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夏の県民運動、交通事故を「ブロック!」 東レアローズ、川勝知事に宣言

 「夏の交通安全県民運動」が11日、静岡県内各地でスタート。県、市町、県警、関係機関・団体が連携し、20日までの10日間、交通事故防止に向けて広報活動や街頭活動を集中的に展開する。10日は県の交通安全広報キャラクターを務めるバレーボールVリーグ男子・東レアローズの選手らが県庁を訪れ、川勝平太知事とともに「交通事故をブロック」と力強く宣言した。

「交通事故をブロック」と力強く宣言する川勝平太知事(左から3人目)と東レアローズの選手ら=10日午後、県庁
「交通事故をブロック」と力強く宣言する川勝平太知事(左から3人目)と東レアローズの選手ら=10日午後、県庁

 共通重点は「子供と高齢者の交通事故防止」「自転車と二輪車の安全利用の推進」「飲酒運転の根絶」。このほか、各市町は情勢に応じて重点項目を設定した。東レアローズは本年度、各季の交通安全運動を中心に啓発活動を行う。
 県庁を訪れたのは星野秀知主将、富田将馬選手(三島市出身)、酒井啓輔選手(磐田市出身)、鈴木悠二選手(浜松市出身)、小林敦ゼネラルマネジャー。星野主将は「県民の模範となるよう意識して交通安全に貢献したい」と意気込みを語った。川勝知事は「オール静岡の体制で交通事故は減少傾向にある。交通事故で県民が負傷したり、命を失ったりすることを何とかブロックしたい」と強調した。
 県内で今年発生した交通事故は9日現在、前年同期比2607件減の1万358件で、負傷者は3633人減の1万3144人。一方、死者は5人増の56人。このうち高齢者が9人増の32人と過半数を占めている。

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