避難所「密」防ぎ設営、感染者の隔離方法確認 函南町が防災訓練

(2020/6/8 11:30)
住居スペースを離しながら開設した避難所訓練=函南町立丹那小

 函南町は7日、新型コロナウイルスの感染予防も踏まえた土砂災害の防災訓練を町立丹那小体育館などで実施した。受け入れ人数を半分に減らした上で避難世帯などで区切る住居スペースの距離を離すなど、「密」を防ぎながら安全を確保する避難所設営に取り組んだ。
 前日深夜からの累積雨量が200ミリを超え、今後も30ミリ以上の降雨が予測される―との想定。土砂災害の危険性が高い丹那地区では、町役場の災害警戒本部から指示を受けた職員が同校で避難所の開設に取りかかった。新型コロナ感染防止のため体育館の受け入れ人数は90人から45人に減らし、段ボールで区切る住居スペースは2メートル間隔で設置した。
 入り口には非接触体温計などを配備し、職員が避難者役の体温や体調を確認した。発熱者がいれば校舎の正面玄関から1階へ、濃厚接触者は校舎の裏口から2階へ誘導し、健常者も妊産婦などの要配慮者は区別して案内した。感染防護服の脱着や廃棄の方法も確認した。
 町の担当者は「受け入れ人数を減らした分、ほかの避難所をどう確保するかが課題になる」と話した。

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