⚽清水エスパルスJ1残留決定 最終節勝利 セレッソ大阪に2-1
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは4日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた今季リーグ最終戦でセレッソ大阪を2-1で下し、J1残留を決めた。敗れた場合にJ2降格の可能性があったが、踏みとどまった。

清水は前半終了間際に同点に追い付くと、後半6分に西沢健太が決勝点を挙げた。11月から指揮を執る平岡宏章監督がチームを立て直し、下位4チームが降格する過去にない厳しい残留争いを乗り切った。年間順位は14位。
J2ジュビロ磐田がJ1昇格を決めていることから、来季は3年ぶりにJ1で静岡ダービーが実現する。
②アイスタ(1勝1敗)▽観衆9668人
清水 10勝12分け16敗(42) 2(1―1 1―0)1 C大阪 13勝9分け16敗(48)
▽得点者【清】鈴木義(2)西沢(2)【C】OG
【評】清水は逆転でC大阪を振り切った。
主導権を握りながら前半35分、CKからC大阪のシュートがオウンゴールにつながり失点。しかし終了間際、西沢のFKを鈴木義が押し込んで追い付いた。
後半6分には西沢がミドルシュートを突き刺して勝ち越しに成功。流れを渡す時間帯もあったが、31分にはC大阪の大久保のヘッドを権田が右手一本でかき出した。最終盤には最終ラインに5人を並べて守り切った。