J1清水 権田選手と滝選手 熱海の多賀小、桃山小で夢教室
熱海市の多賀小と桃山小で9日、サッカーJ1清水エスパルスの権田修一選手と滝裕太選手を講師に招いた「夢教室」が行われた。両選手が夢をかなえるために努力してきたことや挫折を乗り越えてきた時のエピソードを紹介した。

多賀小では5、6年計約120人が、授業で使っているタブレット端末で事前に質問事項を送り、両選手が答えた。ゴールキーパーの権田選手は「昨日の自分より成長したいという気持ちを持ち続けている」と語った。滝選手は悔しい思いをした時に「初心に帰ることが大切」とアドバイスした。児童はボールをリフティングしたりパス交換を体験したりして選手と交流を深めた。
夢教室は、同市伊豆山の大規模土石流で義援金を寄付したエスパルスが地域貢献を続けようと、市教委に打診。市内小中学校にタブレット端末を納入しているNTTドコモの協力を得て実施した。