ドクターヘリ広域連携で8県協定 静岡県西部対象、災害時派遣

(2020/4/2 07:57)

 静岡県は1日までに、大規模災害時のドクターヘリ広域連携に関する基本協定を、中部ブロックの8県や各県の基地病院と締結した。本県では志太榛原以西の県西部が対象地域となる。聖隷三方原病院(浜松市北区)が、被災地への迅速な応援派遣や応援によりヘリが不在となる地域の穴埋め支援などを調整する「連絡担当基地病院」となった。締結は3月27日付。
 協定は、2016年度に国が大規模災害時のドクターヘリ運用体制構築の指針を策定したことを受けて締結した。東日本大震災などの際、全国規模の運用体制がなかったため、被災地へ応援に駆け付けたヘリの指揮系統に課題が生じた経験を踏まえ、全国を10ブロックに分けて体制整備が進められている。
 中部ブロックは本県のほか、富山、石川、福井、長野、岐阜、愛知、三重の各県。現在、8機のヘリを運航している9病院と、21年度に導入を予定している1病院も協定に加わる予定。連絡担当基地病院となった聖隷三方原病院は中部ブロックの中で運航経験が最も長い。病院間や被災県の災害対策本部などとの連絡調整を担う。
 また、静岡市以東の県東部地域は、東京都と神奈川、山梨両県を含む関東中央ブロックでの体制整備を検討している。

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