が突然、目の前に現れる。「大滝」と呼ばれ普段は水量の少ない滝だが、冬場は凍結と解凍を繰り返すことで氷が大きく成長し、幻想的な景色を見せるという。  連休中の9日も大勢が訪れ、迫力のある氷瀑を楽しんだ。焼津市の巻田直子さんは「とても映える光景。まさに自然の芸術品」と、白い息を弾ませながら笑顔を見せた。

  • 獅子頭がお出迎え 焼津市のターントクルこども館【動画】

     焼津市のターントクルこども館で2022年初めての開館日に合わせた記念イベントが行われた。大勢の親子連れが、獅子舞やこま回しといった伝統行事を通して、正月気分を満喫した。  入り口では獅子舞の獅子頭がお出迎え。無病息災を願って、来館者の頭をかんで回った。来館者はパフォーマーのただじゅんさん(東京都)と一緒に獅子舞を踊ったり、こまに色を塗って回したりして、新年の幕開けを祝した。

  • 富士山上空から初日の出 2022年元日【動画】

     2022年元日、富士宮市上空の高度約4千メートルで静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から初日の出を撮影しました。

  • 冬恒例 カモメ間近に 浜名湖遊覧船と“並走”【動画あり】

     浜松市西区舘山寺町の浜名湖内浦湾で、出港する浜名湖遊覧船を追うようにカモメの群れが舞う毎年恒例の光景が見られている。観光客らは餌をあげたり、写真を撮ったりして楽しんでいる。  冬鳥として飛来するカモメは遊覧船の速度に合わせて飛び交い、乗客が与えるスナック菓子に競うように飛び付く。29日午後にフラワーパーク港を出発した「奥浜名丸」は、約30羽の群れに取り囲まれた。  大阪市から家族4人で観光に訪れて乗船した小学2年の小林蒼一朗君(8)は「間近で鳥が飛ぶ様子を初めて見られた。すごい迫力だった」と喜んだ。  運営する浜名湖遊覧船によると、カモメが遊覧船に群がる光景は、例年2月中旬まで見られるという

  • レシピ動画 おせち定番の縁起食材「ユリネとエビの塩炒め」【野菜三昧】

     食用のユリの球根「ユリネ」は12月から翌年2月ごろまでが旬。鱗片(りんぺん)が多数集まって球形を作っていることから「年を重ねる」「和合」などの願いを込めて正月のおせち料理にも用いられる縁起食材だ。  さっと加熱するとシャキシャキの食感、しっかり火を通すとホクホクの食感になる。茶わん蒸しや天ぷら、卵とじなどの料理に使われ、正月料理では甘煮やきんとんでも味わう。  下処理は根元を落として鱗片を1枚ずつはがし、水洗いで土とおがくずをしっかり落とす。茶色く変色している部分は包丁でそいで取り除いてから調理に使う。  ユリネとエビの塩炒めは、おかずやおつまみとして楽しめる一品。今回の調理法ではユリネのシ

  • 医療従事者に光のエール 藤枝・蓮華寺池公園でイルミ【動画】

     藤枝市若王子の蓮華寺池公園でイルミネーションイベント「いたわりと希望の散歩道」が行われている。青色を基調にし、感染症対策で奮闘する医療従事者にエールを送る意味合いを持たせた。  主会場は「ホープ・ステーション」と名付けた光のトンネル。スリランカ出身の作家が、ペットボトルに青い液体を入れたアートを完成させた。  池の北東側の園路樹には、約500メートルにわたって約1万5000球の電飾を施し、幻想的な雰囲気を演出した。  期間は来年2月末まで。午後5~9時に点灯する。

  • イルカが啓発「飲酒運転ダメでショー」 伊豆・三津シーパラダイス【動画】

     年末の交通安全静岡県民運動を前に、沼津市内浦の伊豆・三津シーパラダイスで、イルカたちが沼津署員らと一緒に飲酒運転根絶を訴えるショーを展開し、来館者に交通安全を呼び掛けた。  同署や同市など関係団体が企画。ステージには県警広報大使「アーマードポリス」、イルカの「スダチ」と「カボス」が登場した。2頭のイルカは交通安全指導員から「お酒を飲んで運転してもいいんだっけ」との呼び掛けに首を振って応えたり、観客の「飲酒運転根絶」との誓いに合わせてジャンプを決めたりした。

  • 縦横無尽に即興ダンス 浜松市・水窪町のビソワビレッジ【動画】

     浜松市天竜区水窪町に拠点を持ち、地域活性化に取り組むビソワビレッジ(宇佐美聖子代表)は13日、県内外のダンサーやDJらによる即興パフォーマンスイベントを同町で開いた。  ダンサーとして活動する宇佐美代表らが、自由な発想でステージを縦横無尽に動きながらさまざまな踊りを披露した。ピアノやスチールパンといった楽器のほか、照明なども効果的に活用しながら幻想的な演出を施し、観客を独自の世界に引き込んだ。  出演者らによる滞在型創作活動「アーシスト・イン・レジデンス」の一環。

  • 冬を彩る寄せ植え体験 伊豆市商工会女性部【動画】

     伊豆市商工会女性部は花の寄せ植え体験を同市の修善寺総合会館で開いた。部員30人がクリスマスや正月をイメージした作品の制作に挑戦した。  地元の花店の担当者が講師を務めた。部員は、全体のバランスや花の見え方を確認しながら手際よく花を植えてオリジナルの作品を完成させた。女性ならではのおもてなしを学ぶ講座「女性大学」の一環で行われた。

  • オリジナル五平餅作ろう 浜松市天竜区「道の駅くんま水車の里」【動画】

     浜松市天竜区熊の「道の駅くんま水車の里」で、オリジナル五平餅作りの体験会が開かれた。参加者は、自由に味付けや形を選びながら、思い思いの五平餅作りを楽しんだ。  同駅の名物として人気の五平餅をより親しみあるものにしようと、美しい邑くんま推進協議会が体験メニューの考案を進めている。  体験者は、ピザソースにコーンやツナをトッピングしたり、あんこやチョコレートを乗せたりしたオリジナルの五平餅を試作。変わり種の味に舌鼓を打っていた。  来年度から、新たな体験メニューとして取り入れる予定。

  • 綱引きチームワーク光る 静岡で選手権【動画】

     第40回県綱引選手権大会(県綱引連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)が静岡市駿河区の草薙総合運動場「このはなアリーナ」で開催され、県内各地から集まった約200人が競技を楽しんだ。  選手らは「せーの」などと声を掛けながら腰を落として踏ん張り、タイミングを合わせて力強く綱を引き込んだ。  新型コロナウイルス感染症の影響で集まっての練習が難しい中、個々で磨いた技術を一体化させたチームワークが光った。

  • 掘削進む青崩峠トンネル【動画】

     浜松市と長野県飯田市を結ぶ計画の三遠南信自動車道。全長約100キロ。最難関工事とされる静岡・長野県境の青崩峠トンネル(4998メートル)は、複雑で脆弱[ぜいじゃく]な岩盤の掘削を進め、1日現在で残り約1500メートルまで迫った。  青崩峠トンネルの工事現場は、見学が可能(要予約)。大型機械が稼働する様子など、トンネル内部の一端を見ることができる。予約は国土交通省飯田国道事務所のホームページで受け付けている。

  • 恋テーマ♡光の演出 「伊豆高原グランイルミ」【動画】

     伊東市の伊豆ぐらんぱる公園で、体験型イルミネーションのイベント「伊豆高原グランイルミ」第7期が開かれている。600万球以上の電飾が会場を華やかに照らし出している。  今期は新たに、イルミネーション上を歩くことができるエリアを設けた。「恋」をテーマにしたハートの形をしたデッキを回り、間近に光の演出を楽しめる。フルカラーレーザーや大型LEDビジョン、会場の電飾を使った三つのショーを一定間隔で開催し、音や光で幻想的な雰囲気を作り出す。  開催は来年8月までの予定。

  • 新酒告げる「杉玉」作り 川根本町で体験会【動画】

     日本酒の造り酒屋が軒先につるして新酒ができたことを知らせる「杉玉」作りの体験会が、川根本町地名の農家民宿「ともしび」で開かれた。  杉のさわやかな香りが漂う中で参加者は、竹ひごを曲げて作った芯に輪ゴムでまとめた枝をぎっしりと詰めた後、電動の生け垣バリカンで表面を刈り込み。はさみで細かい部分を丁寧に修正しながら、直径30センチ前後の杉玉を完成させた。  体験会は、同町内の自然を生かしたさまざまなプログラムを企画・運営する「エコティかわね」が開催した。同団体は自然観察会やクラフト製作など「体験型ツーリズム」の参加者を随時募集している。

  • 中国野菜ずらり 磐田で品評会【動画】

     JA遠州中央(磐田市)が、「ときめき野菜」の名称でブランド化・産地化している中国野菜の品評会を同市加茂の園芸流通センターで開いた。管内で育った野菜が会場にずらりと並び、審査員らが形状や色などの外観を確認した。  5部門計69点が出品された。同JAの検査員らが、チンゲンサイやシャンサイ(パクチー)のほか、切り口が鮮やかな紅色の紅心大根などを審査した。一般公開もされ、生産者らが品を見ながら今年の出来や栽培方法を話し合っていた。  表彰式も行われ、各部門の入賞者が表彰状を受けた。

  • 西伊豆特産ワサビ 小学生が収穫体験【動画】

     西伊豆町の小学生が野外活動を楽しむ「わんぱくクラブオータムキャンプ」(町教育委員会主催)が、町内で行われ、児童10人が同町宇久須の「藤井わさび農園」でワサビの収穫に取り組んだ。  児童は、経営する藤井幸光さんと千代美さん夫婦からこつを教わり、くわを使って1人1本ずつ思い切り引き抜いた。収穫後は水洗いして茎や葉を切り取ったり、試食して辛みを味わったりするひとときを楽しんだ。  ワサビ田の成り立ちや栽培に対する思いなども聞き、地元の特産品について理解を深めた。

  • レシピ動画 クリスマスにぴったり「チキンのマッシュルームソース」【野菜三昧】

     新鮮なものは生食できるキノコ、マッシュルーム。うま味成分のグアニル酸が豊富に含まれる。世界で広く生産され、日本では癖がなくまろやかな味わいのホワイト種と、香りが強くキノコの風味が濃厚なブラウン種がある。  サラダやバター炒め、シチューなどの煮込み料理と、形や風味を生かした料理に用いられる。水で洗うと風味が落ちるので、汚れはぬらして固く絞ったキッチンペーパーで優しく拭いて取り除く。  「チキンのマッシュルームソース」はクリスマスにもぴったりな一品。ソースに加える白ワインの酸味でさっぱり食べられる。付け合わせは好みの野菜で。今回は葉野菜、ミカン、マッシュルーム、塩、オリーブ油で作ったサラダを添え

  • 沼津で鍛錬 フェンシング代表合宿【動画】

     フェンシングフルーレ女子日本代表の強化合宿が、沼津市のフェンシング拠点「F3BASE」で行われた。12月にフランスで開かれる世界大会を前に、実戦形式で試合感覚を磨いた。  東京五輪に出場した上野優佳、東晟良、東莉央ら12選手が参加。素早いステップを踏む軽快な音を響かせながら、真剣な表情で駆け引きを重ねた。相手との距離感など各自の課題も確かめ合った。  20日まではフルーレ男子代表の合宿も開かれている。

  • ミカン識別 AIにおまかせ 浜松・JAみっかび新選果場【動画】

     浜松市北区のJAみっかびが運用を始めた人工知能(AI)技術搭載の新選果場=同区三ケ日町=が、シーズンに入り運び込まれた「三ケ日みかん」を次々に自動識別している。  糖度や酸度などを計測する既存技術の内部品質センサーと、傷や形状などを識別するAI技術搭載の外部品質センサーが、コンベヤーに並ぶミカンの特徴を読み込んでいる。  わせ1万トン、青島2万トンなど生産量計3万200トンを予想している本年度は、内容、大きさとも平年並みという。甘味が感じられ、今年も「三ケ日みかん」らしいコクのあるミカンに仕上がっている。

  • リトルエンジェル✿3色に変化 下田市の寝姿山自然公園【動画】

     下田市の寝姿山自然公園で、花の色が3色に変化するリトルエンジェルが見頃を迎えている。12月上旬ごろまで。  リトルエンジェルはノボタンの一種で、紫からピンク、赤紫へと花の色が変わることから「サンショクノボタン」とも呼ばれる。  山頂付近の遊歩道には約800株が植えられ、観光客がかれんで色鮮やかな花々を楽しんでいる。  公園へは下田ロープウェイで登ることができる。麓の新下田駅では、リトルエンジェルの苗を販売している。問い合わせは下田ロープウェイ<電0558(22)1211>へ。

  • あふれる光、島田駅前華やぐ イルミネーション点灯【動画】

     JR島田駅北口前広場などで今年もイルミネーションが点灯している。2022年2月27日まで。  点灯式の11月13日、駅前で多彩なイベントが開かれた。周辺道路や駐車場を規制して、歩行者天国のような空間を作り、飲食店など約20店が出店した。  駅前のビルには、プロジェクションマッピングが施された。島田商業高音楽部による演奏や島田市のダンススクール「KENKEN DANCE FACTORY」の生徒によるダンスも披露され、盛り上がりを見せた。

  • 冬イルミ✨華麗な噴水ショー 浜松市・フルーツパーク時之栖【動画】

     浜松市北区都田町の「はままつフルーツパーク時之栖」で、恒例のウインターイルミネーションが始まった。  「上を向こう」をテーマに約300万個のLED電球が園内を彩り、高さ約15メートルのクスノキのツリーや長さ120メートルの光のトンネルが来園者を温かな光で包み込む。  光と音に合わせて華麗に水が踊る噴水ショーもあり、来園者を幻想的な世界へと導く。点灯期間は来年1月30日までの午後5~9時。

  • 動画でおでかけ気分〈浜松・ドロフィーズキャンパス〉 田園の中の“北欧タウン”

     浜松市北区都田町の田園風景の中に、シンプルな外観の建物が並ぶ“北欧タウン”が広がる。地元建築会社の都田建設が手掛ける「ドロフィーズキャンパス」だ。  古民家や蔵をリノベーションしたカフェ、雑貨店、宿泊施設など、横尾地区の県道318号周辺に約40施設が点在する。フィンランドの人気ブランド「マリメッコ」をはじめ、色鮮やかなデザインの生活雑貨が目を引く。 庭の一角にあるハート形の池  建築店として始まった同社には、次第に顧客からガーデニングやインテリアの相談も寄せられるようになった。 ガーデニンググッズが並ぶガラスハウス  厳しい気候下でおうち時間を豊かに過ごす

  • 「ロゲイニング」で秋満喫 掛川市の粟ケ岳周辺【動画】

     掛川市東山の粟ケ岳周辺で3日、チェックポイントを歩いて回りながら得点を競う「ロゲイニング」が行われた。県内の家族や友人同士のチーム44組、計131人が参加した。  参加者は東山いっぷく処や粟ケ岳山頂のテラス、旧東海道日坂宿の旅籠(はたご)だった川坂屋、小夜の中山など、東山地区や日坂地区の景色を楽しみながら回った。地元住民は茶工場でお茶、閉会式会場では芋煮や焼き芋を振る舞い、参加者をもてなした。

  • 菊の盆景ずらり「菊まつり」 三島市・楽寿園【動画】

     三島市の楽寿園で30日まで、多彩な菊の盆景が並ぶ「菊まつり」が開かれている。コロナ禍の収束を願い、今年のテーマは国家安寧を願い建立された「東大寺」。10月末の開幕当初はつぼみだった菊も徐々に花を咲かせ、最盛期を迎えている。  盆景の大きさは南大門が実物の5分の1、大仏殿は10分の1。スプレー菊やトーテムポールなど、計6000鉢を超える多彩な菊があしらわれている。赤や黄色、緑の美しい花の競演に、来場者の注目が集まっている。  14日まで、午後8時半までの夜間開園を行い、園内をライトアップしている。13、14日は音楽と肉料理が楽しめる祭り「肉じゅえん」、20日は「子ども秋まつり」など多彩なイベン

  • 里芋 皮ごと加熱でむきやすく 里芋と鶏手羽中の揚げ浸し/里芋とツナのチーズおやき【野菜三昧 レシピ動画】

     10~11月が旬の里芋。体内の余分な塩分を排出するミネラルやカリウムが豊富に含まれる。煮物や汁物の具としておなじみだが、一味違った楽しみ方を紹介する。  揚げ浸しはおかずにも、おつまみにもぴったりな一品。片栗粉をまぶして揚げることで、漬け汁がしっかり絡む。里芋は皮ごと加熱することで表面のぬめりが抑えられ、皮がむきやすくなる。  里芋を洗う時は丸めたアルミホイルを使うと便利。手羽中は片栗粉を付ける前にキッチンペーパーで水気を取る。上手に揚げるこつは油に食材を入れて30~40秒は触らないこと。食材を漬け汁に入れたらラップを密着させて味をなじませて。  子どもにも人気のチーズおやきは粉チーズの上に

  • トマト「レッドオーレ」収穫 静岡市清水区の三保半島【動画】

     静岡市清水区の三保半島が全国最大の産地として知られる中玉トマト「レッドオーレ」の収穫が始まっている。1個35グラム程度で糖度が高く、フルーツ感覚で食べられるレッドオーレは近年、都内の百貨店や高級スーパーなどでも人気を集め、地元では栽培する農家が増えている。  栽培農家の川村研史さん(46)の温室では赤々としたレッドオーレが鈴なりになっている。本格的な収穫シーズンは11月中旬ごろからで、昼夜の寒暖差が大きいと実がゆっくり育ち、一層糖度も上がって濃厚な味が楽しめるという。

  • ハロウィーン気分満喫♪ 伊豆市「修善寺虹の郷」【動画】

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」で31日まで、ハロウィーンイベントが開かれている。  園内のイギリス村には、約1000個のカボチャのオブジェが設置されたほか、入場口前に高さ約6メートルの巨大カボチャバルーンが登場し、楽しげな世界を演出している。期間中の土・日曜は、魔女の仮装をした従業員に「トリック・オア・トリート」と話しかけた子どもにお菓子をプレゼント。有料の貸衣装も用意し、子どもたちがお姫さまや海賊の姿に“変身”して園内を走り回り、ハロウィーン気分を満喫していた。  31日のハロウィーン当日は仮装した小学生以下の子どもの入園が無料になる。

  • 運動会で「聖火」つなぐ 御前崎市立第一小【動画】

     御前崎市立第一小で運動会が開かれ、今年開催された東京五輪・パラリンピックにちなみ、開会式で“聖火リレー”を実施した。手作りのトーチや点火台で一連の流れを再現した。  「特別なことをしてみんなを元気にしたい」と児童自ら発案した。ビニールテープやペットボトルなどで作ったトーチをつなぎ、最後は赤、青、黄色各組の応援団長が点火台に“火”をともした。  運動場で過密状態になるのを防ぐため、種目に出場する学年以外は教室で待機。地元の御前崎ケーブルテレビの生中継を見守り、声援を送った。

  • 本物と絵、フクロウ共演 富士宮市根原の富士花鳥園【動画】

     富士宮市根原の富士花鳥園で24日まで、富士特別支援学校富士宮分校の生徒が描いたフクロウの絵画作品が並んでいる。本物のフクロウと絵画の“共演”が楽しめる展示会。フクロウたちも気になる様子で作品を見つめている。  会場には同分校の1年生全員らが美術の授業で描いた計26作品が並ぶ。さまざまな種類のフクロウの特徴を捉えながら、カラフルな色使いが印象的な力作が目を引く。バードスタッフたちも作品と園内のフクロウを見比べて「ビャッコぽい。イーバに似ているね」などと、楽しんでいた。

  • 世代超えボッチャ体験【動画】

     富士市のNPO法人「F―SPO(エフスポ)」が、東京パラリンピックで日本代表が活躍したボッチャの体験会を同市の富士川体育館で開いた。小学生からお年寄りまで、世代を超えて対戦を楽しんだ。  障害者との交流にも取り組む同NPOがパラリンピックの盛り上がりの継続を狙った。  参加者は基本的なルールや投げ方を教わり、8チームに分かれて対戦した。白色のジャックボール(目標球)に近づける軌道を想像して慎重に投げた。相手ボールの邪魔をするために手前に落とすなど戦略を練り、狙い通りに投げた仲間を拍手でたたえた。

  • 阿多古和紙、後世に 「唯一の継承者」技光る【動画】

     浜松市天竜区に江戸時代初期ごろから伝わる手すき和紙「阿多古和紙」の唯一の継承者、大城忠治さん(90)=同区西藤平=が今月の91歳の誕生日を前に、紙すきに精を出している。  阿多古和紙は天竜川支流の阿多古川流域の農家が副業として盛んに生産していた。良質な水があり、原料になるコウゾの生育に適した土地であったことから最盛期は70軒ほどが和紙作りをしていた。  しかし、和紙の需要は減少。今では大城さんが自らコウゾを栽培し、1人で阿多古和紙を守っている。見学者が訪れるなど継承には光も見えるが、コロナ禍で販売の先行きは不透明。「伝統を途絶えさせまい」。大城さんは黙々と目の前の作業に取り組む日々だ。

  • 湖西高 校内に花畑整備【動画】

     湖西高は地域住民との交流を盛んにしようと、校内の一画で花畑の整備に取り組んでいる。菜の花を咲かせ、来年3月ごろ地域に開放する予定。  湖西市内で花畑の整備を行っているNPO法人ハピネス湖西の協力を得て、10月上旬に作業を始めた。敷地内で利用されていなかった約40平方メートルの土地を活用した。  ボランティア部の生徒約20人が、耕運機を使って土を起こした。土の中から出てきた石や雑草を丁寧に取り除いて整地した。今後、肥料や種をまき、菜の花畑にする。

  • ドローンで花粉低減剤散布 東京農業大らが試験【動画】

     東京農業大の小塩海平教授(55)=浜松市浜北区出身=らは、スギ花粉低減剤の空中散布試験を同区の県森林・林業研究センターで行った。試験は2019年から続いていて今年で3年目。  ヤマハ発動機製のドローンで、食品添加物のトリオレイン酸ソルビタンを6割以上含む農薬製剤をスギ林にまいた。同製剤はスギの雄花の生育を抑える効果が確認されている。現状は大量に散布しなければならないのが課題。今回は昨年より高濃度、少量の散布を試みた。今後はヘリコプターなどでより広い範囲に散布できるよう試験を続けるという。  (浜北支局・松浦直希)

  • 祈りの灯、夜空照らす 牧之原でスカイランタン【動画】

     榛南青年会議所が、地域住民の思いを込めた明かりを夜空に浮かべるイベント「スカイランタン in HAINAN」を牧之原市の静波サーフスタジアムで開いた。  コロナ禍の収束や子供の健やかな成長などを願い、地域住民から寄せられたメッセージを記入したランタン約200個を日没後に浮かべた。色とりどりのライトがともされたランタンが宙を舞うと、幻想的な光景が広がった。  (写真部・小糸恵介)

  • 若手芸術家が「循環」表現 熱海【動画】

     熱海市桃山町のアーティクル・アトリエ&ギャラリーで、若手アーティスト2人の企画展「巡る」が開かれた。立体作品と舞踏で「生物が自然に帰り、また生き返る」という循環を表現し来場者を魅了した。  御殿場市出身のさとうなつみさんが、自生植物を材料にした和紙で人間の張り子などを制作した。東京で活躍する舞踏家のカナキティさんは、さとうさんの作品から生き返った人間として幻想的な舞いを披露した。  young熱海アートプロジェクトの第1弾。企画した熱海市出身の渡辺杏樹さんは「今後も継続し、若者が気軽にアートに触れることができるまちにしたい」と話した。  (熱海支局・豊竹喬)

  • 秋の棚田 黄金色の輝き 浜松・久留女木【動画あり】

     「日本の棚田百選」にも選ばれている久留女木の棚田(浜松市北区引佐町)が収穫期を迎え、こうべを垂れる稲穂とその上を飛び交う赤トンボが初秋の雰囲気を醸し出している。  久留女木の棚田は都田川の上流に位置し、標高は約250メートル。天候に恵まれた29日は、夕日に照らさた稲穂が黄金色に輝き、幻想的な世界が広がった。  棚田の保全に取り組む「久留女木竜宮小僧の会」の西本有一会長(72)は「多くの人に来てもらい、里山の景観を楽しんでもらえれば」と話す。10月中旬には収穫体験会も予定していて、新米は12月の収穫祭で販売する予定。  久留女木地区では別の場所に駐車場を設け、敷地内は一般車両進入禁止にしている

  • レシピ動画 トウガンとズッキーニの麻婆炒め/トウガンの皮のきんぴら【野菜三昧】

     可食部の95%が水分のトウガンは低カロリー食材。カリウムやビタミンCが豊富に含まれ、むくみ改善にも役立つとされる。「冬の瓜[うり]」と書くが多く出回るのは9~10月。丸のままなら冬まで保存ができ、煮込みなど温かい料理に使われることが多かったため冬瓜と呼ばれる。  ほとんど味がなく淡泊なので、だしを利かせたり味の出る食材と一緒に使ったりするとよい。煮物やあんかけ、スープの具として使える。  豆腐の代わりにトウガンを使った野菜たっぷり麻婆は、ニンニクとショウガを焦がさないようにじっくり炒めるのがポイント。香りをしっかり出すことで本格的な味に仕上がる。トウガンは下ゆでせずに、そのまま炒めて時間を短

  • 富士山 一夜明けしっかり雪化粧 初冠雪異例の再発表【動画】

     富士山の初冠雪から一夜明けた27日午前、静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から雪化粧した霊峰を確認できた。甲府地方気象台が初冠雪を再発表した26日は雲の隙間から雪をまとった様子が見えるだけだったが、この日は朝から晴れ渡り、くっきりと姿を現した。お鉢(火口)内では岩肌がのぞく場所が一部見られたが、静岡県側、山梨県側のいずれも雪に覆われていた。

  • 鉄道ファンづくりが使命 あの人に聞きたい/大井川鉄道の名物広報 山本豊福さん(静岡市葵区)【NEXT特捜隊】

     蒸気機関車(SL)、「きかんしゃトーマス号」、アプト式鉄道など、全国からファンが集まる大井川鉄道(大鉄)。長年にわたり魅力発信の旗振り役を担ってきたのが名物広報の山本豊福さん(56)だ。「就職のきっかけ、広報から見た大鉄の現状を聞いてみたい」。浜松市中区の配送業の男性(35)から依頼を受け、山本さんを訪ねた。     ■原体験はSLの汽笛  よく聞かれますが、子どもの頃は鉄道少年ではありませんでした。金谷高時代、ほぼ毎日お昼にSLの汽笛が聞こえてきたので、汽笛を聞くとおなかがすきました。少年時代の鉄道との関わりはそのぐらい。でもそれが、大鉄広報マンの原体験となっているのかもしれません。  恩

  • 二俣川沿いに秋の気配【動画】

     浜松市天竜区山東の国道362号沿いの土手で、咲き終わり間近のサルスベリと咲き始めのヒガンバナが並んで開花している。この時期にしか見られない赤とピンクの花の共演が、天竜に秋の訪れを告げている。  サルスベリは40年ほど前に地域住民の手によって植えられたという。二俣川沿いの住宅街の土手を約300メートルにわたって彩っている。当初は1メートルほどだった木が、いまでは4~5メートルに成長した。  地元住民は「サルスベリはもうすぐ散ってしまうけれど、この景色を見ると秋が来たことを感じる」と話している。

  • 稲刈り取りに児童が汗【動画】

     森町立宮園小の5年生約50人が、同町草ケ谷の田んぼで稲刈りを体験した。黄金色に実った稲穂を鎌で刈り取っていった。  同校の恒例行事。5月には田植えにも挑戦した。田んぼの所有者の米農家小沢良吉さん(71)から鎌の入れ方などの指導を受け、収穫作業に取り組んだ。後日小沢さんが精米し、各家庭に贈るという。  塩野楓さん(11)は「小さかった稲が大きく成長していて驚いた。ざくざく切れて楽しかった」と話した。

  • 幻想的な輝き堪能 「光のトンネル」華やか【動画】 

     御殿場市神山の御殿場高原時之栖で、冬のイルミネーション「ひかりのすみか」の点灯が始まった。訪れた人たちが敷地内をゆっくり歩き、幻想的な光の世界を堪能している。  370メートルにわたる「光のトンネル」の一部は、音楽に合わせて光の色が変化する仕掛けで、時間の経過とともに異なる雰囲気を楽しめる。月やハートのオブジェが置かれ、撮影スポットになっている。  「ツリーの森」と名付けられたエリアには、地元団体が飾り付けたイルミネーションツリーが並んでいる。  来年3月13日まで。

  • 古民家カフェ 準備着々【動画】

     焼津市の「原田家住宅」で、焼津高校ボランティア部の生徒と市内の就労継続支援B型事業所「スタジオプレアデス」のメンバーが、来年1月にオープンする古民家カフェの準備作業を行った。  参加者は伐採した木や蔵の食器を片づけ、庭や側溝を掃除した。合同で実施するのは初めて。声を掛け合いながら、住宅の周辺をきれいにした。カフェ営業に向けて整備が進む住宅の内部も見学した。

  • 安らぎ与える白色のヒガンバナ見頃 伊豆・修善寺虹の郷【動画】

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」で、白色のヒガンバナが見頃を迎えている。  日本庭園内の道路脇に数十本ずつまとめて植えられ、落ち着いた白色が来園者に安らぎを与えている。担当者によると、彼岸入りから1週間ほどは順次咲く花を楽しめそう。  園内では、サルスベリも鮮やかな濃いピンクの花を付けている。  (大仁支局・小沢佑太郎)

  • 秋を告げるヒガンバナ 藤枝市・葉梨川沿い【動画】

     藤枝市内を流れる葉梨川沿いで、ヒガンバナが咲き始めた。最盛期には両岸の斜面を埋め尽くすように咲き、“赤いじゅうたん”のような光景を楽しめる。  同市北方の葉梨西北活性化施設「白ふじの里」の周辺で、川沿い約2キロにわたって群生する。例年、多くの見物客が訪れ、秋の訪れを感じ取っている。同施設によると、今月中旬には満開を迎える見通し。  (藤枝支局・岩下勝哉)

  • 深海の幸 水揚げ 沼津・戸田でトロール漁【動画】

     “深海魚の聖地”とされる沼津市戸田地区で今季のトロール(底引き網)漁が始まった。シロムツやユメカサゴ、ドンコといった深海魚をはじめ、戸田特産のタカアシガニ、本エビなどが次々と水揚げされた。漁期は来年5月中旬まで。  トロール漁は、三角形の袋網を沈め、船を引いて海底の魚介類を捕獲する漁法。最深部で水深2500メートルに達する駿河湾が眼前に広がる戸田では昔から盛んに行われている。  水揚げされた深海魚は地元飲食店や沼津魚市場に出荷する。元地域おこし協力隊の青山沙織さんによる通信販売「深海魚便」は今季も行う予定。  (東部総局・山川侑哉)

  • 陸のアワビに海水注入 アワビ陸上養殖事業【動画】

     浜松市天竜区佐久間町でアワビ陸上養殖事業を手がける同町のNPO法人がんばらまいか佐久間がこのほど、駿河湾の海洋深層水約2トンをアワビの水槽に注入した。  水質維持のため、水槽の水は定期的に取り換えが必要。担当者は焼津市の海で深さ約370メートルからくみ上げた海水を、トラックで佐久間町内の養殖施設まで運び、ホースを使ってアワビ用の水槽に注いだ。  水槽では現在、16匹を育てている。担当者によると、本年度中に計約2000匹の稚貝を入れるといい、「年度内には出荷したい」と意気込む。  (水窪支局・磐村光紀)

  • ピアノ修理大忙し 背景にコロナ禍「巣ごもり需要」【動画】

     新型コロナウイルスの流行に伴う「巣ごもり需要」で、さまざまな動きがある中、ピアノの修理、販売を行う白羽楽器(浜松市中区、彦坂高良社長)に「ピアノをもう一度演奏したい」という人から修理や調律の依頼が相次いでいる。  同社の工房には今年に入り、使われずに室内の家具として眠っていた古いピアノなどが次々と持ち込まれている。修理をしているのは4人の調律技能士。傷ついた外装の磨き上げ、鍵盤の高さや間隔の再調整、弦をはじくハンマーのフェルト部分の整形などを手際よく進め、ピアノを再生していく。  (浜松総局・中井公一)

  • やんちゃ四つ子♡フェネック 伊東・伊豆シャボテン動物公園【動画】

     伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園で8月上旬に誕生したフェネックの四つ子の赤ちゃんが、すくすくと育っている。平均体重は10倍ほどになり、特徴的な大きな耳もはっきりと見られるようになった。  赤ちゃんはオス、メスが2匹ずつ。食事はミルクに加え、離乳食の摂取も始まった。展示場でのお披露目を目指し、体調や天候に配慮しながら両親との“顔合わせ”の訓練に励んでいる。  フェネックは北アフリカからアラビア半島の砂漠地帯に分布するイヌ科の動物。大きな耳は体熱の放射や獲物探しに役立てているとされる。  (伊東支局・白柳一樹)

  • 祖父母の似顔絵展 会場で詐欺防止も啓発 静清信用金庫【動画】

     敬老の日を前に静清信用金庫の本店と各支店のロビーで6日、孫が祖父母を題材に描いた「にがお絵展」が始まった。静岡県警と共同製作した特殊詐欺被害防止グッズも併せて配布している。一部を除き、店舗によって24日または30日まで。  静岡、焼津、藤枝市内の幼稚園や保育園など43園が寄せた作品約3千点を各店舗に飾っている。来場した高齢者には「その電話大丈夫?不審なときはすぐ相談!」と書いた注意喚起シールを職員が手渡す。展示を活用し、孫から祖父母へ防犯を呼びかけてもらう狙いもある。  静岡市葵区の本店では期間中の午前、県警が制作した特殊詐欺被害防止の広報動画も放映している。  (社会部・崎山美穂)

  • 世界のカブトとクワガタ☆興味津々 磐田・竜洋自然公園【動画】

     磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園が展示する世界のカブトムシやクワガタムシが、子どもたちの注目を集めている。日本では普段見られない貴重な生体を紹介する。  世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」や、3本角が特徴の「アトラスオオカブト」のほか、七色の光沢が美しい「ニジイロクワガタ」や、黄金色に輝く「ババオウゴンオニクワガタ」などが見られる。  職員の柳沢静磨さん(26)は「体が大きかったり、きれいだったりする種類が特に人気」と話した。職員に声を掛けると詳しい解説をしてくれる。  (磐田支局・太田達也)

  • 泥遊び満喫 静岡市・登呂遺跡、弥生時代の復元水田【動画】

     静岡市駿河区の登呂遺跡でこのほど、弥生時代の復元水田を利用した泥遊び場「ドロん子パーク」が開放された。  泥遊び場の地下約1メートルには、約2千年前の水田跡が残されており、夏休み期間中の子どもたちに遺跡や田んぼに親しみを持ってもらおうと昨年から始まった。  訪れた親子連れらは、柔らかい泥に足を取られながらも、感触を確かめたり、泥を掛け合ったりしてはしゃいだほか、オタマジャクシやヤゴなど水生生物を捕まえたりして泥遊びを楽しんだ。  (写真部・久保田竜平)

  • 野球楽しんで 地元出身者、松崎幼稚園におもちゃ寄贈【動画】

     松崎町の松崎幼稚園にストラックアウトやスポンジ製ボールなどのおもちゃが届き、園児たちが野球遊びに熱中した。  おもちゃを寄贈したのは、野球の普及事業を展開する「ERAホールディングス」(東京都)の萩野貴斗さん(27)。横浜高(横浜市)野球部出身で、中学時代を同町で過ごしたことから恩返しの思いでおもちゃを届けた。  園児たちは町職員から遊び方を教わると、早速、大はしゃぎで打ったり、投げたり。先生からの「ナイス!」の声掛けに満足げな表情を浮かべ、楽しいひとときを満喫した。  (松崎支局・土屋祐人)

  • レシピ動画 揚げずに簡単 カボチャのコロッケ【野菜三昧】

     夏から秋にかけてが旬のカボチャ。夏は比較的水分が多く、秋になると水分が抜けて煮物に適したホクホクした食感になる。抗酸化作用のあるカロテンがとても多く、ビタミン類やカリウム、タンパク質、カルシウム、鉄も含まれる。  今回は揚げずに作る、スプーンですくって食べるコロッケと、焼かずに作る、フランスの焼き菓子フロランタンの2品を紹介する。  「スコップコロッケ」の作り方のポイントはパン粉をしっかりいること。揚げない分、香ばしさが出るまで十分加熱する。牛乳は様子を見ながら、好みで加える量を調整して。  カボチャはラップをかけて1分ほど電子レンジで加熱すると切りやすくなる。  フロランタンも焼かない代わ

  • 街の本屋に懸ける あの人に聞きたい/走る本屋さん高久書店・高木久直さん(掛川市)【NEXT特捜隊】

     「本と人をつなぐ仕事に謙虚に取り組む店長さんの話を聞いてみたい」。島田市の30代会社員からのリクエストを携え、高木久直さん(50)の元を訪ねた。大手書店の店長職を辞め、昨年2月、掛川市中心街に個人書店をオープンした。早速店舗を訪ねたが、開店直後から来店客が全く途切れない。新刊を求める親子、高木さんにお薦めの一冊を尋ねる男性、勉強するために屋根裏の自習室に来た高校生…。本を買う人にも買わない人にも声を掛け、笑顔を引き出す高木さん。忙しい接客の合間にもかかわらずインタビュー取材に丁寧に応じ、「街の本屋さん」に懸ける思いを語ってくれた。    ■無条件の居場所  幼い頃、故郷の松崎町

  • 水の不思議楽しもう 表面張力、サイフォンの原理...何度も挑戦して分かる性質や仕組み【もっと自然遊び ちょこっとラボ⑤】

     私たちの生命を保つために重要なあらゆる物質の中で、ダントツに欠かせないものは水であり、地球が生命あふれる奇跡の星となった最大の要因と考えられています。水は人間にとってもなじみ深く、最もありがたい存在ですが、多くの人は、水の持つ多くの特性や秘密についてほとんど知りません。ユニークな物質・水に親しみ、その不思議に心ときめく体験をしましょう。  まず、牛乳ビンに水を満たし、その上に卓球の玉を乗せて、静かに傾けてみましょう。傾けて逆さにしたら、玉や水はこぼれ落ちるだろうと思いますが、意外にも玉がビンの口にピタリと貼りついて水も落ちません(写真の右のおもちゃ)。水の塊が玉を引き付けているように見えます

  • 夏恒例「泳ぐゾウ」悠然と 富士サファリパーク【動画あり】

     裾野市須山の富士サファリパークで、アジアゾウが泳ぐ姿を観察できる夏恒例の「泳ぐゾウ」が人気を集めている。  サファリゾーン内に透明なアクリル板で作った長さ65メートル、幅3メートル、深さ3メートルのプールを設けた。体重約3トンのゾウ6頭が水をかいて悠然と泳ぐ様子を真横から楽しめる。  同園によると、野生のアジアゾウは餌を求めて川を泳ぎ渡ることがあるという。担当者は「まだ暑い日が続くが、ゾウが泳ぐ姿を見て涼しさを感じてほしい」と話した。  公開は9月30日まで。自家用車やツアーバス、園内を徒歩で回る「ウォーキングサファリ」で見学できる。

  • 下田の港町の夜 竹明かり彩る【動画】

     下田市の中心市街地を竹明かりで彩るイベント「竹たのしみまくる下田」が9月26日まで、同市三丁目のポケットパーク「大工町プレイス」と「弁天橋ボードウォーク」で開かれている。点灯時間は午後6~8時。  イベントはアフターサマープロジェクト実行委員会が2017年から主催している。約280本の竹を使ったオブジェ20基と竹灯籠93本が、港町の夜を柔らかな明かりで照らしている。今回は伊豆を舞台にした川端康成の小説「伊豆の踊子」をテーマにしたあんどん風の竹灯籠22本が新たに加わった。  緊急事態宣言を受け、内容、期間を変更する可能性がある。  (下田支局・尾藤旭)

  • 金のスッポンお披露目 「縁起がいい」と話題【動画】 

     掛川市の三浦謙二さん(62)が7月末に同市の川で捕獲し、「五輪期間中に縁起がいい」と話題になった金色に見えるスッポンが、浜名湖体験学習施設ウォット(浜松市西区)に寄贈され展示が始まった。  甲羅の長さは約17センチで、同施設の職員は突然変異による色素異常の個体とみている。変異個体は体質が弱いことが多いが、職員が水槽に移し替える時には必死に手をかもうとするなど元気がいいという。  パラリンピックが閉幕するころまで展示する予定。  (浜松総局・中井公一)

  • 平和願い、短冊につづる 島田の高校生8人企画【動画】

     島田市平和祈念式典が15日に同市のプラザおおるりで開かれ、平和祈念事業の実行委員を務める高校生8人が市民に呼び掛けて制作した「平和七夕」を披露した。平和への願いや決意をつづった短冊463枚が集まった。  戦争を知らない世代が平和を考えるきっかけをつくろうと旧暦の七夕に絡めて企画し、イベントや図書館に出向いたり、友人や家族に呼び掛けたりして短冊を集めた。  会場では同市扇町で長崎型原爆の模擬爆弾が投下された1945年7月26日の島田空襲に関する資料や、子どもたちの作文なども展示した。  (島田支局・中村綾子)

  • ペンギン、流しアジをパクッ♡ 沼津のあわしまマリンパーク【動画あり】

         沼津市内浦重寺のあわしまマリンパークで、ケープペンギンに流しそうめんのように餌のアジを与える夏恒例イベント「ペンギンの流しアジ」が来園者の人気を集めている。  十数羽のペンギンが長さ約8メートルのアクリル製のといに沿って並んだ。1匹ずつアジが流れてくると、競い合いながらくちばしでキャッチ。他のペンギンが取り逃がしたアジを狙って、といの先に置かれたザルで待ち受けるペンギンもいた。  22日まで午前と午後の計2回行う。担当者は「おこぼれを狙ったり横取りしたりと、ペンギンそれぞれの性格の違いを楽しんでほしい」と話した。

  • 目と耳で「涼」感じて みしま風鈴 制作最盛期【動画】

     三島市大社町の日光陶器店で、手作りのガラス風鈴「みしま風鈴」の制作が最盛期を迎えている。  取り組むのは店主の関根久雄さん(56)。約1300度に熱した炉の中で溶かしたガラスを管の先端に付け、球状に膨らませる。今年は狩野川で採れた砂鉄を混ぜ、薄い緑色に仕上げたという。関根さんは「涼しさを感じる音を追求している。三島の水の冷たさが伝わるような風鈴を作りたい」と話す。  風鈴は店頭で販売しているほか、好天時はリヤカーで引き売りも行っている。  (東部総局・山川侑哉)

  • 動画でおでかけ気分〈焼津・ターントクルこども館〉“卵プール”で“魚”探し

     マスク越しにも分かるヒノキの香り。目の前に広がるプールには県産材の“卵”が敷き詰められ、舟形の遊具が浮かぶ。  JR焼津駅から駅前通り商店街を抜けてすぐ、今月4日にオープンした「ターントクルこども館」を訪ね「おもちゃ美術館」に足を踏み入れた。  冒頭の「おおうなばら」には“魚”が隠れているのだとか。“魚市場”もあり、焼津ならではの遊びが随所に。  けん玉、こま…懐かしい玩具が並ぶ「おもちゃ横丁」では、木のボールがコロコロと転がる仕掛けから目が離せなくなった。大人もわくわくしてくる。  施設の名称「ターントク

  • 石の寿司“展”オープン 富士宮・奇石博物館【動画】

     富士宮市の奇石博物館で8月31日まで石を磨いて寿司[すし]を模したアート作品の企画展が開かれている。  作家は女子美術大卒業生の浜平茉莉さん。寿司屋のカウンターを模した展示会場にはマグロやタコ、エビ、軍艦など40種類が下駄に並ぶ。シャリはイタリア産の大理石。寿司ネタは人工着色料を使用せず、石そのものの色を生かして作られた。  石の寿司作品は食品ロスへの問題意識から、「どうしてこんなにも命が軽く扱われるのだろう」との疑問から生まれた。肝臓握りや脳みそ軍艦など人間の部位を寿司にした作品が来場者を“魚[ギョ]”っとさせている。  (富士宮支局・吉田史弥)

  • パドルを操り「1、2」 御前崎市立浜岡東小・海洋体験【動画】

     御前崎市立浜岡東小の4年生52人がこのほど、御前崎港マリーナで海洋体験活動に取り組んだ。  カヌーとスタンドアップパドルボード(SUP)に挑戦した。陸上で講師からパドルの扱い方などを教わった後、緊張の面持ちで“出航”。陸に向かって吹く風に苦戦しつつ、「1、2」と声を合わせてパドルを力いっぱいこいだり、恐る恐るボードの上に立ったりしてマリンスポーツの魅力に触れた。  (御前崎支局・木村祐太)

  • アオバズク 巣立ちの時【動画】

  • 熱海土石流 死亡確認の根來さん 被害直前の水路動画、最後の連絡に… 息子「自然豊かな伊豆山が本当に好きだった」

     熱海市伊豆山の土石流で被災し、12日に死亡が確認された根來敏江さん(69)は被害に遭う直前、自宅横の水路に泥水やがれきが勢いよく流れる様子の動画を静岡市駿河区に住む自営業の息子(40)のスマホに送っていた。この後すぐ、土石流が自宅を直撃し、家ごと流されたとみられる。  送られた動画は2本で、送信時間は3日午前10時34分と同37分。コメントはついていなかった。息子は「水路に、あんなに濁った泥水が流れているのを見たのは初めて。異変を伝えたかったのかもしれない」と話した。その後、連絡が途絶えた。  根來さんは15年ほど前、これまで家族の別荘として使っていた伊豆山の建物に一人で移り住んだ。庭で野菜

  • 多彩な波 牧之原サーフィン施設始動 五輪日本代表3人が公開練習【動画あり】

     牧之原市に建設された日本初のサーフィン競技用人工造波施設「静波サーフスタジアム」で12日、東京五輪日本代表チームが公開練習を行った。スタジアムが練習に活用されるのは初めて。最新の造波装置が多彩な波を繰り出し、選手が五輪直前の調整を行った。  練習に参加したのは、大原洋人、前田マヒナ、都筑有夢路の3選手。横150メートル、奥行き60メートルのプールで、一定間隔で発生する波に乗った。筒状の波や、空中で技を披露するエアリアル用の波なども起こし、アクロバティックな技を繰り広げた。  日本サーフィン連盟によると、自然の海と違いスタジアムでは計算された波で練習が積めるため、選手のコンディションを整えるの

  • 七夕にコロナ終息願う 商店街に竹製ブランコ【動画】

     静岡市葵区の市街地で3、4日、七夕イベント「ガンバロウシズオカ-七夕に願いを込めて」が開かれた。静岡呉服町名店街加盟店が新型コロナウイルス感染症の収束や商店街の振興を願って企画した。  札の辻交差点付近にササと、七夕のシンボルとして高さ約5メートル、幅約3メートルの竹製ブランコを設けた。多くの子どもたちが集まり、短冊に「コロナ早期終息」「サッカー選手になりたい」などの願いを書いてササに取り付けたり、ブランコをこいだりして楽しんだ。

  • 動画でおでかけ気分〈掛川・大日本報徳社〉報徳の教え伝える拠点

     掛川城の北東部、美術館や図書館が並ぶ文化エリアの一角。和洋折衷の厳かな雰囲気の建物が建つ。二宮尊徳による「報徳の教え」の普及拠点、大日本報徳社の大講堂だ。  道徳と経済のバランスを示す石造りの門の正面にある大講堂は、瓦屋根の純木造建築に、丸みのある洋風の窓が調和している。地域住民の学びの場「常会」の会場として親しまれ、その数は間もなく1750回に達する。  そばにある有栖川宮邸の一部が移築された仰徳[こうとく]記念館には、暖炉や板ガラスなど随所に格調高いしつらえが光る。明治時代、地域の俊英が集う私塾として開校した冀北[きほく]学舎とともに貸し館を行っていて、会議や研修の場に活用されている。

  • 夏夜彩る竹灯籠作り体験 浜松・静岡県立森林公園【動画】

     静岡県立森林公園は、竹製の灯籠を作る体験会を浜松市浜北区の同公園木工体験館で開いた。参加者が職員の指導を受け、夏の夜を彩るお気に入りの品に仕上げようと熱心に作業に取り組んだ。  節抜きし、表面にはドリルで穴をあけて模様を付けた。ガスバーナーを当ててつやを出し、好みの長さに切って完成させた。見本に明かりがともると、参加者は興味深そうに観察していた。  今回は民地で繁殖しすぎた竹の寄贈を受け、成人向けに開催した。今後は小学生らを対象に、放置竹林に関する啓発を兼ねて会を開くことも検討しているという。  (浜北支局・松浦直希)

  • 熱海土石流 消防による捜索活動【動画】

  • 熱海土石流現場 上空ヘリコプターから俯瞰【動画】

  • 熱海土石流の起点 ドローン空撮=3日撮影、静岡県提供【動画】

  • ミーアキャット♡赤ちゃんすくすく 富士サファリパーク

     裾野市須山の富士サファリパークでこのほど、ミーアキャットの赤ちゃん7頭が誕生した。母親と一緒に後ろ足で立ち上がり、周辺をきょろきょろする様子を見せるなど、すくすくと成長している。  4月23日に三つ子、5月9日に四つ子が生まれた。性別はまだ不明で、誕生時に約5センチだった体長は現在15センチほどになった。  三つ子は土日祝日のふれあいイベントで限定公開している。四つ子は屋外の環境に慣らす訓練中で、7月中旬以降の公開を見込んでいるという。  担当者は「赤ちゃんならではの愛らしい姿を間近で楽しんでほしい」と話した。  (東部総局・山川侑哉)

  • マシンガントーク炸裂 あの人に聞きたい/熱海の名物店主 正木延衛さん(神奈川県湯河原町)【NEXT特捜隊】

     「熱海が誇る名物店主」として、数々のテレビのバラエティー番組に出演する熱海市咲見町の静岡茶専門店「茶千」の店主・正木延衛さん(79)。静岡市葵区の主婦から「大きな笑い声が特徴的な正木さん。実際はどんな人なのか気になります」と取材依頼が届いた。同店を訪ねると、テレビと変わらぬテンションで、3時間にわたりマシンガントークを披露してくれた。 ■若い頃は無口だった  熱海の共同風呂に漬かって、平和通り商店街走り回って。生まれは東京だけど、熱海育ちの熱海っ子だよ。小さい頃は英語習ったり、お稽古事をいっぱいしてた。でも、背が小さくて、コンプレックスが強かった。大学出てからプロゴルファーになりたかったけど

  • 輝く銀河、涼しげ 御殿場高原時之栖でイルミネーション【動画】

     御殿場市神山の御殿場高原時之栖で夏のイルミネーション「夏の銀河」が点灯している。青と白の発光ダイオード(LED)電球約5万個を使い、約230メートルの桜並木に天の川を出現させた。光が動き、川が流れるような演出もある。  吹き流しも設置され、風に吹かれて涼しげに揺れている。来園者は美しい光の帯を見上げながら散策を楽しんでいる。  点灯時間は午後5時半~9時。8月22日まで。  (御殿場支局・矢嶋宏行)

  • 焼津「ターントクルこども館」 地元園児、お先に体験【動画】

     7月4日に開館を控えた焼津市の子育て支援施設「ターントクルこども館」で、市内の幼稚園や保育園の園児たちが一足先に施設を体験した。  市内4園の園児約140人がグループに分かれて、「焼津おもちゃ美術館」で、すし屋のカウンター、果樹園に模したコーナーなどで遊んだ。  子どもたちは施設のスタッフからやり方を教わりながら、真新しい木のおもちゃ遊びに夢中になった。  (焼津支局・福田雄一)

  • 動画でおでかけ気分〈静岡・用宗ベイエリア〉潮風香るモダンなリゾート

     潮風が香る。JR用宗駅から徒歩圏内、静岡市駿河区用宗のベイエリアは近年、モダンな建物が点在するリゾートに変貌中だ。カメラを手に歩いた。  漁具小屋風の外観が特徴的な商業施設「ハットパーク用宗」には人気のスイーツ店や、ジムを併設するカフェなどスタイリッシュな店が軒を並べていた。  すぐそばには古民家を改装した1棟貸しの宿「日本色」、静岡県産素材を売りにしたジェラート専門店「ラ・パレット」も。  都内からも1時間の好立地に海水浴場、昭和レトロな路地裏、漁港などがコンパクトに集まる。同市葵区のCSA不動産を中心に観光開発を進めている。  (未来戦略チーム・鈴木美晴)

  • トラの赤ちゃん 元気いっぱい♪ 浜松市動物園で公開【動画】

     浜松市動物園(同市西区)で、2月に誕生したアムールトラの赤ちゃん4頭の公開が始まった。  4頭は同園が飼育する「ソーン」(雄、5歳)と「ローラ」(雌、8歳)の子。雄3頭、雌1頭で、赤ちゃん同士で元気にじゃれ合ったり、母のローラに甘えたりするかわいらしい姿を見せている。  公開は、同園が指定する日の午前9時から11時ごろまで。指定日は同園の公式ホームページで告知している。  (浜松総局・中井公一)

  • 園長“一目ぼれ” 5mの巨大ワニ 河津iZooに仲間入り【動画】

     河津町の動物園「iZoo(イズー)」に17日、世界最大級のクロコダイル科のワニで、人を襲うこともあるイリエワニ2匹が仲間入りした。このうち雄1匹は国内で飼育されるイリエワニの中で最大の体長5・1メートル、重さ800キロの大きさ。約2時間かけ、新設した展示場に搬入した。26日から一般公開する。  仲間入りしたイリエワニは雄雌のペアで、マレーシア・サラワク州の動物園で飼育されていた。14日に現地を出発したワニは、成田空港を経て、17日午前にiZooにトラックで到着した。木製の箱に1匹ずつ入れられたワニはクレーンでつり上げられ、広さ約110平方メートルの水槽付きの展示場に移された。3日ぶりに水を浴

  • ハナショウブ1500鉢競演 伊豆市の修善寺虹の郷【動画】

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」でハナショウブが見頃を迎えている。紫や白、黄など色鮮やかな花を楽しめる。  日本庭園の菖蒲ケ池周辺の約4千平方メートルに約1500鉢が植えられている。庭園ではウグイスなどの鳥のさえずりが聞こえ、風情ある空間で花を眺められる。来園者は池に掛かる橋などとともに和の情緒を楽しんでいる。  (大仁支局・小沢佑太郎)

  • 清流の象徴、白い花ゆらり 三島梅花藻咲き始め 柿田川【動画】

     静岡県の絶滅危惧種に指定され、清流の象徴的な植物として知られるミシマバイカモ(三島梅花藻)が、清水町の柿田川で咲き始めた。保全活動をする団体とともに水中をのぞくと、かわいらしい白い花が川底に揺れ、水面にも反射する幻想的な光景が見られた。  柿田川では5~9月ごろに花を咲かせ、今年は6月上旬で二分咲き程度と、例年よりも開花が2週間ほど遅れているという。保全に当たる柿田川みどりのトラスト(漆畑信昭会長)が外来種の駆除など継続的な保護活動に取り組んでいる。漆畑さんは「地域の希少種なので大切に守っていきたい」と話した。  (東部総局・山川侑哉)

  • サツマイモ大きくなれ 園児がつる挿し体験 静岡市葵区の麻機幼稚園【動画】

     静岡市葵区の麻機幼稚園の年長園児約50人がこのほど、園近くの畑でサツマイモのつる挿しを体験した。園児たちは「おいしくなあれ。大きくなあれ」とおまじないを唱えて、約300本の苗を土に植え付けた。  あさはた東農地保全会が畑の保全や食農教育を目的に毎年行っている体験会。遊休農地を再生した畑を会場にした。園児はJA職員に苗の植え方を教わりながら、苗を畑の穴に斜めに差し込み、土をしっかりとかぶせた。園児は秋の収穫に向けて定期的に畑を訪れ、水やりや雑草抜きをするという。  (社会部・北井寛人)

  • 動画でおでかけ気分〈伊豆の国・江川邸〉英龍の功績をたどる

     世界遺産・韮山反射炉から北へ約3キロ。田畑や住宅が広がる地域に、江戸時代にタイムスリップしたような邸宅が建つ。伊豆韮山地域を治めた名家江川氏の居館「江川邸」(伊豆の国市)だ。  欧米列強がアジア進出した幕末の代官・36代の江川太郎左衛門英龍(坦庵)は憂国の念から幅広い事業を手掛けた。  農兵訓練を行ったとされる門前の広場「枡形」、兵糧のパンを焼いたパン釜、全国の俊英を集めて近代的な軍隊制度を教育した「塾の間」―。邸内を巡ると、「日本のダ・ヴィンチ」と呼ばれた英龍の功績を垣間見ることができる。  他にも敷地内には歴史上の人物にまつわる見どころが多数ある。  主屋の天井を見上げた先、豪壮な架構に

  • 一輪車に乗れるかな 浜松・佐久間小で一輪車講座【動画】

     浜松市天竜区佐久間町の佐久間小は一輪車講座を同校で開いた。市内の一輪車クラブ「浜松積志ノースカイト」の高校生から成人までのメンバー7人が、全校児童17人に乗り方を手ほどきした。  児童は「姿勢を真っすぐに」「ペダルを下に踏み込んで」とアドバイスを受け、熱心に励んだ。初心者の低学年児童はメンバーや教員の手を取ったりして慣れていった。  複数人で手をつなぎながら周回する「シンデレラループ」にも挑戦した。  (水窪支局・磐村光紀)

  • 遠州の若手彫刻師 精巧な木彫【動画】

     遠州地域の祭屋台や社寺彫刻を手がける注目の若手木彫刻師、宮崎政光さん(37)の作品を集めた「祭屋台彫刻展」が7月25日まで、浜松市西区の雄踏図書館で開かれている。  同館そばの工房を訪ねると、中からコンコンコンとノミと金づちがぶつかり合う軽快な音が聞こえてくる。宮崎さんによると、約200種類のノミと彫刻刀を使い分け、ケヤキ材から竜や力神などを彫り出すという。  宮崎さんは祭り好きで幼いころから屋台の模型などを作り、京都伝統工芸専門学校で木彫を学んだ。展示では宮崎さんが制作した数々の作品を見ることができる。  (浜松総局・中井公一)

  • ママにべったり サルの赤ちゃん続々 伊豆シャボテン動物公園【動画】

     伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園の池に浮かぶサルの島が今春、ベビーラッシュに沸いた。ボートに乗って観察するツアーもあり、愛らしい姿が来園者を楽しませている。  長い手足と尾を使って樹上で暮らすジェフロイクモザルには8年ぶりとなる待望の赤ちゃんが誕生した。35歳の母親がいとおしそうに抱いている。  クロキツネザルにも1匹が生まれ、母親のおなかにぎゅっと抱きついている。ワオキツネザルは7匹が誕生した。ボートツアーの来園者が島に上陸して餌をあげると、赤ちゃん連れの母親が背中や肩に乗ってくる。  (伊東支局・山本一真)

  • ケチャップ作りに挑戦! JAとぴあ浜松女性部、地元トマトふんだんに

     JAとぴあ浜松女性部中央地区支部はこのほど、浜松産の完熟トマトを使ったケチャップ作りの講習会を浜松市東区のJAとぴあ浜松本店の「とぴあんキッチン」で開いた。支部管内在住の主婦ら14人が参加し、JA職員の指導で3グループに分かれて調理した。  各グループは、約10キロのトマトを乱切りにしてミキサーにかけ、半分程度の量になるまで鍋で加熱。煮つまると三方原産のタマネギとニンニク、職員開発の特製スパイスなどを投入してさらに加熱し、最後に酢を加えて完成させた。参加者は子どもや料理の話など世間話をしながら調理を楽しんだ。  7月8、9日にはニンニクたっぷりの焼き肉のタレ作り講習会も開かれる予定。  (浜

  • 静岡県知事選 川勝平太氏 政策発表会見発言詳報(書き起こし)

     4選を目指して静岡県知事選(6月3日告示、20日投開票)への立候補を表明している現職川勝平太氏(72)が24日、静岡市内で政策発表会見を開いた。発言の詳細(書き起こし、一部省略・要約)は次の通り。〈※文末に動画があります〉  知事選まで1カ月を切り、日頃コロナ対策に追われているが、自らの政策を発表する機会が巡ってきた。  キャッチフレーズは「東京時代から静岡時代へ」。なぜこういうことを言うかというと、国内の新型コロナウイルス感染者数の累計は70万人を超えている。1番多いのが東京都で約15万人。1都3県を入れると、その倍の30万人くらい。大阪は10万人。兵庫県と京都を入れると15万人。愛知県が

  • 静岡県知事選 岩井茂樹氏 出馬会見発言詳報(書き起こし)

     6月3日告示、20日投開票の知事選に立候補を表明している自民党元参院議員の岩井茂樹氏(52)が14日、静岡市内で出馬記者会見を開いた。発言の詳細(書き起こし)は次の通り。〈※文末に動画があります〉  本日、参議院の本会議で辞職となり、選挙に集中できる体制になったので、ご報告を申し上げる。  今回の選挙の出馬にあたり、極めて短い期間の中での出馬の決定だった。経緯を紹介すると、これまで、現職に対する対抗馬という選択を与えてこられなかったということに対して、県民にとってよくないんじゃないかという思いがあった。その中で、出馬の要請をされたということもある。昨年からコロナ禍の中で、私自身が自民党の本部

  • ヘアドネーション「次は私が助ける番」 3年伸ばした髪、晴れやかにカット 浜松・原田さん【NEXT特捜隊】

     髪の寄付「ヘアドネーション」の意義をもっと多くの人に広めたい。私自身を通じ伝えたい。私が「生きた証し」として―。  血液のがん「多発性骨髄腫」で闘病中の社会福祉士の原田久美子さん(55)=浜松市西区=から、本紙「NEXT特捜隊」に切実な思いが届き、やりとりを続けていた。「3年伸ばした髪を9日に切ります」。そう聞いて美容室に同行した。  寄付された髪の毛で作ったウィッグ(かつら)を、病などで髪を失った人に贈る「ヘアドネーション」。原田さん自身がかつて救われた。2017年、抗がん剤治療の副作用で髪を失った。「次は私が誰かを助ける」。思いに駆られた。  以前より高価なシャンプーを使い、髪の手入れに

  • 八十八夜 薫る新茶 静岡県内産地、摘採ピーク【動画】

     1日は立春から数えて88日目に当たる「八十八夜」。この頃に摘んだお茶は、香り高く味わい深いとされている。ことしは平年より速いペースで生育が進み、静岡県内の中山間地などで刈り取り作業のピークを迎えている。  静岡市葵区の安倍川・藁科川流域で生産される本山(ほんやま)茶を栽培する茶工場ネクトの作業員は30日、同区相俣に広がる標高360メートルの茶園で、刈り取り作業に汗を流した。  「豊かな土壌と寒暖差のある気候に支えられ、深いうま味があるお茶に育った」と石原弘敏社長(60)。大型連休を自宅で過ごす人も多いだけに「家でおいしい新茶を楽しんで」と話す。

  • 雨上がりの茶畑 眼下に雲海、向こうに富士山 静岡市清水区で幻想風景【動画】

     30日午前の静岡県内は、まとまった雨が降った前夜から一転し、晴れ間が広がった。静岡地方気象台によると、夕方以降は大気の状態が不安定になり、天気が崩れる見込み。  急斜面に茶畑がある静岡市清水区の高台から同日早朝、眼下を望むと、雲海が埋め尽くすように広がっていた。日の出が近づき気温が上昇してきた午前5時ごろ、谷間を流れるように動き始めた。朝日に照らされた雲海の上に富士山が浮かび上がり、もえぎ色の茶畑の風景を幻想的な雰囲気に変えた。  静岡地方気象台によると、降り始めから同日午前0時までの降水量は伊豆市天城山148・5ミリ、御殿場市113・5ミリ、森町113・5ミリなど。同日夕方から夜にかけては

  • 動画でおでかけ気分〈掛川・掛川城〉防御の仕掛け随所に

     掛川市中心部にそびえる掛川城。城郭に入ると「東海の名城」とうたわれる真っ白な外観が目に飛び込む。戦国武将の山内一豊が築いた天守閣は、江戸時代の安政の大地震で大半が損壊。しかし1994年、市民の寄付により日本初の本格木造天守閣として再建された。  敵に石をぶつけるための床の穴「石落とし」、敵を不意打ちするために武者が隠れる秘密部屋「武者隠し」。城内の随所に防御の仕掛けがある。  天守閣そばに残る「霧吹き井戸」には戦国時代、今川氏真が籠城した際に井戸から上った霧が城を包み、徳川家康の攻撃から城を守ったという伝説が残る。掛川城が別名「雲霧城」とされるゆえんだ。忍者ガイド小沢孝司さん(73)によると

  • 「駿河湾の宝石」求めて サクラエビ春漁【動画】

     駿河湾産サクラエビの春漁が行われている。午後5時半ごろ、静岡市清水区の由比漁港から漁船が次々に出港した。“駿河湾の宝石”を探し求めて波をかき分けながら各地に散り、日が落ちてから操業を始めた。  翌朝には同港で競りが行われた。午前5時ごろから同区由比、蒲原から加工業者らが集まり、色や大きさなどエビの品質を確認した。目当てのエビを定めて入札、競り落とすと、ケースごと運び出してトラックに積み、港を後にした。  今期のサクラエビ春漁は6月4日まで続く。  (蒲原支局・マコーリー碧水ウイリアム)

  • 動画でおでかけ気分〈静岡・浮月楼〉渋沢栄一ゆかりの地

     JR静岡駅北口から徒歩3分ほど。静岡市葵区の繁華街の一角にある「浮月楼」を訪ねた。門をくぐると雑踏から景色は一変、緑が目に飛び込む。池を囲む回遊式庭園にはコイが優雅に泳いでいた。  徳川幕府、最後の将軍・慶喜が大政奉還後に過ごした屋敷跡。ドラマの主人公に、次期1万円札の図柄に、と近年注目を浴びる渋沢栄一が、日本初の株式会社とされる「商法会所」を創立した場所としても知られる。  (未来戦略チーム・鈴木美晴)

  • さようなら185系「踊り子」 ファンが見送り【動画あり】

     特急列車「踊り子」として40年にわたり東京と伊豆急下田(下田市)、修善寺(伊豆市)の両駅を結んだJR東日本の電車「185系」が12日、定期列車としての運行を終えた。約600人を乗せ、伊豆急下田駅を午後3時7分に出発した最終列車「踊り子16号」を見送ろうと、駅には多くの人が集まった。  185系は、旧国鉄時代の1981年に登場。「踊り子」を中心に、特急から普通列車まで幅広く活躍。同市の須崎御用邸を訪れる皇族方も乗車された。伊豆急下田駅から最終列車に乗った東京都のバレエダンサー鈴木詠翔さん(25)は「思い出の車両。お別れができて良かった」と話した。踊り子は13日のダイヤ改正後、全てE257系電車

  • 焼津にドローン消防車 映像で活動隊が情報共有【動画あり】

     焼津市消防団は28日、ドローンの運用用に整備した消防指揮車を団本部に配備した。同消防団のドローン隊「スカイシュート」が災害時などに活用する。  市特注の排気量1600CCワゴンタイプ。屋根部分にドローン発着用のヘリポートを搭載し、視界不良時に備え着脱式の点滅灯を備えた。車内には19インチのカラーモニターを装備。ドローンからの映像を映し、現地の活動隊が情報共有するのに役立てる。同市によると、ドローン仕様の消防指揮車導入は全国的に珍しい。  市消防防災センターで行った車両引き渡し式で、中野弘道市長は「消防団活動の充実強化が図られることを期待する」と激励した。スカイシュートの隊員が車両の活用法を実

  • 河津桜、菜の花と「共演」 焼津・関方地区【動画あり】

     焼津市関方地区の朝比奈川左岸に咲く河津桜が満開になった。市民や観光客が訪れ、散策を楽しんでいる。  地元の市民団体「山の手未来の会」が植栽、管理している桜で、早咲きの「山の手さくら」として親しまれている。岸沿い約2キロにわたって200本が並び、自転車道を歩きながら観賞できる。  同会によると、ここ数日の温暖な気候で一気に開花が進んだ。祝日の23日には多くの家族連れが訪れ、写真を撮影したり、黄色い菜の花との“共演”を楽しんだりした。今月中は見頃が続く見込み。  同会が臨時駐車場を3月6日まで設けるほか、会員が栽培した野菜や果物を同所で販売している。

  • 圧巻118段のひな壇飾り 東伊豆・稲取【動画あり】

     屋外では日本一となる118段のひな壇飾りの展示が20日、東伊豆町稲取の素盞鳴(すさのお)神社で始まった。同数だった伊東市の仏現寺は2年連続で展示しないため、今年も“単独日本一”となった。3月10日まで。  展示は3月31日まで開かれている「雛(ひな)のつるし飾りまつり」(稲取温泉旅館協同組合主催)の関連行事。本殿に向かって伸びる石段に約500体のひな人形を並べ、両脇を色鮮やかな伝統のつるし飾りで彩った。  急階段に現れた圧巻の光景に多くの観光客がカメラを向けていた。近くを走る伊豆急行線は期間中、一部列車が徐行運転し、車窓から眺めることもできる。  展示は午前10時半か

  • 駆ける炎、伊豆高原に春の訪れ 伊東・大室山山焼き【動画あり】

     伊東市の大室山で14日、伊豆高原に春の訪れを告げる山焼き(大室山山焼保存会主催)が行われた。炎が標高580メートルの山頂へ駆け上がる雄大な光景が繰り広げられた。  今年は天候に恵まれ、2013年以来8年ぶりに延期せずに実施された。新型コロナウイルス感染防止のため一般参加者による点火は行わず、消防団員が正午の合図に合わせ一斉に火を付けた。炎は勢いよく燃え広がり、枯れ草に覆われていた山肌は30分で黒色に様変わりした。  山焼きは約700年前に始まったとされる伝統行事。背の高い草木が育たなくなるため、おわんを伏せたような美しい山の輪郭が保たれている。4月ごろから新芽が伸び始め、山は新緑に染まってい

  • 冠雪照らす初日の出 富士山、オレンジ色に染まる【動画あり】

     1日午前6時50分ごろ、富士宮市と山梨県境付近の上空約4千メートルで、静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から富士山の背に登る初日の出を撮影した。  東の空をオレンジ色に染めながらゆっくりと姿を現した太陽は、冠雪した富士山頂を照らし、すがすがしい幻想的な光景が眼下に広がった。

  • トーマスサンタ出発! 大井川鉄道、限定運行【動画あり】

     大井川鉄道(本社・島田市)は5日、クリスマス仕様の蒸気機関車(SL)「きかんしゃトーマス号」の特別運転を開始した。装飾は25日まで。新金谷-家山間(約15キロ)を1日2往復する。ことしは初の試みとして、26~31日にも通常の姿のトーマス号を運転する。  サンタクロースの帽子や華やかなヘッドマークで着飾ったトーマス号が新金谷駅のホームに入ると、集まった親子連れらが記念撮影を楽しんだ。家族3人で訪れた愛知県の会社員の男性(27)は「大人が見てもすごい迫力。良い記念になります」と話した。  同駅のフェア会場にはトーマスの仲間の車両も展示され、レール点検車の乗車体験や迫力ある転車作業の見学などが人気

  • 児童 黄金色に抱かれて 静岡・中藁科小の大イチョウ【動画あり】

     静岡市葵区大原の中藁科小校庭に、黄金色に色づく大イチョウ。上空からは、大地に黄色のインクを落としたかのようにも見える。  地域のシンボルである大イチョウは高さ約20メートル。樹齢は140年以上とされる。2015年には地域の景観づくりの資源として維持・保全する市の「景観重要樹木」第1号に選ばれた。昼休みになると、児童が周囲を元気に駆け回る様子が見られる。

  • 落ち葉、水中に彩り 伊豆・滑沢渓谷【動画あり】

     伊豆市湯ケ島の道の駅天城越えから天城山を歩くこと約15分。狩野川の支流に当たる深い樹林に包まれた滑沢渓谷がある。周辺では紅葉シーズンが終わりを迎えつつあり、赤や黄色に色づいた落ち葉が水面や水中を幻想的に彩る。  滑沢川や狩野川の源流である本谷川沿い、二つの川が合流する竜姿の滝付近では、色づいたカエデやトチノキなどの多くの葉が落ち始めた。川の石には落ち葉が張り付き、水中をのぞくと鮮やかな葉が流れる光景が見られた。

  • モミジ照らす木漏れ日 静岡県森町・小国神社【動画あり】

     赤や黄色に色づいたモミジが境内を彩る晩秋の小国神社(森町一宮)。早朝、境内を流れる宮川では木々の枝の合間から差し込む朝日がモミジを照らし出し、幻想的な空間が広がる。  宮川に架かる宮奥の橋では、最高の景色を背景に記念写真を撮ろうと、和傘に着物姿で知人と訪れた女性らの姿が見られた。

  • サンタの餌付け、エイも“笑顔” 下田海中水族館【動画あり】

     下田市三丁目の下田海中水族館で12月25日まで、「サンタクロースの餌付けショー」が行われている。サンタに扮(ふん)した飼育員が、水深6メートルの大水槽に潜り、魚たちに“クリスマスプレゼント”を配っている。  毎年恒例のイベント。赤いサンタの衣装を着た飼育員が、伊豆近海を再現した大水槽「アクアドームペリー号」に登場。餌のアジやオキアミを与えると、水槽内のエイやマイワシは水中の“サンタさん”に群がった。  各日午前10時35分から。24、25の両日は午後2時35分にも実施する。問い合わせは下田海中水族館<電0558(22)3567>へ。

  • 富士川河口に“謎の泥” 雨畑川の凝集剤汚泥に酷似【動画あり】

     採石業者による凝集剤入り汚泥の不法投棄現場下流の富士川水系雨畑川(山梨県早川町)などに今もこびり付く“謎の泥”が、サクラエビの主産卵場とされる駿河湾奥に注ぐ約50キロ下流の富士川河口(富士・静岡市境)にも広がっていることが28日までに分かった。地元住民からの情報を受け、静岡新聞社が現地を確認した。主に小石などから成る中州の一部に、粘度の高い泥が固まっていた。  今月上旬、河口近くの左岸の駐車場に車を止め、海に近い中州を目指して歩いた。石や流木などに足を取られながら約15分で深い流れに。上流に迂回(うかい)し、1時間以上かけて開口部付近の中州にたどり着いた。富士山をバッ

  • 富士川河口に“謎の泥” 雨畑川の凝集剤汚泥に酷似【動画あり】

     採石業者による凝集剤入り汚泥の不法投棄現場下流の富士川水系雨畑川(山梨県早川町)などに今もこびり付く“謎の泥”が、サクラエビの主産卵場とされる駿河湾奥に注ぐ約50キロ下流の富士川河口(富士・静岡市境)にも広がっていることが28日までに分かった。地元住民からの情報を受け、静岡新聞社が現地を確認した。主に小石などから成る中州の一部に、粘度の高い泥が固まっていた。  今月上旬、河口近くの左岸の駐車場に車を止め、海に近い中州を目指して歩いた。石や流木などに足を取られながら約15分で深い流れに。上流に迂回(うかい)し、1時間以上かけて開口部付近の中州にたどり着いた。富士山をバッ

  • 参道を赤く染める紅葉 静岡市葵区・洞慶院【動画あり】

     森の木々がざわざわと風に揺れ、色づいたモミジの葉がひらひらと舞い落ちる。やがて激しく降りだした雨は、参道を赤く染めた葉を激しく打ち、水しぶきを上げた。  山あいにたたずむ静岡市葵区の洞慶院では、境内の紅葉が終盤を迎えた。龍門橋から本堂へと向かう階段の周辺では、赤く染まったモミジの落葉が日増しに進んでいる。雨の日、紅葉に紛れて1匹のサワガニが歩き回っていた。

  • 白糸の滝 紅葉の木々、エメラルドの滝つぼ囲む【動画あり】

     富士宮市の世界文化遺産・富士山の構成資産「白糸の滝」で、木々が黄や赤に色づき、滝周辺を秋色に染めている。  幅約150メートル、高さ約20メートルの岸壁から絹糸が垂れ下がるように流れ落ちる滝の周辺を、カエデやウルシが彩りを添える。エメラルドグリーンの滝つぼを鮮やかに取り囲んでいる。紅葉は今月いっぱい楽しめそうという。

  • 伊豆急8000系電車 東急時代の「歌舞伎色」復元【動画あり】

     伊豆急行は22日、普通列車として使用する8000系電車のうち、1編成を以前走行した東急電鉄時代の外観に復元し、特別運転を行った。伊豆高原(伊東市)-伊豆急下田駅(下田市)を1往復し、ツアーに参加した約70人が歌舞伎の隈(くま)取りのような黒と赤の「歌舞伎色」と呼ばれる車両の旅を楽しんだ。  8000系電車は1969~80年に製造され、「歌舞伎色」の車両は90年代から東横線で走った。  伊豆急下田駅では撮影会も開かれた。特急「踊り子」や「サフィール踊り子」の車両と並び、参加者は盛んにシャッターを切った。ホームでは特製駅弁の販売も行われた。  29日までの毎日午後1時50分から、伊豆急下田駅で歌

  • 暮秋に色づく並木道、朝日にきらめく 中川根第一小【動画あり】

     朝日に照らされ、きらきらと輝くのは、川根本町徳山の中川根第一小の校庭脇に広がるアメリカカエデとイチョウの並木道。木々は赤と黄色に色づき、暮秋の学びやに彩りを添える。  来年度、50周年を迎える同校。並木は創立とほぼ同時期に、地元出身の造園業矢野徳光さん(75)=大阪府池田市=が「ふるさとに恩返しを」との思いを込め、寄贈した。地域に愛され大きく育った並木は、児童たちを見守り続けている。

  • モミジ鮮やか、青空に映える 静岡市葵区梅ケ島【動画あり】

     JR静岡駅から北へ約50キロ。安倍川最上流域に位置する静岡市葵区梅ケ島では、紅葉が見頃を迎えた。赤や黄に色づく木々が青空に映え、湯治客の目を楽しませている。  モミジが街道沿いに群生するコンヤ温泉や新田温泉周辺では、10月中旬に紅葉が始まり、今がピーク。地元関係者によると、今年は台風の直撃も無く、この時期らしい寒暖差も加わった影響か、ここ数年で一番きれいな色づき具合という。周囲の山々も合わせるかのように色を変え、晩秋の安倍奥を彩る。

  • 静岡市中心街きらめく☆ イルミネーション点灯【動画あり】

     静岡市葵区の中心街を華やかに彩るイルミネーションの点灯が13日夕、始まった。青葉シンボルロードから常磐公園までの約500メートルにわたり、19万球の発光ダイオード(LED)がきらめいた。来年2月14日まで。  市街地“おまち”の活性化を目指す「I Loveしずおか協議会」(森恵一会長)と同市が共催する恒例のイベント。点灯式で森会長と田辺信宏市長がボタンを押すと、新型コロナウイルスの対策に尽くす医療従事者に感謝を表す青色に輝く街路樹や、高さ約9メートルの城のモニュメントなどが一斉に瞬いた。

  • 紅葉 ワサビ田の緑と共演 伊豆市筏場【動画あり】

     天城山の北麓に位置する伊豆市筏場(いかだば)のワサビ田で、緑の棚田と赤や黄色の紅葉が共演する美しい光景が広がっている。  筏場のワサビ田は約15ヘクタールにわたって広がり、静岡県の棚田等10選に指定されている景観の美しさを誇る。石積みで造成された棚田の緑と、色とりどりに染まった木々のコントラストがこの季節ならではの色合いをつくり出している。

  • コロナ禍、花火に児童の思い乗せ 焼津で打ち上げ【動画あり】

     焼津市の焼津商工会議所と大井川商工会の両青年部はこのほど、コロナ禍でも子どもたちに花火を楽しんでもらおうと、市内13カ所で同時に花火を打ち上げた。  打ち上げ場所は、小学校の校庭を使用し、一部は近くの公園や焼津新港のスペースを借りた。午後6時、会場ごとに60~80発の花火を一斉に打ち上げた。  小学生に自分の夢や新型コロナウイルスの早期収束への願いを紙に書いてもらい、花火玉に貼り付けた。子どもたちは密集状態になることを避けるため自宅や周辺で観賞。思いを乗せた花火が夜空を彩る様子を楽しんだ。

  • 立冬 南アルプス/浜松・青崩峠 色づく山々【動画あり】

     7日は二十四節気の立冬。暦の上では、冬の始まりとされ、朝晩の冷え込みが厳しくなるころ。静岡地方気象台によると、7日の静岡県内は本州の南にある前線の影響で日中を中心に雨の予報で、最低気温は平年並みと予想される。  南アルプスの玄関口に当たる静岡市葵区の畑薙ダム周辺では6日、例年と比べて山全体が均一に色づいた紅葉が見られた。カエデの赤色、ブナなどの黄色が山肌をパッチワークのように彩り、エメラルドグリーンの湖面と鮮やかな自然美を作り上げている。井川観光協会は「山肌の色づきは例年より少し早い。最盛期を迎えているので今週末が見頃」と話した。  浜松市天竜区水窪町と長野県飯田市の県境に位置する青崩峠は6

  • ホワイトタイガー3頭誕生 伊豆アニマルキングダム【動画あり】

     東伊豆町稲取の動物園「伊豆アニマルキングダム」で、ホワイトタイガーの赤ちゃん3頭が生まれた。同園でのホワイトタイガーの誕生は2年ぶり。一般公開は11月半ばを予定する。  3頭は父親のナイト、母親のシロップの間に、14日早朝から昼前に生まれた。体長は約40センチ、体重は1・4~1・6キロで、性別不明。3頭はミルクをしっかり飲み、体重も誕生時から200グラムほど増えたという。まだ目が開いていない3頭は、時々コロコロと動き愛らしい姿を見せる。  ホワイトタイガーは東アジアに生息するベンガルトラの白変種で、白色の毛に黒い縦模様が特徴。同園ではこの3頭を含め7頭を飼育している。同園での誕生は計10頭に

  • 「ダンスで活性化を」 焼津の地域おこし協力隊に花田さん【動画あり】

     焼津市は1日、新しい地域おこし協力隊に花田光陽さん(25)を委嘱した。花田さんは得意のダンスを生かし、地域活性化や交流人口拡大に取り組む。  1日で3年間の隊員任期を終えた三浦愛さん(33)の後任。花田さんは県立大卒業後、静岡市の会社に3年間勤務し、古里に恩返しをしたいと出身地の協力隊に応募した。  特技は大学生の時に始めたというブレイクダンス。焼津市役所で開かれた委嘱式で「ダンスイベントを企画し、県内外から観光客を呼び込みたい」と意気込みを語った。中野弘道市長は「若い感覚で、思い切って活動して」と激励した。  市は7月、移住促進に取り組む鈴木銀次郎さん(27)を協力隊に委嘱していて、隊員2

  • 富士山が初冠雪 平年より2日早く【動画あり】

     富士山が28日、初冠雪した。平年より2日早く、昨年より24日早い。静岡県内側の上空を飛んだ静岡新聞社ヘリからも、山頂から麓に向かってうっすらと積雪した様子を確認できた。  甲府地方気象台が28日、発表した。前日は雨が降っていたが、上空の寒気の影響で富士山頂では気温が氷点下になり、雪となった。気象庁のアメダス(地域気象観測システム)によると、標高3775メートルにある観測点では、28日午前0時に氷点下5・1度まで下がり、晴れたことで冠雪が確認できた。御殿場市の担当者は「市内からは宝永火口の下まで雪に覆われている姿がはっきり見えた」と話した。  21日には麓の山梨県富士吉田市が、山頂付近の冠雪

  • 極早生ミカンの出荷最盛期 静岡・清水【動画あり】

     静岡市清水区で極早生(わせ)ミカンの出荷が最盛期を迎えている。さっぱりとした甘味と酸味が特徴で、9月下旬までに約140トンが出回る予定。同区のJAしみず柑橘選果場ではベテラン職員が傷の有無や大きさなどで選別している。JA担当者によると「7月は長雨が続いたが、翌月はしっかりと乾燥したため味が凝縮した」と出来は上々とのこと。

  • 昭和の町「電車」快走 湖西で模型展示【動画あり】

     ジオラマ愛好家の山口識行さん(66)=湖西市新居町=による鉄道模型作品展が10月31日まで、同市新居町の小松楼まちづくり交流館で行われている。  昭和40~50年代をイメージし、それぞれ田舎町と山間地を題材にした2作品を展示。線路の幅は9ミリ。田舎町には学校や神社、旅館などを配置し、縁日やキャンプを楽しむ人々の様子も再現した。山間地の作品には農家ののどかな生活の風景が広がり、山を貫くトンネルを電車が快走する。  山口さんは「そこに暮らす人々の表情まで伝わるように、細かい部分にこだわって作った」と話す。午前9時~午後5時。月曜休館。

  • 富士山「初雪化粧」 山梨・富士吉田市が宣言【動画あり】

     富士山頂の山梨県側がうっすらと雪化粧した様子が21日午前、静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から確認された。山梨県富士吉田市は同日、「初雪化粧」を宣言した。昨年より32日早い。  宣言は2006年から市が独自に発表している。市によると、職員が午前6時半ごろに山頂付近の雪を目視で確認した。富士山の初冠雪は甲府地方気象台(甲府市)が観測して公表するが、今季はまだ発表がない。  気象庁の地域気象観測システム(アメダス)によると、富士山頂付近は20日朝から気温が氷点下で推移。同日は本州南側に停滞した秋雨前線の影響などで降雨が見られ、山頂では雪が降り積もった可能性があるという。

  • サトイモ、秋告げる 焼津で収穫始まる【動画あり】

     焼津市でサトイモの収穫が始まり、JA大井川の直売施設「まんさいかん」で販売している。  同市大島の清水勇造さん(70)、道子さん(67)夫婦の畑では3、4月に植えたサトイモが収穫期を迎えた。ショベルカーで掘り出し、丁寧に土を落とした。20日、焼津市焼津のまんさいかん焼津に今シーズン初めて出荷した。  7月の長雨と8月の日照りで水の管理や除草に苦労したが、大きさ、味とも例年通りに育ったという。清水さんは「みそ汁に入れたり、コロッケにしたり。秋の味覚を楽しんでほしい」と話す。  1キロ400円前後。まんさいかん焼津では、約90人がサトイモを出荷している。収穫は来年3月ごろまで続くが、温度が下がる

  • 光の世界「元気出そう」 御殿場・時之栖【動画あり】

     御殿場市の御殿場高原時之栖で18日、秋冬恒例のイルミネーション「ひかりのすみか」が始まる。銀河をイメージした「光のトンネル」や「ツリーの森」を設け、きらびやかな世界が広がる。  17日に試験点灯を行った。全長約370メートルの光のトンネルは、星や月のオブジェを飾り付けた。一部は音楽に合わせて光が明滅したり波打ったりする。  ツリーの森には地元の団体が装飾した38本の光のツリーが並ぶ。有料エリアにある高さ日本一の噴水ショーはプログラムを一新した。  テーマは「元気を出そう。」。来園者の分散を図るため、例年より約1カ月早くスタートする。2021年3月21日まで。

  • 神秘の深海生物釣れた! 焼津の展示施設に寄贈【動画あり】

     焼津市の深海魚漁専門の漁師長谷川久志さん(71)が、深海に生息する海綿動物の仲間「カイロウドウケツモドキ」を釣り上げ11日、同市鰯ケ島の深層水ミュージアムに寄贈した。同生物が生きた状態で展示されるのは非常に珍しいという。  長谷川さんと長男一孝さん(45)が10日、焼津沖で行ったはえ縄漁で水深800~700メートルの海底から釣り上げた。大きさは約30センチ。大きな損傷はなく、生物が付着していた岩石も一緒に揚がった。  内臓などの器官を持たないカイロウドウケツモドキは体にたくさんの穴が開いていて、ここから海水を取り込み、プランクトンなどを食べている。上部にメッシュ状のふたがついている。今回の

  • 天気、目まぐるしく 静岡県内、晴れたり降ったり【動画あり】

     九州を中心に被害をもたらした台風10号が温帯低気圧に変わった8日、静岡県内は晴れと雨を繰り返し、天気が目まぐるしく変わった。南からの暖かく湿った空気が流れ込み、積乱雲が発達しやすい気圧配置になっていることが背景にあった。こうした不安定な天気は1週間ほど続く見込み。しばらくは降ったりやんだりに振り回される日々が続きそうだ。  静岡市内では午後1時半ごろ晴れ間が広がっていたが、約20分後には空一面を灰色の雲が覆い、急激に雨が降りだした。午後3時ごろになると、再び青空が戻った。  雨上がりの午後7時、同市葵区のパルシェ屋上のビアガーデンでは、開店時間に合わせ複数のグループ客が訪れた。急変を繰り返し

  • 国勢調査、犬が広報 静岡市「ワンバサダー」委嘱式【動画あり】

     5年に1度行われる国勢調査の広報活動を飼い犬が担う静岡市独自の取り組み「ワンバサダー」の委嘱式が2日、市役所静岡庁舎で開かれた。委嘱を受けた犬たちは早速、特製のスカーフを付けて街中に飛び出し、散歩をしながら国勢調査のインターネット回答をPRした。  市は新型コロナウイルス感染症対策として調査員と市民の接触の機会を減らそうと、同調査のインターネット回答を推奨している。そのPR役として白羽の矢が立ったのが、散歩で外出する機会が多い飼い犬。インターネット回答を呼び掛けるスカーフを付けて散歩したり、会員制交流サイト(SNS)に写真を発信したりしてもらう。  当初は100匹の予定だったが、応募が殺到し

  • アメリカグマすくすく 富士サファリパーク【動画あり】

     裾野市須山の富士サファリパークで、縫いぐるみの「テディベア」のモデルになったといわれているアメリカグマの赤ちゃん3頭が一般公開されている。  アメリカグマは北米の森林地帯に生息している。1月中旬に2頭の雌から生まれた。成長すると最大で体重200キロになるが、生まれた時には300~500グラムほど。7月末の測定では約10キロまで成長した。木に登ったり、母親に甘えたりしながらすくすくと成長している。

  • アシカの赤ちゃん「ワラビ」公開 浜松市動物園【動画あり】

     浜松市西区の市動物園で、6月2日に生まれたカリフォルニアアシカの赤ちゃん「ワラビ」(雌)の一般公開が始まり、元気で愛くるしい姿が来場者を楽しませている。  母のアンコが出産後10日ほどで死んだため、ワラビは人工保育で育てられてきた。最初は哺乳瓶から自力でミルクを飲めず、体重がなかなか増えなかった。カテーテルを使って栄養を摂取させるなど飼育員の懸命な努力が実り、体長約70センチ、体重約17キロにまですくすく成長した。

  • 6頭悠然「泳ぐゾウ」 富士サファリ、9月まで公開【動画あり】

     裾野市須山の富士サファリパークで、アジアゾウが泳ぐ姿を観察できる夏恒例の「泳ぐゾウ」が人気を集めている。  サファリゾーン内に透明なアクリル板で作った長さ60メートル、幅3メートルのプールを設置。体重約3トンのゾウ6頭が4本の足で水をかいて悠然と泳ぐ様子を真横から眺めることができる。  夏の日差しが照りつける中、ゾウたちは次々とプールに飛び込んで気持ちよさそう。同園によると、野生のアジアゾウは餌を求めて長距離を移動する際に川を渡ることがあるという。  公開は9月30日までの予定。自家用車やツアーバスの車内から見学できる。園内を徒歩で回る「ウォーキングサファリ」でも楽しめる。

  • ひとときの涼 静岡・呉服町名店街に氷柱彫刻【動画あり】

     静岡市葵区の呉服町名店街は15、16日、夏の風物詩を集めた「頑張れ静岡!夏だ☆呉服町だ☆」を開催した。新型コロナウイルスの感染拡大により、同名店街恒例の夜店市が中止となったが、訪れてくれた人たちに夏の雰囲気を少しでも感じてもらおうと企画した。  同名店街の札の辻交差点で、同市駿河区の良知勝巳さん(85)と吉田町の大川哲生さん(55)による氷柱彫刻の実演が行われた。長さ1メートル、重さ135キロの氷柱をチェーンソーやのみで削り、40分ほどでエンゼルフィッシュの彫刻を完成させた。  通り掛かった人たちは手際の良い作業に足を止めて見入り、飛び散る氷にしばしの涼を感じていた。うちわを配る浴衣姿の女性

  • 同じ誕生日、三つ子ライオン2組人気 富士サファリ【動画あり】

     裾野市須山の富士サファリパークで、7月13日に生まれた2組の三つ子のライオンの赤ちゃんが来園者の人気を集めている。同じ日に三つ子が2組生まれたのは同園で初めてという。  赤ちゃんは雄が5頭と雌が1頭で、誕生時は体長約25センチ、体重約1キロ。6日の計測では体長約45センチ、体重約3キロまで成長した。じゃれ合って遊んだり、寄り添って眠ったりする愛らしい姿が来園者を楽しませている。  予約制の限定イベント(別料金)で公開している。5分間撮影を楽しめる「撮影タイム」(1日4回)、スタッフが生態の解説をしながらミルクを与える「ミルクタイム」(1日2回)がある。新型コロナウイルス感染防止のため、ふれあ

  • 島田新施設に「架け橋」 新駅と直結、夜の架設作業【動画あり】

     島田市の新東名高速道島田金谷インターチェンジ(IC)付近にJA大井川や市、大井川鉄道などが連携して整備するにぎわい交流拠点「KADODE OOIGAWA」の建設現場で5日夜、国道473号をまたぐ立体横断歩道橋の設置作業が行われた。施設は11月の開業を予定している。  歩道橋は屋根付きで幅約2・5メートル、長さ約30メートル。大鉄新駅に直結する予定のレストラン棟とマルシェ棟とをつなぎ、雨にぬれることなく新駅と施設を行き来できる。歩道橋の階段部と通路部は市道「寺ノ前沖島線」に認定し、施設開業前の供用開始を予定している。  架設作業は国道473号を全面通行止めにし、午後9時にスタート。大勢の関係者

  • 夏の風物詩「かも風鈴」製作に汗 西伊豆・宇久須【動画あり】

     西伊豆町宇久須の「ガラス工房ファロ」で、同町の夏の風物詩「かも風鈴」の製作が行われた。  五木田淳子さん(50)が取り組んだ。1350度以上に熱した炉の中で水あめ状に溶かしたガラスを吹きざおに巻き付け、粉や粒状のガラスで色付けや装飾を施し、さおを回転させながら形成した。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で「かも風鈴の引き売り」は中止に。風鈴は販売先の黄金崎クリスタルパーク(同町)で一部商品が売り切れるなど人気が根強いといい、各工房が追加製作に励んだ。

  • 海に映える黄緑の舞 静岡・駿河区にアオバトが飛来【動画あり】

     ハト科のアオバトが静岡市駿河区の海岸に飛来している。  春から秋にかけての早朝や夕方に、群れを成して消波ブロックに舞い降りるアオバト。時には海水を飲む姿を目にすることもある。塩分やミネラルを摂取するためとの説もあるが、まだ解明されていない。  国内各地の広葉樹林に主に生息し、山奥で繁殖する。体長は約30センチ、全身は黄緑色の羽毛に覆われていて、雄はブドウ色の肩羽を持つ。

  • 探査船「ちきゅう」おかえり 7カ月ぶり清水港帰港【動画あり】

     研究航海と定期検査を終えた地球深部探査船「ちきゅう」が1日、静岡市清水区の興津第2埠頭(ふとう)に着岸した。清水港でおなじみとなった巨大デリック(やぐら)が約7カ月ぶりに戻った。  ちきゅうは1月上旬に出港後、遠州灘で厚さ80メートル以上の地層を回収。今後の解析で同所の地震発生間隔について新たな知見を得ることが期待されている。薩摩半島沖の鬼界カルデラでは、少なくとも過去2回の巨大噴火を示す水中火砕流堆積物を採取した。5年に1度の定期検査は長崎県佐世保市のドックで受けた。  所有する海洋研究開発機構(JAMSTEC)によると、当面は清水港にとどまって保守整備を行う。その後の研究航海については調

  • 流しアジ、上手にキャッチ!ペンギンのしぐさ♡人気 沼津・あわしまマリンパーク【動画あり】

     沼津市内浦重寺のあわしまマリンパークで、ケープペンギンに餌のアジを流しそうめんのように与える夏恒例イベント「ペンギンの流しアジ」が来園者の人気を集めている。  20羽を超えるペンギンたちは、長さ約8メートルのアクリル製のといに沿って並んだ。水と一緒にアジが流れてくると、くちばしで上手にキャッチ。他が取り逃したアジを、といの先に置いたザルで待ち受けるペンギンもいた。  ことしは来園者がイベントに参加できる企画も用意した。家族連れらが流したアジにペンギンが食いつくと、来園者から歓声が上がった。  8月30日まで午前と午後の2回行う。担当者は「アジを横取りしたり、控えめに待っていたりと、動きから分

  • 夏の大輪、雨にも負けず 沼津でヒマワリ2万本見頃【動画あり】

     沼津市平沼の「浮島ひまわりらんど」で、約2万本のヒマワリが見頃を迎えている。梅雨の晴れ間となった22日、訪れた親子連れらが鮮やかな大輪の花を楽しんだ。  約3500平方メートルの休耕田に、浮島地区環境保全推進会が5月に植えた。同会によると、ことしは雨量が多い影響で生育が10日ほど遅く、今月末まで楽しめる見込みという。  富士市から2歳の娘と訪れた女性(33)は「いい天気で気持ちよかった。やっと夏が来たと感じる」と笑顔を見せた。  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントの実施や撮影台の設置は中止した。花畑や浮島地区の景観をテーマにしたフォトコンテストは例年通り実施する。

  • 涼しげ♪ 江戸風鈴300個参道彩る 袋井・可睡斎 22日は「大暑」【動画あり】

     22日は二十四節気の大暑。暦の上では1年のうち最も暑い時期とされる。静岡県内は前線が南下した影響で、各地で梅雨の晴れ間がのぞいた。静岡地方気象台によると、予想最高気温はおおむね平年並みで、浜松32度、静岡、三島で30度。  袋井市久能の可睡斎では、約300個の江戸風鈴が参道を彩り、涼しげな音色で参拝者を迎えている。古来、魔よけにもなると言われている風鈴の音。新型コロナウイルス感染拡大の影響で恒例の「遠州三山風鈴まつり」が中止になり、「疫病退散を願い、一息つける空間に」との思いで展示した。8月31日まで。

  • 甘みたっぷり蜂蜜 牧之原の養蜂場、採蜜の季節到来【動画あり】

     静岡県の「ふじのくに新商品セレクション2019」で最高金賞を受賞した蜂蜜を手掛ける牧之原市の河村養蜂場(河村充代表)で、採蜜シーズンを迎えている。  6~8月に採取した蜜を月替わりで瓶詰めする「牧之原市発ブランドはちみつ ハニーボーイシリーズ」を生産。7月上旬の蜜源はクロガネモチなどで6月に比べ甘みが強くなる。  河村代表はミツバチが貯蜜する板を一つ一つ巣箱から取り出し、蜜のたまり具合などを確認する作業に汗を流している。

  • カイコ育てて、繭作り 磐田・竜洋昆虫自然観察公園【動画あり】

     磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園で、カイコが順調に育っている。卵~成虫を飼育しているほか、繭から絹糸も採取していて、体験教室なども企画している。  展示や昆虫教室での教材用に毎年6月ごろから飼育を始める。卵からかえった幼虫にエサの桑の葉を与えると、3~4週間で繭を作る。  同公園では7品種のカイコを飼育していて、繭の色は白や黄、オレンジなど品種によって異なる。1個の繭から約1・5キロメートルの絹糸が取れるという。  同公園職員の柳沢静磨さん(25)は「桑の葉があれば飼育は簡単。カイコを通じて養蚕などの伝統産業にも触れてほしい」と話した。

  • フィンランド発祥「モルック」に挑戦 浜松・水窪小【動画あり】

     浜松市天竜区水窪町の市立水窪小の児童が、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を楽しんでいる。  7月上旬に地元の建設業者から競技用具が寄贈された。木製の棒を投げて点数の書かれた木のピンを倒し、得点を重ねて50点ちょうどを目指す。ピンははじかれた先に再び立てられ、50点を超えると25点に減点される。  児童たちは学年の枠を超えてチームを作り、点数計算で頭を使いながら楽しそうに交流を深めている。

  • 清流に白い花 ミシマバイカモ見ごろ【動画あり】

     県の絶滅危惧種に指定されているミシマバイカモが三島市の「三島梅花藻の里」で見ごろを迎えている。  NPO法人グラウンドワーク三島が管理するバイカモの群生地。清流の象徴的な植物で、生育には水温や水流などの条件が必要という。市民らが清掃活動などを重ねている。  同所からミシマバイカモを移し替えた近隣の源兵衛川でも開花が始まっている。水面や水中に白くかわいらしい花が咲き、散策の人たちを楽しませている。

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