避難所、世帯ごとに区切る訓練 函南【地域防災の日】
地震などの大規模災害を想定した地域防災訓練が5日、静岡県内各地で行われた。函南町は函南中を主会場に指定避難所の開設と運営訓練に取り組んだ。情報伝達や観光客の避難誘導も各地で行い、町職員ら130人が参加した。

避難所の設営では、感染症対策として体育館に避難世帯ごとのパーティションを設置した。要配慮者と一般避難者に分けて2カ所の避難場所を用意し、密にならないよう2メートル間隔で置いて受付から誘導までの流れを確認した。要配慮者にはパーティションの下に体育で使うマットを敷くなど、少しでも負担を減らす工夫を考えた。
大型テントの設置や給水訓練にも取り組んだ。