静波海水浴場、さがらサンビーチ今夏開かず 感染対策で史上初

(2020/5/15 08:28)
開場しない見通しとなった静波海水浴場の駐車場=14日午後、牧之原市静波

 静岡県を代表するビーチを有する牧之原市が、行楽客の安全確保と新型コロナウイルス感染拡大防止のため今夏は海水浴場を開場しない方針を固めたことが14日、市への取材で分かった。旧榛原、相良両町の合併前も含め、同市として史上初めて海開きがない夏を迎える見通しになった。
 15日に開催される県対策本部の本部員会議の結果を踏まえ、同日中にも正式決定する。
 例年、静岡県内で最も早い6月30日と7月1日に海開きを迎える静波海水浴場とさがらサンビーチの開場を取りやめる。海の事故に対する安全確保が難しい見通しであることが大きな理由。夏休み中の県内大学生がライフセーバーとして例年活動しているが、感染症の影響で学生が訓練を受けられず、夏休みが短縮される可能性もあることから、確保できるか不透明な状況になっているという。
 県内外から不特定多数の行楽客が訪れ、海の家では飲食を伴うことから、新型コロナウイルス感染防止策を徹底することも困難と判断。県外からの来訪禁止措置も難しいという。
 静波、さがらの合計入り込み客数は、2019年は19万7千人、18年は43万9千人。死亡事故は2000年からゼロを継続している。杉本基久雄市長は取材に対し「従来の安全確保ができない。断腸の思いだが、やむを得ない」と述べた。

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