特別支援学校生の製品販売 函南・道の駅、20日から福祉イベント
静岡県東部の特別支援学校などが参加する福祉イベント「エス・ウェル・フェス」が20、21の両日、函南町の道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」で開かれる。19日には東部特別支援学校(伊豆の国市)の生徒が訪れ、販売する自作のメモ帳とブローチ、ヘアゴムを納入した。

メモ帳は道の駅のマスコットキャラクター「マモリくん」にちなんでカッパのイラストを表紙に描き、地元特産のスイカや酪農、畑毛温泉などと一緒にデザインした。ブローチとヘアゴムはガラスを溶かして富士山の形に仕上げた。道の駅を訪れた高等部3年の土屋愛美さん(17)は「長年作ってきた製品なので自信作。多くの人が手に取ってくれるとうれしい」と話した。
会場では特支5校による展示会も行い、陶器や木工作品などを紹介する。ボッチャ体験、農福連携マルシェなども予定している。