函南町 5カ所でブロック懇談 町長らと意見交換
函南町はこのほど、10月末から続けていたまちづくりブロック懇談会の全日程を終了した。町内5カ所の全小学校区ごとに開催し、地域の役員が地元の課題について仁科喜世志町長ら町の幹部と意見交換した。

桑村小校区の懇談会では熱海市の大規模土石流を受けて町の規制強化を求める声が上がった。夜中から未明にかけて出入りするダンプカーが目撃されているとし、町はパトロールをしながら違法な盛り土への警戒を強めているという。高齢化対策としてJR函南駅前の開発推進を求める住民に対しては周辺に平場がないなど開発が難しい現状について説明した。
このほか他地区では町内で進んでいる大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画に対する不安などさまざまな課題解決に向けた要望が寄せられた。