静岡の伝統工芸学ぶ 中島小児童が課外授業
静岡市駿河区の中島小の児童が17日、同区の静清信用金庫西脇支店で開かれている伝統工芸品展「静岡『匠(たくみ)』の技」を訪れ、課外授業を受けた。同校4年生約60人が同市の伝統工芸について学んだ。

会場に並ぶのは、駿河漆器や賤機焼、駿河蒔絵(まきえ)など。児童たちは工芸品の制作過程を映像で見たり、静岡特産工業協会員から説明を受けたりと、地元の伝統工芸文化の知識を深めた。
4年の杉本稜央さん(10)は「一つ一つが人の手で作られてるのがすごい。自分も作ってみたいと興味が湧いた」と話した。
作品展は同信用金庫が店舗を構える県中部地区の32支店を巡回して開催されている。同支店では19日まで。