避難所クラスター防げ、コロナまん延期の台風想定訓練 藤枝

(2020/5/26 11:05)
新型コロナウイルス感染拡大状況下を想定した避難所開設訓練で検温作業を行う市職員ら=25日午後1時半ごろ、藤枝市の生涯学習センター

 藤枝市は25日、新型コロナウイルス感染拡大状況下で風水害を想定した避難所開設訓練を同市の生涯学習センターで実施した。出水期を前に、避難所でのクラスター(感染者集団)発生防止に向け受け入れ手順を確認した一方、避難者が押し寄せた場合に対応などに課題が浮上した。
 コロナまん延期に大型台風が接近し、避難所を開設したとの想定。マスクやゴーグルを着用した市職員が建物入り口で検温や問診を行い、発熱など感染の疑いがある避難者は屋外階段を使うなど動線を分け別室に誘導した。通常の避難者が生活する1階ホールではワンタッチ式のパーティションを配置し、避難所内が3密にならないかも確かめた。
 市はプライバシー保護の観点から既に間仕切りの導入を進めているが、避難者の間隔を一定程度開けようとすると収容できる人数が減るため、各避難所の受け入れ可能人数の見直しも求められる。感染対策として避難所に必要な体温計や消毒液などの配備も急ぐ。
 小西裕充危機管理監は「一斉に避難者が来た際に、大雨なら屋外での検温も難しくなる。避難すべき人が躊躇(ちゅうちょ)して逃げ遅れることを防ぐため、態勢を早急に整えたい」と述べた。

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