南海トラフ沿い「特段の変化なし」 気象庁

(2020/9/8 08:47)

 気象庁は7日、静岡県を含む南海トラフ沿いの8月以降の地震、地殻活動に関し、「大規模地震発生の可能性が高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」とする「南海トラフ地震関連解説情報」を発表した。
 8月2日から8日に東海、同23日から27日に紀伊半島中部~西部などで微少な揺れとわずかな地殻変動を観測した。いずれも想定震源域のプレート境界深部で発生した短期的ゆっくり滑りによると推定し、「従来からも繰り返し観測されてきた現象」と判断した。
 2019年中頃から志摩半島で観測されている長期的ゆっくり滑りに起因するとみられる地殻変動は、「最近は停滞しているように見える」と評価した。
 同日の南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会の定例会合は、新型コロナウイルス感染症対策のためテレビ会議形式で開催した。

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